あなたの愛など要りません
お前を愛することはない、ですって?
ラシェルは微笑みを浮かべて夫を見つめ返した。
勝ち誇った顔で何を言っているのです?
あなたの愛など要りません。
二度目の人生、私は大切なものをもう二度と間違えたりはしない。
一度目の人生の話では、主に夫の行動で不快な描写がありますのでご注意ください。
ラシェルは微笑みを浮かべて夫を見つめ返した。
勝ち誇った顔で何を言っているのです?
あなたの愛など要りません。
二度目の人生、私は大切なものをもう二度と間違えたりはしない。
一度目の人生の話では、主に夫の行動で不快な描写がありますのでご注意ください。
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冬馬先生、お久しぶりです(*´꒳`*)
更新ありがとうございます🥰
変ドリックがいなくなってからのお話しなのに、変ドリックが主役みたい🤭姪に叱られる変ドリック😂娘に良い所がないと思われる変ドリック😂アリーには強い所しかないみたいに言われる変ドリック🤣
変ドリックが何だか可愛く思えて来ました←私ヤバいですか?🤣
コミカライズおめでとうございます㊗️読んで来ました👍🏻ラシェルがかっこ良く美しい🥰ランス可愛い❤️めちゃくちゃ良かったです✨コミカライズの続きも楽しみです👍🏻
お久しぶりです。感想ありがとうございます。
コミックスの方も読んでくださっているとのこと、とても嬉しいです。
水鏡編は、ヘンドリックが水を通して見ている世界なので、あちらこちらにヘンドリックの匂いがしますね。
娘に大丈夫な人なのかと心配され、姪に変人と呆れられ、息子や元妻にはいまだに愛していなかったと誤解されているヘンドリック。しかもヘンドリック本人も誤解したままという(-。-;
少しずつ心のひびがふさがってきているヘンドリック。生まれ直しの時点ではどうなっているでしょう。
大変丁寧なお返事をありがとうございます!
お返事を頂けるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。
やはりラシェルはキンバリーに対して恋はしていなかったのですね。
小説を読み終わった後、私の解釈が間違っているのかな…?いやでも…と悶々としていたので、スッキリしました。
ありがとうございます。
ヘンドリックについては、作者様の仰っていること、すごく良く分かります。
私はヘンドリックのハッピーエンドを願いながら読んではいたのですが、実のところあそこまで拗れた彼がすんなり上手くいくとは到底思えず、想像がつきませんでした。
そしてだからこそ余計に、どうにかハッピーエンドにならないかな…と思ってしまったのです。笑
生まれ直しの世界についてのお話を書くかどうか迷っているとのことですが、それはヘンドリックらしさが大分なくなったお話になってしまうからでしょうか?
もしそうなのでしたら、そこはそれほど気になさる必要はないかと思います。
というのも、読者からの意見を言わせて頂けるのであれば、ヘンドリックらしさがなくなった彼を見られる方がむしろ嬉しいからです。
それは彼の心のひびが塞がってきているということですから。
心のひびが塞がった本来の彼はどういう人なのか。どんな風に人と関わり、どんな人生を歩むのか。
ヘンドリックの幸せを願う読者なら、そんな風に思うと思うのです。
今はまだ構想だけとのことですが、それでも生まれ直したヘンドリックが最後に幸せを掴むと聞けて、少し救われた気持ちになりました。
ありがとうございます。
もし生まれ直したお話を書かれることがあれば、生まれ直し編とお知らせして頂ければ嬉しいな、と思います。(その人物がヘンドリックだと分かった上で読みたいです)
アリーとヘンドリックについては、読んでいる間、どうして二人は友人になれなかったのだろう?友人関係の方がぴったりくるのに…と思っていました。
てっきりヘンドリックに異性と友人になるという考えがなかったのかな、と思っていたのですが、アリーが特殊な環境にいたから、ということなのですね。なるほど。
長々とした感想を読んで下さり、本当にありがとうございました。
とても面白い小説だったので、感想を書かずにはいられなかったのです。
水鏡編、楽しみにしています。
こちらこそ熱のある感想をありがとうございました。
ラシェルは、巻き戻りの後はランスロットの幸せの為に常に理性で制御する生き方を送る決心をしたので、キンバリーに対する気持ちも無意識のうちに制御していたと思われます。
なので、ラシェルの中でキンバリーは確かに敬愛する人でしたが、恋には至りませんでした。もしかしたらラシェルの心の中には恋の卵がかえらずに残っているかもしれませんね。
ヘンドリックの生まれ直しについて、読者さま視点を教えてくださり、ありがとうございました。
なるほどと目から鱗です。
参考にさせていただきますね。
>>『伯父様は女性を見る目がないと思うの』
ミルちゃん………全くその通り!!(;^ω^)
正論過ぎて、ぐぅの音出ないねぇ…ヘンドリックさんよw
ヘンドリックはどんな顔をしてたんでしょうね?(๑・̑◡・̑๑)
コミックから小説に来ました!
更新ありがとうございます。次回の更新をお待ち申し上げます。^_^
こちらもお読みいただき、ありがとうございます♪
※文字数制限のため、途中で分けて送っています。
アリーについては、彼女がどういう人かうんぬんよりもまず、ヘンドリック以外に彼女を助けてくれる人がいなかったことが不幸だったなと思います。
誰にも頼れず、生きることだけで精一杯だった彼女の状態を考えれば、唯一助けてくれるヘンドリックのそばに出来る限り居続けたいと思ってしまうのは、ある意味仕方のないことのように感じます。
それにアリーとヘンドリックの関係は、アリーが一方的にヘンドリックから搾取をしているのではなく、ヘンドリックもまた彼女から自分らしくいられる時間、心の安らぎを得ていました。
二人の関係は生きるために必要なもの(アリーにとっては物資的なもの、ヘンドリックにとっては精神的なもの)をお互いに与えあい助け合っていた関係であり、切実さを感じさせるものでした。
この物語は母と子の物語として読めば、ヒーローはキンバリーでハッピーエンドです。
しかしラシェルの恋物語として読めば、ヒーローはヘンドリックでバッドエンドです。
同じ物語でも読み方が違えば受ける印象もがらりと変わり、さすがよく考えられたお話だなと思いました。
この物語を読み終えて最終的に思ったことは、ラシェルとランスロットの親子が幸せになれて良かったけれど、ラシェルとヘンドリックの夫婦が幸せになる姿を見たかった……でした。
物語の最後で来世が示唆されていましたが、続きはあるのでしょうか?
もし続きがあるのなら、どうか今度こそはラシェルとヘンドリックの恋が成就し、二人が幸せになれるようにと願ってやみません。
アリーについては、以前に別の読者さまへの返信コメントでも書きましたが、アリーとヘンドリックは性格的に合うタイプで、同性同士だったら友人になっていたと思います。そして、ヘンドリックの初めての友だちができていたかもしれません。
異性だったから、そしてアリーが特殊な環境にいたから、愛人関係になってしまいましたが、もしアリーが普通の境遇の女の子だったら異性間の友情が成り立った珍しいケースになったかも。
ラシェルとヘンドリックは、異性として出会わなければ関わることもない二人でした。ラシェルの心が壊れてしまうほど、ヘンドリックが魔女と警戒するほど、惹かれあってしまう二人です。
そもそもヘンドリックに心のひびがなければ、スピード婚でラブラブカップルになっていたのでしょうが、いかんせん拙作のタイトルが『あなたの愛など要りません』なので、そんな展開がある筈もなく、ヘンドリックのハッピーエンドを願ってくださっていた方には申し訳ない結末になってしまいました。
拙作をこんなに深く読み込んでくださったこと、登場人物を思いやってくださったこと、改めて感謝します。
※文字数制限のため、途中で分けて送っています。
そもそも、ラシェルがやり直した世界は幸せなものではありましたが、彼女にとってのベストな世界ではなかったように思います。
彼女が一番幸せになれたであろう世界は、ヘンドリックを愛し、彼から愛され、子供を虐待することなく、恋も幸せな家庭も得られる世界だったのではないかなと思います。
ラシェルとヘンドリックは最初から両思いだったのですから、そうなれる可能性があったのに、そうはなりませんでした。
それは一度目の人生ではヘンドリックが、そして二度目の人生ではヘンドリックとラシェルの両方が自分の人生から恋を排除したせいです。
上手くかみ合わないことばかりだった二人が、自分の恋に関してだけは同じ選択をし、上手くかみ合ったことを考えると、かみ合うべきところはそこじゃない……と思わずにはいられません。
次はヘンドリックについて。
彼は物語が進む間中、ひたすら可哀想で胸が痛みました。
自分の感情が分からないから、自分の取るべき行動が分からない。
分からないから社会や両親から教えられた「正解の形」に自分を合わせようと行動をするのに、何故か間違った結果になってしまう。
彼なりに精一杯頑張っているのに報われない姿は、読んでいて本当に辛かったです。
二度目の人生でヘンドリックは離婚後、生き辛い人生の支えであり、よりどころでもあった剣を、一度目の人生のようにラシェルを斬ることがないようにと捨ててしまいます。
その行動に彼女への深い愛を感じずにはいられません。
それなのにヘンドリックは自分でも何故そのような行動をとるのか分からず、傍目からはただの不可解な行動に過ぎず、当然ラシェルにもその想いが届くことはありませんでした。
あまりにも切ないです。
ヘンドリックが幸せになりますようにと祈りながら読んでいたのですが、彼は最後まで不憫な人でした。
ランスロットとキンバリーについては、二人とも幸せになって良かったなと思いました。
やり直した世界はランスロットにとっておそらく一番幸せになれる世界でしたし(ラシェルとヘンドリックが上手くいった場合の世界でも、それなりに幸せになれたでしょうが、ヘンドリックはキンバリーほど上手くは父親役を果たせなかったでしょう)、キンバリーはラシェルたち親子にとって完璧なヒーローでした。
ヘンドリックについての感想もありがとうございました。
物語序盤では、全人類を敵に回したかのような嫌われっぷりの彼でしたが、言動の根幹にあるものについて明らかになるにつれ、ヘンドリックの幸せを望む読者さまも多くなり、ありがたく思っていました。
物語は書き手の気持ち次第で話が変わりますので、ヘンドリックのハッピーエンドも書けたのだと思います、たぶん。でも、私には書けませんでした。
いくつかパターンを想定して、こうしたらああしたらと考えてみましたが、一度回帰を経験したくらいで性格が直せるなら、これまでの失敗経験からとっくに出来ないところを直せている筈なのです。結局はバッドエンドに行きついてしまいました。
最初から相思相愛なのに、とことん幸せになれない二人ですね。
それでもヘンドリックを救済したくて、今、書いているのが水鏡編です。
長い年月をかけて心のひびをふさぎ、書籍巻末ではラシェルの死と同時に白の世界から飛び出して行ったヘンドリック。
実は設定では、この段階でも『ほぼ』ふさがった状態ですが、次の人生で幸せを掴むことは出来る筈です。
生まれ直しの世界についても、実は前々から構想はあるのですが、その話を書くかどうかは迷っています。
なにしろ心のひびがほぼふさがったヘンドリックは、いわゆるヘンドリック『らしさ』がかなりなくなっているので、もし書くとしても、生まれ直し編とはお知らせしないで書いた方がいいのかな、とか悩んだり。
書くか書かないかも決めていないので、はっきりしたことは申し上げられないのですが、構想段階では生まれ直したヘンドリックは最後に幸せを掴みます。
コミカライズと小説、どちらも購入し読み終わったので、感想を送りたいと思います。
感想を送るのは初めてなので、きちんと書けていなかったり、もし何か失礼な点があったらすみません。
あと、何だかものすごく長い感想になってしまい、文字数制限のため数度に分けて送ろうと思うのですが、ご迷惑にならないことを祈ります。
それではまずラシェルについて。
彼女がやり直した二度目の人生は、一見全てが上手くいったように見えるのですが、彼女の恋愛面に焦点を当ててみると、実のところ恋だけは一度目の人生でも二度目の人生でも上手くいかなかったのでは…?と思いました。
これは私の解釈が間違っているのかもしれません。
けれども二度目の人生の中で、ラシェルがキンバリーに恋をしていたようには感じられませんでした。
彼女はもともと心を病んでしまうくらい強烈に恋をする人です。
一度目の人生でヘンドリックを熱烈に求め、恋い慕ったような激情を、二度目の人生でラシェルがキンバリーに対して抱いているようには見えませんでした。
キンバリーへの気持ちも「大切」と思う場面はありますが、「好き」と思ったり口にしたりする場面はありません。
恋愛部分としては一番盛り上がるべきキンバリーへの告白も「(キンバリーが)出て行くのは寂しい、いてくれないと心細い」といったもので、恋心を告げるものではありませんでした。
ヘンドリックへの告白は「助けてもらったときからお慕いしていた」というようなハッキリとした愛の告白だったというのに。
一度目の人生で経験したヘンドリックからの仕打ちにより、二度目の人生ではラシェルが恋愛に消極的になっているという見方も出来ますが、それでも一度も好きだと思ったり言葉にしないのは、やはり違和感を覚えますし不自然な気がします。
ラシェルは二度目の人生の目的を、ランスロットを幸せにすることに定めたので、彼を虐待し不幸の原因となった恋というものを、二度目の人生ではすることが出来なかったのかもしれません。
そう考えると、結局のところラシェルが人生の中で恋をしたのは、ヘンドリックだけだったのではないかと思います。
二度目の人生でラシェルはキンバリーに愛され、ラシェルも彼を夫として家族として大切に思い、穏やかで幸せな結婚生活を送ることが出来ましたが、彼女の恋だけは成就せず、上手くいかないまま終わったのではないでしょうか。
心のこもった感想をありがとうございました。
そして、小説およびコミックスのご購入ありがとうございます。
物語への考察が鋭く、感想を読み進めていて作者としてとても嬉しくなりました。
そしてまずラシェルについての感想、その微妙なハッピーエンドについてはその通りかもしれませんね。
ヘンドリックに対して抱いた熱く身を焦がすような熱情はキンバリーにはなく、ひたすら穏やかな愛情と信頼の描写です。
