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恥辱質問と自慰強制(下)
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「あ、ぁ、……ふ、ぅぅ……あッ!」
充血しきった陰核を指で潰して、シルヴィアは再びがくんと体を跳ね上げた。
何度目か数えるのをやめた自慰での絶頂。服従でやらされているわけではないので、気を抜くとぱたりと弛緩しそうな全身を無理やり動かして、シルヴィアは自分の体を苛め抜く。
じんじんと痺れる頭に、エドラの声が響いた。
「うん、お疲れ様。とりあえずちょっと休んでいいよ。姿勢はそのままで」
「………はぁ、は……ぁ」
足を大胆に開き、付け根に両手をあてがったまま、シルヴィアは荒い息を吐く。未だ衰えない眼光でエドラを睨むが、姿勢のせいで滑稽でしかなかった。
「いやあ、経験ないわりにはたくさん果てたじゃないか。欲求不満なのかい?」
「そんなわけ、あるか……。日々の修練で、手一杯、だ」
「自慰はどれぐらいしてるの?」
「…………………」
エドラはふむ? と首をかしげて、それからもう一度、尋ねた。
「『自慰はどれぐらいしてるの?』」
「あ、ぐ……………ま、いにち」
悔し気にゆがめられた顔にさらに羞恥の色を乗せて、シルヴィアは血を吐くように答える。
それを見て、エドラはくつくつと笑った。その音が少しずつ大きくなっていき、口が開かれ、太腿を叩いて嘲笑する。
「あっはっは! 修練で手一杯なわりにはお盛んじゃないか、団長殿。そりゃあ負けるはずだよ。王国随一の剣士でこれなんて、本当にレベルが知れるねぇ」
「黙れっ! あ、……く、ぅ」
ぴん、と陰核を弾かれて、シルヴィアは吊り上げていた目をぎゅっ、と瞑る。
事由に怒ることもできない虜囚に、エドラはそういえば、と問う。
「毎日自慰してるくせに、日々の修練で手一杯とか言っていたよね? 僕に嘘をついたわけだ」
「ち、ちがう! 本当に、その……」
「『両膝を持ってできるだけ股を開け』」
「あ、っぐ…………………ぅ」
見えるように、という広さだった股の角度が大きくなっていく。
都合180°のM字開脚のまま、手で隠すこともできず、シルヴィアはエドラに秘部を晒す。
ふさふさと細く柔らかそうな赤い陰毛の下で色づく秘貝は、度重なる自慰でとっくに開き始めており、膣内に溜まっていた愛液がたらたらと流れ落ちた。
最低の姿勢を強要され唸るシルヴィアを見て、エドラは懐から小箱を取り出した。指を突っ込んで、内容物をつまみだす。
エドラにつままれて蠢くそれに、シルヴィアは泣きそうになる。
「あ、その反応だと知っているみたいだね」
「淫、虫」
正式名称は知らないが、王国ではそのように呼ばれていた。
歯も爪ももたないそれは、しかし吸盤のような口を持ち、含んだ突起を延々と吸い続ける。シルヴィアとしては魔物に肌を許すことが信じられなかったが、自慰用に所持している者も、何人かいた。
エドラには容赦も溜めもなかった。
機械的に、その淫虫を陰核にあてがわれる。きゅぽ、と軽い音がして、シルヴィアは顔をのけ反らせた。
「く、ぅぁあ、あはぁっ」
性経験のない女の自慰などとは、比べ物にならなかった。
付け根から陰核を激しく吸われて、柔らかな舌で舐め回される。さらにどういう理屈か、舌での愛撫に加えてしごかれるような刺激も加わって、シルヴィアは激しく悶えた。
我慢など、数秒しか持たなかった。
「あ、ああっ、……っく、ぅぅあっ!」
既に昂った部位への刺激に赤い髪を振り乱して、シルヴィアは二度目の絶頂を極める。下腹部が収縮し、その拍子に尻が持ち上がって、ぎゅっ、と窄まった菊門が一瞬だけエドラの目に入った。
