妻と愛人と家族

主婦の労働時間

主婦の労働時間

主婦の労働時間は、専業主婦と共働き主婦で大きく異なります。

専業主婦

専業主婦の労働時間は、統計によって多少異なりますが、総務省の「社会生活基本調査」によると、2022年の平均は1日4時間23分です。

内訳は以下の通りです。

家事：3時間56分
育児：37分
家族の介護・看護：10分
専業主婦の労働時間は、家事や育児に多くの時間を費やしていることがわかります。

共働き主婦

共働き主婦の労働時間は、仕事と家事・育児の両方の時間を含めたものです。総務省の「社会生活基本調査」によると、2022年の平均は1日8時間21分です。

内訳は以下の通りです。

仕事：4時間22分
家事：2時間38分
育児：1時間21分
共働き主婦の労働時間は、専業主婦よりも2時間近く長いことがわかります。

労働時間の格差

共働き主婦の労働時間は、夫の労働時間と比較すると、2022年では1時間49分長く、格差が縮小する傾向は見られません。

労働時間の負担

専業主婦も共働き主婦も、家事や育児の負担は依然として大きく、労働時間の過多が心身の健康に影響を与える可能性も指摘されています。

ワークライフバランス

近年では、ワークライフバランスの重要性が認識されるようになり、家事や育児の負担を軽減するための社会的な取り組みも進められています。

参考情報

総務省「社会生活基本調査」：https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/index.html
厚生労働省「労働時間・休日に関する基本的な統計」：https://www.mhlw.go.jp/toukei/youran/aramashi/all.pdf
内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書」：https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/
その他

主婦の労働時間は、家族構成や住環境、個人のライフスタイルによっても大きく異なります。

家事や育児の負担を軽減するためには、家族で協力して分担することが大切です。