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毒子とイマジネーション

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ふわふわの雲に乗って
さんさんと輝く太陽のもとへ
希望を胸に
遊びに行くの

さらさら流れる
小川を通って
風になびく草原を横目に
小鳥たちのさえずる梢を抜けて
猫がじゃれてるおうちの上で一休み
ほうら
きらきら輝く海の上
じとじと雨のお洋服絞って

あなたと二人の
愛ハートマーク️
きんとん雲ドライブ

毒子にイマジネーションなるものはあるのだろうか

小さなときから、窓の外ばかり見て
空想の世界にいた毒子は年中しかられた
現実を見なさい。
理想や、夢や、想像ではおなかはいっぱいならないと
なので、ことごとく摘み取られてきたのかもしれない
なーんて
自己正当化、理由付けはこっちにおいておいて
それがなろうで許されるなら
いっぱい楽しみたいな
芽は摘み取られてなくなってるかもだけど・・・

毒子は今、すてきな恋をしているのだが
口いっぱいに含んだコンペイトウや変わりだまのように
瞬く間に消えてなくなり、現実へと連れ戻される

毒子はまだその夢に酔ってたいのだが

天の川 今年も会える アルタイム ベガはほほえむ 愛しき人に

羽二重の つややかにして 薄絹の  衣まといて 紅さす頬に

梅雨寒に 見ざる聞かざる 言わざるを 言の葉つづり しばし戯れ

舌鼓 自分ごほうび クーリッシュ 涼真くんの 笑顔も添えて

花々の 吐息にそっと 寄り添いて 梅雨寒の空 重く垂れ込め

アディクション やまいいただき 気づくこと 悲しみありて 今が幸せ

さやかなり 水無月の風 まとい舞う あじさい揺れて 彩を添え

水無月に 咲きしあじさい 憂いあり 色とりどりに 息づき揺れぬ

気まぐれで カオスな庭に 人はみな きれいですねと 優しいお世辞

きんとん雲のドライブで北海道までいけないかな
そしたらあなたに会えるのにな
憧れの風のガーデンを見て
あなたとおいしいホタテに舌鼓をうって
大きなマイタイにストロー二本さして
二人でチューチューできるのにな
マクドナルドのフライドポテトを
こっちとむこうから食べ初めて
そっと口付けできるのにな
砂浜を一緒に走ったり
四角くない空を眺めて
おおと感嘆の声を上げたり
ベガとアルタイルに願いを叶えてくれてありがとうって
感謝の祈りをささげられるのにな

思わず深呼吸したくなるような
満天の星空を眺めて
あなたに出会えてよかったと
生まれてきてくれてありがとう
生きていてくれてありがとう
ってそっとささやけるのにな

今日も東京は曇りです
お日様恋しい毒子でした

読んでくださってありがとう
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