それもまた一つの愛と呼ぶなら、キンバリーとも恋愛できたと言えるのかもしれませんが、恋ではないことは明らかです。とても理性的で、身を狂わせる要素は一切ありません。
巻き戻る前の死ぬ瞬間、そして巻き戻ったと自覚した時のラシェルの決意にあるように、人生の目的が『ランスロットを不幸にさせない』の一つに定められたので、まあ、当然と言えば当然の選択だったのかもしれません。
恋愛要素で自身の子の虐待に走ったラシェルですから、子どもを守りたいと思うなら恋の要素は人生から捨てなければならないですから。
キンバリーからアクションを取らなければ、再婚もなかったと思います。
夫婦になったとはいえ、その辺りの気持ちの温度差はキンバリーも気づいていたと思います。そして、それもひっくるめてラシェルを愛しました。
お久しぶりです✨😄
更新のお知らせたまたま確認したら、更新されていたので読ませていただきました✨✨
久々のこちらの更新嬉しいです✨
冬馬さまの新しい作品も読めてなくて、ずいぶん久しぶりになってしまいました( *・ㅅ・)*_ _))すいません💦
アリーとミラのその後ですね🤔
ミラは知らない父親のひととなりが気になってますね
😅
アリーの発言も読んでて同意してしまいました
周りの反応はそんな感じになるよなと😅
それを見てるヘンドリックの所、思わず笑ってしまいました
まだまだ、ヘンディのいる世界は続いて行くんですね
お久しぶりです。そして感想をありがとうございます。
今回は、アリーとミラの話でした。
ミラは、アリーとヘンドリックが実はけっこんしていないことを知らないので、少しばかりアリーとの間に認識の差があるのですが、たぶんアリーは最後までその辺りは話さないっぼいですね。
バームガウラス家の見張りがついているので、子育てに手を抜けないアリーです。まあ、そのお陰で命が保障されているので、ミラがちゃんと大人になるまで頑張ってほしいですね。(๑・̑◡・̑๑)
文字数足りなくて感想途中になってまだ続きあったんですが、寝落ちてしまって鋭い感想になってしまってすみません😅
アリーも子供の母親になって心境が変わった事も少しはあるのかな?
この先自分のしてきた事、人を不幸にしてしまった事に少し反省の気持ちがわいてくれたらいいなと思うし、少しでも子供に恥ずかしくない生き方をしてほしいなと思いました。
アリーの今までの生き方からして、仕方ない事かもしれないけど、子の親になるとまた心境も変わると思うし、同じ子を持つ母親である元妻にたいして、申し訳なかったなと少しは改心し成長した姿が見れたらいいなと思いました。
このお話ヘンドリックもそうだけど、アリーもまた何かが足りない人だからこそヘンドリックと相性が良かったのかな?と。
男同士だったら良い友達になれただろうし足りない者同士っていうのはすごく感じました。
人物の描写がしっかりしていて、すごくリアル。現実世界にもいますよね、アリーやヘンドリックみたいな人。
ヘンドリックは改心して生まれ変わるっぽい表現があったけど、アリーもまた子供を持って残りの人生で見つめなおして改心して、次の人生ではそれぞれが幸せになれたらいいねと思います。
アリーも子供を持って改心できないと子供をも不幸にしてしまいそうだし、子供ができてこそ毎日学びがあるから···だから、少しでもいいお母さんになってほしいです。
ヘンドリックを痴情に巻き込んでしまったのと同じように、人に恨まれる生き方は、アリー一人の時とは違って、その恨みが一緒にいる人にも向くって事ヘンドリックの時に学んだはずだから。
せめて残りの人生はちゃんとした母親として生きてほしいなと思いました。
人物考察が鋭いと思ったので、褒め言葉のつもりでした。よく登場人物の性格を把握してくださってるな、と。
アリーは、バームガウラス家の見張りがついているから、安易に楽な方向に逃げることができません。本人もそれをよく分かっているので、たぶんアリーは今が一番頑張っている時だと思います。
そういう意味では、エイダンが罰ゲームと称してバームガウラス家にアリーを向かわせたのはいい方向に働きました。(エイダンにそのつもりはありませんでしたが)
という訳で、アリーは強制的に頑張らなくてはいけない状況ではありますが、子ども好きの見張りから子育ての手助けも入るので、世の中のシングルマザーの方々よりずっと楽できていると思います。
見張りは、ミラは守りますが、アリーは守る対象ではないので、ミラにちゃんと母親できている限り、アリーの安全は保障されます。
アリーの価値観が歪んだのは生まれ落ちた環境が大きいですが、ミラを育てている間に、少しずつ考え方が修正されていくといいなと思います。
私はアリーどうしても無理かも。
アリーの本心がどうであれ、奥さんと子供いる人から父親を奪った事は本人に自覚がなくても違いないし、ヘンドリックが本当は妻に惹かれていた事に気付いていても諭す事もなく、離れようと思えばアリーの方から離れられたのに、結局身を引かなかったし、ヘンドリックの勘違いした気持ち利用し続けた事は事実。
一番はヘンドリック本人が悪いけど、こういう問題ってヘンドリックだけが悪いのか?とも思う。
アリーからすれば、結果的にヘンドリックといると都合がいいし、何も考えなくて済むし、生活の世話もみてくれるし、身を守ってくれるから便利で自分から手放さなかったんだと思う。
ヘンドリックに情がわいたのか愛があったのかはわかりたくもないけど。
お父さんには他に家庭があったの。
お母さんは奥さんと子供から父親を奪ったの····と子供に向かって胸張って言える?そういう事なんだよ?アリーのしてきた事は。
妻の気持ちは置いておいても、ヘンドリックがちゃんとした父親になる機会を奪ってしまったんだよ。きっと一度目の人生があるから和解は無理でも···父親になる事だけはできたかもしれない。
ヘンドリック本人が一番悪いとはいえ、世間からすればアリーが奪ったのも一緒だよ。
“ヘンドリックの幸せになれたかもしれない人生”もね。
相手に奥さんができた、子供ができた。本人は勘違いしている···わかっていたけどアリーは何もしなかった。
ヘンドリックが一緒に行くか?って聞いた時、自分といたせいで、全てを失ってしまったと思えば、情があっても一緒にいく事選ばないよ。情や愛情があるなら余計にね。
一緒に行く事選んだ時点でアリーを本気で軽蔑しました。
結果一緒に行った事でヘンドリックがアリーの痴情に巻き込まれて命落としたし、ヘンドリックにとってアリーに出会わなければ幸せな未来もあったのかもしれない。人間として足りないものがあったのだとしてもアリーとの出会いで人生狂ってしまったのかも。
でも、アリーと出会わなければヘンドリックが人として足りないものがあった事に誰も気づかなかったのかもしれないけど····出会わなければヘンドリックもあんな最後はむかえずに済んだのかもと思うと少しだけ気の毒に思う。
ヘンドリックの不幸の上のアリーの幸せを思うと普通なら父親の事子供には話せないと思う。
鋭いご考察をありがとうございます。
アリーは、ヘンドリックの強烈な個性の影で比較的安全圏に近いところに居ますが、彼女もかなり色々と問題ある人物ですよね。
アリーは、貧民街の最下層で育った弊害で、自分が生き延びること最優先の人です。
なので、倫理観、道徳感は、あけすけにはやりませんが「何それおいしいの?」的です。ただ、元からの性格破綻者ではなく、強欲とまではいかないので、生存が確定した状況では程々のところで満足します。
そんなアリーだから、ヘンドリックから離れる選択はしなかったし、ヘンドリックの本心に唯一気がついていても教えてあげなかった。そう、自分に不利になるから。人間として美しいとは、とても言えない人です。ただ、どんな状況にいても確実に生き残れる人ではあります。
アリーの生き汚さは、きっとかなりの読者さまの目に明らかでしょう。苦手な方も多くおられると思います。
今回更新した話で、アリーが多くの異性からアプローチされ、断ったと書いた箇所がありますが、もしバームガウラス家の見張りがいなかったら、きっと一番条件のいい男と結婚していました。
とにかくしぶとく、タフで、生存本能に忠実な人、悪人とは言いきれないが決して善人ではない、そんなイメージでアリーを書いています。
海野さまがアリーを苦手とするのは、それだけ倫理観がしっかりされてる証拠なのでしょう。素晴らしいことだと思います。
コミカライズ版の作画担当の方とも打ち合わせの際にお話したのですが、アリーは女に生まれたからヘンドリックと愛人関係になりましたが、男に生まれていたらヘンドリックの唯一の友になっていたかもしれない人です。それくらい、ヘンドリックの性格と凸凹が合ってました。愛も恋もなく、ただの相性で出来上がった関係です。
アリーが女だったから爛れた関係になってしまいました。
ラシェルとヘンドリックは、男女でなくては有り得ない関係で、まさしく恋愛。
男と女でなくては決して交わることない二人でした。
話の構成上、所々でアリーの話が出てきますが、もしあまりにご不快でしたらアリーの登場回はそっ閉じしてくださいね。
ただ、アリーには共感できないが読み物としては読めるのであれば、このままお付き合いいただけると嬉しいです。
アリーの今後の登場回数は、それほど多くない予定です。
一気読みして泣いてしまいました。もしも生きてアリーと子供と暮らしていたら、三人の家族になれたのだろうか?恋はなくても、愛は産まれたのだろうか?
