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【おまけの話】ふたりで語る、いつか……
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パチパチッと爆ぜる音が暖炉から聞こえてくる。
外では雪が降っていて、ロース侯爵家の穴だらけの庭園は積もった雪によって美しく覆われている。……自然が生み出した落とし穴。
なんとも危険極まりない庭園が出来上がってしまったと思いながら、窓の外に目をやればジタバタと動くものが見える。
目を凝らしてみれば、使用人が穴にすっぽりと嵌っていた。
「旦那様、穴にまた誰かが落ちているようですよ」
「……放っておけ、リリア。あれは遊んでいるんだ」
「でも、助けてと聞こえますけど――」
「私には聞こえない」
旦那様は聞こえないふりをする。後ろから私を抱きしめて立っているのだから、聞こえないはずないのに。
私と二人だけの時間を邪魔されたくないと、その声音が主張している。
がっしりと私に回された彼の腕をぺしぺしと叩きながら、助けにいきましょうと言ってみるけれど、緩む気配はない。
どうしようかなと思っていたら、他の使用人が声に気づき助けに行く姿が見えた。ほっとしていると、彼は私を抱き上げて窓辺から離れ、暖炉の前のソファへと座る。
私の目が彼以外を映さないように、窓から遠ざかったのだろう。
ふふ、子供みたいな人。
私に向ける旦那様の重い溺愛は今日も変わらない。
私――リリアはまだ旦那様のそばにいる。
一緒に笑って、手を繋いで、隣で寝て、愛を囁いて、それから時々誰かが殺されそうになるのを止める日々。
私達は変わらない。いいえ、変わることが出来ない。だって、私は死んでいるから……。
でも、周りは少しづつ変わっていく。生きていればそれは自然なことだ。
ゾーイは今、この屋敷にいない。辞めたのではなく、お腹が大きくなったので休んでいるのだ。
彼女は結婚したあとも、侯爵家で働き続けている。本人の希望でもあるけれど、嫁ぎ先がど貧乏だからでもあった。
そう、ゾーイの結婚相手は私の弟だった。
平民と貴族の結婚は法で禁じられていないけれど、貴族という立場を貶める行為だと、社交界で糾弾されることが多い。しかし、幸か不幸か、ハウェイ子爵家は名ばかり貴族と影で揶揄されるていたので――つまり、貧乏すぎて貴族と思われていなかった。なので、全く反対の声は上がらなかったらしい。
……それを聞いた時、なんというか、とても微妙な気持ちになった。
私と旦那様はこれから生まれる甥または姪の誕生を心待ちにしている。順調にいけば一ヶ月後に生まれる予定だ。
「旦那様、最初の贈り物は何にしますか?」
「木馬とかはどうだ? 今から注文すれば間に合うはずだ」
木馬は男の子でも女の子でも遊べる玩具だ。そのうえ、なかなか値が張るものなので、贈り物としては喜ばれること間違いなしの品である。
セスへの旦那様の気遣いを感じて、私は姉として嬉しくなる。
「とても素敵ですね。あと、肌着とかも贈っていいですか? 旦那様」
……貧乏な子爵家には実用的な物も必要だ。
「もちろんだ、リリア」
「ありがとうございます、旦那様」
私達は肌着の色などを決めていく。性別が分からないから、白や淡黄色がいいだろうと意見は一致する。
「名前はなんてつけるんでしょうね?」
本当は知っている。一昨日、私は弟の夢にお邪魔したのだ。その時、男の子ならソウで、女の子ならリリアンだと、弟は嬉しそうに教えてくれた。
それを聞いた時、私は素直に喜んでいいのか分からなかった。
思い入れのある人の名の一部を貰うことは、名付けにおいて普通だ。貰われる側は光栄に思うことはあっても、反対することはない、でも。
『それで本当にいいの……』
『義兄上や姉上のように、人を真剣に愛し、愛される人になって欲しいのです』
『でも、ゾーイの意見も――』
『心配いりませんよ、姉上。妻も僕と同じ考えです』
弟は迷いのない目ではっきりと言い切った。
――こんな会話をしたことは、旦那様には内緒。
「きっと二人なら素敵な名前をつけることだろう」
「私もそう思います、旦那様」
「私達の子と名前が被らないといいんだが。まあ、被ったとしても、名前は変えないだろ? リリア」
「ええ、変えません。それに被らない気がしますよ。ふふ、姉の勘ですけど」
私が生きてる時から子供の名前を二人で決めていた。いつか恵まれるだろうからと。
死んでからも普通に話をしている。だって、幸せは続いているという設定だから、話さないほうが不自然だ。
「アティカには生まれた時から従兄弟がいるんだな」
「そうですね。ゾーイとセスの子ですから、きっと優しくて面倒見の良い子のはずです。だから、私達のアティカはたくさん遊んでもらえますね」
アティカとは、私と旦那様が我が子につけようと考えていた名前。いにしえの言葉で『奇跡』という意味を持っている。
我が子の誕生。それは奇跡そのものだからと、二人で決めた大切な名前。
その名を呼ぶ日はもう永遠に来ないと、私も旦那様も分かっている……。
「私、大好きな旦那様にそっくりな子が欲しいです」
私の言葉に破顔しながらも、旦那様は自分の望みを主張する。
「私はリリアに似た子が欲しい」
お互いに大好きな人の面影を我が子に求める。どちらも嬉しそうに頬を緩めながら一歩も譲らない。
「それなら、私と旦那様に似た子がいいですね」
「そうだな、リリア」
永遠に会うことがない我が子を想像し、私達は目尻を下げる。それはとても幸せで……だけど苦しくもある。
でも、私達は未来を語るのをやめない。
「ねえ、旦那様。アティカに会える日はいつだと思いますか?」
「子は授かりものだから分からないな。だが、いつか必ずその日が来る。それまで、二人でこうしてゆっくりと待とう。な、リリア」
旦那様の言葉は優しさで溢れている。
「はい、旦那様。今は二人だけの時間を存分に楽しみましょうね」
今日も私は旦那様の膝の上で甘えてみせる――旦那様が嬉しそうに笑ってくれるから。
*****************
『アティカ』という名で、もしや?! と気づいた読者様はいるでしょうか。(←はい、その通りです)
この作品は単体で成り立っています。
ですが、とても長い時を経て他の作品へと繋がっていきます。
――そんな奇跡があってもいいと思いませんか。
外では雪が降っていて、ロース侯爵家の穴だらけの庭園は積もった雪によって美しく覆われている。……自然が生み出した落とし穴。
なんとも危険極まりない庭園が出来上がってしまったと思いながら、窓の外に目をやればジタバタと動くものが見える。
目を凝らしてみれば、使用人が穴にすっぽりと嵌っていた。
「旦那様、穴にまた誰かが落ちているようですよ」
「……放っておけ、リリア。あれは遊んでいるんだ」
「でも、助けてと聞こえますけど――」
「私には聞こえない」
旦那様は聞こえないふりをする。後ろから私を抱きしめて立っているのだから、聞こえないはずないのに。
私と二人だけの時間を邪魔されたくないと、その声音が主張している。
がっしりと私に回された彼の腕をぺしぺしと叩きながら、助けにいきましょうと言ってみるけれど、緩む気配はない。
どうしようかなと思っていたら、他の使用人が声に気づき助けに行く姿が見えた。ほっとしていると、彼は私を抱き上げて窓辺から離れ、暖炉の前のソファへと座る。
私の目が彼以外を映さないように、窓から遠ざかったのだろう。
ふふ、子供みたいな人。
私に向ける旦那様の重い溺愛は今日も変わらない。
私――リリアはまだ旦那様のそばにいる。
一緒に笑って、手を繋いで、隣で寝て、愛を囁いて、それから時々誰かが殺されそうになるのを止める日々。
私達は変わらない。いいえ、変わることが出来ない。だって、私は死んでいるから……。
でも、周りは少しづつ変わっていく。生きていればそれは自然なことだ。
ゾーイは今、この屋敷にいない。辞めたのではなく、お腹が大きくなったので休んでいるのだ。
彼女は結婚したあとも、侯爵家で働き続けている。本人の希望でもあるけれど、嫁ぎ先がど貧乏だからでもあった。
そう、ゾーイの結婚相手は私の弟だった。
平民と貴族の結婚は法で禁じられていないけれど、貴族という立場を貶める行為だと、社交界で糾弾されることが多い。しかし、幸か不幸か、ハウェイ子爵家は名ばかり貴族と影で揶揄されるていたので――つまり、貧乏すぎて貴族と思われていなかった。なので、全く反対の声は上がらなかったらしい。
……それを聞いた時、なんというか、とても微妙な気持ちになった。
私と旦那様はこれから生まれる甥または姪の誕生を心待ちにしている。順調にいけば一ヶ月後に生まれる予定だ。
「旦那様、最初の贈り物は何にしますか?」
「木馬とかはどうだ? 今から注文すれば間に合うはずだ」
木馬は男の子でも女の子でも遊べる玩具だ。そのうえ、なかなか値が張るものなので、贈り物としては喜ばれること間違いなしの品である。
セスへの旦那様の気遣いを感じて、私は姉として嬉しくなる。
「とても素敵ですね。あと、肌着とかも贈っていいですか? 旦那様」
……貧乏な子爵家には実用的な物も必要だ。
「もちろんだ、リリア」
「ありがとうございます、旦那様」
私達は肌着の色などを決めていく。性別が分からないから、白や淡黄色がいいだろうと意見は一致する。
「名前はなんてつけるんでしょうね?」
本当は知っている。一昨日、私は弟の夢にお邪魔したのだ。その時、男の子ならソウで、女の子ならリリアンだと、弟は嬉しそうに教えてくれた。
それを聞いた時、私は素直に喜んでいいのか分からなかった。
思い入れのある人の名の一部を貰うことは、名付けにおいて普通だ。貰われる側は光栄に思うことはあっても、反対することはない、でも。
『それで本当にいいの……』
『義兄上や姉上のように、人を真剣に愛し、愛される人になって欲しいのです』
『でも、ゾーイの意見も――』
『心配いりませんよ、姉上。妻も僕と同じ考えです』
弟は迷いのない目ではっきりと言い切った。
――こんな会話をしたことは、旦那様には内緒。
「きっと二人なら素敵な名前をつけることだろう」
「私もそう思います、旦那様」
「私達の子と名前が被らないといいんだが。まあ、被ったとしても、名前は変えないだろ? リリア」
「ええ、変えません。それに被らない気がしますよ。ふふ、姉の勘ですけど」
私が生きてる時から子供の名前を二人で決めていた。いつか恵まれるだろうからと。
死んでからも普通に話をしている。だって、幸せは続いているという設定だから、話さないほうが不自然だ。
「アティカには生まれた時から従兄弟がいるんだな」
「そうですね。ゾーイとセスの子ですから、きっと優しくて面倒見の良い子のはずです。だから、私達のアティカはたくさん遊んでもらえますね」
アティカとは、私と旦那様が我が子につけようと考えていた名前。いにしえの言葉で『奇跡』という意味を持っている。
我が子の誕生。それは奇跡そのものだからと、二人で決めた大切な名前。
その名を呼ぶ日はもう永遠に来ないと、私も旦那様も分かっている……。
「私、大好きな旦那様にそっくりな子が欲しいです」
私の言葉に破顔しながらも、旦那様は自分の望みを主張する。
「私はリリアに似た子が欲しい」
お互いに大好きな人の面影を我が子に求める。どちらも嬉しそうに頬を緩めながら一歩も譲らない。
「それなら、私と旦那様に似た子がいいですね」
「そうだな、リリア」
永遠に会うことがない我が子を想像し、私達は目尻を下げる。それはとても幸せで……だけど苦しくもある。
でも、私達は未来を語るのをやめない。
「ねえ、旦那様。アティカに会える日はいつだと思いますか?」
「子は授かりものだから分からないな。だが、いつか必ずその日が来る。それまで、二人でこうしてゆっくりと待とう。な、リリア」
旦那様の言葉は優しさで溢れている。
「はい、旦那様。今は二人だけの時間を存分に楽しみましょうね」
今日も私は旦那様の膝の上で甘えてみせる――旦那様が嬉しそうに笑ってくれるから。
*****************
『アティカ』という名で、もしや?! と気づいた読者様はいるでしょうか。(←はい、その通りです)
この作品は単体で成り立っています。
ですが、とても長い時を経て他の作品へと繋がっていきます。
――そんな奇跡があってもいいと思いませんか。
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