一条 瑠樹
ライト文芸
信じて止まない…🚶♂️
手探りで光を求め彷徨い、彼の手に触れる
何も聞かないで 何も分かろうとしないで
ただ心を開いて 解き放って
そうしたら君と俺がそんなに離れてないことがわかるだろ
だって俺は愛が答えだと信じてる
愛が生きる道を教えてくれると信じてるんだ
世界中に暴力がはびこり いくつもの家族が路上で暮らしている
ちまたでは子供たちにドラッグを売りつけて 何故目をそむけてるんだ
今俺たちがしていることは 俺たちの未来をなくすだけなのに
金が俺たちの一番の目的になってしまったから こんなことになったんだ
でも俺は愛が答えだと信じてる
愛が生きる道を教えてくれると信じてるんだ
愛が答えだと信じてる
愛が生きる道を教えてくれると信じてるんだ
俺はルキナと1年ちょっと一緒に居たんだ
彼女は言ってた 幸せだったことなんてないって
彼女はいつも怯えていた
ルキナの親父さんが彼女がストリート出身のパンクロッカーと
付き合ってるってばれてしまうことに
きっとそうやって失ってしまうのだろうけど
彼女はまだ俺とここに居るんだ
ルキナは愛がそれを理解して
彼女の親父さんも分かってくれると信じている
そして俺のこともただのキチガイではなく一人の人として見てくれることを
だって俺は愛が答えだと信じてる
愛が生きる道を教えてくれると信じてるんだ
愛が答えだと信じてる
愛が生きる道を教えてくれると信じてるんだ…
文筆家 一条瑠樹