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敵将に見られながらの連続絶頂(下)
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「『絶対服従』は一度に何人にも使えないから、これでようやく肩の荷が下りたよ」
「……絶対、後悔させてやるからな。楽しみに、してろ」
こきこき、と首を鳴らしてため息をつくエドラを、シルヴィアは睨み上げた。
ゴブリンたちに運ばせた断頭台を嵌めさせられ、手と首をまとまって戒められたシルヴィアの足を掴んで、エドラはぐいぐいと横に開かせる。
後ろから陰唇の合わせ目と菊門がはっきりとみえるぐらいまで開脚させてから、両足首に『座標固定』の付箋を貼った。
さらに付箋を貼られた壺を股の下に置き、すう、と尻を撫でる。
「……離れろ。気持ち悪い」
「そう尖るなよ。弱く見えるぞ」
その指で秘部の合わせ目をなぞって、ふぅん、と鼻を鳴らす。
「さすがにこの状況で濡らすほどの変態じゃなかったみたいだね」
「当たり前、だろうがっ」
「それにしても、そのしかめっ面は良くない」
そう言って、静かに椅子に座る。シルヴィアの顔を真正面から見た。
悔しげにゆがんだその顔は、笑うとどうなるのだろうか。
ごぽごぽ、とシルヴィアからは見えない位置で壺が水音を立て始めて、がたがたと断頭台を揺らす。
「……おい、なにするつもりだ」
「女の子は笑顔じゃないとね」
ぬめりのある感触が体に触れて、シルヴィアは悲鳴を上げそうになるのを必死でこらえた。
壺からあふれた触手は、シルヴィアの耳、首、脇の下、お腹、内腿、膝裏、足の裏などにぺたりぺたりと張り付き、ぞわぞわと動き出す。性経験のないシルヴィアには形容しようもないが、ローションを塗られて手先を優しく滑らされるようなこそばゆい刺激が全身を包んだ。
くすぐり責め、という単語が脳裏に浮かぶ。
「ふ、ん……。こんなの、で、私をどうこうできると、……お、もわないこと、だな」
「体の動きは素直だね。ほら、おまけだよ」
ぺたり、と両乳首に張られたのは『振動』と書かれた付箋。
経験のない生娘がいきなり秘部を責められても快楽とは結び付かないだろう、と考えて胸を責めたが、それは当たりだったらしい。
ゆさり、と重量感のある乳房を揺らして、シルヴィアは唸った。
「ぐ、っく、ぅぅ……は、はあ、………っ」
「気持ちよさそうではあるけど、なかなか笑ってくれないな」
「……目が、腐ってるんじゃない、のか。……ぅ、気持ち良くなど、ない……」
くすり、とテントにかかった時計を見て、エドラは笑う。
「じゃあ、いっか」
壺の付箋の種類を変える。
全身をくすぐるように蠢いていた触手が、唐突に責める場所を変えた。
くすぐりから、快楽責めへと。
弱い所がわからなくても問題ない、とばかりに、全身の性感帯に触手が殺到して、シルヴィアはほとんど動かない体を必死にくねらせた。
振動する付箋の上から乳首を押され、乳輪をくすぐられる。
べっとりと陰核と秘貝にへばりついた触手は、素股のように何度も何度も女の花園を往復した。
「……ふ、ぅ………ぁ、……っく、は……ぁ、ぁあっ」
快楽責めに、最初はこらえていたシルヴィアだったが、数分もすれば脆いものだった。淡い色の唇を薄く開いてかすれた喘ぎ声を漏らし、シルクのような肌を薄っすらと染める。手足と首を全て固定されているため、腰を起点に体を揺すって触手から逃げようとする動きは、後ろから見ると男を誘っているようにしか見えない。
鍛えられた体がぶるぶると震え出したのを見て、エドラは問う。
「果てそうかい?」
「だれ、がっ!」
「ああそう、じゃあもっと追い詰めてあげよう」
乳首に張った付箋に一文字『強』と加えた。
「ま、てっ! 何する気、だ……っ、ひうっ⁉」
可愛らしい悲鳴が漏れて、慌てて口をつぐんでももう遅い。
付箋を内側から破らんばかりに膨らんだ乳首は、すでにシルヴィアが感じきっていることを示していた。
「あ、ああ……く、っそ、あ、ああっ、……っ!」
シルヴィアの顎を人差し指で押し上げて、エドラは言った。
「果てていいよ。ただし、笑顔でね」
