お金がない

ロマンス詐欺被害金回収を装い、二次被害させる悪質な弁護士について

ロマンス詐欺被害金回収を装い、二次被害させる悪質な弁護士について

近年、巧妙な手口で被害者を騙し、金銭をだまし取る悪質な弁護士が増えています。特に、国際ロマンス詐欺の被害金回収をうたう弁護士による二次被害が深刻化しています。

手口

巧みな話術で被害者を信用させる
「あなたの被害は必ず取り戻せる」
「加害者は必ず逮捕できる」
「あなたは何もしなくていい」
「着手金は全額返金する」 など、被害者の不安につけ込み、巧みな話術で信用させます。
高額な着手金を要求
数百万円から数千万円という高額な着手金を要求します。
実際には何もせず、連絡が取れなくなる
着手金を受け取った後、何もしないまま、連絡が取れなくなります。
二次被害を発生させる
被害者は、さらに多額のお金を騙し取られてしまいます。
事例

今野智博元衆議院議員による詐欺事件
弁護士で元衆議院議員の今野智博容疑者は、約900人から約5億円の着手金を詐取した疑いで逮捕されました。
被害者は、国際ロマンス詐欺の被害金回収を依頼していましたが、実際には何もされず、着手金も返金されませんでした。
RMC法律事務所による詐欺事件
RMC法律事務所の代表弁護士、竹原孝雄被告は、国際ロマンス詐欺の被害金回収をうたって、弁護士名義を広告会社に貸し、被害者を騙したとして逮捕されました。
被害者らは、数千万円の着手金を支払っていましたが、実際には何もされず、被害金も回収されませんでした。
川口正輝弁護士による詐欺事件
弁護士の川口正輝容疑者は、国際ロマンス詐欺の被害回復をうたって広告会社に名義を貸し、法律事務をさせ、被害者を騙したとして逮捕されました。
被害者らは、数千万円の着手金を支払っていましたが、実際には何もされず、被害金も回収されませんでした。
対策

ロマンス詐欺の被害金回収をうたう弁護士には十分注意が必要です。
弁護士に依頼する前に、必ず複数の弁護士に相談し、見積もりを取るようにしましょう。
高額な着手金を要求する弁護士には、依頼しないようにしましょう。
弁護士に依頼する前に、必ず弁護士会に確認し、その弁護士が登録されているかどうかを確認しましょう。
被害に遭ってしまった場合は、すぐに警察に相談しましょう。
相談窓口

警察
弁護士会
国民生活センター
参考情報

警察庁: [無効な URL を削除しました]
弁護士会連合会: https://www.jba.or.jp/
国民生活センター: https://www.kokusen.go.jp/
ロマンス詐欺の被害は、精神的にも金銭的にも大きなダメージを受けます。被害を防ぐために、十分注意しましょう。