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第29日目 好感度を奪え! ②
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「うわあああああっ?!」
突然アベルは布団をはねのけると凄い勢いでベッドの端へと移動した。
「ど、どうしんですかっ?!アベル様っ!」
え?一体何があったのだろうか?まさか口移しで水を飲ませた事がそれ程アベルを驚かせてしまったのか?
しかし・・・私は見た。
アベルの好感度の数値が一気に300に戻っている事を・・・!嘘っ!信じれない!
「エ・・・エ・エリス・・・ッ!お、お・お前・・・な・・なんて恰好してるんだよっ!!」
見るとアベルは顔から火が出るのでは無いかと思われる位真っ赤な顔をしている。
「え・・?恰好ですか・・・?」
アベルの視線は何故か私の胸元に釘付けになっている。
ま・まさか・・・。
今の私の来ている衣装は『アラビアン・ナイト』風の衣装に特殊効果?として魅了のおまけ効果が付いている。
そう、この衣装は・・・とても過激なデザインだったのだ。
この服はほぼビキニスタイルの衣装と言っても過言では無かった。ビキニスタイルの上に一応長袖の羽織りものに、ふわりとしたパンツスタイルではあるが・・・その素材は透け感ばっちりのオーガンジー素材で出来ているので、ほぼ着用している意味が無かった。
この衣装は、はっきり言ってしまえばセクシーさを売り物にしたコスプレ衣装である。
そして・・・運悪くアベルの叫び声を聞きつけた白銀のナイト達が一斉に部屋の中へと飛び込んできた。
そして・・・恐らく彼の目に真っ先に飛び込んできたのはセクシー衣装を来た私がアベルをベッドの隅っこに追い詰めている姿・・・だったであろう―。
そんな私とアベルの姿を見て真っ先に声を上げたのはアンディだった。
「お、おい・・・エ、エリス・・・・。一体・・そんな恰好で・・アベルと何してるんだ・・?」
アンディは真っ赤になって私に声を掛けてきた。見ると白銀のナイト達は全員顔を赤らめて私の姿を凝視している。
「イ・・・イヤアアアアアアンッ!!み・・・見ないで下さいよおっ!!」
胸元を隠した私の叫び声が部屋中に響き渡るのであった—。
今私は1人部屋に閉じこもり、必死で液晶画面を操作していた。
「全く・・・冗談じゃないわっ!いくらエリスのスタイルが抜群でも・・こ、こんな恥ずかしい恰好して歩くなんて事私には絶対無理よっ!な、何かもっとまともな服は・・・?!」
あの後、セクシー衣裳を着た私の色気のある?悲鳴を聞いた為か、あの場にいた白銀のナイト達全員の好感度が400へとアップしていた。
そして私はあの部屋にあったシーツを被り、自分の部屋へと逃げ帰ってきたのである。
その時・・・
ドンドンドン・・・
ドアを叩く音が聞こえてきた。
「エリス・・・そこにいるんだろう?そのままでいいから俺達の話を聞いて貰えるか?」
あの声は・・・アベルの声だ。しかし・・・このままと言う訳にはいかないだろう。仮にも彼等は『白銀のナイト』と呼ばれる英雄達だ。ゲームクリアの為にも・・・むげには出来ない。
仕方が無い・・・。私は手元にあったシーツを頭から被るとドアを開けた。
「あ・・・。」
まさかドアが開けられるとは思わなかったのか、アベルが意外そうな顔をして・・・次に真っ赤な顔をすると言った。
「あ・・・エ、エリス。さっきはごめん・・。大声で叫んでしまって・・・。しかもエリスの・・そ、その姿を・・・凝視して・・。」
すると今度は背後に立っていたジェフリーが言った。
「だ、大丈夫、気にするなってっ!そ、その・・衣装すごくお前に似合っているからさっ!」
「そ、そうだ。自信を持っていいぞ?エリス。」
ジェフリーの隣に立っていたエリオットが声をかけてくる。
「うん。エリスはスタイルがいいからどんな衣装も最高だよ。」
アドニスはニコニコしながら言うが・・・フォローになってないからね?!
