上 下
43 / 113

TwitterはJS、JC、JKつり放題?SNSで事件被害、少年少女1811人

しおりを挟む
TwitterはJS、JC、JKつり放題?SNSで事件被害、少年少女1811人

ようこそ

悪役令嬢 毒子の館へ

花見月は紅くその葉を

染めたのもつかの間

ほとんどの葉を落としてしまった

春、夏、秋は冬を待つ季節

おーほほほ

暗く冷たく寒い時期を

存分に楽しもうではないか

暖かいコタツが待っておるぞ

おいしい蜜柑とお汁粉でも

用意するかのー

欲深き人の心と降る雪は、

積もるにつれて道を失う



「またかー」



「女子中学生ですか?」



「うん」



兵庫県の中学生の少女を約2カ月にわたり借家に住まわせて誘拐したとして、逮捕された社長さん。



Twitterで、「養ってあげる」と、誘ったらしい。



悪役令嬢 毒子は遠い目をしている。



毒子の娘が18歳のとき、それまで養護施設に預けていた娘が



何度か毒子のアパートに遊びに来るようになった。



毒子が解離性障害だったとはいえ、ネグレクトした娘。



一緒に住めるものなら住みたいと思った。



もちろん、償いの意味を含めて。



ところが、娘は毒子のいうことなど聞かない。



ポケモンのチャットで知り合った男にまんまとさらわれてしまった。



と言っても、合意の上なのだが、



毒子は、彼女の兄と毒子のいつも相談している男の人をつれ、相手の男にあった。



30代のライターをしているとか言う男。



どんなに説得しても、向こうも処女が手に入るなら



必死だったのだろう。



長い時間を費やしたが、止めることはできなかった。



引き取ったばかりの娘はその男と一緒に娘は住むことになった。



「ちゃんと結婚してから」



と、いうと



「そんな100年も前の考え方」



と、一蹴されてしまった。



泣きすがる毒子に、



「わたしの幸せを邪魔しないでよ」



娘は、子供の頃、クリスチャンだった。



バッタが交尾しているところを見て



「みてみて、結婚式してるよ」



と言うと、



「結婚式終わってからするのよ」



と言うくらい、貞操観念があった。



それが、わずか何年間か養護施設に預けた間に



彼女の生き方、考え方は変わってしまった。



恋に恋するお年頃だったのだろうか。



まして、娘は普通学級ではなく、養護学級だった。



生徒会長をしていたくらいだから、軽度だったのだろうが……。



そんな娘も男のところに行って、何ヶ月かで戻ってきた。



毒子と同じ、解離性同一性障碍者となって><



精神病院に入院し、せっかく卒業のときに斡旋してもらった仕事もやめてしまった。



なんと男はDVだったのだ。



ドメスティック・バイオレンス



配偶者や恋人など親密な関係にある者に対して暴力を振るう。



100パーセント相手が悪いわけでもないと思う。



遠い精神病院なのに、見舞いにも来てくれた。



娘の誕生日も一緒に祝った。



18歳、未成年とはいえ、あれはあれでどうしようもなかったんだと思うしかない。



自分がふがいないのだろう。



しかし、ネットとは恐ろしいものである。



周りの意見もその人の本当の姿も見えないまま、恋に落ちてしまうのだから。



一時は、共依存症で会うことも禁じられた毒子だった。



たとえ、それが愛する子供であっても、



相手につまずく権利もあるのだと認める



本当にイタイイタイで経験であった。



#家出

#神待ち

#JC



などのタグを貼り、ツイートしてるあなたへ



その選択は何十年も貴方に影響します。



それでも貴方は、その人を選びますか。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

徒然草

春秋花壇
現代文学
徒然草 つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

妻がヌードモデルになる日

矢木羽研
大衆娯楽
男性画家のヌードモデルになりたい。妻にそう切り出された夫の動揺と受容を書いてみました。

注意欠陥多動性障害(ADHD)の日常

春秋花壇
現代文学
注意欠陥多動性障害(ADHD)の日常

親子

春秋花壇
現代文学
親子

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

エデンの園を作ろう

春秋花壇
現代文学
エデンの園を作ってみた

かあさんのつぶやき

春秋花壇
現代文学
あんなに美しかった母さんが年を取っていく。要介護一歩手前。そんなかあさんを息子は時にお世話し、時に距離を取る。ヤマアラシのジレンマを意識しながら。

処理中です...