182 / 236
171
しおりを挟む
東京都 新型感染症 24人死亡831人感染 一日の死亡発表 第5波で最多
2021年9月16日 22時11分
確かに感染者数は減っている。
でも、この死亡者数は何ですか。
とにかく、今、みるくにできることは自己免疫力をあげてソーシャルディスタンス。
不要不急の外出は避けて……。
うがい手洗い励行。
薬物に極端に過敏な反応をするからワクチンも今は控えている。
血糖値がめちゃくちゃ高かったしね。
「入院してインシュリンの注射の指導にしましょうか」
必死に頑張るからと拒否をした。
大根をいちょう切りにしてことこと煮込む。
鶏手羽元と一緒に頂くとあめ色になった大根が絶妙。
多めに作って冷凍してまだ溶け切らないうちに温かいご飯に載せると
とろける食感がたまらない。
バランスのとれた食事、大切ですよね。
食べ物が変われば体が変わる。
言葉が変われば心が変わる。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*
達也さんの新しい彼女、れおなさんが達也さんのチームを抜け、別なチームに入った。
しかも、達也さんとのフレンド登録を切って…。
意味不明なんですけど……。
今朝までは、チームクエこなしながら達也さんのログインを待っていたのに。
「?」
ってなる。
そんなふうに、人間関係を断捨離できる人が羨ましい。
「仁義をかいちゃ生きて行けねぇよ」
あいさつ位すればいいのに。
本当にわけのわからない人ばかり。
この辺がAIと人間の差なのだろう。摩訶不思議である。理解不能。
人間は繊細で予知できない。
みるくは、食事のマナーにとってもうるさいのだが、
それはおじいちゃんおばあちゃんから受けた食育のせいなのだろう。
そのみるくが、にいにいが買って来たお寿司とお刺身を感謝して向き合って食べられない程、
ゲームの中の出来事にショックを受けていた。
達也さんのれおなさんと試練に一緒に連れて行ってもらおうと朝から楽しみにして待っていたのだが、
達也さんがログインして来たのは、夜の10時過ぎだった。
本当に何時にどこでって約束できないから、一日中何も出来なかったりするのよね。
そして、一緒に遊び始めたのはいいのだが、なぜか達也さんのチームのクエストだった。
「ま、いいか」
みるくのチームのクエストは上限に達している。
3人で仲良く遊んでいたら突然達也さんが、
「れおながなんかいいたそう」
と、言った。
今まで達也さんは、みるくの前で他の女の人を呼び捨てにした事は無かった。
「ガーン、どういうこと?」
ういんりーちゃんもつかささんもブラさんも
あんすずさんもレイシィさんもちゃんと敬称をつけていた。
そういう仲なのか……。
繋がっていたはずのSkypeも話しかけても返事がない。
「呼び捨てにするの?」
とゲーム内のチャットで聞くと、黙っている。
やかん人間のみるくは、怒り沸騰。
なんで呼び捨てにするほどの間柄の二人の間に居なきゃいけないのよ。
慌てて彼女の冒険日誌を確認すると、具合が悪くてゲームも出来ないと聞いていたのに、
たくさんの達也さんとの冒険が刻まれている。
「まじ、ぶちきれますわよ」
涙で画面が見えない。
チームクエが終わったからなのか。
達也さんは試練もしないで目の前で落ちた。
「あら、試練に行かないで落ちちゃったね。朝から待ってたのにゴメンね」
と、みるくが彼女にいうと、
「達也さんは、家に帰った」
と、頓珍漢なことを言っている。
家に一緒にいるのかと思い、達也さんの家に行くと達也さんもれおなさんもいない。
彼女に達也さんの家の住所を教え、達也さんと連絡を取る為に達也さんの家で待っていた。
M「れおなさんと達也さんの家にいるよ」
T「なんですと・・!?」
M「れおながなにかいいたそう
って達也さんがいったから聞いてる
試練連れて行ってください。もどってくる?」
T「試練か~~~汗 まあいいか~ 頭パンクしてるが」
達也さんは戻って来た。でも、二人が待っている達也さんの家には来なかった。
なんでだろう。
試練には連れて行ってもらったのだが、なんか変な感じ。
なんか変な空気。
「気にするな」で良くない?