「エ・エリスが・・・何故あんな恰好をしていたのかは分からないが・・・その衣装では・・あ、あまりに恥ずかしいだろう?とりあえず・・・このホテルの従業員の服を借りてきたから・・・それを着てエリス・・お前の服を買いに行かないか?」
アンディが言いながら私にこのホテルの従業員のメイド服を差し出してきた。
「はい・・・あ、ありがとうございます・・・。」
私はありがたく?メイド服を受け取った。
それにしても・・・アルハールに来てからはメイド服ばかり着ている気がするなあ・・・。
そして私たちは二日酔いのアベルを伴い、町へ買い物に出かけた。
「これから俺達はモンスター討伐の為に砂漠へ行かないとならないんだ。エリスの服を買いながら砂漠へ向かう準備をする必要がある。」
アンディが神妙な面持ちで町を歩きながら私たちに言う。
「ああ、そうだな・・・。こうしている間にも砂漠のモンスターのせいで家畜が襲われるという被害が相次いで報告されている。だから一刻も早く砂漠へ向かわなくてはならない。」
エリオットがアンディに続き、説明する。
「だから効率よく行動しないとね。と言うわけで・・・。」
アドニスの後にジェフリーが言う。
「二手に分かれて行動しよう。」
「そ、それじゃ・・・どうやって決める・・・?」
二日酔で青ざめながらアベルが何故か私をチラリと見る。
「・・?」
何故・・私を見るのだろう?
「それじゃエリス。君は誰と行動したい?」
アドニスがニコニコしながら尋ねてきた。
「へ?何の事ですか?」
「ああ。なるべく早急にモンスター討伐に行くには下準備が必要だ。例えばラクダを手配したり、水や非常食・・・砂漠に向かう準備だ。その為には全員で一緒に行動すると効率が悪いだろう?」
ジェフリーが丁寧に説明してきた。
「なーんだ、それなら迷う必要ないですよ。自分の買い物は1人で済ませるので、皆さんは買い物をしてきてください。待ち合わせ場所はホテルでいいんじゃないですか?」
私が言うと全員が声を揃えて言った。
「「「「「何だって?!エリスを1人で行動させらるはず無いだろう?!」」」」」
何と全員が声を揃えて反対してきた。
す、すごい・・・!5人全員が声を揃えるなんて・・っ!
「う・・・わ、分かりましたよ。それでは一人だけ付き添いをお願いします。誰が行くかは・・皆さんで決めて下さい。」
全く・・・。どうでもいいから今は一刻も早くこのメイド服を着替えたいのに・・。
その後、彼等は暫く話し合いを続けたが・・・埒があかず、じゃんけんで決める事となった。そして選ばれたのが・・・。
「フフフ・・・。良かったよ、エリス。君と一緒に行動する事が出来て。」
アドニスが嬉しそうに言った。
うん・・・確かにアドニスは『白銀のナイト』達の中では一番穏やかなタイプだからな・・・。気が楽でいい。正直、ここだけの話・・・エリオットだけは御免だったからアドニスに決まった時は安堵のため息をついたほどである。
「それでは我々はラクダの調達と水・食料の調達をしてくる。」
エリオットが機嫌の悪さを隠そうともせずぶっきらぼうに言った。
「ウウウ・・・二日用で気分が悪いから、正直な所・・・俺はエリスと行動したかったよ・・・。」
アベルが青白い顔で言う。いやいや・・・・それよりもそんなに気分が悪いのなら、ホテルへ戻って休ませて貰えばいいのに・・・。
しかし、アベルの話を聞かされても誰一人、だったらアベルは部屋で休めと言う人物は1人もいなかった・・・ので私も出しゃばらず、せめて心の中でアベルの早期回復をお祈りする事にした。
そして私たちは二手に分かれて『アルハール』の買い物ツアーへと出発した。
突然アベルは布団をはねのけると凄い勢いでベッドの端へと移動した。
「ど、どうしんですかっ?!アベル様っ!」
え?一体何があったのだろうか?まさか口移しで水を飲ませた事がそれ程アベルを驚かせてしまったのか?
