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春秋花壇

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独居老人のつぶやき 6 ウルフムーン

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「まるで私の持ち点が決まっているみたい」

アルファポリスの24時間ポイント。

いくつか更新すると、別な作品が下がる。

モチベ下がるなー。

まるで、お前なんか頑張っても無駄だといわれてるみたい。

まあ、本が読めない今の私は小説の書き方を学んでもなかなか実らない。

それでも諦められずに種をまき続ける。

種が成長するには時間がかかる。

種をまいた人がその成長を速めることはできない。

鳥がついばんでしまうかもしれない。

せっかく芽を出しても、アブラムシがついて枯れてしまうかもしれない。

黒点病やうどん粉病など病気になって悲しいくらい醜くなるかも。

ちょっと手をこまねいたために、水枯れをおこししおれてしまうかもしれない。

土がやせていて、思うように育つことができないかもしれない。

だから、堆肥を作り腐葉土を混ぜて肥沃な土にするのだ。

少しの間休むことはあっても、投げてはいけない。

あっちの種が育つかこっちの種なのか、わたしたちは解らないのだから。

そんなことを思いながら、ウルフムーンを探して深夜の公園を徘徊してる。

そういえば私にはまだ名前がない。

そのうち命名できるかな?

月齢12.6

あと3日で今年初めての満月。

2024年1月26日(金)午前2時54分頃は、ウルフムーン(狼月)と呼ばれる満月。

ウルフムーンという名前は、1月の狼の繁殖期に遠吠えがよく聞こえることに由来する。


ウルフムーンは、1月に観測される満月の愛称です。アメリカ先住民の風習に由来し、1月は狼が繁殖期を迎え、遠吠えがよく聞こえることから、ウルフムーンと呼ばれるようになった。

ウルフムーンの象徴的な意味は、以下のとおりだ。

存在感
自分らしさ
新たな始まり
ウルフムーンは、暗い冬の夜空に輝く明るい満月です。その存在感は、厳しい冬を生き抜く狼を彷彿とさせます。また、狼は群れで生活し、リーダーに従うという特徴があります。そのため、ウルフムーンには、自分らしさを持ちながらも、周囲と協調して生きていくというメッセージが込められていると考えられている。

また、ウルフムーンは、新しい年の始まりの満月でもあります。そのため、新しいことに挑戦したり、自分自身を変えたいと思ったりするときに、良いタイミングであるとされている。

ウルフムーンの夜は、夜空を見上げて、狼の遠吠えを想像してみてはいかがでしょうか。そして、自分自身を見つめ直し、新たな一歩を踏み出すための力を蓄えてみよう。


冴え冴えとした月が暗い空にこうこうと輝いている。

ふと、暗いことは悪いことばかりではないと思った。

だって、歌舞伎町の真ん中で月はこんなにきれいに見えないかもしれないもの。

闇は光を際立たせる。

白黒、明暗、はっきりさせる方がいいこととそうでないことがあるのだろう。

いつもニコニコ快活な方が周りの人も一緒にいて楽しいだろう。

だけど、最近わたしがGoogle の、人工知能(AI)から指導されるように

もっと丁寧に風景や人物を描写するにはじっくり落ち着いて観察することが必要。

だから、少しうつなくらいがちょうどいい。

調子に乗ってお茶らけてその場をしのぐと何も考えず、何も感じず終わってしまうから。

ああ、あの月に集合体恐怖を感じながら

ベストショットを狙って光学レンズを使ってファインダー覗くわたしは、

竹取物語の翁だろうか。

かぐや姫を探して、今夜も月を眺めている。

おばあさんはいなくても、子が授かればいいのに……。

君に会いたい。



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