31 / 119
第31話 何しに来たの?
しおりを挟む
停車場に着くと、既にジムさんが迎えに来ていた。
「ジムさん!遅れてごめんなさい!」
馬車に駆け寄るとジムさんが驚いた顔を見せた。
「何を仰っているのですか?アンジェラ様は時間通りにいらっしゃいましたし、御者の私に気を遣う事はありませんよ」
「だけど…」
前世での日本人の記憶がある私にはどうにも『人を待たせる』と言う事は受け入れがたかった。
「さ、お乗り下さい。『トワール』の店へ行かれるのでしょう?」
「ええ、そうね」
そして私が馬車に乗り込むと、ジムさんは手綱を握りしめ、馬車を走らせた―。
****
ガラガラガラガラ…
まるで中世の美しい街並みを走ってるかのような景色を窓の外から私は眺めていた。私は自分の住むこの『ブーゲン』の町が大好きだ。綺麗に並べられた石畳、まるで絵本の世界に入り込んでしまったかのような景色は私の創作意欲をかきたてる。
「フフフ…次はどんな作品を作ろうかしら…」
私は馬車の中で微笑んだ―。
「アンジェラ様。到着致しました」
ジムさんが馬車の扉を開けてくれた。
「ありがとう」
馬車から降りると私の行きつけの店『トワール』が眼前にあった。
「それじゃ、買い物をしてくるから…」
遠慮がちに言うとジムさんは笑顔で頷いてくれた。
「ええ、大丈夫ですよ。1時間だろうと2時間だろうとお待ちしておりますので」
「そ、そんな1時間も2時間も買い物しないわよ。出来るだけ早く終わらせるから待っていて」
それだけ伝えると私は扉を開けて『トワール』の店へと入って行った―。
カランカラン
ドアベルが鳴り、若くして店主になったイヴォンヌさんが出て来た。
「いらっしゃいませ…まぁ、アンジェラ様。いつも御贔屓にありがとうございます」
「こんにちは、イヴォンヌさん。また来てしまったわ」
「何を仰るのですか。アンジェラ様は大得意さまでいらっしゃいますから。それで?今回は何をお買い上げですか?」
「ええ、刺繍糸と麻布が欲しいんです」
「なら、こちらはどうですか?」
イヴォンヌさんのお得意の接客が始まる。
こうして私の買い物が開始された―。
****
40分後―
「ありがとうございましたー」
イヴォンヌさんに見送られ、私は両手一杯の荷物を抱えて店の外へと出て来た。
「アンジェラ様!凄い荷物の量ですね?お持ちしますよ」
ジムさんが御者台から降りてくると荷物を持ってくれた。
「ありがとう」
「いいえ、とんでもありません。それにしても今回も凄い買い物の量ですね」
ジムさんは馬車に荷物を入れながら話しかけて来た。
「ええ。イヴォンヌさんは商売上手だから、ついあれこれ勧められて買ってしまうのよね。商売上手なのね。私も見習わないと」
馬車に乗り込みながら私は言った。
「大丈夫ですって。アンジェラ様の手作りの品はどれも素晴らしいですから、絶対うまくいきますよ」
馬車の扉を閉めながらジムさんが言う。
「ありがとう。それじゃ行きましょうか?」
「はい」
ジムさんは御者台に乗り込むとすぐに馬車を走らせた―。
****
帰宅したのは17時を過ぎていた。
「ただいま戻りました」
たまたまリビングルームで読書をしていた母に帰宅の挨拶をした。
「お帰りなさい。アンジェラ」
母は読みかけの本を閉じると顔を上げた。
「遅かったのね。今日も『トワール』に行っていたの?」
「はい、そうです」
「そうなのね…実はまたしても先程までニコラス様がいらしていたのよ」
母がため息つきながら言う。
「えっ?!ニコラス様がっ?!」
昨日の今日で一体何の用があるのだろう?でも帰ってくれて良かった。もうすぐ私の店がオープン間近だと言うのに、愚かな婚約者に付き合う程私は暇人では無いのだ。
「全く…一体何の用事で来たのだか…お相手をする気にもなれなかったからこの部屋に放置しておいたわ。随分ふてくされていたようだけど文句ひとつ言わず待っていたようだけど…。結局待ちきれなくて帰って行ったけどね」
昨夜の一件から、母も随分ニコラスに対する態度が適当な扱いになって来た。
