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「まさか、5454時間もゲームをプレイしてる

みるくがモンスターバトルを本当にしたことないなんて

思わなかったよ」

達也さんは、びっくりしている。

確かにみるくのゲームの仕方は

ものすごく偏ってるのだろう。

ハウジングと釣りばかりして、

季節のイベントさえやったことはほとんどなかった。

しかも、チームも自分のチームだから

外部からの有益な情報もない状態だったのだろう。

れん君と知り合って、ようやくアクセサリーや宝珠や装備、

ストーリー、サブクエストなどを毎日一緒にやるようになった。

やっと名だけではない駆け出しの冒険者になったころに

達也さんに知り合ったから、れん君と遊ばなくなる=初心者に逆戻り

状態だったのである。

達也さんと一緒にゲームをしたり、金策したり、宝珠とり、

苦手なレベル上げをすることは

まったくなかったから、時間だけがどんどん過ぎていき、

まったく実力の伴わないキャラに仕上がっていった。

達也さんも大変なキャラに手を出したものである。

そんな状態だから、達也さんが新人の手伝いをすることを

妬み、自分をどう扱っていいのか

どうゲーム攻略していいのかわからない状態に陥っていった。

ここ2日、達也さんはみるくのモンスターバトルを

手伝ってくれている。

みるくの幸せそうなことと言ったら、この上ない。

達也さんのことを色々思い出しては

「むふふ」

と、笑うのだ。

まるで、達也さんさえいれば何もいらないみたいに

笑顔に満たされている。

やっと、幸せが訪れたのかな。

何度も親にネグレクトされているから、

このまま幸せになってくれたら作者としても

とてもうれしいんだけど。

みるく、人は塵で作られている。

「神ご自身がわたしたちの造りをよくご存じであり,わたしたちが塵であることを覚えておられる」― 詩編 103:14。

だから、まったりとゆっくりと生きろ。

壊れた頭で考えるな。

感じていくんだ。

どんなに泣いてもわめいても

俺はお前を捨てないから。

な、みるく。

達也さんの励ましにいつか答えることができますように。

凍り付いた感情が溶け出して雪崩のようになっても

わたしはいつの日もお前をちゃんと受け入れるから。

だいすきだよ。みるく。

神は地面の塵で人を形造り,その鼻孔に命の息を吹き入れられた。

すると人は生きた魂になった
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