23 / 73
連載
ヨハン・ブレイズ 6
しおりを挟む
< 私の大切な人なのです >
アゼリアの口から『カイ』と言う青年の名前と、この言葉が出てきた時は正直言って驚いた。アゼリアはマルセル様という婚約者がいたにも関わらず、本当は別の男性に恋していたとは思いもしなかった。だが…アゼリアが白血病になるまで、命がこと切れてしまうかもしれない寸前まで婚約者に見向きもされなければ、別の男性を好きになっても仕方の無い事だろう。
『カイ』…一体どんな青年なのだろう?アゼリアが好きになった相手だ。きっと素晴らしい青年に違いない。もし『カイ』の居場所が分かり、女性の影が周囲に無ければアゼリアに寄り沿って貰えないか頼んでみよう。
アゼリア…君の最後を迎える時は、今まで生きてきて良かったと心から思える人生にさせてあげるよ。それが…「兄」としての僕の役割だから―。
****
診察待ちの患者さんがいなかったので、今日は18時丁度に診療所を閉める事が出来た。戸締りをしていると、突然電話が鳴り響いた。恐らくベンジャミンかもしれない。小さくため息をつくと電話に出た。
「はい、ヨハン・ブレイズ診療所です」
『ヨハン、俺だ。オリバーだよ』
電話の相手はオリバーからだった。
「オリバーか?一体どうしたんだ?」
『いや…実はお前に謝っておきたい事があって‥』
「僕に?」
『ああ、この間ベンジャミンが新聞社にやってきた時、珍しくあいつが俺の働く部署へやってきたんだよ』
「そうだったのか?」
『結局俺の所へ来たのは大した用事があったわけじゃないんだが…それが運悪くアゼリアのペンダントの写真と20年前の新聞記事を漁っていた時だったんだよ。それであいつが尋ねて来たんだ。何でこんな物を調べているんだって根掘り葉掘り聞かれて…ほら、あいつ弁護士だろう?あんまり黙っていると何かやましい事があるんじゃないか疑われそうでさ…。一応ベンジャミンは俺の勤務先の顧問弁護士だし…」
「それで…アゼリアの事を話してしまったのか…。だからベンジャミンは診療所にやってきたんだな?」
『な、何だってっ?!あいつお前の所に来たのかっ?!』
「ああ、診療時間中に訪ねてきたんだよ」
『すまん!ヨハンッ!あいつめ…』
突然オリバーが電話越しから謝ってきた。
「…別にいいさ。謝らなくても…遅かれ早かれベンジャミンにもアゼリアの事は話すつもりだったから。一度帰ってもらったけど、これから来ることになってるんだ」
『何だってっ?!よ、よし!俺も今から行くぞ!』
「え…?だけどまだ仕事中だろう?」
『そんなの取材に出かけるって言えば平気だ。よし、待ってろよっ!』
オリバーはそれだけ言うと電話が切れた。
「ふぅ…」
受話器を置いて部屋に戻ろうとすると、今度は診療所の扉がノックされる音が聞こえた。
ドンドン
「おや?誰だろう…?時間外の患者さんか…?」
そして扉を開けると、そこにマルセル様が立っていた。え?何故彼がここに?