来世は幸せになってほしいなあ、と思います。
登場人物に共感し、寄り添ってくださり、ありがとうございます。
きっと誰もが多少の生きづらさを抱えて生きていると思いますが、ヘンドリックは生きづらさしかない人でした。
生存本能が誰よりも強いアリーは、まず生きることを第一目的にしているので、ヘンドリックにも対応できました。そこに恋はありませんでしたが、愛は・・・情の方が正確かもしれませんね、あったと思います。
ご丁寧なご返信ありがとうございました!
そちらもぜひ早目に読んでみたいと思います
(^o^)タノシミー
ところで前回書きそびれてましたが、とても面白かったです。
途中、心に刺さる箇所が何個かあって、むちゃマジ泣きもしてしまいました。(´;ω;`)
忘れた頃に何度も読み返したい感じです。
心に残る、素敵な作品をありがとうございました。
(番外篇がとても可愛かったし、救いがあって良かったです)
嬉しい感想をありがとうございます。
読者さまに『面白かった』と言っていただけるほど嬉しいことはありません。(*^^*)
なるほど。コミカライズでドハマリして、単行本買って一気見しました。より味わえたので番外編があってよかったです。
所で…読解力と記憶力が低い私には分からなかったのですが、1-3での「別の客と契約したある一日にだけどえらい金額がかかってるルール(金貨700枚分の)」とは、誰の何の事だったのでしょうか?
この話とは関係ない話でしたか?
そこがむっちゃ気になってます。
小説もコミックスも読んで下さり、ありがとうございます。
ご質問にありましたラシェルが巻き戻る日を限定するきっかけとなった『縛り』についてですが、こちらは私の別作品『いいえ、あなたを愛した私が悪いのです』のエピソードを使っています。
ラシェルの巻き戻しが起きるにあたって、ランスロットなら「自分が生まれなくて構わないから」と結婚前まで戻すように頼むだろう、でもそこでもう一度結婚前から・・・と考えた時、ラシェルがまた婚約から結婚って少し無理があるというか、「え? そんな目に遭ってまた結婚する?」となるような気がして、それでも腹を括ってやり直す流れにする為に、別作品のエピソードを使うことに決めました。
とても長いお話で、しかも、一日だけに大金をかけるという話は最終話に出てきますので、読むと大変かもしれません。
「なるほど、別作品でそういう話が出てくる場面があるのね」くらいに考えていただければと思います(๑・̑◡・̑๑)
物語に引き込まれとても面白かったです。
ヘンドリックのこと最初は理解できなかったけど、コメントをみて頷きまくりました。来世では家族ごっこならぬ本当の家族の団欒を築けると良いなぁと思いました。
嬉しい感想をありがとうございます。
ヘンドリック、最初の頃はブーイングの嵐でしたが、話が進むにつれて読者さまの印象が変わっていきました。
頑張っても、考えても、どうしてもいつも必ず間違えてしまうヘンドリック。
間違いがわざとでないのが悲しいところです。
ヘンドリックにとても共感した
私自身欠けている部分があり、他者とうまく意思疎通できないことがある
「またか」という諦めの言葉にはそうだその通りだ自分も同じだと思った
ヘンドリックの心のヒビが治り、心の器の穴が塞がり、愛を受け取れるようになった
だがそれも死後の出来事
現実を生きる自分には不可能だと思い知らされた
世の中は漫画や小説のようにはいかない
一人で生きてまたかまたかと言いながら死んでいくのだろう
とても心がざわついて暗い気分になった、腹の中に重いものが生まれて気持ちが悪い、過去の記憶がフラッシュバックする
体調に影響が出るほどなのに、なんで最後まで読んでしまったのだろう
強く共感したからだろうか
感想欄でこんな自分語りをするくらいだからきっとそうなんだろう
ヘンドリックが幸せな来世を送れていたらいいなと思う
そこには前世の記憶も前世の関係者も不要だ
ただ新しい人間として新しい人生を送っていて欲しい
私にはできないから
そんな風に祈りたくなった
ヘンドリックの心に寄り添う感想をありがとうございました。
深く考察、また共感してくださる程に丁寧に読んでくださったことに、作者として感謝いたします。
体調に影響があったとのこと、その後はいかがでしょうか。今は大丈夫であることを願っています。
ヘンドリックは死んだ後に白い世界で心のひびを治していますが、それは生きているうちに絶対に治らないという意味の描写ではないことをお伝えしたいと思いました。
ヘンドリックはまだ壮年で、これから数十年は生きられるという年齢でしたが、復讐で殺されてしまった。
だから死後に心のひびを癒すことになりましたが、生きている間にはできないという意味ではないのです。殺されてしまったヘンドリックは、そちらを試すことが出来なかった。
ですから、ヘンドリックに寄り添ってくださった心柔らかな読者さまが、生きている自分には不可能だと悲しまないでいただきたいと願います。
かくいう私も、頑張っても気をつけても失敗が多く、いつも「またか」と自嘲してしまいます。
上手く生きていける人が心底羨ましいと思いますが、悲しいかな、自分は自分でしかなく、がっかりしても調子に乗っても、物語のように他の人の人生に憑依や転生することはなく。
そして、これまた物語のように時が巻き戻ることもない。
現実の世界は厳しいと、つくづく思います。
面白かったです。
めでたしめでたし…ぽく終わりますが捉えようによっては後味が悪いです。
元夫は人格障害というか、大事な部分が欠損した可哀想な障害者です。最終的に救いはあったんだよね…と信じたいです。
ヒロインと元夫、義弟が同じ場所同じタイミングで生まれ変わったとしたら…それはそれでまた全員が苦しむ羽目になってしまうのでは無いかと思うと苦しくなります。
息子のアナザーストーリーがあるくらいなので そのうち3人が生まれ変わった後のお話も出るのかな。
ラシェルとキンバリーが幸せになってよかったな~と、勿論それは嬉しかったのですが、ヘンドリックは少し気の毒というか、かわいそうに思いました。最初はありがちなイヤな悪役と思って読んでいたのですが、彼は精神的に欠落した人、障害のある人、ですね。知り合いに似た人がいたので、思い出して心が痛みました。悪気はないけれど、相手を傷つけてもそれに気づかない。水鏡の向こうで後悔するヘンドリックの話はかわいそうすぎました。新しい人生で幸せになってほしいと願います。
本当に素晴らしい作品だなと思い、某所で購入した作品を時々読み返しています。
愛情を受け取る器がひび割れて生まれてきた人は確かにいて、そしてゆっくりとその器が修復されることもあって、けれども、その過程には、誰かの献身的な愛情や痛みが伴ったりする。
作者様はどうしてこんなにリアルに愛情が育つ経緯をご存知なのか、感嘆するばかりです。
ヘンドリックの帰着をどうか最後まで読みたいという想いが強いのですが、可能でしょうか。
年単位で、気長に待たせて頂けたらと思います。
番外編、ありがとうございますm(_ _)m
コミカライズから飛んできました!一気に物語に引き込まれてあっという間に番外編まで読めました。
アリーもラシェルもヘンドリックに助けられていたので、ヘンドリックの思い込みで運命の相手だと思っていた人が逆なのでは?と予想しちゃってました。
ヘンドリックみたいなタイプの人の物語が不慣れでモヤモヤが残っているところもありますが、少しずつ心が動いていく様は悪い気はしなかったです。
それよりもランスロットの断罪劇!見たかったです〜〜!!恋に落ちたお話もそのうち読めたら嬉しいです。
連載開始時から読ませていただいています。(お気に入り登録しています)
コミカライズがあるのに気付いてそちらも読ませていただきました。
ヘンドリックが変な人だった為に他の登場人物が巻き込まれ被害に遭うのが可哀想で昔はヘンドリック酷い奴と思っていました。
最近は、ヘンドリックがラシェルへの気持ちに素直だったとしても、キンバリーと再婚した後みたいに幸せな家庭は築けなかっただろうなあというのと、キンバリーいい人だからラシェルへの想いが叶って良かったなという気持ちが強いので
ヘンドリックがアホちんで良かったかもと思っています。
ヘンドリックに同情は全くないです。
エイダンに☠️された件も含めて自業自得
エイダンは同情します。
アリーもヘンドリックの被害者だなと思っています。まあ身体売らないで普通の暮らしが出来て良かったねです。
ヘンドリックが生きていた間はヘンドリックが客で身体売っていたような感じもしますが……
アリーは好きになれないけどミラは幸せになって欲しいです。ランスロットが見守ってくれるから大丈夫かな?
ヘンドリックがどこへ行くのか?最後にどう思うのか?これからも見届けたいです。
漫画版四話まで読んで続きが気になり購入&読了しました。おもしろかったー。やっぱり物語はヘイトの高い悪役がいてこそおもしろなるんだなと実感しました。
それにしてもヘンドリックのクソさよ。公爵としての仕事を『騎士団長の仕事&種馬としての役割』だけと思っている脳筋バカっぷりにはほとほと呆れ果てました。
貴族の地位除籍を自ら提案したってことは、自分が貴族(公爵)としてポンコツだと薄々勘付いていたのかな?
欲を言えばヘンドリックにはもっと悪あがき&ひどい目に遭って欲しかったけど、感情の欠損した欠陥人間だからそれは無理なんだろうと勝手に納得しております。
おもしろい物語をありがとうございました。
何だか少し、言葉に言い表せない憤りと拭えぬ違和感。読むんじゃ無かった。私には合わなかった。
ご不快な思いをさせてしまい、すみませんでした。
コミカライズを読んで、あれこれ前にアルファポリスで読んだやつ??コミカライズされてる!?ってことは書籍化されてるのでは!?と探して、書籍買いましたー!!
一気読みしました…連載されてた時はヘンドリックに凄くモヤモヤして(感想欄で皆ブチギレてた思い出)終盤はヘンドリックにしょんぼりして…(ブチギレてた方々がどんどんヘンドリックに同情してるような感じになってた気がする)一気読みできるのが書籍の良いところですね(笑)
書籍を読んで、あれ?ヘンドリックのその後の話入ってない??と思ったらこちらに番外編で残ってたので読めて良かったです。
灰色さんは神様??とかなのでしょうか。
とにかく面白くて夢中になって読んでしまいました…また時間ができたら書籍一気読みします。
感想ありがとうございました。
そして、書籍購入ありがとうございます♪
ヘンドリックほど、読者さまたちからの評価が乱高下したキャラクターはいませんでしたね。最後にはヘンドリックにも幸せを願う優しい読者さまであふれるようになって。
物語の最後、生まれ直しを示唆して終わりましたが、生まれ直した後のお話とか、灰色さんの話とかも案はあるのです。ただ何となくまだ案のままでして。(タイトルとか登場人物とか、全体の流れとかはもうずっと前に決めであるのですが)
いつか形にできたらな、と思っています。その時はよろしくお願いしますね!
コミカライズから来ました。小説を一通り読み終わりまして。実はヘンドリックが改心してくれるのを期待してたのですが、後の話を見ると、(少なくとも人の身である内は)不可能だったのだな、と思いました。剣にも学にも才能のあった彼が、その一方で感情を理解できないハンデを持ち、それをなんとかしようとした父親の言葉が彼を縛ってしまったのが不幸の始まりですね。自分の中の感情が何かも自分では理解出来ないが故にラシェルを自分や他人を惑わす魔女だと、「そういうテンプレートに当てはめるしか」彼には出来なかった。当主を譲ろうとしたのだって、「父親が弟には優しくせよ」という言葉があったからであって、彼自身が感情の発露としてそうした訳でもなく。二回目のラシェルの人生において(筆者様の筆力のおかげもあり)彼自身が自分自身の行動に当惑してると思い、そこまで嫌いになれなかったのですよね。エピローグで飛び出していった(生まれ変わりに進んだ)彼が、あの謎の空間でヒビを埋められ、今度こそ幸せな人生を送ってくれる事を願ってやみません。ラシェルにとっては辛い想いばかりの彼ですが、それでもあの世界でラシェルやキンバリー、ランスロットの姿が、彼を癒やしたのを知って欲しいなと思いますね。個人的に願わくば、ランスロットの想い人との幸せな日々や、ミルちゃん、ミラちゃんのその後が見られればこれ以上ない幸せなのですが。
だらだらと書きましたが、素敵な物語をありがとうございます。作者様の今後のますますのご活躍を祈って、ここで筆を置かせていただこうと思います。
感想ありがとうございます。
物語を深く読み込んで下さって嬉しいです。
ヘンドリックは、話の中盤まで読者さまたちからものすごく嫌われていましたが、段々と見守り派が増えていき、最後には彼の幸せを願ってくださる方が多くなりました。
簡単に出来てしまう事と、どれだけ頑張っても出来ない事って、私たち皆にありますよね。ただその出来不出来のある所は人によって違うので、そこはある意味、運任せというか。でもそれで人生が決まってしまうところもあって。
ヘンドリックは、剣も勉学も苦労知らずでしたが、感情の波というものがどうしても理解できず、一番に心惹かれた人を危険人物として排除してしまいました。
実は、生まれ直し後のヘンドリックたちの話の案とか、ランスロットが結婚した後で別主人公で考えてる話とか、案は様々あるのですが、今はまだ諸事情により書けておらず。
機会があったらいつかそちらも書きたいと思っていますので、その時はお付き合いいただけると嬉しいです。
コミック版読んで、原作が気になり全部読みました
コミックはまだ序盤の巻き戻り前だったので ランス達がどうなるかまでかはわからなかったですが 最後まで読めて感無量です
とても面白かったです これからも頑張ってください
コミックスから来て下さったんですね。ありがとうございます♪
漫画版のオリジナルエピソードもありますので、どうぞそちらも楽しんでくださいね♪
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