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第一章

彼からの連絡

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「あ、エドワードさんから連絡だ、」
そこにはエドワードさんから会って話したいとの旨が書かれていた。日程は明日!?
エドワードさんからのお誘い。何だか大事な話があるみたい。
「服どうしよう…」
とりあえず水色のシルクのワンピースを出して花の刺繍を自分で施した。待ち合わせ場所がきちんとしたカフェなのでドレスで行くには少々浮いてしまうし、そもそもエプロンドレスしか持っていない。なら持ち合わせている高級品のワンピースに刺繍を施すぐらいにしか打つ手はないのだ。
(今までなら時間があったからドレスを買ったりできてたのに…)
少し性急なエドワードに何かあったのかと不安になる。どこか胸騒ぎがする。この心配が杞憂になればいいにと思う。そんなアーニャの心配は見事に的中することになるとはこのときのアーニャは知る由もなかった。
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