31 / 129
第15日目 コンピューターウィルスを駆除せよ! ②
しおりを挟む
「「「エリスッ!!!」」」
フレッド、ジェフリー、アベルは私を見て一斉に振り返った。
彼等はいつもの学生服では無く、白銀の騎士の格好をしていた。真っ白なロングジャケットに青い襟元と袖に、白い手袋をはめている。
うわあ・・・・素敵だ・・・。感動。ゲームのスチルで見た立ち絵さながらの美しい姿に思わず見惚れてしまう。
3人は私に駆け寄って来たので、思わず口が勝手に動いてしまった。
「皆さん・・・そのお姿・・とてもお似合いです。格好いい・・・。」
途端に顔を真っ赤にする3人、そして俯くトビー。
その途端、ハッと我に返る私。ま・・・まずい・・!無意識にとんでも無いことを言ってしまった・・・!
見ると、彼等の好感度は・・・フレッドが160、アベルが70、ジェフリーは90になっている。フレッドの数値が・・・か、かなりまずい事になってしまった・・・。
チラリとフレッドを見れば、彼は熱を込めた瞳で私を見つめているでは無いかっ!
一方、それに気づいたのかトビーが私を彼等から隠す様に白銀のナイト達の前に立ち塞がる。
ヒエエエッ!トビー!貴方・・・仮にもこの学園の従業員で、しかも白銀のナイト達の前に立ち塞がるなんて・・無礼にほどがあるでしょう?!
しかし、私のハラハラしている気持ちを他所にトビーは言った。
「どういう経緯かは分かりませんが・・・エリスは僕たちの大切な仲間です。・・・本当は僕だって彼女について行きたいくらいですが・・生憎許可はとれていません。いいですか?もしエリスに傷一つでも作ろうものなら・・僕は貴方達を決して許しませんからね?!」
何とトビーは白銀の騎士達に向かってビシイッと指を差したのだ。
な、何て恐ろしい事を・・っ!
「ト・・トビーッ!」
私は慌てて背後からトビーの服を掴んだ。
「何?どうしたんだい、エリス?」
甘ったるい声と笑顔で私の方を振り返るトビー。
「し、心配してくれるのはとても嬉しいのですが、私の事よりも、白銀のナイト様達の命の方が大事ですよ。もし私が危険な目に遭い、そんな私を助ける為にこの方達に危険が及ぶ方が大ごとです。そんな事になったら私はもうこの学園にいられなくなります。私は嫌われ者のエリスです。いざとなったら私を囮にして下さい。」
大丈夫、私にはレベルの上がった必殺技『害虫駆除』のスキルがあるのだ。この杖を使えば・・・きっとウィルスは駆除できるはず!
そうすれば、私の株も少しは上がり、嫌われ者のエリスの汚名を返上出来るかもしれない。
すると私の話を聞いた4人の男性が一斉に声を揃えて言った。
「「「「俺は別にエリスを嫌って等いないっ!」」」」
そして何故か彼等は互いをけん制し合うように睨み合う。その時・・・。
「皆様、お集まりいただきありがとうございます。」
奇妙な覆面を被り、背広を着た2名の男性が現れた。いかにも怪しすぎるこの2人が運営局の人間・・・つまりは・・・私をこのゲームの世界に引き込んだ・・・ゲーム制作会社のスタッフだなっ?!
思わずキッと彼等を睨み付けるとビクリとなる2人の男性。
私はつかつかと2人の男性に近付くと彼等の腕を左右の手で捕まえた。
「「ヒッ!」」
同時に肩を震わせる運営局の男達。
「「「「エリスッ?!」」」」
それを見て声を合わせる4人の男性達。
「すみません、私こちらの2名の男性にお話があるんです。少しだけ皆さんはお待ち頂けますか?」
ニッコリ彼等を見て笑い、私は運営局の男達の顔をグイッと自分の方に引き寄せると小声で囁いた。
「まずは私だけに詳しく事情を話すべきではないでしょうか?何故彼等を同席させてしまうのでしょうかねえ?」
そして笑みを浮かべて彼等を見つめる。更に私は2人に話をしようとした時に・・・。
「エリス、彼等から離れろ。」
突然背後から声を掛けられ、私はグイッと腕を引かれて運営局員達から引き離された。え?だ、誰?
