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第五章 戦国時代
お市の方(おいちのかた)
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お市の方(おいちのかた)
生涯
1547年(天文16年)頃、尾張国(現在の愛知県西部)の戦国大名・織田信秀の娘として誕生。
1561年(永禄4年)、近江国(現在の滋賀県)の戦国大名・浅井長政と結婚。
1573年(天正元年)、姉川での戦いで兄・信長に敗れた浅井氏滅亡後、信長の庇護を受ける。
1582年(天正10年)、信長の命により、織田家重臣・柴田勝家と再婚。
1583年(天正11年)、本能寺の変で信長が討たれた後、柴田勝家と共に越前国(現在の福井県)北の庄城へ移る。
1584年(天正12年)、賤ヶ岳の戦いで勝家が秀吉に敗れ、自害。
同年、勝家との娘・鶴姫を秀吉の養女として差し出す。
1585年(天正13年)、勝家との間に生まれた三女・江を徳川家康の側室として差し出す。
1586年(天正14年)、勝家との間に生まれた長男・秀勝を秀吉の養子として差し出す。
1590年(天正18年)、秀吉の小田原征伐に従軍。
1592年(文禄6年)、病死。享年46歳。
人物像
戦国時代屈指の美女として知られる。
才色兼備で、聡明で芯の強い女性だったと伝えられる。
三人の娘をそれぞれ天下人となる人物に嫁がせ、「天下御三母」と呼ばれた。
逸話
浅井長政との間に生まれた娘・初姫は、家康の側室・築山殿の養女となり、徳川秀忠の正室となった。
柴田勝家との間に生まれた娘・鶴姫は、秀吉の養女となり、京極高次と結婚。
徳川家康の側室となった江は、家康の三男・徳川秀忠の正室となり、将軍・徳川家光を生んだ。
家康の側室となったお江の方とは別人である。
お市の方ゆかりの地
愛知県名古屋市中区にある那古野城跡は、お市の方の生誕地。
滋賀県長浜市にある小谷城跡は、浅井長政との居城跡。
福井県福井市にある北の庄城跡は、柴田勝家との居城跡。
京都市左京区にある相国寺は、お市の方の菩提寺。
参考資料
Wikipedia
コトバンク [無効な URL を削除しました]
戦国武将列伝 [無効な URL を削除しました]
その他
お市の方を題材にした小説やドラマ、漫画などが数多く存在します。
2020年(令和2年)には、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、女優の川口春奈がお市の方役を演じました。
以上、お市の方についてでした。
生涯
1547年(天文16年)頃、尾張国(現在の愛知県西部)の戦国大名・織田信秀の娘として誕生。
1561年(永禄4年)、近江国(現在の滋賀県)の戦国大名・浅井長政と結婚。
1573年(天正元年)、姉川での戦いで兄・信長に敗れた浅井氏滅亡後、信長の庇護を受ける。
1582年(天正10年)、信長の命により、織田家重臣・柴田勝家と再婚。
1583年(天正11年)、本能寺の変で信長が討たれた後、柴田勝家と共に越前国(現在の福井県)北の庄城へ移る。
1584年(天正12年)、賤ヶ岳の戦いで勝家が秀吉に敗れ、自害。
同年、勝家との娘・鶴姫を秀吉の養女として差し出す。
1585年(天正13年)、勝家との間に生まれた三女・江を徳川家康の側室として差し出す。
1586年(天正14年)、勝家との間に生まれた長男・秀勝を秀吉の養子として差し出す。
1590年(天正18年)、秀吉の小田原征伐に従軍。
1592年(文禄6年)、病死。享年46歳。
人物像
戦国時代屈指の美女として知られる。
才色兼備で、聡明で芯の強い女性だったと伝えられる。
三人の娘をそれぞれ天下人となる人物に嫁がせ、「天下御三母」と呼ばれた。
逸話
浅井長政との間に生まれた娘・初姫は、家康の側室・築山殿の養女となり、徳川秀忠の正室となった。
柴田勝家との間に生まれた娘・鶴姫は、秀吉の養女となり、京極高次と結婚。
徳川家康の側室となった江は、家康の三男・徳川秀忠の正室となり、将軍・徳川家光を生んだ。
家康の側室となったお江の方とは別人である。
お市の方ゆかりの地
愛知県名古屋市中区にある那古野城跡は、お市の方の生誕地。
滋賀県長浜市にある小谷城跡は、浅井長政との居城跡。
福井県福井市にある北の庄城跡は、柴田勝家との居城跡。
京都市左京区にある相国寺は、お市の方の菩提寺。
参考資料
Wikipedia
コトバンク [無効な URL を削除しました]
戦国武将列伝 [無効な URL を削除しました]
その他
お市の方を題材にした小説やドラマ、漫画などが数多く存在します。
2020年(令和2年)には、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、女優の川口春奈がお市の方役を演じました。
以上、お市の方についてでした。
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