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第7章 瑛太3
第120話 圭のガイドノートと異世界を歩む
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魔力の使い切りというのをやってみようかなと思いながら、圭の異世界ガイドノートのページをめくった。少し大きめのフォントで書かれた文字が目に飛び込んで来た。
『あ、大抵の場合は魔力を使い切るとぶっ倒れるよ。気をつけてね。体力使い切ったみたいな感じだと思うよ。』
危ないじゃん!今早朝だぞ。危うく朝っぱらからぶっ倒れるところだったよ。
『使い切った魔力は一晩寝たら回復される場合が多いけど、何日もかかるケースもあるよ。一晩寝たら、ってゲームみたいだよね。』
そうだったらゲームみたいだと思うけど‥‥。一晩で回復できるのかはやってみないとわからないし。あー、魔力が増えたとかどうやったら分かるんだ?ステータス見えないのに。
『魔力量をステータスで確認出来ない場合はね。決まった魔法を何回使えるかでカウントするっていう方法もあるよ。
でも、日中に他で魔法使ってたりすると、分かり難いよね。何日かやってみたらわかるかもね。』
俺が、ステータス見れないって考えてたの聞いてた?‥‥確かに決まった魔法をつかってカウントする方法もあるか。
でもそもそも、俺魔法というほどのもの使えないよな。属性ってのもわからないし。
『もし寝る前に魔力を使い切るために魔法を使うなら、火魔法はあぶないからやめたほうがいいよ。火事になっちゃうとね、魔力増やすどころか、家がなくなっちゃうからね。』
火魔法とか確かに危なそうだよな。そうすると火の属性しかない場合は、寝る前に外にでて魔力使い切るのか‥‥。
『水魔法も水浸しになったりして、下の階から苦情がくるかもしれないから要注意だよ。そうなると魔力そのものを使うか属性なしの魔法が良いと思うんだ。』
属性なしの魔法?
『サイコキネシスとか物を動かすのって火だとか風みたいな属性ないっぽいよね。あんな感じ。シンプルな魔力の固まりとかを作るのでもいいと思う。』
なるほど、さっきみたいなやつか‥‥。
『身体強化とかも属性がなさそうだけど、寝る前にめっちゃ筋トレする人みたいになっちゃうから、気をつけてね。』
高速でスクワットしているような場面を想像して、笑いをこらえる。
カタッ。尾市さんのベッドの方から音がした。寝返りを打ったみたいだ。そろそろ起きてくる時間か。
異世界ガイドノートを閉じて、鞄に閉まった。
なんというか圭とおしゃべりでもしていたような気分だな。
本当は、圭が異世界の事を熱く語ってたとき、もっとちゃんと話しを聞いていればよかったんだけど。まあ、今となっては仕方ないか。
圭の魔法の考察とかはこの世界に適用される話なのかは正直分からない。
でも魔法以外の、パン作りだとか技術的な事とかは,この先この世界に長くいなければならない状況なら有益な知識ばかりだ。
携帯の電源を入れる。写真フォルダを開いて圭と映っている写真をタップした。
「圭、ありがとう。今日も頑張るよ。」
バッテリーは節約しなきゃ行けない事は分かってるけど、時々見る位はいいよね。
写真の中の圭は異世界の事を語っている時見たいに楽しそうに笑っていた。
『あ、大抵の場合は魔力を使い切るとぶっ倒れるよ。気をつけてね。体力使い切ったみたいな感じだと思うよ。』
危ないじゃん!今早朝だぞ。危うく朝っぱらからぶっ倒れるところだったよ。
『使い切った魔力は一晩寝たら回復される場合が多いけど、何日もかかるケースもあるよ。一晩寝たら、ってゲームみたいだよね。』
そうだったらゲームみたいだと思うけど‥‥。一晩で回復できるのかはやってみないとわからないし。あー、魔力が増えたとかどうやったら分かるんだ?ステータス見えないのに。
『魔力量をステータスで確認出来ない場合はね。決まった魔法を何回使えるかでカウントするっていう方法もあるよ。
でも、日中に他で魔法使ってたりすると、分かり難いよね。何日かやってみたらわかるかもね。』
俺が、ステータス見れないって考えてたの聞いてた?‥‥確かに決まった魔法をつかってカウントする方法もあるか。
でもそもそも、俺魔法というほどのもの使えないよな。属性ってのもわからないし。
『もし寝る前に魔力を使い切るために魔法を使うなら、火魔法はあぶないからやめたほうがいいよ。火事になっちゃうとね、魔力増やすどころか、家がなくなっちゃうからね。』
火魔法とか確かに危なそうだよな。そうすると火の属性しかない場合は、寝る前に外にでて魔力使い切るのか‥‥。
『水魔法も水浸しになったりして、下の階から苦情がくるかもしれないから要注意だよ。そうなると魔力そのものを使うか属性なしの魔法が良いと思うんだ。』
属性なしの魔法?
『サイコキネシスとか物を動かすのって火だとか風みたいな属性ないっぽいよね。あんな感じ。シンプルな魔力の固まりとかを作るのでもいいと思う。』
なるほど、さっきみたいなやつか‥‥。
『身体強化とかも属性がなさそうだけど、寝る前にめっちゃ筋トレする人みたいになっちゃうから、気をつけてね。』
高速でスクワットしているような場面を想像して、笑いをこらえる。
カタッ。尾市さんのベッドの方から音がした。寝返りを打ったみたいだ。そろそろ起きてくる時間か。
異世界ガイドノートを閉じて、鞄に閉まった。
なんというか圭とおしゃべりでもしていたような気分だな。
本当は、圭が異世界の事を熱く語ってたとき、もっとちゃんと話しを聞いていればよかったんだけど。まあ、今となっては仕方ないか。
圭の魔法の考察とかはこの世界に適用される話なのかは正直分からない。
でも魔法以外の、パン作りだとか技術的な事とかは,この先この世界に長くいなければならない状況なら有益な知識ばかりだ。
携帯の電源を入れる。写真フォルダを開いて圭と映っている写真をタップした。
「圭、ありがとう。今日も頑張るよ。」
バッテリーは節約しなきゃ行けない事は分かってるけど、時々見る位はいいよね。
写真の中の圭は異世界の事を語っている時見たいに楽しそうに笑っていた。
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