振り向くと・・・。
「フ、フレッド様?」
私の腕を掴んでいたのはフレッド・モリスだったのだ。何故か彼は私ではなく運駅局員達を睨み付けている。
「さあ、俺達に詳しく事情を話せ。」
フレッドは凄みのある声で彼等に言った。
「は、はい・・・っ!」
「す、すぐにご説明致します・・・っ!」
2人の運営局員は肩をビクリと震わせた。それを見た私は即座に思った。アースプロダクツエンターテイメント会社め・・・。さては新人2名をこのゲームの世界へ寄こしたな?何やらブラック企業の匂いがする。
1人の覆面男が全員が席に着くのを見ると話し始めた。
「実は、この学園の北に位置します森の奥に巨大な岩山があります。数日前にこの岩山に大きな穴が空き、ここから未知の生命たちが現れたとの報告が上がって来たのです。我々が内部探査をしたところ、そこには無数のモンスターたちが蠢いていました。何とか倒しましたが、さらに奥の方に道が続いており、そこからは、モンスターの気配が漂っています。いま、何とか岩山の大穴を岩で防ぎましたが、それもいつまで持つか分かりません。そこであなた方にこのモンスター達を駆除・・・もとい、倒して頂きたいのです。」
「それは分かったが・・・何故か弱いメイドのエリスが討伐隊に選ばれるのだ?」
私の隣に座っているフレッドは足を組んで腕組みしながら運営局の人間を睨み付けた。
「ああ、そうだ。こんな小柄なエリスに戦えるはずが無いだろう?」
アベルは自分だって背が低いのに、何故か小柄を強調して運営局員に言う。
「俺も反対だ。エリスに戦えるはずが無い。」
ジェフリーも言う。
「エリス、僕と一緒に戻ろう。君はメイドなんだか、メイドの仕事をしていればいいだよ?」
フレッドとは反対側の私の隣に座ったトビーが肩に手を置くと言った。
「いえいえ、私の事はお構いなく。」
笑みを浮かべながらさり気なくトビーの腕を肩から外す。
するとそれまで黙っていたもう一人の管理局員が口を開いた。
「ええ、エリス様なら大丈夫です。彼女はモンスターを駆除する事が出来る特別な・・彼女だけが扱える『杖』があるのですから。」
ああ・・・成程、やはりそう言う事だったのね。私の杖からでて来るのは雷ではなく、恐らく電磁波だったのだろう。
この世界はバーチャルゲームの世界だ。当然あの巨大ダンゴムシもウィルスのバグによるものだっのかもしれない。
となると・・・勝機は私にある。
「いいでしょう・・・やりますよ。」
私はニヤリと不敵に笑うと運営局員達に言った。
「その代わり・・・モンスター達を退治した暁には・・・貴方達のお時間を私に下さいね・・・?」
そして微笑んだ。
この時の私は気が付いていなかった。
フレッド、アベル、ジェフリー、トビーが驚いた様に私を見つめていた事に―。
「あの・・・・結局、私はこのメイド服で行くのですか?」
馬車に乗りながら私は運営局員達を恨めしい顔で見る私。
「わ・・・分かりましたッ!こんど、貴女に相応しい衣装をご用意させて頂きます。」
「早急に・・何とかしますっ!」
う~ん・・少し彼等を脅しすぎたかな?
トビーは少し前に仕事に戻り、馬車の外には3人の白銀のナイト達が馬にまたがっている。
「それにしても、よくも私を騙すような真似をして、この世界に放り込んでくれましたよね?」
腕組みしたままジロリと睨むと、2人は肩をすぼめて言った。
「す、すみません・・・。実は俺達はこの会社の社員じゃ無いんですよ。臨時でアルバイトで雇われている学生なんですよ。」
「え?!そうなのッ?!」
何だ、年下か。なら敬語はやめよう。
「そうなんです・・・。高額バイトにつられて・・働いてみれば、こんな事に・・・。ううっ・・・。」
1人は覆面の下で泣いている様だった。はあ・・・。思わずため息をつく私。
もう、彼等を責めるのはやめよう・・・・。
私やさぐれた気持ちになり、黙って馬車の中から外の景色を見つめていた
やがて、森が現れて馬車は現場に到着した―。
フレッド、ジェフリー、アベルは私を見て一斉に振り返った。
彼等はいつもの学生服では無く、白銀の騎士の格好をしていた。真っ白なロングジャケットに青い襟元と袖に、白い手袋をはめている。
うわあ・・・・素敵だ・・・。感動。ゲームのスチルで見た立ち絵さながらの美しい姿に思わず見惚れてしまう。
3人は私に駆け寄って来たので、思わず口が勝手に動いてしまった。
「皆さん・・・そのお姿・・とてもお似合いです。格好いい・・・。」
途端に顔を真っ赤にする3人、そして俯くトビー。
その途端、ハッと我に返る私。ま・・・まずい・・!無意識にとんでも無いことを言ってしまった・・・!