「あ、まて、ま……た、……あ、ぁあっ」
「自慰用だからね。自分で外さない限りは終わらないよ」
果てたばかりで敏感な突起を延々と舐めあげられ続け、シルヴィアは我慢も忘れて喘ぐ。
「さて、隣国とはいえそこそこ距離があるからね。あと2時間ってところかな。……着くまでそれで楽しむと良いよ」
「…………ま、てっ。これ、を……く、ぅあ、は、あ……あああっ!」
三度目の絶頂を迎えさせられ、さらに愛液が零れた。
凛としていた騎士団長の痴態に冷笑が漏らす。
エドラは恋人にするように、耳元でささやいた。
「『騎士団長シルヴィア=メルネスは、エドラ様の性奴隷として忠誠を誓います、と言ったら、淫虫を取るための行動だけは許す』……それじゃあ、頑張って」
「な! こ、のっ外道、が、ぁ、ぁうっ」
それきりシルヴィアに興味をなくしたかのように、エドラは目を閉じた。眠ったのだろうか、腕と足を組み、規則正しい呼吸をし続ける怨敵に、しかしシルヴィアは股を開くことしかできない。
「エドラ、とか言ったか……よく、聞けよ」
だから口を動かした。
胸と股間の刺激に耐えながら、シルヴィアは言う。
「これから、私は、……何度も、屈辱を受けるの、だろう……。だが、勘違い、するなよ……。お前らが、好きにできる、のは……ぅ、く、体、だけ、だ」
「…………………」
「心までは、奪わせない……いい気に、なる…っ、な、よ……。屑ども、は、ぁ、がっ」
「…………………」
エドラからの反応はなかった。
びくびくと快楽に裸体をうごめかせながら、それでもシルヴィアは口を引き結ぶ。
―――できるだけの、抵抗は、……してやる、さ。
朱色の唇を歪め、溢れそうになる嬌声を必死に抑える。
今、できる抵抗はそれだけだった。
絶頂を我慢するのは、無理だった。
「っ! ―――~~~~~~~っ!」
乳首を強く震わされ、魔物に陰核を吸われて、シルヴィアはがたがた、と座席を揺らしてまた果てた。
淫虫責めが始まってから、わずか3分での出来事だった。
充血しきった陰核を指で潰して、シルヴィアは再びがくんと体を跳ね上げた。
何度目か数えるのをやめた自慰での絶頂。服従でやらされているわけではないので、気を抜くとぱたりと弛緩しそうな全身を無理やり動かして、シルヴィアは自分の体を苛め抜く。
じんじんと痺れる頭に、エドラの声が響いた。
「うん、お疲れ様。とりあえずちょっと休んでいいよ。姿勢はそのままで」
「………はぁ、は……ぁ」
足を大胆に開き、付け根に両手をあてがったまま、シルヴィアは荒い息を吐く。未だ衰えない眼光でエドラを睨むが、姿勢のせいで滑稽でしかなかった。
「いやあ、経験ないわりにはたくさん果てたじゃないか。欲求不満なのかい?」
「そんなわけ、あるか……。日々の修練で、手一杯、だ」
「自慰はどれぐらいしてるの?」
「…………………」
エドラはふむ? と首をかしげて、それからもう一度、尋ねた。
「『自慰はどれぐらいしてるの?』」
「あ、ぐ……………ま、いにち」
悔し気にゆがめられた顔にさらに羞恥の色を乗せて、シルヴィアは血を吐くように答える。
それを見て、エドラはくつくつと笑った。その音が少しずつ大きくなっていき、口が開かれ、太腿を叩いて嘲笑する。
「あっはっは! 修練で手一杯なわりにはお盛んじゃないか、団長殿。そりゃあ負けるはずだよ。王国随一の剣士でこれなんて、本当にレベルが知れるねぇ」
「黙れっ! あ、……く、ぅ」
ぴん、と陰核を弾かれて、シルヴィアは吊り上げていた目をぎゅっ、と瞑る。
事由に怒ることもできない虜囚に、エドラはそういえば、と問う。
「毎日自慰してるくせに、日々の修練で手一杯とか言っていたよね? 僕に嘘をついたわけだ」
「ち、ちがう! 本当に、その……」
「『両膝を持ってできるだけ股を開け』」
