日本史

山県有朋（やまがた ありとも）

山県有朋（やまがた ありとも）

概要

山県有朋は、明治時代から大正時代にかけて活躍した政治家、軍人です。長州藩（現在の山口県）出身で、尊王攘夷運動に身を投じ、明治維新後は陸軍の近代化や内閣総理大臣として活躍しました。

経歴

1838年：長州藩萩にて出生
1862年：ヨーロッパへ留学、軍事学を学ぶ
1868年：戊辰戦争で活躍
1871年：陸軍卿就任
1881年：内閣総理大臣就任（1期目）
1895年：日清戦争勝利
1900年：内閣総理大臣就任（2期目）
1905年：日露戦争勝利
1922年：東京にて死去
主な功績

陸軍卿として、徴兵制度の導入や近代的な軍隊の創設に尽力
内閣総理大臣として、日清戦争、日露戦争を勝利に導き、日本の国際的地位を向上させた
明治天皇の側近として、政治・軍事に大きな影響を与えた
人物像

山県有朋は、冷徹で厳格な性格で知られ、「鉄の宰相」と呼ばれた。しかし、一方で、高い識見と実行力を持つ人物でもあり、日本の近代化に大きく貢献した。

家族

妻：山県寿満子
長女：山県愛子
次女：山県房子
三女：山県喜美子
長男：山県三郎
その他

勲一等旭日大綬章受章
陸軍大将
元老
参考文献

Wikipedia: 山県有朋
デジタル大辞林: 山県有朋
日本人名大辞典: 山県有朋
まとめ

山県有朋は、明治時代から大正時代にかけて日本史に大きな足跡を残した人物です。冷徹で厳格な性格とは裏腹に、高い識見と実行力を持つ人物であり、日本の近代化に大きく貢献しました。陸軍卿や内閣総理大臣として活躍し、日清戦争、日露戦争を勝利に導き、日本の国際的地位を向上させました。明治天皇の側近としても重用され、政治・軍事に大きな影響を与えました。