見ると、彼等の好感度は・・・フレッドが160、アベルが70、ジェフリーは90になっている。フレッドの数値が・・・か、かなりまずい事になってしまった・・・。
チラリとフレッドを見れば、彼は熱を込めた瞳で私を見つめているでは無いかっ!
一方、それに気づいたのかトビーが私を彼等から隠す様に白銀のナイト達の前に立ち塞がる。
ヒエエエッ!トビー!貴方・・・仮にもこの学園の従業員で、しかも白銀のナイト達の前に立ち塞がるなんて・・無礼にほどがあるでしょう?!
しかし、私のハラハラしている気持ちを他所にトビーは言った。
「どういう経緯かは分かりませんが・・・エリスは僕たちの大切な仲間です。・・・本当は僕だって彼女について行きたいくらいですが・・生憎許可はとれていません。いいですか?もしエリスに傷一つでも作ろうものなら・・僕は貴方達を決して許しませんからね?!」
何とトビーは白銀の騎士達に向かってビシイッと指を差したのだ。
な、何て恐ろしい事を・・っ!
「ト・・トビーッ!」
私は慌てて背後からトビーの服を掴んだ。
「何?どうしたんだい、エリス?」
甘ったるい声と笑顔で私の方を振り返るトビー。
「し、心配してくれるのはとても嬉しいのですが、私の事よりも、白銀のナイト様達の命の方が大事ですよ。もし私が危険な目に遭い、そんな私を助ける為にこの方達に危険が及ぶ方が大ごとです。そんな事になったら私はもうこの学園にいられなくなります。私は嫌われ者のエリスです。いざとなったら私を囮にして下さい。」
大丈夫、私にはレベルの上がった必殺技『害虫駆除』のスキルがあるのだ。この杖を使えば・・・きっとウィルスは駆除できるはず!
そうすれば、私の株も少しは上がり、嫌われ者のエリスの汚名を返上出来るかもしれない。
すると私の話を聞いた4人の男性が一斉に声を揃えて言った。
「「「「俺は別にエリスを嫌って等いないっ!」」」」
そして何故か彼等は互いをけん制し合うように睨み合う。その時・・・。
「皆様、お集まりいただきありがとうございます。」
奇妙な覆面を被り、背広を着た2名の男性が現れた。いかにも怪しすぎるこの2人が運営局の人間・・・つまりは・・・私をこのゲームの世界に引き込んだ・・・ゲーム制作会社のスタッフだなっ?!
思わずキッと彼等を睨み付けるとビクリとなる2人の男性。
私はつかつかと2人の男性に近付くと彼等の腕を左右の手で捕まえた。
「「ヒッ!」」
同時に肩を震わせる運営局の男達。
「「「「エリスッ?!」」」」
それを見て声を合わせる4人の男性達。
「すみません、私こちらの2名の男性にお話があるんです。少しだけ皆さんはお待ち頂けますか?」
ニッコリ彼等を見て笑い、私は運営局の男達の顔をグイッと自分の方に引き寄せると小声で囁いた。
「まずは私だけに詳しく事情を話すべきではないでしょうか?何故彼等を同席させてしまうのでしょうかねえ?」
そして笑みを浮かべて彼等を見つめる。更に私は2人に話をしようとした時に・・・。
「エリス、彼等から離れろ。」
突然背後から声を掛けられ、私はグイッと腕を引かれて運営局員達から引き離された。え?だ、誰?
