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苦悶拷問
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暗い石牢で腕を吊られていた鎖を解かれ、魔封石の枷のみとなったアリアは、ナスチャに頭を踏まれて呻く。
「ぐ、ぅ……」
「本当、昔からあなたのことはこうしてやりたかったのよ」
鎖は解かれたが、もちろん解放ではない。
ナスチャ=レインロードは水を操る。今も夥しい量の水が、石牢に漂っていて、いくらかが輪の形を作ってアリアの手足に巻き付いていた。
「あなたさえいなければ、ミクファとか言うあなたの部下は私だけで封殺できる。なのに、あなたが、あなたがいるから……っ。ほんっとうに、憎たらしい」
「部下では、ありません……。ミクファは、大切な、弟子です」
愛液を擦り付けられた顔で、アリアは気丈にナスチャを睨む。
しかし、すぅ、と振れるか触れないかぐらいの強さで陰核をなぞられて、びくりと腰を慄かせた。
「あん……っ」
「あら、どろどろな顔なのに綺麗なことを言うわね。それに、喘ぎ声も、目も。まだまだ、綺麗だこと。……もっと、汚くしないと」
「ぐあ……っ」
顎を掴まれて、苦し気に呻く。
周囲に浮かぶ透明な水とは違う、薄ピンクの液体をふよふよとアリアの顔面に近づけて、ナスチャは笑った。
「これ、なんだかわかるかしら?」
「どうせ、悪趣味なものでしょう……」
「ご明察ね。利尿剤と下剤のブレンド。排剤とか言われてるわね。口に含むぐらいの量で悶え狂う代物よ」
そして、アリアの眼前に掲げられたのは、頭をすっぽりと覆えるぐらいの量。
何をされるか想像がついて抗議の声を上げるが、ナスチャは容赦なくアリアの頭を排剤で包んだ。
「な、ちょっと……っ、ごぼっ!」
「ほら、飲まないと窒息するわよ」
「ごぼ、がぼぼっ、ん、く、ぐぅ……っ!」
酸素を奪われる苦しみからは耐えられずに、アリアは毒とわかっているそれを必死で嚥下する。
久しく何も食べていない所に大量の水を流し込まれ、たちまちお腹が苦しくなるも、必死で喉を鳴らす。
「っく、ぅあ……がはっ! ごほ、ごほっ! は、ぁ……っ」
呼吸が苦しくなり、幾度か鼻に水が入るたび、つーんとした痛みを覚えながら、何とか飲み干す。
コップ一杯に満たない量で効果を及ぼす排剤を、たっぷりバケツ一杯ほど。
「飲んだわね。じゃあ、しばらくは遊びましょうか」
ぷっくりと膨れたお腹をなぞって、それからナスチャは、寸止め責めで狂いきったアリアの淫裂をゆっくりと撫でる。
「ん、んん……。あは、ぁ……」
すでに熱くとろけている合わせ目に刺激が加わり、もどかしさと気持ち良さに悶えさせられるアリア。感じているときの顔をナスチャに間近で観察されて、敵に恥を晒す屈辱に顔を歪める。
愛液を纏った指は、合わせ目を登っていき、陰核を軽く揺らし、そして下腹部を思いっきり押す。
ごろごろ、と苦しげな応答がアリアの体内で響き、ナスチャはにたりと笑みを漏らした。
「効いてきたわね」
「……うる、さいっです。あああ……っ!」
―――くる、しい……っ。
強がりを保つ精神力すら削り取っていく尿意と便意の責め苦に、アリアは悲痛な叫びを漏らした。
◇
―――苦しい、苦しい苦しい苦しいっ!
「ああああっ! あゔゔゔゔゔゔゔっ!」
「出したくてたまらないでしょう。ふふ、でもだめ」
尿道と肛門には、高密度の水柱で蓋をされた。
「うぐぐっ、ぐうう……っ!」
じっとりとした脂汗を全身から噴き出して、アリアは呻く。もう意識は混濁し始めていて、下腹部からは悲鳴がひっきりなしに響いている。
体勢も変えられていた。
吊られていたような体勢から、分娩台に座らされているような恰好を強制される。漏らしたら、全てが眼前に晒される格好で、ナスチャの悪意が滲んでいた。
すりすりと、筆のように細かな粒子から成る水で陰核を優しく擦られる。
「あうう、んああっ」
「イきたいでしょう? でも、だめ。最初の絶頂は、もっとゆっくり、ゆーっくりしてあげる。それに、憎たらしくもあるしね。ヘルディに夢の中で、相当良い思いをさせてもらっていたようだし」
「……こんな、場所で。こんな、境遇で……っ、良い思いなんて、できるわけないでしょうっ!」
「でも、あなたは寸止めを二週間も耐えたじゃない」
何を馬鹿なことを、と言いたげな口調だった。
「ヘルディが本気でかかれば、誰だって三日も保たない。休みなく与えられる快楽に堕ちるか。眠るのが怖くなって睡眠不足になり、体を壊して心も折れるか。……そのどっちにもならなかったってことは、あなたはヘルディの特別だったのよ」
すうー、と剥き身の陰核をゆっくりとなぞり上げられて、かくんと腰が引ける。体を波打たせた拍子に張った腹が悲鳴を上げる。
「ん、ううっ、ぐく……っ!」
「そろそろ、いいかしら」
「なに、を……」
水筆を引かれて、代わりに股座に押し付けられたものに、アリアは絹のような肌を粟立たせる。
筆のような細かい粒子に覆われた車輪を、アリアの秘部に作り出して、ナスチャはニコリとほほ笑んだ。
「お待ちかねよ。醜く、汚く、イかせてあげる」
「ぐ、ぅ……」
「本当、昔からあなたのことはこうしてやりたかったのよ」
鎖は解かれたが、もちろん解放ではない。
ナスチャ=レインロードは水を操る。今も夥しい量の水が、石牢に漂っていて、いくらかが輪の形を作ってアリアの手足に巻き付いていた。
「あなたさえいなければ、ミクファとか言うあなたの部下は私だけで封殺できる。なのに、あなたが、あなたがいるから……っ。ほんっとうに、憎たらしい」
「部下では、ありません……。ミクファは、大切な、弟子です」
愛液を擦り付けられた顔で、アリアは気丈にナスチャを睨む。
しかし、すぅ、と振れるか触れないかぐらいの強さで陰核をなぞられて、びくりと腰を慄かせた。
「あん……っ」
「あら、どろどろな顔なのに綺麗なことを言うわね。それに、喘ぎ声も、目も。まだまだ、綺麗だこと。……もっと、汚くしないと」
「ぐあ……っ」
顎を掴まれて、苦し気に呻く。
周囲に浮かぶ透明な水とは違う、薄ピンクの液体をふよふよとアリアの顔面に近づけて、ナスチャは笑った。
「これ、なんだかわかるかしら?」
「どうせ、悪趣味なものでしょう……」
「ご明察ね。利尿剤と下剤のブレンド。排剤とか言われてるわね。口に含むぐらいの量で悶え狂う代物よ」
そして、アリアの眼前に掲げられたのは、頭をすっぽりと覆えるぐらいの量。
何をされるか想像がついて抗議の声を上げるが、ナスチャは容赦なくアリアの頭を排剤で包んだ。
「な、ちょっと……っ、ごぼっ!」
「ほら、飲まないと窒息するわよ」
「ごぼ、がぼぼっ、ん、く、ぐぅ……っ!」
酸素を奪われる苦しみからは耐えられずに、アリアは毒とわかっているそれを必死で嚥下する。
久しく何も食べていない所に大量の水を流し込まれ、たちまちお腹が苦しくなるも、必死で喉を鳴らす。
「っく、ぅあ……がはっ! ごほ、ごほっ! は、ぁ……っ」
呼吸が苦しくなり、幾度か鼻に水が入るたび、つーんとした痛みを覚えながら、何とか飲み干す。
コップ一杯に満たない量で効果を及ぼす排剤を、たっぷりバケツ一杯ほど。
「飲んだわね。じゃあ、しばらくは遊びましょうか」
ぷっくりと膨れたお腹をなぞって、それからナスチャは、寸止め責めで狂いきったアリアの淫裂をゆっくりと撫でる。
「ん、んん……。あは、ぁ……」
すでに熱くとろけている合わせ目に刺激が加わり、もどかしさと気持ち良さに悶えさせられるアリア。感じているときの顔をナスチャに間近で観察されて、敵に恥を晒す屈辱に顔を歪める。
愛液を纏った指は、合わせ目を登っていき、陰核を軽く揺らし、そして下腹部を思いっきり押す。
ごろごろ、と苦しげな応答がアリアの体内で響き、ナスチャはにたりと笑みを漏らした。
「効いてきたわね」
「……うる、さいっです。あああ……っ!」
―――くる、しい……っ。
強がりを保つ精神力すら削り取っていく尿意と便意の責め苦に、アリアは悲痛な叫びを漏らした。
◇
―――苦しい、苦しい苦しい苦しいっ!
「ああああっ! あゔゔゔゔゔゔゔっ!」
「出したくてたまらないでしょう。ふふ、でもだめ」
尿道と肛門には、高密度の水柱で蓋をされた。
「うぐぐっ、ぐうう……っ!」
じっとりとした脂汗を全身から噴き出して、アリアは呻く。もう意識は混濁し始めていて、下腹部からは悲鳴がひっきりなしに響いている。
体勢も変えられていた。
吊られていたような体勢から、分娩台に座らされているような恰好を強制される。漏らしたら、全てが眼前に晒される格好で、ナスチャの悪意が滲んでいた。
すりすりと、筆のように細かな粒子から成る水で陰核を優しく擦られる。
「あうう、んああっ」
「イきたいでしょう? でも、だめ。最初の絶頂は、もっとゆっくり、ゆーっくりしてあげる。それに、憎たらしくもあるしね。ヘルディに夢の中で、相当良い思いをさせてもらっていたようだし」
「……こんな、場所で。こんな、境遇で……っ、良い思いなんて、できるわけないでしょうっ!」
「でも、あなたは寸止めを二週間も耐えたじゃない」
何を馬鹿なことを、と言いたげな口調だった。
「ヘルディが本気でかかれば、誰だって三日も保たない。休みなく与えられる快楽に堕ちるか。眠るのが怖くなって睡眠不足になり、体を壊して心も折れるか。……そのどっちにもならなかったってことは、あなたはヘルディの特別だったのよ」
すうー、と剥き身の陰核をゆっくりとなぞり上げられて、かくんと腰が引ける。体を波打たせた拍子に張った腹が悲鳴を上げる。
「ん、ううっ、ぐく……っ!」
「そろそろ、いいかしら」
「なに、を……」
水筆を引かれて、代わりに股座に押し付けられたものに、アリアは絹のような肌を粟立たせる。
筆のような細かい粒子に覆われた車輪を、アリアの秘部に作り出して、ナスチャはニコリとほほ笑んだ。
「お待ちかねよ。醜く、汚く、イかせてあげる」
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