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鹿児島県の諏訪之瀬島で噴火

2024年1月14日午前0時22分ごろ、鹿児島県の諏訪之瀬島で噴火が発生しました。気象庁は、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2から3に引き上げました。

噴火は、島の中央部にある御岳火口で発生しました。噴煙は火口から約1.1kmまで上がり、大きな噴石が火口中心から約1kmまで飛散しました。

噴火の影響で、島の西側の集落に火山灰が降り積もりました。また、島の周辺海域には火山灰が降り、視界が悪くなる恐れがあります。

気象庁は、噴火警戒レベル3を継続し、火口周辺2kmの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。また、火山灰が降り積もる範囲は、今後も拡大する可能性があるとしています。

諏訪之瀬島は、活火山として知られる島です。過去には、1813年に大噴火が発生し、全島民が避難する事態となりました。

今後も、諏訪之瀬島の火山活動には注意が必要です。


鹿児島県の諏訪之瀬島は、トカラ列島に属する火山島です。人口は2022年3月31日現在で79人、世帯数は44世帯です。十島村で中之島に次いで二番目に大きい島です。

島の中央部にある御岳（796m）は今も活発に噴煙をあげています。御岳は過去に幾度となく大噴火を繰り返してきました。

文化10年（西暦1813年）の大噴火でほとんどの人家は消滅し、全島民が避難したため、約70年間は無人島となりました。明治期に入り、奄美大島出身の藤井富伝らが入植し開拓されました。

しかし、そんな厳しい自然状況でも北西部の溶岩台地にはマルバサツキが群生し、春になれば一面ピンクの花を咲かせます。

諏訪之瀬島の観光スポットとしては、以下のようなものがあります。

乙姫の洞窟
切石港
ナハ浜
乙姫の洞窟は、島の北西部にある洞窟です。乙姫伝説が残る神秘的な洞窟です。

切石港は、島の南東部にある港です。フェリー十島が発着する港です。

ナハ浜は、島の北西部にある海岸です。狭く険しい道を降りた場所にある海岸です。砂浜ではキレイな星砂が採れます。

諏訪之瀬島は、自然豊かな島です。豊かな自然の中で、のんびりとした時間を過ごすことができます。