「すみません。いきなり訪ねてしまって…そこの電話ボックスで電話を掛けたのですが、電話が通じなかったので…」
「何か御用ですか?」
タイミングが悪い。今日のところは申し訳ないが適当に言い訳をしてマルセル様に帰ってもらおう。
「ええ、実はアゼリアと少し話がしたくて…」
「それなら申し訳ないですが、アゼリアは今…」
口を開きかけた時、マルセル様の背後から声が聞こえた。
「こんばんは、ヨハン。言われた通り、やってきたよ。アゼリアと話をさせてくれるんだろう?」
「え?」
マルセル様は驚いたように振り返った。…何てタイミングが悪いのだろう。そこにはベンジャミンがよりにもよってイングリット様を伴って立っていたのだ。
「ベンジャミン…来たのか。それにイングリット様も」
チッ
思わず心の中で舌打ちを打つ。
ベンジャミンは何故彼女をここへ連れてきた?こういう無神経な真似を悪びる事も無く平気でするから…僕は昔からベンジャミンが苦手だったのだ。
「こんばんは、ヨハン先生。ベンジャミンからアゼリアさんの話を聞き、是非お会いしたくて無理を言ってついてきてしまいました」
気合の入った外出着姿のイングリット様は僕に声を掛けてきた。
「一体、どういうことなのです?ヨハン先生」
事情が全く飲み込めないであろうマルセル様が僕を見た。…もうこうなったら彼はおとなしく引き下がらないだろう。
「…分かりました。まとめてご説明致しますから皆さん、取り敢えず中へお入り下さい」
診療所の扉を大きく開け放つと、マルセル様を先頭に、ベンジャミンとイングリット様が入ってきた。そして扉を閉めようとした時…。
「おーい!ヨハンッ!」
石畳の上を自転車を漕いでオリバーがこちらへ向かってやってくるのが見えた。
「オリバーッ!」
良かった!オリバーがいてくれれば何とかなりそうだ。
「す、すまん。遅くなって」
息を切らせながら自転車を診療所に横付けしたオリバーに僕は言った。
「ナイスだ、オリバー。早く中へ入ってくれ。それで悪いけど君が3人を応接室へ案内してくれないか?僕はケリーを呼んでくるから」
「あ、ああ…?別にそれは構わないけど…」
診察室に入ったオリバーはそこに立っている3人の人物を見て固まったのは言うまでもなかった―。
アゼリアの口から『カイ』と言う青年の名前と、この言葉が出てきた時は正直言って驚いた。アゼリアはマルセル様という婚約者がいたにも関わらず、本当は別の男性に恋していたとは思いもしなかった。だが…アゼリアが白血病になるまで、命がこと切れてしまうかもしれない寸前まで婚約者に見向きもされなければ、別の男性を好きになっても仕方の無い事だろう。
『カイ』…一体どんな青年なのだろう?アゼリアが好きになった相手だ。きっと素晴らしい青年に違いない。もし『カイ』の居場所が分かり、女性の影が周囲に無ければアゼリアに寄り沿って貰えないか頼んでみよう。
アゼリア…君の最後を迎える時は、今まで生きてきて良かったと心から思える人生にさせてあげるよ。それが…「兄」としての僕の役割だから―。
****
診察待ちの患者さんがいなかったので、今日は18時丁度に診療所を閉める事が出来た。戸締りをしていると、突然電話が鳴り響いた。恐らくベンジャミンかもしれない。小さくため息をつくと電話に出た。
「はい、ヨハン・ブレイズ診療所です」
『ヨハン、俺だ。オリバーだよ』
電話の相手はオリバーからだった。
「オリバーか?一体どうしたんだ?」
『いや…実はお前に謝っておきたい事があって‥』
「僕に?」
『ああ、この間ベンジャミンが新聞社にやってきた時、珍しくあいつが俺の働く部署へやってきたんだよ』
「そうだったのか?」
『結局俺の所へ来たのは大した用事があったわけじゃないんだが…それが運悪くアゼリアのペンダントの写真と20年前の新聞記事を漁っていた時だったんだよ。それであいつが尋ねて来たんだ。何でこんな物を調べているんだって根掘り葉掘り聞かれて…ほら、あいつ弁護士だろう?あんまり黙っていると何かやましい事があるんじゃないか疑われそうでさ…。一応ベンジャミンは俺の勤務先の顧問弁護士だし…」
「それで…アゼリアの事を話してしまったのか…。だからベンジャミンは診療所にやってきたんだな?」
『な、何だってっ?!あいつお前の所に来たのかっ?!』
「ああ、診療時間中に訪ねてきたんだよ」
『すまん!ヨハンッ!あいつめ…』
突然オリバーが電話越しから謝ってきた。
「…別にいいさ。謝らなくても…遅かれ早かれベンジャミンにもアゼリアの事は話すつもりだったから。一度帰ってもらったけど、これから来ることになってるんだ」
『何だってっ?!よ、よし!俺も今から行くぞ!』
「え…?だけどまだ仕事中だろう?」
『そんなの取材に出かけるって言えば平気だ。よし、待ってろよっ!』
オリバーはそれだけ言うと電話が切れた。
「ふぅ…」
受話器を置いて部屋に戻ろうとすると、今度は診療所の扉がノックされる音が聞こえた。
ドンドン
「おや?誰だろう…?時間外の患者さんか…?」
そして扉を開けると、そこにマルセル様が立っていた。え?何故彼がここに?
「すみません。いきなり訪ねてしまって…そこの電話ボックスで電話を掛けたのですが、電話が通じなかったので…」
「何か御用ですか?」
タイミングが悪い。今日のところは申し訳ないが適当に言い訳をしてマルセル様に帰ってもらおう。
「ええ、実はアゼリアと少し話がしたくて…」
「それなら申し訳ないですが、アゼリアは今…」
口を開きかけた時、マルセル様の背後から声が聞こえた。
「こんばんは、ヨハン。言われた通り、やってきたよ。アゼリアと話をさせてくれるんだろう?」
「え?」
マルセル様は驚いたように振り返った。…何てタイミングが悪いのだろう。そこにはベンジャミンがよりにもよってイングリット様を伴って立っていたのだ。
「ベンジャミン…来たのか。それにイングリット様も」
チッ
思わず心の中で舌打ちを打つ。
ベンジャミンは何故彼女をここへ連れてきた?こういう無神経な真似を悪びる事も無く平気でするから…僕は昔からベンジャミンが苦手だったのだ。
「こんばんは、ヨハン先生。ベンジャミンからアゼリアさんの話を聞き、是非お会いしたくて無理を言ってついてきてしまいました」
気合の入った外出着姿のイングリット様は僕に声を掛けてきた。
「一体、どういうことなのです?ヨハン先生」
事情が全く飲み込めないであろうマルセル様が僕を見た。…もうこうなったら彼はおとなしく引き下がらないだろう。
「…分かりました。まとめてご説明致しますから皆さん、取り敢えず中へお入り下さい」
診療所の扉を大きく開け放つと、マルセル様を先頭に、ベンジャミンとイングリット様が入ってきた。そして扉を閉めようとした時…。
「おーい!ヨハンッ!」
石畳の上を自転車を漕いでオリバーがこちらへ向かってやってくるのが見えた。
「オリバーッ!」
良かった!オリバーがいてくれれば何とかなりそうだ。
「す、すまん。遅くなって」
息を切らせながら自転車を診療所に横付けしたオリバーに僕は言った。
「ナイスだ、オリバー。早く中へ入ってくれ。それで悪いけど君が3人を応接室へ案内してくれないか?僕はケリーを呼んでくるから」
「あ、ああ…?別にそれは構わないけど…」
診察室に入ったオリバーはそこに立っている3人の人物を見て固まったのは言うまでもなかった―。
81
お気に入りに追加
9,037
あなたにおすすめの小説
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中
記憶を失くした彼女の手紙 消えてしまった完璧な令嬢と、王子の遅すぎた後悔の話
甘糖むい
恋愛
婚約者であるシェルニア公爵令嬢が記憶喪失となった。
王子はひっそりと喜んだ。これで愛するクロエ男爵令嬢と堂々と結婚できると。
その時、王子の元に一通の手紙が届いた。
そこに書かれていたのは3つの願いと1つの真実。
王子は絶望感に苛まれ後悔をする。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
あなたなんて大嫌い
みおな
恋愛
私の婚約者の侯爵子息は、義妹のことばかり優先して、私はいつも我慢ばかり強いられていました。
そんなある日、彼が幼馴染だと言い張る伯爵令嬢を抱きしめて愛を囁いているのを聞いてしまいます。
そうですか。
私の婚約者は、私以外の人ばかりが大切なのですね。
私はあなたのお財布ではありません。
あなたなんて大嫌い。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
側妃は捨てられましたので
なか
恋愛
「この国に側妃など要らないのではないか?」
現王、ランドルフが呟いた言葉。
周囲の人間は内心に怒りを抱きつつ、聞き耳を立てる。
ランドルフは、彼のために人生を捧げて王妃となったクリスティーナ妃を側妃に変え。
別の女性を正妃として迎え入れた。
裏切りに近い行為は彼女の心を確かに傷付け、癒えてもいない内に廃妃にすると宣言したのだ。
あまりの横暴、人道を無視した非道な行い。
だが、彼を止める事は誰にも出来ず。
廃妃となった事実を知らされたクリスティーナは、涙で瞳を潤ませながら「分かりました」とだけ答えた。
王妃として教育を受けて、側妃にされ
廃妃となった彼女。
その半生をランドルフのために捧げ、彼のために献身した事実さえも軽んじられる。
実の両親さえ……彼女を慰めてくれずに『捨てられた女性に価値はない』と非難した。
それらの行為に……彼女の心が吹っ切れた。
屋敷を飛び出し、一人で生きていく事を選択した。
ただコソコソと身を隠すつまりはない。
私を軽んじて。
捨てた彼らに自身の価値を示すため。
捨てられたのは、どちらか……。
後悔するのはどちらかを示すために。
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。