「ええ、放っておいていいんですよ。ところでお父様はいらしてますか?」
「ええ、執務室にいるわよ。何か用事でもあるの?」
「はい、大事な相談事があるのです。では少し行ってきますね」
「ええ」
こうして私はリビングを出ると父のいる執務室へと向かった―。
「ジムさん!遅れてごめんなさい!」
馬車に駆け寄るとジムさんが驚いた顔を見せた。
「何を仰っているのですか?アンジェラ様は時間通りにいらっしゃいましたし、御者の私に気を遣う事はありませんよ」
「だけど…」
前世での日本人の記憶がある私にはどうにも『人を待たせる』と言う事は受け入れがたかった。
「さ、お乗り下さい。『トワール』の店へ行かれるのでしょう?」
「ええ、そうね」
そして私が馬車に乗り込むと、ジムさんは手綱を握りしめ、馬車を走らせた―。
****
ガラガラガラガラ…
まるで中世の美しい街並みを走ってるかのような景色を窓の外から私は眺めていた。私は自分の住むこの『ブーゲン』の町が大好きだ。綺麗に並べられた石畳、まるで絵本の世界に入り込んでしまったかのような景色は私の創作意欲をかきたてる。
「フフフ…次はどんな作品を作ろうかしら…」
私は馬車の中で微笑んだ―。
「アンジェラ様。到着致しました」
ジムさんが馬車の扉を開けてくれた。
「ありがとう」
馬車から降りると私の行きつけの店『トワール』が眼前にあった。
「それじゃ、買い物をしてくるから…」
遠慮がちに言うとジムさんは笑顔で頷いてくれた。
「ええ、大丈夫ですよ。1時間だろうと2時間だろうとお待ちしておりますので」
「そ、そんな1時間も2時間も買い物しないわよ。出来るだけ早く終わらせるから待っていて」
それだけ伝えると私は扉を開けて『トワール』の店へと入って行った―。
カランカラン
ドアベルが鳴り、若くして店主になったイヴォンヌさんが出て来た。
「いらっしゃいませ…まぁ、アンジェラ様。いつも御贔屓にありがとうございます」
「こんにちは、イヴォンヌさん。また来てしまったわ」
「何を仰るのですか。アンジェラ様は大得意さまでいらっしゃいますから。それで?今回は何をお買い上げですか?」
「ええ、刺繍糸と麻布が欲しいんです」
「なら、こちらはどうですか?」
イヴォンヌさんのお得意の接客が始まる。
こうして私の買い物が開始された―。
****
40分後―
「ありがとうございましたー」
イヴォンヌさんに見送られ、私は両手一杯の荷物を抱えて店の外へと出て来た。
「アンジェラ様!凄い荷物の量ですね?お持ちしますよ」
ジムさんが御者台から降りてくると荷物を持ってくれた。
「ありがとう」
「いいえ、とんでもありません。それにしても今回も凄い買い物の量ですね」
ジムさんは馬車に荷物を入れながら話しかけて来た。
「ええ。イヴォンヌさんは商売上手だから、ついあれこれ勧められて買ってしまうのよね。商売上手なのね。私も見習わないと」
馬車に乗り込みながら私は言った。
「大丈夫ですって。アンジェラ様の手作りの品はどれも素晴らしいですから、絶対うまくいきますよ」
馬車の扉を閉めながらジムさんが言う。
「ありがとう。それじゃ行きましょうか?」
「はい」
ジムさんは御者台に乗り込むとすぐに馬車を走らせた―。
****
帰宅したのは17時を過ぎていた。
「ただいま戻りました」
たまたまリビングルームで読書をしていた母に帰宅の挨拶をした。
「お帰りなさい。アンジェラ」
母は読みかけの本を閉じると顔を上げた。
「遅かったのね。今日も『トワール』に行っていたの?」
「はい、そうです」
「そうなのね…実はまたしても先程までニコラス様がいらしていたのよ」
母がため息つきながら言う。
「えっ?!ニコラス様がっ?!」
昨日の今日で一体何の用があるのだろう?でも帰ってくれて良かった。もうすぐ私の店がオープン間近だと言うのに、愚かな婚約者に付き合う程私は暇人では無いのだ。
