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介護医療院（介護療養型医療施設）

介護医療院とは、介護保険法に基づく介護施設の一種で、要介護者に対して、介護・医療・住まいを総合的に提供することを目的とした施設です。

2018年4月に介護療養型医療施設（介護療養病床）から名称が変更されました。

介護医療院の特徴は、以下のとおりです。

要介護3以上の高齢者を対象としている
介護と医療を一体的に提供するため、看護師や医師などの医療従事者が常駐している
個室や個室風の部屋を備えており、プライバシーに配慮している
介護医療院の入居条件は、以下のとおりです。

65歳以上
要介護3以上の認定を受けている
介護医療院の費用は、介護保険の自己負担分と、施設に支払う月額利用料の2つから構成されます。介護保険の自己負担分は、要介護度によって異なりますが、月額数万円程度です。月額利用料は、施設や部屋のグレード、入居者の状況などによって異なりますが、10万円から20万円程度が相場です。

介護医療院は、要介護3以上の高齢者が、安心して生活するための重要な施設です。

介護医療院のメリットは、以下のようなものが挙げられます。

介護と医療を一体的に受けられる
個室や個室風の部屋でプライバシーを守りながら生活できる
レクリエーションやイベントなどを通じて、人と交流できる
介護医療院のデメリットは、以下のようなものが挙げられます。

費用がかかる
自由度が制限される
家族や友人とのコミュニケーションが取りづらい
介護医療院は、要介護者の状況や希望に合わせて、適切な施設を選ぶことが大切です。

介護医療院と介護療養型医療施設との違いは、以下のとおりです。


項目 介護医療院 介護療養型医療施設
名称 介護医療院 介護療養型医療施設
対象者 要介護3以上の高齢者 要介護1以上の高齢者
医療体制 看護師や医師などの医療従事者が常駐 看護師や医師などの医療従事者が常駐（ただし、要介護1以上の高齢者を対象としていたため、必ずしも常駐していなかった）
部屋の種類 個室や個室風の部屋を備える 大部屋と個室を併設

介護医療院は、介護療養型医療施設の転換施設であり、介護と医療をより重視した施設となっています。