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第六話 攻略対象者1
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信じられん…何故このようなことが…私の目の前には赤髪の碧い瞳をしたイケメンが座っている。「お母様？この方は誰なのですか？」「エミリー、覚えてないのね。」「この方はあなたの従兄弟のエドワード・レフカよ。」エドワード・レフカ…攻略対象者じゃん！ってか攻略対象者の判別しかできないんだけど！「エドワード様。記憶を失っておりますゆえあなたのことを全く覚えておりませんがよろしくお願いします。」「よ、よろしく。なぁホントに覚えてないのか？」「はい。全く。」「そ、そうか。やりたいことはあるか？」「小説。」「ん、小説を書きたいのか？」「はい。」聞いてどうすんの？まあ塩対応ですけどね！「俺には祖父から教えてもらった文学の才がある。俺で良ければ教えるがどうだ？」「ホントですか？！」危ない危ない。ついついテンションが…「ぜひ教えて下さい。」「そうか。そうか。次から必要なものを持ってくる。楽しみにしててくれ。」「はい！」なぜか満足そうな顔をしたエドワードはご機嫌で帰っていった。
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