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僕はもふもふのジュリアーノ ファザコン

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「税金が225」

「ギターの曲の本が5冊で、2275」

ギターの本は少年にも必要になるので、

ママはとりあえず、ギターの曲を覚えて、

練習し、地下鉄でお金を稼ぐことにした。

大好きな彼が、ラインで励ましてくれる。

ママは、小説サイトを勘違いしてる。

ブログじゃないんだから、

この小説にしても、長編なんだから、

この話に絞らなきゃいけないのに、

注意欠陥障害独特の症状で、

思いがさまよってしまい、

ホラーを入れてみたり、

西尾和美先生の勉強してみたり、

これがもしも本になったら、

「なんなんだよーー。これ」

って感じだよね。

読者の皆様、ごめんなさい。

ラインでそんな話をしながら、

久しぶりに紙の本が読んでみたいなと

心から思った。

視野狭窄で、長い時間は読めないけど、

少しの時間なら読めるんじゃないかと思っている。

あとで、図書館に行ってみよう。

スキルの本が読めるんだから、

読めるかもしれない。

読めたらいいな。

「ねー、あなたみたいな小説書けたらいいな」

それが、ママが小説を書き始めた理由だが、

毎日読んでいるのに、

なかなか上手にならない。

何年もかけて、文章力を磨いていくんだろうが、

楽しみながら進めていきたい。

気晴らしに、公園に行ってみた。

花見月はほとんど葉が落ちて、

木枯らしが似合いそうな風情。

花梨はまだ黄色の葉が残っている。

低木は、アジサイにはすでに葉はなかった。

世間では、トランプ大統領を弾劾訴追と、騒いでいる。

一国の大統領になりながら、投獄と背中合わせというのも、

政治家ならであろう。

ママのお父さんは、村会議員だったが、

村が過疎で予算が本となかったから、

ずっと無給で働いていた。

そして、支持者がお金を借りにきたりして、

没落セレブは、貧乏であった。

借用書を見て、母が、父に、

「父さま、期限が過ぎていますが」

というと、父は笑いながら、

「そりゃあ、お前、ないから借りに来るんだから、

ありゃあ返しに来るさ」

と、いうのだった。

そして、その借りに来るおうちの娘さんは、

きれいなフリルのついたワンピースを着ていたりした。

ママは、いつも質流れだったり、鉄道の払い下げだったりして、

買い物を楽しんだことがなかった。

そんな家庭環境に育っているから、

ツイッターで、十派一からげに政治家の悪口を言われるのを

ものすごく嫌った。

なんだか、父の悪口を言われているみたいで、

我慢できなかったからだ。

田舎にいる頃には、あんなに父に反発したのに、

今では、自分のことをファザコンだという。

ママを見てると、人間は本当に面白いと思ってしまうのだ。

そして、ママは一時父への反抗で、

左翼の運動をしていた。

父が天皇陛下をとても敬っていたからだ。

なのに、母と皇居参賀に行ったときに、

日の丸の旗を一生懸命振っている自分に

笑いこけてしまった。

なんと日和見主義な。

一貫性がなく、その場しのぎで感情的で、

まあ、そこがママのいいところでもあるのだろうが。

レコードが回るように、食事のときのマナーには

ついうるさく言ってしまう自分のことをやっぱり笑ってしまう。

源家族の教育の偉大さよ。

すばらしい。自然と、努力しなくても、

自分の受けたものを子供たちにバトンできるんだから。

もしも、ママが少年やお嬢たちの時代に生まれていたら、

とっくに児童相談所に通報されていただろう。

そのくらい、ママの太ももから木刀の

あざが消えることはなかった。

赤、青、緑、黄色になりかかることには、

また赤いあざがついていた。

そのくらい、ママは反抗的で、

幻覚幻聴がひどく家出ばかりして、

うそつきで盗みばかりして、

箸にも棒にもかからないと村の人からは評価されていた。

小学校の頃から、統合失調症の子供は、

本人の意思とは関係なく、蛮行を繰り返したりする。

とっても悲しいことだよね。

大人になってから、毎月仕送りをしたり、

いろんな食べ物を送ったりできるようになったときには、

本当に嬉しかった。

だって、やっぱり、父から、母から、

「お前を生んでよかった。お前を育ててよかった」

といわれたかったのだ。

「父さま、母さま、今ようやく病気も落ち着いて、

なりたい人に向けて努力できるようになりました。

ありがとう」

そういいながら、やっぱり泣いてしまう。

少年も今、同じような気持ちなのかもしれない。

大丈夫。仮にそうだとしても、

私はあなたを見はなさない。

だから、安心してね。












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