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16.待ち受けていた真実②〜ラミア視点〜
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受け入れがたい現実のなかエディの言葉に縋ることでなんとか自分を保っていた。
言い争う声が続いていたが、心が拒絶しているのか聞こえているのに頭にはちゃんと入ってこない。
前を向いて目を開けているけれど、ちゃんと視てはいない。
ただ時間が過ぎるのを待つだけで精一杯だった。
そんな私の耳に聞き流せない言葉が飛び込んできた。
それは義母が話の途中で声を詰まらせながら紡いだ言葉。
『…ァ…ィア…』
最初は自分のことを名で呼んで貰えたと錯覚してしまったほど、その響きは私の名と似ていた。
だが義母が紡いだのは正妻の名だった。
この混乱で今まで気づかなかったが、不明瞭な言い方では聞き間違えてしまうほどの相似。
実際に私は聞き間違えた『ラミア』と。
それは私だけなのだろうか?
それとも……。
嫌な考えが頭に浮かぶ。
マ・リ・アとラ・ミ・ア。
あの晩の『……ィア…』ってまさかっ。
そんな…う…そ、うそ、嘘…よ。
不明瞭な叫び、彼への好意、そして私の手を握りしめる彼。『ラミア』と聞こえてしまう条件が全て揃っていた。
そこに悪意なんてなかった、あったのは想いだけ。
はっは…、私の一方的な想いだけだったの?
私が勝手に勘違いしただけ…?
それなら彼が呼んだのは…。
偽りのない真実だと思っていた『私と彼の愛』が根底から崩れていく。
私は自分の犯した過ちを悟った。
彼が夢の中でも渇望していたのは私ではなかった。
彼が呼んでいたのはきっと…愛する『マリア』。
記憶を失ってもなお求めていたのは相思相愛で結ばれたという正妻。
私は彼の不安な心に無理矢理入り込み、本当の愛を壊した愚かな女だった。
知らなければ良かった、今更知っても時を戻すことなんて出来ないのに。
彼と私の間にある愛?
それは本当に…愛と言えるのだろうか…。
始まりから間違っていたのに。
混乱・喪失・恐怖に襲われる。
心がぐちゃぐちゃでわけが分からない。
あのときの彼もこんな気持ち…だったのかな。
だから間違えてしまったの?
私と愛する人を…。
そうよね、こんなに苦しかったら間違えてしまうわ。
記憶喪失の彼の誤解を私が肯定したことで、結果的に彼の心を操ってしまったのだろうか。
あれがなければどうなっていたのか。
きっと今、私とケビンはここにいない…。
胸が苦しくて、何かに縋らなければ息も出来ない。
『大丈夫かい、ラミア?ごめんな、こんなことになって…』と私に詫びるエディ。
彼は悪くない、本当に悪いのはあの日聞きたい言葉を聞いてしまった私のこの耳。
私は彼に言葉を返すことはなかった。何も言わなかった。その温かい彼の身体に優しさに縋りつき、ただ泣き続けた。
私は今、妾としてダイソン伯爵家の屋敷に住んでいる。
何不自由ない暮らしでエディもケビンも側にいる。
正妻のマリア様も私達親子を気に掛けてくれ、意地悪なども一切されない。
妾である私をよく思わない使用人達にも注意してくれたお陰で、表立って不敬な態度を取られることもなくなった。
男爵家出身の私に足りない知識も学べるように手配もしてくれた。
…私は本当に恵まれている。
それなのに私の心は満たされない。
マリア様の優しさ、気遣い、仕草、…それに彼を見つめる眼差し。その全てから彼女がどれほど素晴らしい女性か伝わってくる。
エディを訪ねてくる友人達が『目を覚ませ、あとで絶対に後悔するぞ。君が本当に愛しているのはマリアだ』と彼に忠告をしているのも知っている。
そして彼もマリア様の人柄を知れば知るほど苦しんでいる。それを隠しているつもりだけど、彼だけを見ている私には分かる。
『君だけを愛している』という言葉を囁く彼はその言葉に囚われているのか、本当に今もそう思っているのか…。
怖くて聞くことは出来ない。
マリア様は誰からも愛されている。
『彼が本当に…愛していた人』
マリア様が悲しそうに微笑んでいる姿を見ると苦しくなる。
エディも私を気遣って彼女とはわざと距離を置いているが、彼はそんな状況に苦悩している。
きっと正妻である彼女をこんな辛い立場に追いやっているのが心苦しいのだろう。
でも彼は頑なにマリア様に歩み寄ろうとはしない。それは事実婚とはいえ妻である私への最大限の配慮から。彼は誠実だけど器用な人ではない。
邪魔者は私だ。
きっと私がここからいなくなれば、エディは記憶が戻らなくても彼女に惹かれて愛するようになるだろう。それとももう彼女への想いを思い出しているのだろうか。
聞くことなんてしない。
エディ…、エディ…。
愛している、愛してしまったの。
もう戻れないわ。
ごめんなさいエディ……そしてマリア様。
私は今日も何も言わず、何も気づかないふりをして幸せなそうに笑っている。
『息子ケビンの為に』と言いながら自分勝手な醜い心から目を背ける。
この愛はもう偽りなんかじゃないわよね?
月日とともに本物になっていったはず…。
…きっとそう……エディそうよね?
