3 / 145
あなたのいる場所
しおりを挟む
「あなたのいる場所」
翼があれず連れ出したい
その手を取って、空を駆けて
今すぐにでも会いに行きたい
でも私はここ、遠くから見守るしかない。
面会もできず、ただ願うばかり
その声を聞きたくても届かない
あなたの顔が見たいだけなのに
隔たれた壁は私たちを引き離す。
本の差し入れさえもできない
小さな言葉で、あなたに何を届けられるだろう
その静かな時間に
私の思いが届くことを願っている。
あなたのいる場所は遠く、
でも私の心はいつもそこに
あたたかな光の中で、
あなたが少しでも安らげるように。
いつかまた会える日を信じて
今はただ、あなたが生きていることを
私が生きていることを
感じながら、この時を過ごしている。
翼があれず連れ出したい
その手を取って、空を駆けて
今すぐにでも会いに行きたい
でも私はここ、遠くから見守るしかない。
面会もできず、ただ願うばかり
その声を聞きたくても届かない
あなたの顔が見たいだけなのに
隔たれた壁は私たちを引き離す。
本の差し入れさえもできない
小さな言葉で、あなたに何を届けられるだろう
その静かな時間に
私の思いが届くことを願っている。
あなたのいる場所は遠く、
でも私の心はいつもそこに
あたたかな光の中で、
あなたが少しでも安らげるように。
いつかまた会える日を信じて
今はただ、あなたが生きていることを
私が生きていることを
感じながら、この時を過ごしている。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説


サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。



因果応報以上の罰を
下菊みこと
ファンタジー
ざまぁというか行き過ぎた報復があります、ご注意下さい。
どこを取っても救いのない話。
ご都合主義の…バッドエンド?ビターエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる