私の大好きな騎士さま

ひなのさくらこ

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28. 自分勝手でもいいのです

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「エド、お前一体何を考えてんの?」
「何の問題があるのだ。もとはと言えばレオノアが望んだことではないか」
「いやそりゃそうだけど……それにしてもその後色々あっただろ」
「……レオノアの気持ちを直接聞くまでは、僕の思ったようにさせてもらう」
「そんなことしてみろ!また大騒ぎになるだろ!」
「ではどうしろというのだ。あいつも一緒に連れて帰ると?」
「そうすりゃいいんじゃねえ?その方が後々面倒くさくないだろ」
「レオノアに関することで面倒だの何だのと……!フィル、お前こそ」
「お二人ともお静かになさってくださいませ。そのようなお話しは外でお願いします」

ゆらゆら………ふわふわ…………気持ちいい。ぐっすり眠った後みたい。枕元から花の香り。薄く目を開けたら匂い袋が置いてあった。ウィルからもらった花束を乾燥させたものが入っている。せっかくの花がしおれてしまうのが悲しくて、自分で作ったものだ。思わず微笑んだ。文句のつけようのない素敵な目覚め。

水を交換したのか、エミリーが花瓶を抱えている。そちらには大きな百合の花が生けられていて、その豪華な花からかぐわしい芳香が強く香ってくる。じっとそれを見ていると、窓際の台に花瓶を置こうとしたエミリーと目が合った。

「っ姫さま!」

悲鳴にも似たエミリーの叫びに、花瓶の割れる大きな音が重なる。勢いよく振り返ったのはエド兄さまとフィル兄さまだ。

「レオノア!!!!!」
「姫さま」

3人とも、転がるようにして私のところに来るから驚いてしまう。

「エド兄さま、フィル兄さま。それにエミリーも。どうしたの?」

エミリーは寝台の足元に縋り付き号泣している。エドワードお兄さまは私をぎゅうぎゅう抱きしめてきてちょっと苦しい。喉元に湿った感触……まさか、泣いてるの?
フィリップお兄さまはそんな私たちを寝台の横で立ったまま見て……唇が震えている。フィル兄さままで!

「ねえ、どうしたの?何かあった?」

うぐ、と私に抱きついたエドワードお兄さまが喉を鳴らす。私の首はもうびっしょりだ。兄さまの背中をとんとんと叩いた。本当にどうしたのだろう。
立ったまま目元を押さえていたフィリップお兄さまがふう、と大きく息を吐いてから言った。

「いや、ちょっとな。お前が……無事だったから、安心しただけだ」
「無事?私、どうかしてた?」
「…………何も覚えてないのか?」
「覚えてるって、何を?」

きょとんとして見返した。フリップお兄さまは私の様子に口を噤んでしまう。

「あー……いい。僕から話そう」

エドワードお兄さまが顔を上げた。エミリーに渡された布でまず私の首回りを拭くと、ようやく自分の顔を拭った。

「レオノア。ここがどこか分かる?」
「え…………」
「ここはナジェンラだ。もうすぐフレデリックが王に即位する。レオノアは僕に願って、身分を隠しナジェンラで一般人として、一月以上暮らしていた。……ここまではどう?覚えている?」

辺りを見回すと、確かに室内の様子や窓から見える景色が自分の部屋とは違っている。……そう。そうだわ。思い出してきた。こくりと頷く。

「よし。では、………リングオーサに戻ろうとして、賊に襲われたことはどうだ?」
「…………ぞく?」
「そうだ。レオノアはフレデリックと、スタンリー神父の3人でいるときに、フレデリックを狙う賊に襲われ、追いかけられた。……白い塔のところで」
「う………」

白い塔と聞いてぶる、と震えが走った。両腕で身体を抱く。

「エド」
「分かっている。だが……遅かれ早かれ分かることだ。本当のことを伝えなければ」

涙目で兄さまたちを見る。本当のことってなに?