誰がやるか、と吠えかけたが、その手に『絶対服従』の付箋があるのを認めて、シルヴィアはぎりぎりと奥歯を軋ませる。
舌を何重にも太くして大きくしたような触手に性感帯を飲み込まれて、荒い息が漏れる。だらしない顔をしているのが自分でもわかる。
頭の奥の方が、ちかちかしてきた。
「は、ぁぁ……ああっ! っぐ、ぅ、ぅぅうううっ」
「ほら、笑顔。両手はピースでいってみよう。拒否したら無理やりやらせてから自軍の前で裸踊りでもしてもらうからね」
「っこ、の、っく、ぅううううううううううううっ!」
怒りに小刻みに手を震わせ、欠陥を浮き出させながら、シルヴィアは日本の指を立てる。
あまりの仕打ちに目尻に光るものを湛えながら、口角を上げ、それでも屈しないとでも言いたげにエドラの顔を真正面から睨みつけた。
「っく、ぅ、あ………あ、ああっ」
「うん、素敵な笑顔だね。じゃあ、果てていいよ。全裸で、敵陣で、敵将の前で、惨めに笑って果てるといい」
そして。
王国で緋剣と讃えられ、女ながら騎士団長を拝命していたシルヴィア=メルネスは、最下級の職種に蹂躙されて、絶頂を迎える。
膨らんだ乳首を振動責めされ、触手によって陰核を虐められ、何度も陰唇を撫でまわされて、恥辱の笑顔のまま、がくがくと裸身を震わせた。
「ああっ、……っ、――――~~~~~~~~~~っ!」
今まで快楽を押さえてきたのだろう。突き上げられているかのように腰を前後にゆすって絶頂に呑まれたシルヴィアに、エドラは笑った。
「安心していいよ。処女はしばらく奪わないであげる」
「…………そりゃっ、どう、も」
「とりあえず今夜は、日付が変わるぐらいで部下が下ろしに来るから。そしたらぐっすり眠ると良い」
エドラが言うその時間まで、あと3時間以上もある。このまま蹂躙され続ければ、何回果てるかわかったものではない。
だが、シルヴィアはエドラを睨み上げて、毅然と告げた。
「………好きに、すればいい」
「ああ、そうするさ。それじゃあね」
次の戦の準備のために、エドラは幹部の集まる会議テントに足を向ける。
背後からは、ぐじゅぐじゅという粘性の音と、必死で抑えようとしてそれでも漏れる湿った女の声が響いていた。
「……絶対、後悔させてやるからな。楽しみに、してろ」
こきこき、と首を鳴らしてため息をつくエドラを、シルヴィアは睨み上げた。
ゴブリンたちに運ばせた断頭台を嵌めさせられ、手と首をまとまって戒められたシルヴィアの足を掴んで、エドラはぐいぐいと横に開かせる。
後ろから陰唇の合わせ目と菊門がはっきりとみえるぐらいまで開脚させてから、両足首に『座標固定』の付箋を貼った。
さらに付箋を貼られた壺を股の下に置き、すう、と尻を撫でる。
「……離れろ。気持ち悪い」
「そう尖るなよ。弱く見えるぞ」
その指で秘部の合わせ目をなぞって、ふぅん、と鼻を鳴らす。
「さすがにこの状況で濡らすほどの変態じゃなかったみたいだね」
「当たり前、だろうがっ」
「それにしても、そのしかめっ面は良くない」
そう言って、静かに椅子に座る。シルヴィアの顔を真正面から見た。
悔しげにゆがんだその顔は、笑うとどうなるのだろうか。
ごぽごぽ、とシルヴィアからは見えない位置で壺が水音を立て始めて、がたがたと断頭台を揺らす。
「……おい、なにするつもりだ」
「女の子は笑顔じゃないとね」
ぬめりのある感触が体に触れて、シルヴィアは悲鳴を上げそうになるのを必死でこらえた。
壺からあふれた触手は、シルヴィアの耳、首、脇の下、お腹、内腿、膝裏、足の裏などにぺたりぺたりと張り付き、ぞわぞわと動き出す。性経験のないシルヴィアには形容しようもないが、ローションを塗られて手先を優しく滑らされるようなこそばゆい刺激が全身を包んだ。
くすぐり責め、という単語が脳裏に浮かぶ。
「ふ、ん……。こんなの、で、私をどうこうできると、……お、もわないこと、だな」
「体の動きは素直だね。ほら、おまけだよ」
ぺたり、と両乳首に張られたのは『振動』と書かれた付箋。
経験のない生娘がいきなり秘部を責められても快楽とは結び付かないだろう、と考えて胸を責めたが、それは当たりだったらしい。