しかし・・・私は見た。
アベルの好感度の数値が一気に300に戻っている事を・・・!嘘っ!信じれない!
「エ・・・エ・エリス・・・ッ!お、お・お前・・・な・・なんて恰好してるんだよっ!!」
見るとアベルは顔から火が出るのでは無いかと思われる位真っ赤な顔をしている。
「え・・?恰好ですか・・・?」
アベルの視線は何故か私の胸元に釘付けになっている。
ま・まさか・・・。
今の私の来ている衣装は『アラビアン・ナイト』風の衣装に特殊効果?として魅了のおまけ効果が付いている。
そう、この衣装は・・・とても過激なデザインだったのだ。
この服はほぼビキニスタイルの衣装と言っても過言では無かった。ビキニスタイルの上に一応長袖の羽織りものに、ふわりとしたパンツスタイルではあるが・・・その素材は透け感ばっちりのオーガンジー素材で出来ているので、ほぼ着用している意味が無かった。
この衣装は、はっきり言ってしまえばセクシーさを売り物にしたコスプレ衣装である。
そして・・・運悪くアベルの叫び声を聞きつけた白銀のナイト達が一斉に部屋の中へと飛び込んできた。
そして・・・恐らく彼の目に真っ先に飛び込んできたのはセクシー衣装を来た私がアベルをベッドの隅っこに追い詰めている姿・・・だったであろう―。
そんな私とアベルの姿を見て真っ先に声を上げたのはアンディだった。
「お、おい・・・エ、エリス・・・・。一体・・そんな恰好で・・アベルと何してるんだ・・?」
アンディは真っ赤になって私に声を掛けてきた。見ると白銀のナイト達は全員顔を赤らめて私の姿を凝視している。
「イ・・・イヤアアアアアアンッ!!み・・・見ないで下さいよおっ!!」
胸元を隠した私の叫び声が部屋中に響き渡るのであった—。
今私は1人部屋に閉じこもり、必死で液晶画面を操作していた。
「全く・・・冗談じゃないわっ!いくらエリスのスタイルが抜群でも・・こ、こんな恥ずかしい恰好して歩くなんて事私には絶対無理よっ!な、何かもっとまともな服は・・・?!」
あの後、セクシー衣裳を着た私の色気のある?悲鳴を聞いた為か、あの場にいた白銀のナイト達全員の好感度が400へとアップしていた。
そして私はあの部屋にあったシーツを被り、自分の部屋へと逃げ帰ってきたのである。
その時・・・
ドンドンドン・・・
ドアを叩く音が聞こえてきた。
「エリス・・・そこにいるんだろう?そのままでいいから俺達の話を聞いて貰えるか?」
あの声は・・・アベルの声だ。しかし・・・このままと言う訳にはいかないだろう。仮にも彼等は『白銀のナイト』と呼ばれる英雄達だ。ゲームクリアの為にも・・・むげには出来ない。
仕方が無い・・・。私は手元にあったシーツを頭から被るとドアを開けた。
「あ・・・。」
まさかドアが開けられるとは思わなかったのか、アベルが意外そうな顔をして・・・次に真っ赤な顔をすると言った。
「あ・・・エ、エリス。さっきはごめん・・。大声で叫んでしまって・・・。しかもエリスの・・そ、その姿を・・・凝視して・・。」
すると今度は背後に立っていたジェフリーが言った。
「だ、大丈夫、気にするなってっ!そ、その・・衣装すごくお前に似合っているからさっ!」
「そ、そうだ。自信を持っていいぞ?エリス。」
ジェフリーの隣に立っていたエリオットが声をかけてくる。
「うん。エリスはスタイルがいいからどんな衣装も最高だよ。」
アドニスはニコニコしながら言うが・・・フォローになってないからね?!
「エ・エリスが・・・何故あんな恰好をしていたのかは分からないが・・・その衣装では・・あ、あまりに恥ずかしいだろう?とりあえず・・・このホテルの従業員の服を借りてきたから・・・それを着てエリス・・お前の服を買いに行かないか?」
アンディが言いながら私にこのホテルの従業員のメイド服を差し出してきた。
「はい・・・あ、ありがとうございます・・・。」
私はありがたく?メイド服を受け取った。
それにしても・・・アルハールに来てからはメイド服ばかり着ている気がするなあ・・・。
そして私たちは二日酔いのアベルを伴い、町へ買い物に出かけた。
「これから俺達はモンスター討伐の為に砂漠へ行かないとならないんだ。エリスの服を買いながら砂漠へ向かう準備をする必要がある。」
アンディが神妙な面持ちで町を歩きながら私たちに言う。
「ああ、そうだな・・・。こうしている間にも砂漠のモンスターのせいで家畜が襲われるという被害が相次いで報告されている。だから一刻も早く砂漠へ向かわなくてはならない。」
エリオットがアンディに続き、説明する。
「だから効率よく行動しないとね。と言うわけで・・・。」
アドニスの後にジェフリーが言う。
「二手に分かれて行動しよう。」
「そ、それじゃ・・・どうやって決める・・・?」
二日酔で青ざめながらアベルが何故か私をチラリと見る。
「・・?」
何故・・私を見るのだろう?
「それじゃエリス。君は誰と行動したい?」
アドニスがニコニコしながら尋ねてきた。
「へ?何の事ですか?」
「ああ。なるべく早急にモンスター討伐に行くには下準備が必要だ。例えばラクダを手配したり、水や非常食・・・砂漠に向かう準備だ。その為には全員で一緒に行動すると効率が悪いだろう?」
ジェフリーが丁寧に説明してきた。
「なーんだ、それなら迷う必要ないですよ。自分の買い物は1人で済ませるので、皆さんは買い物をしてきてください。待ち合わせ場所はホテルでいいんじゃないですか?」
私が言うと全員が声を揃えて言った。
「「「「「何だって?!エリスを1人で行動させらるはず無いだろう?!」」」」」
何と全員が声を揃えて反対してきた。
す、すごい・・・!5人全員が声を揃えるなんて・・っ!
「う・・・わ、分かりましたよ。それでは一人だけ付き添いをお願いします。誰が行くかは・・皆さんで決めて下さい。」
全く・・・。どうでもいいから今は一刻も早くこのメイド服を着替えたいのに・・。
その後、彼等は暫く話し合いを続けたが・・・埒があかず、じゃんけんで決める事となった。そして選ばれたのが・・・。
「フフフ・・・。良かったよ、エリス。君と一緒に行動する事が出来て。」
アドニスが嬉しそうに言った。
うん・・・確かにアドニスは『白銀のナイト』達の中では一番穏やかなタイプだからな・・・。気が楽でいい。正直、ここだけの話・・・エリオットだけは御免だったからアドニスに決まった時は安堵のため息をついたほどである。
「それでは我々はラクダの調達と水・食料の調達をしてくる。」
エリオットが機嫌の悪さを隠そうともせずぶっきらぼうに言った。
「ウウウ・・・二日用で気分が悪いから、正直な所・・・俺はエリスと行動したかったよ・・・。」
アベルが青白い顔で言う。いやいや・・・・それよりもそんなに気分が悪いのなら、ホテルへ戻って休ませて貰えばいいのに・・・。
しかし、アベルの話を聞かされても誰一人、だったらアベルは部屋で休めと言う人物は1人もいなかった・・・ので私も出しゃばらず、せめて心の中でアベルの早期回復をお祈りする事にした。
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