お金がない

マイナンバーカードの悪用：偽造カードでスマホ乗っ取り、被害総額9200万円突破

マイナンバーカードの悪用：偽造カードでスマホ乗っ取り、被害総額9200万円突破

概要

偽造マイナンバーカードでスマホ乗っ取り被害が発生
被害総額9200万円を超え、マイナンバーカードを巡るトラブルが続出
政府はマイナンバーカードの個人情報をスマホに搭載、外国人の在留カードとの一体化など、さらなる用途拡大を推進
マイナンバーカードの悪用や情報漏洩への懸念が高まる中、市民からは不安の声
詳細

松田憲幸大阪府八尾市議が偽造マイナンバーカードでスマホ乗っ取り被害に遭い、高級腕時計を購入された
偽造カードは、視覚的な確認のみで判断されており、二重チェックなどの対策が不十分だった可能性
マイナンバーカードの偽造には、券面記載の情報に加え、生年月日や携帯電話番号などの情報も必要
松田氏のように、HPなどに個人情報を公開している場合は、悪用されるリスクが高まる
マイナンバーカードの偽造問題は、国民全体の74％がマイナンバーカードを保有している状況で深刻化
政府は、マイナンバーカードの偽造対策として、券面に描かれたウサギの傾きによる真偽判別を推奨している
マイナンバーカードの用途拡大と懸念

政府は、マイナンバーカードの個人情報をスマートフォンに搭載し、カードがなくても本人確認できる仕組みを導入
マイナンバーカードの利便性を向上させる一方、情報漏洩や悪用への懸念が高まる
市民団体からは、マイナンバーカードの偽造や情報漏洩がさらに容易になる、個人情報が政府や企業に悪用される可能性があるなどの指摘
マイナンバーカードの必要最低限の情報への限定、利用目的の明確化、厳格な管理体制の構築などが求められている
マイナンバーカードの将来

マイナンバーカードの普及率は高まっているが、市民の不安も根強い
政府は、マイナンバーカードの利便性を強調しながらも、偽造対策や情報保護対策の強化が急務
マイナンバーカードの将来は、市民の理解と納得を得られるような、安全で透明性の高い制度設計に大きく左右される
参考情報

毎日新聞記事「偽造マイナカードは「誰でも被害にあう恐れ」　9200万枚突破、トラブル続出でも政府は用途拡大にまい進」: https://mainichi.jp/articles/20230307/k00/00m/010/265000c
総務省 マイナンバー制度: https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/