ゆさり、と重量感のある乳房を揺らして、シルヴィアは唸った。
「ぐ、っく、ぅぅ……は、はあ、………っ」
「気持ちよさそうではあるけど、なかなか笑ってくれないな」
「……目が、腐ってるんじゃない、のか。……ぅ、気持ち良くなど、ない……」
くすり、とテントにかかった時計を見て、エドラは笑う。
「じゃあ、いっか」
壺の付箋の種類を変える。
全身をくすぐるように蠢いていた触手が、唐突に責める場所を変えた。
くすぐりから、快楽責めへと。
弱い所がわからなくても問題ない、とばかりに、全身の性感帯に触手が殺到して、シルヴィアはほとんど動かない体を必死にくねらせた。
振動する付箋の上から乳首を押され、乳輪をくすぐられる。
べっとりと陰核と秘貝にへばりついた触手は、素股のように何度も何度も女の花園を往復した。
「……ふ、ぅ………ぁ、……っく、は……ぁ、ぁあっ」
快楽責めに、最初はこらえていたシルヴィアだったが、数分もすれば脆いものだった。淡い色の唇を薄く開いてかすれた喘ぎ声を漏らし、シルクのような肌を薄っすらと染める。手足と首を全て固定されているため、腰を起点に体を揺すって触手から逃げようとする動きは、後ろから見ると男を誘っているようにしか見えない。
鍛えられた体がぶるぶると震え出したのを見て、エドラは問う。
「果てそうかい?」
「だれ、がっ!」
「ああそう、じゃあもっと追い詰めてあげよう」
乳首に張った付箋に一文字『強』と加えた。
「ま、てっ! 何する気、だ……っ、ひうっ⁉」
可愛らしい悲鳴が漏れて、慌てて口をつぐんでももう遅い。
付箋を内側から破らんばかりに膨らんだ乳首は、すでにシルヴィアが感じきっていることを示していた。
「あ、ああ……く、っそ、あ、ああっ、……っ!」
シルヴィアの顎を人差し指で押し上げて、エドラは言った。
「果てていいよ。ただし、笑顔でね」
誰がやるか、と吠えかけたが、その手に『絶対服従』の付箋があるのを認めて、シルヴィアはぎりぎりと奥歯を軋ませる。
舌を何重にも太くして大きくしたような触手に性感帯を飲み込まれて、荒い息が漏れる。だらしない顔をしているのが自分でもわかる。
頭の奥の方が、ちかちかしてきた。
「は、ぁぁ……ああっ! っぐ、ぅ、ぅぅうううっ」
「ほら、笑顔。両手はピースでいってみよう。拒否したら無理やりやらせてから自軍の前で裸踊りでもしてもらうからね」
「っこ、の、っく、ぅううううううううううううっ!」
怒りに小刻みに手を震わせ、欠陥を浮き出させながら、シルヴィアは日本の指を立てる。
あまりの仕打ちに目尻に光るものを湛えながら、口角を上げ、それでも屈しないとでも言いたげにエドラの顔を真正面から睨みつけた。
「っく、ぅ、あ………あ、ああっ」
「うん、素敵な笑顔だね。じゃあ、果てていいよ。全裸で、敵陣で、敵将の前で、惨めに笑って果てるといい」
そして。
王国で緋剣と讃えられ、女ながら騎士団長を拝命していたシルヴィア=メルネスは、最下級の職種に蹂躙されて、絶頂を迎える。
膨らんだ乳首を振動責めされ、触手によって陰核を虐められ、何度も陰唇を撫でまわされて、恥辱の笑顔のまま、がくがくと裸身を震わせた。
「ああっ、……っ、――――~~~~~~~~~~っ!」
今まで快楽を押さえてきたのだろう。突き上げられているかのように腰を前後にゆすって絶頂に呑まれたシルヴィアに、エドラは笑った。
「安心していいよ。処女はしばらく奪わないであげる」
「…………そりゃっ、どう、も」
「とりあえず今夜は、日付が変わるぐらいで部下が下ろしに来るから。そしたらぐっすり眠ると良い」
エドラが言うその時間まで、あと3時間以上もある。このまま蹂躙され続ければ、何回果てるかわかったものではない。
だが、シルヴィアはエドラを睨み上げて、毅然と告げた。
「………好きに、すればいい」
「ああ、そうするさ。それじゃあね」
次の戦の準備のために、エドラは幹部の集まる会議テントに足を向ける。
背後からは、ぐじゅぐじゅという粘性の音と、必死で抑えようとしてそれでも漏れる湿った女の声が響いていた。
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