「あ、っぐ…………………ぅ」
見えるように、という広さだった股の角度が大きくなっていく。
都合180°のM字開脚のまま、手で隠すこともできず、シルヴィアはエドラに秘部を晒す。
ふさふさと細く柔らかそうな赤い陰毛の下で色づく秘貝は、度重なる自慰でとっくに開き始めており、膣内に溜まっていた愛液がたらたらと流れ落ちた。
最低の姿勢を強要され唸るシルヴィアを見て、エドラは懐から小箱を取り出した。指を突っ込んで、内容物をつまみだす。
エドラにつままれて蠢くそれに、シルヴィアは泣きそうになる。
「あ、その反応だと知っているみたいだね」
「淫、虫」
正式名称は知らないが、王国ではそのように呼ばれていた。
歯も爪ももたないそれは、しかし吸盤のような口を持ち、含んだ突起を延々と吸い続ける。シルヴィアとしては魔物に肌を許すことが信じられなかったが、自慰用に所持している者も、何人かいた。
エドラには容赦も溜めもなかった。
機械的に、その淫虫を陰核にあてがわれる。きゅぽ、と軽い音がして、シルヴィアは顔をのけ反らせた。
「く、ぅぁあ、あはぁっ」
性経験のない女の自慰などとは、比べ物にならなかった。
付け根から陰核を激しく吸われて、柔らかな舌で舐め回される。さらにどういう理屈か、舌での愛撫に加えてしごかれるような刺激も加わって、シルヴィアは激しく悶えた。
我慢など、数秒しか持たなかった。
「あ、ああっ、……っく、ぅぅあっ!」
既に昂った部位への刺激に赤い髪を振り乱して、シルヴィアは二度目の絶頂を極める。下腹部が収縮し、その拍子に尻が持ち上がって、ぎゅっ、と窄まった菊門が一瞬だけエドラの目に入った。
「あ、まて、ま……た、……あ、ぁあっ」
「自慰用だからね。自分で外さない限りは終わらないよ」
果てたばかりで敏感な突起を延々と舐めあげられ続け、シルヴィアは我慢も忘れて喘ぐ。
「さて、隣国とはいえそこそこ距離があるからね。あと2時間ってところかな。……着くまでそれで楽しむと良いよ」
「…………ま、てっ。これ、を……く、ぅあ、は、あ……あああっ!」
三度目の絶頂を迎えさせられ、さらに愛液が零れた。
凛としていた騎士団長の痴態に冷笑が漏らす。
エドラは恋人にするように、耳元でささやいた。
「『騎士団長シルヴィア=メルネスは、エドラ様の性奴隷として忠誠を誓います、と言ったら、淫虫を取るための行動だけは許す』……それじゃあ、頑張って」
「な! こ、のっ外道、が、ぁ、ぁうっ」
それきりシルヴィアに興味をなくしたかのように、エドラは目を閉じた。眠ったのだろうか、腕と足を組み、規則正しい呼吸をし続ける怨敵に、しかしシルヴィアは股を開くことしかできない。
「エドラ、とか言ったか……よく、聞けよ」
だから口を動かした。
胸と股間の刺激に耐えながら、シルヴィアは言う。
「これから、私は、……何度も、屈辱を受けるの、だろう……。だが、勘違い、するなよ……。お前らが、好きにできる、のは……ぅ、く、体、だけ、だ」
「…………………」
「心までは、奪わせない……いい気に、なる…っ、な、よ……。屑ども、は、ぁ、がっ」
「…………………」
エドラからの反応はなかった。
びくびくと快楽に裸体をうごめかせながら、それでもシルヴィアは口を引き結ぶ。
―――できるだけの、抵抗は、……してやる、さ。
朱色の唇を歪め、溢れそうになる嬌声を必死に抑える。
今、できる抵抗はそれだけだった。
絶頂を我慢するのは、無理だった。
「っ! ―――~~~~~~~っ!」
乳首を強く震わされ、魔物に陰核を吸われて、シルヴィアはがたがた、と座席を揺らしてまた果てた。
淫虫責めが始まってから、わずか3分での出来事だった。
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