「どうだ?覚えてるか?」
「…………スタン先生に助けてもらって……サー・アントニーの家に……」

話しているうちにだんだん思い出してくる。ウィリアムと兄さまたちが一緒に現れたこと。それから……。

「先生!先生は?」
「スタンリー神父は無事だ。先ほどまでここにいらっしゃった。レオノアのために祈っておいでだったよ」
「そう……よかった」

ほっとしていたらまたエドワードお兄さまに抱きしめられた。

「レオノア……!お前ってやつはまったく、どうしてそう……」
「エド。話が進まないからやめろ」

フィリップお兄さまが割って入る。

「レオノア。お前がウィルと話している時……傷を負ったことを覚えてるか?」
「傷?……あ…………………」

傷という言葉よりも、身体に感じた衝撃から先に思い出した。

「傷………弓矢、で」
「そうだ」

どっと記憶が蘇ってきた。胸から大きく突き出した鉄の矢じり。その先に、私が纏っていたケープの白い繊維と、ところどころ赤黒かったのは………私の血?

思わず胸もとを押さえる。痛みはない。傷も。……でも、胸の真ん中に、あんなにはっきり突き出ていた。
兄さまたちを見る。二人は一度顔を見合わせ、エド兄さまが私に向き直り、慎重に口を開いた。

「レオノア。お前はあの時、藪に潜んでいた賊に矢で射られ……命を失った」

ひゅっ、と息を吸った。
命を失った……。その言葉の持つ意味ではなく、視覚として戻った記憶に押しつぶされそう。息を吐くことができず吸おうとして……吸えない。苦しい!

は、は、と短く呼吸する。でも押し寄せる記憶の勢いは止まらない。そのあと意識を失って……。ううん。気絶したんじゃない。私、その時に死んだんだ。その後、わたしは一人で歩いてた。真っ暗い道。寒くて、凍えそうで………。

「レオノア!落ち着くんだ。ほら、息を吸って……吐いて。もう一回」

全部思い出した!口を開いて、声が出ないからまた息を吸い込む。話したいことがあるのに話せないことがもどかしい。こんなことをしている場合じゃないのに……!!息を吸って、吐いて。吸って……ようやく……。

「ウ、……ぃル、ウィル!ウィルを助けて!」

ぎゅうと心臓が縮こまった。
真っ暗な中にいた私を迎えに来てくれた。手を引いて歩いて……光に向かって歩いていけと。自分はしばらく休んでから向かうって……だから私、助けを呼ぶって言って……。
真っ暗な道。ウィリアムの苦し気な様子。光に向かって、振り返らずに行けって………。

ガバッと起き上がる。たちまち頭の血が下がり気が遠くなった。寝台から落ちそうになって誰かに支えられる。こんな、ウィルを助けに行かなくちゃいけないのに……!

「レオノア!」
「姫さま!無茶をなさらないでくださいませ!」
「だ………っ、て、ウィルが、ウィルを……」

起き上がろうともがきながらウィルの名を呼ぶ。

「5日もお目覚めにならなかったのに、いきなり起き上がるなんて無茶です」

エミリーの言葉に全身がヒヤッと冷たくなるのが分かった。

「エミリー……今、何て?」
「いきなり起き上がるなんて無茶だと」
「そうじゃないの。私……何日眠っていたの……?」
「姫さまがお目覚めにならなかったのは、5日間でございます」

うそ……そんな。

「だめ!私、ウィルを助けるって。暗い道にたった一人残してきたの!こんなことしていられない!私、ウィルを」
「大丈夫だ!」

エドワードお兄さまが私の両肩を掴んで言った。

「聞くんだレオノア!僕の目を見ろ!」
「いや!放して!ウィルを、ウィルを……!」
「ウィリアムは生きてる!」

私の目をひたりと見て、言い聞かせるようにもう一度言った。

「いいかレオノア、ウィリアムは生きている。お前がちゃんと、助けを呼んだから生きているんだ」

無意識のうちに顎を手のひらで撫でる。滴っていたのは涙だった。「生きている」という言葉は何よりも嬉しいはずなのに、心が騒めいて止まらない。

「ほんとう?」
「ああ、本当だ。僕がレオノアに嘘をついたことがあった?」
「…………………ない……」
「だろう?レオノアはサー・アントニーの家で一度目を覚まし、ウィリアムを助けてくれと叫んで意識を失ったんだ。すぐに適切な処置ができて、ウィリアムは助かった」
「……」
「覚えていないんだろう?……とにかく今は横になって、もう少しお休み。お腹は空かない?スープか何かを口に――」
「どこにいるの?」

エミリーに食事の用意を指示していたエドワードお兄さまが動きを止めた。

「ウィルが生きてるなら、ここにいるはずだもの。どうして居ないの?」
「…………」
「や、っぱりウィルは………」
「ああ、違うんだレオノア。……エド、もう腹くくろうぜ。言うしかない」
「……だが、」
「なに?どうしたの?ウィルになにか…」

私は両手を胸の前で握りしめ、祈るような仕草で兄さまたちを見る。二人は目で会話をしたあと、今度はフィリップお兄さまが私の手に両手を重ね、上体を屈めて顔を近づけた。

「レオノア。ウィルは生きてる。意識だってちゃんとある。だが……前とそっくり同じという訳じゃない」
「え……」

ウィリアムは生きている。意識もちゃんとある。それなのに、兄さまたちはどうしてこんな難しい顔をしているの……?