「全く…一体何の用事で来たのだか…お相手をする気にもなれなかったからこの部屋に放置しておいたわ。随分ふてくされていたようだけど文句ひとつ言わず待っていたようだけど…。結局待ちきれなくて帰って行ったけどね」
昨夜の一件から、母も随分ニコラスに対する態度が適当な扱いになって来た。
「ええ、放っておいていいんですよ。ところでお父様はいらしてますか?」
「ええ、執務室にいるわよ。何か用事でもあるの?」
「はい、大事な相談事があるのです。では少し行ってきますね」
「ええ」
こうして私はリビングを出ると父のいる執務室へと向かった―。
201
あなたにおすすめの小説
王命って何ですか? 虐げられ才女は理不尽な我慢をやめることにした
まるまる⭐️
恋愛
【第18回恋愛小説大賞において優秀賞を頂戴致しました。応援頂いた読者の皆様に心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました】
その日、貴族裁判所前には多くの貴族達が傍聴券を求め、所狭しと行列を作っていた。
貴族達にとって注目すべき裁判が開かれるからだ。
現国王の妹王女の嫁ぎ先である建国以来の名門侯爵家が、新興貴族である伯爵家から訴えを起こされたこの裁判。
人々の関心を集めないはずがない。
裁判の冒頭、証言台に立った伯爵家長女は涙ながらに訴えた。
「私には婚約者がいました…。
彼を愛していました。でも、私とその方の婚約は破棄され、私は意に沿わぬ男性の元へと嫁ぎ、侯爵夫人となったのです。
そう…。誰も覆す事の出来ない王命と言う理不尽な制度によって…。
ですが、理不尽な制度には理不尽な扱いが待っていました…」
裁判開始早々、王命を理不尽だと公衆の面前で公言した彼女。裁判での証言でなければ不敬罪に問われても可笑しくはない発言だ。
だが、彼女はそんな事は全て承知の上であえてこの言葉を発した。
彼女はこれより少し前、嫁ぎ先の侯爵家から彼女の有責で離縁されている。原因は彼女の不貞行為だ。彼女はそれを否定し、この裁判に於いて自身の無実を証明しようとしているのだ。
次々に積み重ねられていく証言に次第に追い込まれていく侯爵家。明らかになっていく真実を傍聴席の貴族達は息を飲んで見守る。
裁判の最後、彼女は傍聴席に向かって訴えかけた。
「王命って何ですか?」と。
✳︎不定期更新、設定ゆるゆるです。
婚約破棄したその場から、ざまぁは始まっていました
ふわふわ
恋愛
王国随一の名門、アルファルド公爵家の令嬢シャウラは、
ある日、第一王子アセルスから一方的に婚約を破棄される。
理由はただ一つ――
「平民出身の聖女と婚約するため」。
だが、その“婚約破棄したその場”で、ざまぁはすでに始まっていた。
シャウラは泣かず、怒らず、抗議もしない。
ただ静かに席を立っただけ。
それだけで――
王国最大派閥アルファルド派は王子への支持を撤回し、
王国最大の商会は資金提供を打ち切り、
王太子候補だったアセルスは、政治と経済の両方を失っていく。
一方シャウラは、何もしていない。
復讐もしない。断罪もしない。
平穏な日常を送りながら、無自覚のまま派閥の結束を保ち続ける。
そして王国は、
“王太子を立てない”という前代未聞の選択をし、
聡明な第一王女マリーが女王として即位する――。
誰かを裁くことなく、
誰かを蹴落とすことなく、
ただ「席を立った」者だけが、最後まで穏やかでいられた。
これは、
婚約破棄から始まる――
静かで、上品で、取り返しのつかないざまぁの物語。
「私は何もしていませんわ」
それが、最強の勝利だった。
【完結】ご期待に、お応えいたします
楽歩
恋愛
王太子妃教育を予定より早く修了した公爵令嬢フェリシアは、残りの学園生活を友人のオリヴィア、ライラと穏やかに過ごせると喜んでいた。ところが、その友人から思いもよらぬ噂を耳にする。
ーー私たちは、学院内で“悪役令嬢”と呼ばれているらしいーー
ヒロインをいじめる高慢で意地悪な令嬢。オリヴィアは婚約者に近づく男爵令嬢を、ライラは突然侯爵家に迎えられた庶子の妹を、そしてフェリシアは平民出身の“精霊姫”をそれぞれ思い浮かべる。