振り向くと・・・。
「フ、フレッド様?」
私の腕を掴んでいたのはフレッド・モリスだったのだ。何故か彼は私ではなく運駅局員達を睨み付けている。
「さあ、俺達に詳しく事情を話せ。」
フレッドは凄みのある声で彼等に言った。
「は、はい・・・っ!」
「す、すぐにご説明致します・・・っ!」
2人の運営局員は肩をビクリと震わせた。それを見た私は即座に思った。アースプロダクツエンターテイメント会社め・・・。さては新人2名をこのゲームの世界へ寄こしたな?何やらブラック企業の匂いがする。
1人の覆面男が全員が席に着くのを見ると話し始めた。
「実は、この学園の北に位置します森の奥に巨大な岩山があります。数日前にこの岩山に大きな穴が空き、ここから未知の生命たちが現れたとの報告が上がって来たのです。我々が内部探査をしたところ、そこには無数のモンスターたちが蠢いていました。何とか倒しましたが、さらに奥の方に道が続いており、そこからは、モンスターの気配が漂っています。いま、何とか岩山の大穴を岩で防ぎましたが、それもいつまで持つか分かりません。そこであなた方にこのモンスター達を駆除・・・もとい、倒して頂きたいのです。」
「それは分かったが・・・何故か弱いメイドのエリスが討伐隊に選ばれるのだ?」
私の隣に座っているフレッドは足を組んで腕組みしながら運営局の人間を睨み付けた。
「ああ、そうだ。こんな小柄なエリスに戦えるはずが無いだろう?」
アベルは自分だって背が低いのに、何故か小柄を強調して運営局員に言う。
「俺も反対だ。エリスに戦えるはずが無い。」
ジェフリーも言う。
「エリス、僕と一緒に戻ろう。君はメイドなんだか、メイドの仕事をしていればいいだよ?」
フレッドとは反対側の私の隣に座ったトビーが肩に手を置くと言った。
「いえいえ、私の事はお構いなく。」
笑みを浮かべながらさり気なくトビーの腕を肩から外す。
するとそれまで黙っていたもう一人の管理局員が口を開いた。
「ええ、エリス様なら大丈夫です。彼女はモンスターを駆除する事が出来る特別な・・彼女だけが扱える『杖』があるのですから。」
ああ・・・成程、やはりそう言う事だったのね。私の杖からでて来るのは雷ではなく、恐らく電磁波だったのだろう。
この世界はバーチャルゲームの世界だ。当然あの巨大ダンゴムシもウィルスのバグによるものだっのかもしれない。
となると・・・勝機は私にある。
「いいでしょう・・・やりますよ。」
私はニヤリと不敵に笑うと運営局員達に言った。
「その代わり・・・モンスター達を退治した暁には・・・貴方達のお時間を私に下さいね・・・?」
そして微笑んだ。
この時の私は気が付いていなかった。
フレッド、アベル、ジェフリー、トビーが驚いた様に私を見つめていた事に―。
「あの・・・・結局、私はこのメイド服で行くのですか?」
馬車に乗りながら私は運営局員達を恨めしい顔で見る私。
「わ・・・分かりましたッ!こんど、貴女に相応しい衣装をご用意させて頂きます。」
「早急に・・何とかしますっ!」
う~ん・・少し彼等を脅しすぎたかな?
トビーは少し前に仕事に戻り、馬車の外には3人の白銀のナイト達が馬にまたがっている。
「それにしても、よくも私を騙すような真似をして、この世界に放り込んでくれましたよね?」
腕組みしたままジロリと睨むと、2人は肩をすぼめて言った。
「す、すみません・・・。実は俺達はこの会社の社員じゃ無いんですよ。臨時でアルバイトで雇われている学生なんですよ。」
「え?!そうなのッ?!」
何だ、年下か。なら敬語はやめよう。
「そうなんです・・・。高額バイトにつられて・・働いてみれば、こんな事に・・・。ううっ・・・。」
1人は覆面の下で泣いている様だった。はあ・・・。思わずため息をつく私。
もう、彼等を責めるのはやめよう・・・・。
私やさぐれた気持ちになり、黙って馬車の中から外の景色を見つめていた
やがて、森が現れて馬車は現場に到着した―。
0
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説
私が死んだあとの世界で
もちもち太郎
恋愛
婚約破棄をされ断罪された公爵令嬢のマリーが死んだ。
初めはみんな喜んでいたが、時が経つにつれマリーの重要さに気づいて後悔する。
だが、もう遅い。なんてったって、私を断罪したのはあなた達なのですから。
私はいけにえ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「ねえ姉さん、どうせ生贄になって死ぬのに、どうしてご飯なんて食べるの? そんな良いものを食べたってどうせ無駄じゃない。ねえ、どうして食べてるの?」
ねっとりと息苦しくなるような声で妹が言う。
私はそうして、一緒に泣いてくれた妹がもう存在しないことを知ったのだ。
****リハビリに書いたのですがダークすぎる感じになってしまって、暗いのが好きな方いらっしゃったらどうぞ。
そして乙女ゲームは始まらなかった
お好み焼き
恋愛
気付いたら9歳の悪役令嬢に転生してました。前世でプレイした乙女ゲームの悪役キャラです。悪役令嬢なのでなにか悪さをしないといけないのでしょうか?しかし私には誰かをいじめる趣味も性癖もありません。むしろ苦しんでいる人を見ると胸が重くなります。
一体私は何をしたらいいのでしょうか?
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
乙女ゲームの断罪イベントが終わった世界で転生したモブは何を思う
ひなクラゲ
ファンタジー
ここは乙女ゲームの世界
悪役令嬢の断罪イベントも終わり、無事にエンディングを迎えたのだろう…
主人公と王子の幸せそうな笑顔で…
でも転生者であるモブは思う
きっとこのまま幸福なまま終わる筈がないと…
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れな時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる