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第1章 4 私はいじめられっ子?
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仲良く手を繋ぎ、楽し気に話をしながら校舎へと向かって行くジョバンニとセレナの後を少し離れてついていく私。
そしてズキズキと痛む私の心・・・ってちょっと待てーっ!
《 な・何?いきなり大きな心の声を上げないで! 》
声の主は再び私に語り始めてきた。よし、頭の中で会話が出来るって言う事なら・・。
《 ねえ!私は貴女に聞きたい事だらけなのよ! 》
《 き、聞きたい事って・・? 》
声の主は明らかに狼狽えている。
《 私の今のこの身体・・・本当は貴女の身体なんでしょう? 》
《 は、はい・・・。 》
《 一体どういう事なのよ?! 》
《 そ、その件につきまして・・・。 》
《 夜、夢の中でお願いしますっ! 》
そう言うと、ブツリと通信?を切られてしまった。
はあ・・・?何それ。夢の中でお願いします?そんな夜までこっちは待ってられないのよっ!大体会社に出勤途中だったのに、こんなわけの分からない世界に引っ張り込まれて、見知らぬ女子高生?の身体に憑依しちゃったんだから!それに・・・私がいなければ誰があの双子の弟妹の世話をするのよ!
問題はそれだけではない。この自分の中に存在す不思議な感情・・・。仲良さげに歩くあの2人を見ていると、悲しくて切なくなってくる。だが・・・断じてこれは私の感情などでは無いっ!
「う~・・・もう、何なのよ・・・。」
こうして私は小声で愚痴を言いながら、2人の後をついて行った―。
「ほら、ここがお前の教室だ。」
校舎の中へ入り、1Fのある教室の前で2人は足を止めるとジョバンニが私を振り返った。
『1-B』
教室の入り口の上部にそう書かれている。ふ~ん・・・この身体の持ち主は恐らく高校1年生・・16歳ってところかな?
「それじゃ、また後でな。セレナ。」
「はい、ジョバンニ様。」
そうか・・ジョバンニはクラスが違うのか。でもそれなら教室であの2人が仲良く過ごしている姿を見なくてすむな・・・って何考えてるのよーっ!
思わず頭をポカポカ叩くと、何やら冷たい視線を感じる。視線の先にはセレナがいた。
「・・・あんた、一体なにやってるの?」
おおっ!ついに・・・この女は本性を現したっ!この身体の人物に対して『あんた』って言ったっ!
「先に教室に入るから。」
セレナはさっさと中へ入って行く。教室をのぞき込むと大勢の女生徒や男子生徒が椅子に座ったり、集まったりと騒いでいる。・・・勿論全員私の目から見ると外国人に見える。
ふ~ん・・・あんまり日本の教室と変わらなそうね・・・。私も教室へ入ると、途端にざわめきが起きた。え・・?何・・?何だか注目を浴びているように見えるのだけど・・・。それどころか皆私の方を見てわざとコソコソ話をしている。
こ、この状況は・・どう見てもいじめだっ!この身体の持ち主である『ロザリア』はセレナからばかりでは無く、クラス中からいじめを受けているのかもしれない。
「はあ~・・・。」
思わず大きな声でため息が出てしまう。この身体の持ち主は16歳の少女かも知れないが、こちらは24歳の大人だ。こんな子供たちの嫌がらせなど別に何とも思わない・・・思いたくないのだが・・、生憎私はこの身体の持ち主と精神?も共存しているので、何だか無性に悲しい気持ちが込み上げてきた。う~・・・っ!
そこで思い余った私は再び頭の中で呼びかけた。
≪ ちょっとあんたっ! ロザリアッ! ≫
≪ ・・・・。 ≫
しかし相手は返事をしない。よし・・・無視をする気ならこちらにも考えがある。
私はニヤリと笑みを浮かべた―。
そしてズキズキと痛む私の心・・・ってちょっと待てーっ!
《 な・何?いきなり大きな心の声を上げないで! 》
声の主は再び私に語り始めてきた。よし、頭の中で会話が出来るって言う事なら・・。
《 ねえ!私は貴女に聞きたい事だらけなのよ! 》
《 き、聞きたい事って・・? 》
声の主は明らかに狼狽えている。
《 私の今のこの身体・・・本当は貴女の身体なんでしょう? 》
《 は、はい・・・。 》
《 一体どういう事なのよ?! 》
《 そ、その件につきまして・・・。 》
《 夜、夢の中でお願いしますっ! 》
そう言うと、ブツリと通信?を切られてしまった。
はあ・・・?何それ。夢の中でお願いします?そんな夜までこっちは待ってられないのよっ!大体会社に出勤途中だったのに、こんなわけの分からない世界に引っ張り込まれて、見知らぬ女子高生?の身体に憑依しちゃったんだから!それに・・・私がいなければ誰があの双子の弟妹の世話をするのよ!
問題はそれだけではない。この自分の中に存在す不思議な感情・・・。仲良さげに歩くあの2人を見ていると、悲しくて切なくなってくる。だが・・・断じてこれは私の感情などでは無いっ!
「う~・・・もう、何なのよ・・・。」
こうして私は小声で愚痴を言いながら、2人の後をついて行った―。
「ほら、ここがお前の教室だ。」
校舎の中へ入り、1Fのある教室の前で2人は足を止めるとジョバンニが私を振り返った。
『1-B』
教室の入り口の上部にそう書かれている。ふ~ん・・・この身体の持ち主は恐らく高校1年生・・16歳ってところかな?
「それじゃ、また後でな。セレナ。」
「はい、ジョバンニ様。」
そうか・・ジョバンニはクラスが違うのか。でもそれなら教室であの2人が仲良く過ごしている姿を見なくてすむな・・・って何考えてるのよーっ!
思わず頭をポカポカ叩くと、何やら冷たい視線を感じる。視線の先にはセレナがいた。
「・・・あんた、一体なにやってるの?」
おおっ!ついに・・・この女は本性を現したっ!この身体の人物に対して『あんた』って言ったっ!
「先に教室に入るから。」
セレナはさっさと中へ入って行く。教室をのぞき込むと大勢の女生徒や男子生徒が椅子に座ったり、集まったりと騒いでいる。・・・勿論全員私の目から見ると外国人に見える。
ふ~ん・・・あんまり日本の教室と変わらなそうね・・・。私も教室へ入ると、途端にざわめきが起きた。え・・?何・・?何だか注目を浴びているように見えるのだけど・・・。それどころか皆私の方を見てわざとコソコソ話をしている。
こ、この状況は・・どう見てもいじめだっ!この身体の持ち主である『ロザリア』はセレナからばかりでは無く、クラス中からいじめを受けているのかもしれない。
「はあ~・・・。」
思わず大きな声でため息が出てしまう。この身体の持ち主は16歳の少女かも知れないが、こちらは24歳の大人だ。こんな子供たちの嫌がらせなど別に何とも思わない・・・思いたくないのだが・・、生憎私はこの身体の持ち主と精神?も共存しているので、何だか無性に悲しい気持ちが込み上げてきた。う~・・・っ!
そこで思い余った私は再び頭の中で呼びかけた。
≪ ちょっとあんたっ! ロザリアッ! ≫
≪ ・・・・。 ≫
しかし相手は返事をしない。よし・・・無視をする気ならこちらにも考えがある。
私はニヤリと笑みを浮かべた―。
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