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「紀州のドン・ファン」元妻、3000万円詐欺で争う姿勢 別の男性から金銭を詐取した罪に問われる

「紀州のドン・ファン」元妻、3000万円詐欺で争う姿勢　別の男性から金銭を詐取した罪に問われる
「私の体をもてあそぶために払った金」

和歌山県田辺市の資産家男性殺害事件で逮捕された須藤早貴被告（28）が、別の男性から約3000万円を詐取した詐欺罪で起訴され、10日に和歌山地裁で初公判が開かれました。

須藤被告は、2015年から2016年にかけて、当時61歳の男性から、海外留学費用などとうそをついて現金を詐取した罪に問われています。

「清楚で純粋な女性だと思っていた」被害者

初公判で、被害男性は証言台に立ち、須藤被告との出会いから金銭を渡すに至った経緯を説明しました。

被害男性によると、須藤被告とはキャバクラで知り合い、美容学校の学費のために働いていると聞いていたそうです。その後、美容師になる夢を応援するため、月15万円を須藤被告に渡していました。

さらに、美容関係のコンクールで知り合った美容室経営者から海外留学話を持ち掛けられたと須藤被告から言われ、留学費用として1500万円を振り込んだことも明らかにしました。

被害男性は、須藤被告について「清楚で純粋な女性だと思っていた」と話し、警察から留学話自体が嘘だったことを知らされた際には「絶句した」と語りました。

「詐欺罪は成立していない」と主張する須藤被告

一方、須藤被告は、起訴内容について「私が金を受け取ったことは事実。うそをつきましたが、それを分かった上で彼は私の体をもてあそぶために払ったと思っています」と話し、詐欺罪は成立しないと主張しました。

弁護側も、被害男性が須藤被告との性交渉を目的として金銭を渡していたと主張し、詐欺罪の成立を否認しました。

次回公判は9月に延期

裁判長は、双方の主張を踏まえ、次回公判を9月に延期することを決めました。

今後、裁判では、被害男性と須藤被告の関係性や、金銭の授受の経緯について、更なる審理が行われることと思われます。

参考情報

「紀州のドン・ファン」元妻、3000万円詐欺で争う姿勢　別の男性から金銭を詐取した罪に問われる(https://www.youtube.com/watch?v=w0igi3ce3Lk)
「紀州のドン・ファン」元妻に詐欺罪 初公判で「私の体をもてあそぶために払った金」と否認(https://bunshun.jp/articles/-/70748)
「紀州のドンファン」殺害事件 元妻が詐欺容疑で逮捕(http://www.gossip-i.com/adult/64346)