小説の筋書きのような、婚約破棄や破滅の結末を思い浮かべながらも、三人は皮肉を交えて笑い合う。
そんな役どころに仕立て上げられていたなんて。しかも、当の“ヒロイン”たちはそれを承知のうえで、あくまで“純真”に振る舞っているというのだから、たちが悪い。
けれど、そう望むのなら――さあ、ご期待にお応えして、見事に演じきって見せますわ。
許婚と親友は両片思いだったので2人の仲を取り持つことにしました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<2人の仲を応援するので、どうか私を嫌わないでください>
私には子供のころから決められた許嫁がいた。ある日、久しぶりに再会した親友を紹介した私は次第に2人がお互いを好きになっていく様子に気が付いた。どちらも私にとっては大切な存在。2人から邪魔者と思われ、嫌われたくはないので、私は全力で許嫁と親友の仲を取り持つ事を心に決めた。すると彼の評判が悪くなっていき、それまで冷たかった彼の態度が軟化してきて話は意外な展開に・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」
公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。
死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」
目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。
「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」
隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。
そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……?
「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」
資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。
私は貴方を許さない
白湯子
恋愛
甘やかされて育ってきたエリザベータは皇太子殿下を見た瞬間、前世の記憶を思い出す。無実の罪を着させられ、最期には断頭台で処刑されたことを。
前世の記憶に酷く混乱するも、優しい義弟に支えられ今世では自分のために生きようとするが…。
『悪役令嬢は、二度目の人生で無言を貫く。~処刑回避のために黙っていただけなのに、なぜか冷徹宰相様から「君こそ運命の人だ」と溺愛さています~』
放浪人
恋愛
「もう、余計なことは喋りません(処刑されたくないので!)」
王太子の婚約者エリスは、無実の罪を着せられた際、必死に弁解しようと叫び散らした結果「見苦しい」と断罪され、処刑されてしまった。 死に戻った彼女は悟る。「口は災いの元。二度目の人生は、何があっても口を閉ざして生き延びよう」と。
しかし、断罪の場で恐怖のあまり沈黙を貫いた結果、その姿は「弁解せず耐え忍ぶ高潔な令嬢」として称賛されてしまう。 さらに、人間嫌いの冷徹宰相クラウスに「私の静寂を理解する唯一の女性」と盛大な勘違いをされ、求婚されてしまい……!?
「君の沈黙は、愛の肯定だね?」(違います、怖くて固まっているだけです!) 「この国の危機を、一目で見抜くとは」(ただ臭かったから鼻を押さえただけです!)
怯えて黙っているだけの元悪役令嬢と、彼女の沈黙を「深遠な知性」と解釈して溺愛する最強宰相。 転生ヒロインの妨害も、隣国の陰謀も、全て「無言」で解決(?)していく、すれ違いロマンティック・コメディ! 最後はちゃんと言葉で愛を伝えて、最高のハッピーエンドを迎えます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる