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「やあ、よく眠れたかい?」
「……ええ、中々快適ですよ。代わって、あげましょうか」
相変わらず天井から吊られたままのアリアが、ぎしりと枷を鳴らす。
ヘルディは笑った。
「ずっと車輪が回っていたものね。気持ち良かったんだ」
石牢、アリアの股間の下にある溝には、尿とは違う粘ついた液体が溜まっている。
相変わらずの無表情を貫くアリアから、ヘルディは車輪を取り外した。
「ん………」
久しぶりに空気が触れ、それで微かに息を漏らすアリアの反応を見てから、しっとりと湿った秘部に手を添える。
手のひらにまとわりつく愛液をにちゃりと鳴らして楽しみながら、にこやかに言う。
「今日は、一通り触ったあとで、たくさん責めてあげる。好きに果てると良いよ」
返事を待たずに、両手を動かす。
片手で陰唇を開き、その合わせ目にある突起を親指で弾く。
「………っ、……」
繊毛にしごかれ続けていた陰核は、すでに大きく膨らんでおり、ヘルディはそれをこねくり回す。
「……んっ、……ふ、ぅ……ぁ」
「声が漏れてるよ?」
きっ、とヘルディを睨むアリアだったが、唇は噛み締められていて声は返ってこない。
「まあ、無理もないよね。夜中ずっと責められ続けて、果てなかっただけでも十分さ。だから敵の指でみっともなく感じて何にも言えなくなっても、仕方ない仕方ない」
「だれがっ! あ、あぁっ……っ!」
アリアが挑発に乗ったタイミングで、ヘルディはもう一度、強く陰核を弾く。
絹を裂いたような嬌声が石牢に響いて、それに満足して、責める場所を変える。
ゆるゆると膣口を撫でてやり、アリアから漏れる愛液で自らの指の根元まで濡らしてから、つぷり、と指を差し込んだ。
「ふぁ、ぅぅ……っ!」
指一本でも、アリアの膣はぎゅうぎゅうと締め上げてくる。
その顔が苦しげにゆがんでいるのを見て、ヘルディはまた陰核を弾いた。
「っく、あ……っ」
「ぎちぎちだなあ」
「うっ……っぐ、く……ん、あっ! ふ、ぅう…………っ!」
それでも、しばらく肉芽を虐めてやると、とろとろと溢れてくる愛液でほぐれてきた。
ぐに、と指を曲げて、膣内のざりざりとしたところを擦ってやると、アリアの腰がびくりと震える。
腕を吊られ、足を開かされた状態で拘束されているアリアは快楽を逃がすこともできず、腰を中途半端に引いた哀れな姿勢で愛撫を受け続けるしかない。
「ん、ぅ、ぅうあ……っ」
「もう一本入れるよ」
「なっ、やめ、なさい……っ、ん、うぅぅ、ふぅぅああっ、あああっ!」
二本目を押し入れて、抽挿を開始する。
最初は苦しげだったアリアの声が湿り気を帯びてきて、ヘルディは指使いを激しくした。
「さあ、記念すべき一回目と行こうか」
「止め、止めなさいっ! ん、っぐう……っ、止め、ろおっ!」
「嫌だね」
怒りに燃えるアリアの目を真正面から受け止めて、ヘルディは冷たい笑みで言う。
「昨日、自分で言ったじゃないか、好きにすると良いって。高貴な種族でも、虚勢を張るのは変わらないんだね」
「なっ…………! あああっ! んああああっ!」
怒りに沸騰しかけたアリアの頭を、直後に快楽が貫く。
青年の姿をしていても性にかけては老獪とも言うべき手腕を持つインキュバスの責めに乱れて、唇を噛むこともできずに鳴かされる。
熱く熟れきった秘部を奥まで貫き、Gスポットをざりざりと押し込む。
「ほら、イって」
「そ、んなこと……っ、あなたなんかの、手で、そん、な……あっ、うう、っくはあっ!」
「イけ」
「いや、あ、あああ……っ、んっく、っ―――~~~~~っ!」
つるりと陰核の皮を剥いてやって、花芯を撫でたのがとどめだった。
がしゃん、がしゃんっ、と枷を鳴らして、アリアの白い体が艶めかしく揺れ動く。
腰を引き、顔をうつむかせて、何とか声を我慢しても、果てたのは明らかで、ヘルディは、小さく震えるアリアの顔を強引に上向かせた。
「気持ち良かったかい?」
「こんなの、……なんでも、ありませ、ん……っ!」
「そっか、良かった」
このぐらいで心折れなくて。
女として、英雄として、耐えがたいような屈辱を強制されてもなお、衰えることのない反抗心と気品を溢れさせるアリアに、ヘルディはこきりと手首を鳴らした。
「まだまだ今日はあるからね。一緒に楽しもう、ハイエルフ」
「……ええ、中々快適ですよ。代わって、あげましょうか」
相変わらず天井から吊られたままのアリアが、ぎしりと枷を鳴らす。
ヘルディは笑った。
「ずっと車輪が回っていたものね。気持ち良かったんだ」
石牢、アリアの股間の下にある溝には、尿とは違う粘ついた液体が溜まっている。
相変わらずの無表情を貫くアリアから、ヘルディは車輪を取り外した。
「ん………」
久しぶりに空気が触れ、それで微かに息を漏らすアリアの反応を見てから、しっとりと湿った秘部に手を添える。
手のひらにまとわりつく愛液をにちゃりと鳴らして楽しみながら、にこやかに言う。
「今日は、一通り触ったあとで、たくさん責めてあげる。好きに果てると良いよ」
返事を待たずに、両手を動かす。
片手で陰唇を開き、その合わせ目にある突起を親指で弾く。
「………っ、……」
繊毛にしごかれ続けていた陰核は、すでに大きく膨らんでおり、ヘルディはそれをこねくり回す。
「……んっ、……ふ、ぅ……ぁ」
「声が漏れてるよ?」
きっ、とヘルディを睨むアリアだったが、唇は噛み締められていて声は返ってこない。
「まあ、無理もないよね。夜中ずっと責められ続けて、果てなかっただけでも十分さ。だから敵の指でみっともなく感じて何にも言えなくなっても、仕方ない仕方ない」
「だれがっ! あ、あぁっ……っ!」
アリアが挑発に乗ったタイミングで、ヘルディはもう一度、強く陰核を弾く。
絹を裂いたような嬌声が石牢に響いて、それに満足して、責める場所を変える。
ゆるゆると膣口を撫でてやり、アリアから漏れる愛液で自らの指の根元まで濡らしてから、つぷり、と指を差し込んだ。
「ふぁ、ぅぅ……っ!」
指一本でも、アリアの膣はぎゅうぎゅうと締め上げてくる。
その顔が苦しげにゆがんでいるのを見て、ヘルディはまた陰核を弾いた。
「っく、あ……っ」
「ぎちぎちだなあ」
「うっ……っぐ、く……ん、あっ! ふ、ぅう…………っ!」
それでも、しばらく肉芽を虐めてやると、とろとろと溢れてくる愛液でほぐれてきた。
ぐに、と指を曲げて、膣内のざりざりとしたところを擦ってやると、アリアの腰がびくりと震える。
腕を吊られ、足を開かされた状態で拘束されているアリアは快楽を逃がすこともできず、腰を中途半端に引いた哀れな姿勢で愛撫を受け続けるしかない。
「ん、ぅ、ぅうあ……っ」
「もう一本入れるよ」
「なっ、やめ、なさい……っ、ん、うぅぅ、ふぅぅああっ、あああっ!」
二本目を押し入れて、抽挿を開始する。
最初は苦しげだったアリアの声が湿り気を帯びてきて、ヘルディは指使いを激しくした。
「さあ、記念すべき一回目と行こうか」
「止め、止めなさいっ! ん、っぐう……っ、止め、ろおっ!」
「嫌だね」
怒りに燃えるアリアの目を真正面から受け止めて、ヘルディは冷たい笑みで言う。
「昨日、自分で言ったじゃないか、好きにすると良いって。高貴な種族でも、虚勢を張るのは変わらないんだね」
「なっ…………! あああっ! んああああっ!」
怒りに沸騰しかけたアリアの頭を、直後に快楽が貫く。
青年の姿をしていても性にかけては老獪とも言うべき手腕を持つインキュバスの責めに乱れて、唇を噛むこともできずに鳴かされる。
熱く熟れきった秘部を奥まで貫き、Gスポットをざりざりと押し込む。
「ほら、イって」
「そ、んなこと……っ、あなたなんかの、手で、そん、な……あっ、うう、っくはあっ!」
「イけ」
「いや、あ、あああ……っ、んっく、っ―――~~~~~っ!」
つるりと陰核の皮を剥いてやって、花芯を撫でたのがとどめだった。
がしゃん、がしゃんっ、と枷を鳴らして、アリアの白い体が艶めかしく揺れ動く。
腰を引き、顔をうつむかせて、何とか声を我慢しても、果てたのは明らかで、ヘルディは、小さく震えるアリアの顔を強引に上向かせた。
「気持ち良かったかい?」
「こんなの、……なんでも、ありませ、ん……っ!」
「そっか、良かった」
このぐらいで心折れなくて。
女として、英雄として、耐えがたいような屈辱を強制されてもなお、衰えることのない反抗心と気品を溢れさせるアリアに、ヘルディはこきりと手首を鳴らした。
「まだまだ今日はあるからね。一緒に楽しもう、ハイエルフ」
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