なのに、なんか変。思わずいじってみたくなる。
「いーだ。だいきらい。もう、誰も信じない」
と、言ってみた。
すると、
「なははは」と帰ってくると思っていたのに、逆ぎれしてlog out。
もうこうなると、だれも止められない。
みるくの心は暴走する。
ちょうど水曜日で、にいにいがお泊りしてくれていたからなんとか平衡を保っていられたが、
暴風雨が吹き荒ぶ。
「夫に浮気されると、地の底に引きずり込まれる様な思い」
と、おばあちゃんは昔言っていた。
まさにそんな感じ。
まして、みるくにとって達也さんは刷り込みの存在。
凍っていた心を溶かして受け止めてくれた人。
何があったかじゃない。
どうとらえ、どう対処したかなんだ。
どんな環境、状態にあっても変えられるのは自分。
幸せを感じる事だってできるんだよ。
ねっ。
細い茎に支えられて、柔らかな花弁を纏いコスモスが咲く。
たおやかであれ。
風にゆらぐコスモスよ。
2021年9月16日 22時11分
確かに感染者数は減っている。
でも、この死亡者数は何ですか。
とにかく、今、みるくにできることは自己免疫力をあげてソーシャルディスタンス。
不要不急の外出は避けて……。
うがい手洗い励行。
薬物に極端に過敏な反応をするからワクチンも今は控えている。
血糖値がめちゃくちゃ高かったしね。
「入院してインシュリンの注射の指導にしましょうか」
必死に頑張るからと拒否をした。
大根をいちょう切りにしてことこと煮込む。
鶏手羽元と一緒に頂くとあめ色になった大根が絶妙。
多めに作って冷凍してまだ溶け切らないうちに温かいご飯に載せると
とろける食感がたまらない。
バランスのとれた食事、大切ですよね。
食べ物が変われば体が変わる。
言葉が変われば心が変わる。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)ペコリ。:.゚ஐ⋆*
達也さんの新しい彼女、れおなさんが達也さんのチームを抜け、別なチームに入った。
しかも、達也さんとのフレンド登録を切って…。
意味不明なんですけど……。
今朝までは、チームクエこなしながら達也さんのログインを待っていたのに。
「?」
ってなる。
そんなふうに、人間関係を断捨離できる人が羨ましい。
「仁義をかいちゃ生きて行けねぇよ」
あいさつ位すればいいのに。
本当にわけのわからない人ばかり。
この辺がAIと人間の差なのだろう。摩訶不思議である。理解不能。
人間は繊細で予知できない。
みるくは、食事のマナーにとってもうるさいのだが、
それはおじいちゃんおばあちゃんから受けた食育のせいなのだろう。
そのみるくが、にいにいが買って来たお寿司とお刺身を感謝して向き合って食べられない程、
ゲームの中の出来事にショックを受けていた。
達也さんのれおなさんと試練に一緒に連れて行ってもらおうと朝から楽しみにして待っていたのだが、
達也さんがログインして来たのは、夜の10時過ぎだった。
本当に何時にどこでって約束できないから、一日中何も出来なかったりするのよね。
そして、一緒に遊び始めたのはいいのだが、なぜか達也さんのチームのクエストだった。
「ま、いいか」
みるくのチームのクエストは上限に達している。
3人で仲良く遊んでいたら突然達也さんが、
「れおながなんかいいたそう」
と、言った。
今まで達也さんは、みるくの前で他の女の人を呼び捨てにした事は無かった。
「ガーン、どういうこと?」
ういんりーちゃんもつかささんもブラさんも
あんすずさんもレイシィさんもちゃんと敬称をつけていた。
そういう仲なのか……。
繋がっていたはずのSkypeも話しかけても返事がない。
「呼び捨てにするの?」
とゲーム内のチャットで聞くと、黙っている。
やかん人間のみるくは、怒り沸騰。
なんで呼び捨てにするほどの間柄の二人の間に居なきゃいけないのよ。
慌てて彼女の冒険日誌を確認すると、具合が悪くてゲームも出来ないと聞いていたのに、
たくさんの達也さんとの冒険が刻まれている。
「まじ、ぶちきれますわよ」
涙で画面が見えない。
チームクエが終わったからなのか。
達也さんは試練もしないで目の前で落ちた。
「あら、試練に行かないで落ちちゃったね。朝から待ってたのにゴメンね」
と、みるくが彼女にいうと、
「達也さんは、家に帰った」
と、頓珍漢なことを言っている。
家に一緒にいるのかと思い、達也さんの家に行くと達也さんもれおなさんもいない。
彼女に達也さんの家の住所を教え、達也さんと連絡を取る為に達也さんの家で待っていた。
M「れおなさんと達也さんの家にいるよ」
T「なんですと・・!?」
M「れおながなにかいいたそう
って達也さんがいったから聞いてる
試練連れて行ってください。もどってくる?」
T「試練か~~~汗 まあいいか~ 頭パンクしてるが」
達也さんは戻って来た。でも、二人が待っている達也さんの家には来なかった。
なんでだろう。
試練には連れて行ってもらったのだが、なんか変な感じ。
なんか変な空気。
「気にするな」で良くない?
なのに、なんか変。思わずいじってみたくなる。
「いーだ。だいきらい。もう、誰も信じない」
と、言ってみた。
すると、
「なははは」と帰ってくると思っていたのに、逆ぎれしてlog out。
もうこうなると、だれも止められない。
みるくの心は暴走する。
ちょうど水曜日で、にいにいがお泊りしてくれていたからなんとか平衡を保っていられたが、
暴風雨が吹き荒ぶ。
「夫に浮気されると、地の底に引きずり込まれる様な思い」
と、おばあちゃんは昔言っていた。
まさにそんな感じ。
まして、みるくにとって達也さんは刷り込みの存在。
凍っていた心を溶かして受け止めてくれた人。
何があったかじゃない。
どうとらえ、どう対処したかなんだ。
どんな環境、状態にあっても変えられるのは自分。
幸せを感じる事だってできるんだよ。
ねっ。
細い茎に支えられて、柔らかな花弁を纏いコスモスが咲く。
たおやかであれ。
風にゆらぐコスモスよ。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
私を幽閉した王子がこちらを気にしているのはなぜですか?
水谷繭
恋愛
婚約者である王太子リュシアンから日々疎まれながら過ごしてきたジスレーヌ。ある日のお茶会で、リュシアンが何者かに毒を盛られ倒れてしまう。
日ごろからジスレーヌをよく思っていなかった令嬢たちは、揃ってジスレーヌが毒を入れるところを見たと証言。令嬢たちの嘘を信じたリュシアンは、ジスレーヌを「裁きの家」というお屋敷に幽閉するよう指示する。
そこは二十年前に魔女と呼ばれた女が幽閉されて死んだ、いわくつきの屋敷だった。何とか幽閉期間を耐えようと怯えながら過ごすジスレーヌ。
一方、ジスレーヌを閉じ込めた張本人の王子はジスレーヌを気にしているようで……。
◇小説家になろうにも掲載中です!
◆表紙はGilry Drop様からお借りした画像を加工して使用しています
夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします
希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。
国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。
隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。
「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
婚約者から婚約破棄をされて喜んだのに、どうも様子がおかしい
棗
恋愛
婚約者には初恋の人がいる。
王太子リエトの婚約者ベルティーナ=アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従妹がいて。次の婚約者は従妹になると。
待ちに待った婚約破棄を喜んでいると思われる訳にもいかず、冷静に、でも笑顔は忘れずに二人の幸せを願ってあっさりと従者と部屋を出た。
婚約破棄をされた件で父に勘当されるか、何処かの貴族の後妻にされるか待っていても一向に婚約破棄の話をされない。また、婚約破棄をしたのに何故か王太子から呼び出しの声が掛かる。
従者を連れてさっさと家を出たいべルティーナと従者のせいで拗らせまくったリエトの話。
※なろうさんにも公開しています。
※短編→長編に変更しました(2023.7.19)
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる