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第25話 外出禁止令
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翌朝、兄様に、今日も赤い石のところに行きたいと言ったら、首を横に振られた。
えー?
「昨日の事があったからね。今日は、念の為でかけないように父様から言われてるんだよ。」
「そんなー。明日は大丈夫?」
「そうだね。公園だけならいいッて言われるかもしれない。父様に聞いてみるよ」
外出禁止令が出てしまった。
しかたないから、魔道具のデザインでも考えよう。
プティが教えてくれるみたいに、魅了をレジストできたことも分かるように出来たらいいかな。
いつも身に付けていられるものがいいよね。ネックレスか腕輪かな。
プティグッズにしようかな。猫デザインで、父様とか身につけてくれるかな。
あれこれと考えていたら、結構あっという間に時間が経った。
午後になって、叔父様が訪ねてきた。
僕は叔父様の姿を見て、駆け寄った。
「叔父様!大丈夫だった?」
叔父様に抱きついてみたけど、特にプティの声は聞こえなかった。
「大丈夫だよ。昨日は色々あって大変だったね」
叔父様は僕を抱え上げて、ソファーに座り、僕を叔父様の膝の上に座らせた。
「昨日のお店は、売っていたものを調べないといけなくなったから、しばらくお休みになると思うけれど、
お店が再開しても、大丈夫だとわかるまでは、行ってはいけないだよ。」
「営業停止ってこと?」
「難しい言葉を知っているね。そうだね。」
「あの女の人は?」
「それは、今調査中のようだよ」
魅了の魔法を使う事は、この国では禁止されているから、あの女性は違反をしていた疑いがあるってことで調査をしているそうだ。
父様と兄様が部屋に入ってきた。
叔父様が兄様に笑いかける。
「ケニー、気分はどうだい?」
「大丈夫です。ご心配をおかけしました。今朝念の為、もう一度聖水を飲んでおきました」
兄様はちょっと心配そうに言った。
「王都はちょっと怖いと思いました。街ですれ違うだけで、あんな風になるなんて」
「魅了魔法は禁止されているから、街中が危険というわけではないよ。でも、今は出回ってしまっている可能性があるから、気をつけた方がいいだろうね」
「毎日聖水を飲みますよ!」
兄様がそういうと、父様がははは、と笑った。
「聖水は、手配しておくから安心しなさい」
「聖水って教会で買うの?」
「そうだよ。今回の事が、噂になると、買う人が増えて手に入りにくくなるかもしれないが、常備してあるものもあるから心配はいらないよ」
「そうなんだね」
教会は聖水をどうやって用意してるのかな。光属性魔法かな。あれ?
「ねえ‥、聖水を作るのって光属性魔法なのかな」
僕がいうと、父様は、ちょっと考えた様子だった。
「そうだね。光属性魔法だと思うけれど。ソーマは心配しなくても大丈夫だからね」
聖水作ってみようとか無理しないようにって、念を押されてしまった。光属性魔法は使わないようにいわれているしね。
まあ、聖水が手に入らないとかになってから、考えよう。
叔父様は、僕たちの様子を見に来ただけだったみたいで、
お茶をしてお話を少ししたら、帰っていった。
昨日、僕と兄様がお茶屋さんで買った、お茶とお菓子を出したら美味しいっていってくれたよ。
えー?
「昨日の事があったからね。今日は、念の為でかけないように父様から言われてるんだよ。」
「そんなー。明日は大丈夫?」
「そうだね。公園だけならいいッて言われるかもしれない。父様に聞いてみるよ」
外出禁止令が出てしまった。
しかたないから、魔道具のデザインでも考えよう。
プティが教えてくれるみたいに、魅了をレジストできたことも分かるように出来たらいいかな。
いつも身に付けていられるものがいいよね。ネックレスか腕輪かな。
プティグッズにしようかな。猫デザインで、父様とか身につけてくれるかな。
あれこれと考えていたら、結構あっという間に時間が経った。
午後になって、叔父様が訪ねてきた。
僕は叔父様の姿を見て、駆け寄った。
「叔父様!大丈夫だった?」
叔父様に抱きついてみたけど、特にプティの声は聞こえなかった。
「大丈夫だよ。昨日は色々あって大変だったね」
叔父様は僕を抱え上げて、ソファーに座り、僕を叔父様の膝の上に座らせた。
「昨日のお店は、売っていたものを調べないといけなくなったから、しばらくお休みになると思うけれど、
お店が再開しても、大丈夫だとわかるまでは、行ってはいけないだよ。」
「営業停止ってこと?」
「難しい言葉を知っているね。そうだね。」
「あの女の人は?」
「それは、今調査中のようだよ」
魅了の魔法を使う事は、この国では禁止されているから、あの女性は違反をしていた疑いがあるってことで調査をしているそうだ。
父様と兄様が部屋に入ってきた。
叔父様が兄様に笑いかける。
「ケニー、気分はどうだい?」
「大丈夫です。ご心配をおかけしました。今朝念の為、もう一度聖水を飲んでおきました」
兄様はちょっと心配そうに言った。
「王都はちょっと怖いと思いました。街ですれ違うだけで、あんな風になるなんて」
「魅了魔法は禁止されているから、街中が危険というわけではないよ。でも、今は出回ってしまっている可能性があるから、気をつけた方がいいだろうね」
「毎日聖水を飲みますよ!」
兄様がそういうと、父様がははは、と笑った。
「聖水は、手配しておくから安心しなさい」
「聖水って教会で買うの?」
「そうだよ。今回の事が、噂になると、買う人が増えて手に入りにくくなるかもしれないが、常備してあるものもあるから心配はいらないよ」
「そうなんだね」
教会は聖水をどうやって用意してるのかな。光属性魔法かな。あれ?
「ねえ‥、聖水を作るのって光属性魔法なのかな」
僕がいうと、父様は、ちょっと考えた様子だった。
「そうだね。光属性魔法だと思うけれど。ソーマは心配しなくても大丈夫だからね」
聖水作ってみようとか無理しないようにって、念を押されてしまった。光属性魔法は使わないようにいわれているしね。
まあ、聖水が手に入らないとかになってから、考えよう。
叔父様は、僕たちの様子を見に来ただけだったみたいで、
お茶をしてお話を少ししたら、帰っていった。
昨日、僕と兄様がお茶屋さんで買った、お茶とお菓子を出したら美味しいっていってくれたよ。
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