「……ウィルは今どこ?」
「すぐ近くにいるよ。城の中だ。ああ!レオノア、起きては駄目だ。まず食事をしてから」
「いや!ウィルのところに行く!」
「待て待て、ウィルは今寝てるからもう少し後で」
「ウィルどこ?会いたいの!」
「姫さま!」

エミリーがピシリと言った。私に向かって発せられたことの無いその厳しい声に、寝台から足を下ろしていた私は黙り込む。

「……姫さま。まずはお食事をなさいませ。その後、湯あみをして身なりを整えましょう。ウィリアム様にお会いになるのはその後でも遅くはございません」

上目遣いでじっと見る私に、エミリーは微笑む。兄さまたちの口ぶりや態度から想起される悪い事態など、起こっていないとでも言いたげに。

確かに私は酷い姿をしている。食事を摂らなければ部屋から出さないと言われてしまい、三人に監視されながらスープを流し込んだ。

焦れったい気持ちを我慢して、エミリーに手伝ってもらいながらお湯を使う。さすがに気持ちいい。でも………。

「姫さま」

私の髪を洗いながらエミリーが言った。

「殿下たちのご心配も分かりますが……私は取り越し苦労だと思っております」
「……取り越し苦労?」
「はい。姫さまが悩まれることは何一つないと、そう思いますわ」

自信たっぷりに言う。

「そうなのかしら」
「もちろんですとも。ご安心なさいませ。お元気なウィリアム様とすぐにお会いになれますよ」
「…………エミリーがそう言うなら、もう心配しないことにするわ。……できるだけ」

ウィリアムのことを思い出してから、初めて少し笑うことができた。




身支度を整え、私はウィリアムがいるという部屋の前に立っていた。右側にエドワードお兄さま、左側にフィリップお兄さま。斜め後ろにエミリーがいて、それに加えて護衛が二人ついている。

「レオノア」

エドワードお兄さまが重々しい口調で言った。

「いいか。ウィリアムが変わってしまったのはレオノアのせいじゃない。それだけは覚えておくんだ」
「そうだぞ。ウィルが望んでしたことなんだから」

私のことを思って言われる言葉が重い。精神的重圧に押しつぶされそう。視線でエミリーに助けを求めると、勇気づけるように微笑んで頷いてくれた。エドワードお兄さまが扉を開こうとするのを止め、深呼吸して私が扉に手をかける。

「あーっ!王女殿下だ!!!」

…………心臓が止まるかと思った………!

「…………オスカー。前々から言おうと思っていたが、お前のそのいきなり大声を出すところは」
「良かったです~!お元気になられたんですね。わ!本当に顔色もいいし。あー!ほんとによかった~。これで一安心です。いやこんな良かった良かった言ってたら団長に怒られちゃいますけど。ほんっとに!安心したんですよ。だって責任取れないですもん僕。王女殿下ですよ?代わりに僕が死んだって引き合わないですからね。あ、団長に会いに来たんですか?まだ寝てるんじゃないですかね。大体、命にかかわるほど魔力が枯渇しかけたっていうのに今までと同じ感覚でフル稼働してたらそりゃブッ倒れますよ」

ペラペラ喋りながらオスカーはあっさりと扉を開けた。後ろでエドワードお兄さまが目元に手を当て、フィリップお兄さまは天を仰いでいる。

「王女殿下の側を離れたくないからって、いったい何日徹夜してんですかって。まあ団長は今まで日常生活で魔力使ってた自覚、無かったらしいですけど。あんな超人的な体力持ってて普通だと思ってたって。プッくく。笑っちゃいますよね。人間じゃないですからそんなの。あ、あ、あー!そうだ言うの忘れてましたけど、王女殿下が復活するなり団長を助けるよう言ってくださったおかげで、戻ったばかりのサー・アントニーが魂寄せしてくれたんですよ。これ、展開条件結構キビシイらしいのに、こんな偶然あるのかってタイミングで。ほんっと、よかったです」

ウィリアムは長椅子の上に横になり、額に左腕を乗せている。薄い唇をほんの少し開き、呼吸に合わせて胸がゆっくり動いている。深い眠りについていることが伺えた。

「ウィル………髪、」
「え?王女殿下ご存じなかったんですか?そうなんですよ。限界まで魔力を放出しちゃったせいみたいですね。……いてッ!王太子殿下、何ですか。叩かないでくださいよいたいいたい痛い~」

ウィリアムの長い髪。漆黒のそれは、魔力の強さを現していると言われていた。綺麗でつややかな黒髪が羨ましく、子どもの頃から何度となく指を滑らせてきたその髪が…………色が抜け落ち、銀髪になっている。

「……オスカーが言ったとおり、お前を……迎えに行くために魔力を使いすぎ、こうなってしまったらしい。もっとも魔力を完全に失った訳ではないがな。本人は気にしていないようだし、元々剣の腕も国で一二を争う程だ。だから騎士団でも……レオノア!」

フィリップお兄さまが話している間にヘナヘナと床に座り込んでしまう。エドワードお兄さまは、頬をつねって懲らしめていたオスカーを放り出し、私を抱き起こした。

「……エド兄さま……」
「うん?どうした?やはりショックだったか。会わせるのはもう少し先のほうが……」
「違うの!」

ぎゅっと抱きついた。

「ちがうの。私……もっとずっと悪いこと、考えてたから」
「悪いこと?」
「記憶が無くなっていたり、私のこと、もう何とも思わなくなっていたり……」
「それはないですね~。それだけは絶対ないです。王女殿下と同じですよ。気が付いたとたんに『レオノアは?』ですから」
「あー確かに。あっちはあっちで大人しくさせるのが大変だったな」

そっと優しく、エドワードお兄さまが私を離した。

「レオノア……」

眉尻を下げた、何とも言い難い顔をして私を見ている。

「エド兄さま……?」
「レオノアは、ウィリアムの魔力のことで自分を責めたりしない?」
「…………」

きゅ、と唇をかむ。さっきからお兄さまたち二人が心配していたのはこの事だったのだ。しばらく考えたあと、はっきりと答えた。

「きっと、責めると思う。でも……それは最悪なことじゃないの。ウィルが生きていて、私のことを想ってくれていて。それなら後のことは、二人で一緒に考えていけばいいと、そう思ってる」

エドワードお兄さまは少し笑った。寂しそうな、でも安心したような顔で。私の頭を撫で、額にキスしてくれる。

「いつも真っ先に人のことばかり考えて、自分のことは二の次だったレオノアが、……自分のことを想ってくれるかどうかを一番先に気にするようになるなんてね。ウィリアムのことだとエゴが出せるようになったんだな」

言われてみたらそのとおりだ。もし私のためにエド兄さまやフィル兄さま…他の誰かがその能力を永遠に失ってしまったとしたら、私は自分を責め、決して許せることはないだろう。

それなのにウィリアムのことを知った私が一番に思ったのは「よかった」ということだった。ウィルが生きていてよかった。私のことを変わらず想っていてくれてよかった。ただそれだけ。ウィルの能力や、姿がどんなに変わっていても……私のために何を失っていても。それでも私は自分の償いまでひっくるめて、二人でいられることを喜んだのだ。

そして私には、そのエゴを出せたことを喜んでくれる人がいる。潤みはじめた目を閉じると、また頭を抱き寄せられた。エド兄さまの背に回した手に力を込めたとき、唸るような低い声が聞こえた。

「レオニー、こっちだ。君を一番抱きしめたいのは私だよ。ここにおいで」

パッと振り返った。銀髪が目にまぶしい。黒の騎士服。長椅子の上に腰掛け両手を広げているのは、紛れもなく私の一番大好きな人。

「……ウィル!」

痛いくらいに抱きしめられた。ウィル……。ああ、どんなにこの腕が恋しかったか。

「愛しいレオニー。会いたかったよ」
「ウィル……私も」

抱きしめられる胸から響いた声に答えた私は、自分からウィリアムに口づけた。二度と離れたくない思いを伝えるために。


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