自分にそう言い聞かせ、不安を拭おうとする。
同じことを繰り返す愚かな私。
今のエディのなかで私への愛は本物だから、これでいい。私さえ何も言わなかったら全てがこのまま上手くいくはず。
それなのに『ズキンッ…』と心が痛む。
この痛みに慣れることはない。
それでもいい、狡い私はこの痛みとともに生きていくから。
どうか神様、彼を今のままでいさせてください。
言い争う声が続いていたが、心が拒絶しているのか聞こえているのに頭にはちゃんと入ってこない。
前を向いて目を開けているけれど、ちゃんと視てはいない。
ただ時間が過ぎるのを待つだけで精一杯だった。
そんな私の耳に聞き流せない言葉が飛び込んできた。
それは義母が話の途中で声を詰まらせながら紡いだ言葉。
『…ァ…ィア…』
最初は自分のことを名で呼んで貰えたと錯覚してしまったほど、その響きは私の名と似ていた。
だが義母が紡いだのは正妻の名だった。
この混乱で今まで気づかなかったが、不明瞭な言い方では聞き間違えてしまうほどの相似。
実際に私は聞き間違えた『ラミア』と。
それは私だけなのだろうか?
それとも……。
嫌な考えが頭に浮かぶ。
マ・リ・アとラ・ミ・ア。
あの晩の『……ィア…』ってまさかっ。
そんな…う…そ、うそ、嘘…よ。
不明瞭な叫び、彼への好意、そして私の手を握りしめる彼。『ラミア』と聞こえてしまう条件が全て揃っていた。
そこに悪意なんてなかった、あったのは想いだけ。
はっは…、私の一方的な想いだけだったの?
私が勝手に勘違いしただけ…?
それなら彼が呼んだのは…。
偽りのない真実だと思っていた『私と彼の愛』が根底から崩れていく。
私は自分の犯した過ちを悟った。
彼が夢の中でも渇望していたのは私ではなかった。
彼が呼んでいたのはきっと…愛する『マリア』。
記憶を失ってもなお求めていたのは相思相愛で結ばれたという正妻。
私は彼の不安な心に無理矢理入り込み、本当の愛を壊した愚かな女だった。
知らなければ良かった、今更知っても時を戻すことなんて出来ないのに。
彼と私の間にある愛?
それは本当に…愛と言えるのだろうか…。
始まりから間違っていたのに。
混乱・喪失・恐怖に襲われる。
心がぐちゃぐちゃでわけが分からない。
あのときの彼もこんな気持ち…だったのかな。
だから間違えてしまったの?
私と愛する人を…。
そうよね、こんなに苦しかったら間違えてしまうわ。
記憶喪失の彼の誤解を私が肯定したことで、結果的に彼の心を操ってしまったのだろうか。
あれがなければどうなっていたのか。
きっと今、私とケビンはここにいない…。
胸が苦しくて、何かに縋らなければ息も出来ない。
『大丈夫かい、ラミア?ごめんな、こんなことになって…』と私に詫びるエディ。
彼は悪くない、本当に悪いのはあの日聞きたい言葉を聞いてしまった私のこの耳。
私は彼に言葉を返すことはなかった。何も言わなかった。その温かい彼の身体に優しさに縋りつき、ただ泣き続けた。
私は今、妾としてダイソン伯爵家の屋敷に住んでいる。
何不自由ない暮らしでエディもケビンも側にいる。
正妻のマリア様も私達親子を気に掛けてくれ、意地悪なども一切されない。
妾である私をよく思わない使用人達にも注意してくれたお陰で、表立って不敬な態度を取られることもなくなった。
男爵家出身の私に足りない知識も学べるように手配もしてくれた。
…私は本当に恵まれている。
それなのに私の心は満たされない。
マリア様の優しさ、気遣い、仕草、…それに彼を見つめる眼差し。その全てから彼女がどれほど素晴らしい女性か伝わってくる。
エディを訪ねてくる友人達が『目を覚ませ、あとで絶対に後悔するぞ。君が本当に愛しているのはマリアだ』と彼に忠告をしているのも知っている。
そして彼もマリア様の人柄を知れば知るほど苦しんでいる。それを隠しているつもりだけど、彼だけを見ている私には分かる。
『君だけを愛している』という言葉を囁く彼はその言葉に囚われているのか、本当に今もそう思っているのか…。
怖くて聞くことは出来ない。
マリア様は誰からも愛されている。
『彼が本当に…愛していた人』
マリア様が悲しそうに微笑んでいる姿を見ると苦しくなる。
エディも私を気遣って彼女とはわざと距離を置いているが、彼はそんな状況に苦悩している。
きっと正妻である彼女をこんな辛い立場に追いやっているのが心苦しいのだろう。
でも彼は頑なにマリア様に歩み寄ろうとはしない。それは事実婚とはいえ妻である私への最大限の配慮から。彼は誠実だけど器用な人ではない。
邪魔者は私だ。
きっと私がここからいなくなれば、エディは記憶が戻らなくても彼女に惹かれて愛するようになるだろう。それとももう彼女への想いを思い出しているのだろうか。
聞くことなんてしない。
エディ…、エディ…。
愛している、愛してしまったの。
もう戻れないわ。
ごめんなさいエディ……そしてマリア様。
私は今日も何も言わず、何も気づかないふりをして幸せなそうに笑っている。
『息子ケビンの為に』と言いながら自分勝手な醜い心から目を背ける。
この愛はもう偽りなんかじゃないわよね?
月日とともに本物になっていったはず…。
…きっとそう……エディそうよね?
自分にそう言い聞かせ、不安を拭おうとする。
同じことを繰り返す愚かな私。
今のエディのなかで私への愛は本物だから、これでいい。私さえ何も言わなかったら全てがこのまま上手くいくはず。
それなのに『ズキンッ…』と心が痛む。
この痛みに慣れることはない。
それでもいい、狡い私はこの痛みとともに生きていくから。
どうか神様、彼を今のままでいさせてください。
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