さくらこものがたり

春秋花壇

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雑草のように

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7月11日,土曜日
私の民の寿命は木の寿命のようにな[る]。(イザ 65:22)

木の中には,何千年も生きるものがあります。人間が健康で何千年も生きられるとしたら,素晴らしいと思いませんか。まさにパラダイスです。これは夢物語ではありません。必ず実現する約束です。この預言は,確かに将来のパラダイスで実現する事柄について述べています。その時が来れば,地上のすべての人たちが神の祝福を受けます。獣や狂暴な人間に襲われる心配はなくなります。目は見え,耳は聞こえ,自分の足で歩けるようになります。人々は自分の家を建て,作物を育て,木よりも長く生きます。聖書はそのような将来を約束しています。とはいえ,わたしたちが預言を深読みしすぎている,と言う人もいるかもしれません。地上が本当にパラダイスになると言える,どんな確かな根拠がありますか。その根拠は,これまでに地上で生活した最も偉大な人イエスの言葉の中に見いだせます。(ルカ 23:43)塔研18.12 5ページ13-15節

Saturday, July 11
The days of my people will be like the days of a tree.​—Isa. 65:22.

Will the time come when our days “will be like the days of a tree”? Some trees live thousands of years. Humans would have to be healthy in order to have lifespans of such length. If they could live in the conditions that Isaiah foretold, it would be a dream come true, a paradise! And that prophecy will be fulfilled! Reflect on how the promises point to a future paradise: People of the whole earth will be blessed by God. No one will face danger from animals or beastlike humans. The blind, deaf, and lame will be cured. People will be able to build their own homes and enjoy growing wholesome food. They will live longer than trees. Yes, we find indications in the Bible that such a future is ahead. Still, some might claim that we are reading more into those prophecies than is justified. What solid reason do you have to look forward to a real paradise on earth? The greatest man who ever lived provided a solid reason.​—Luke 23:43. w18.12 5 ¶13-15

7월 11일 토요일
내 백성의 날은 나무의 날과 같을 것이다.—이사야 65:22.

이사야는 우리의 날이 “나무의 날과 같아질” 것이라고 말했습니다. 어떤 나무는 수천 년을 삽니다. 사람이 그처럼 오래 살려면 아주 건강해야 할 것입니다. 사람들이 이사야가 예언한 것과 같은 환경에서 살 수 있다면 그야말로 진정한 낙원일 것입니다! 그 예언은 분명 성취될 것입니다! 이사야가 예언한 약속들이 어떻게 앞으로 낙원이 올 것이라는 증거가 되는지 생각해 보십시오. 온 땅의 사람들이 하느님께 축복을 받을 것입니다. 짐승이나 포악한 사람들 때문에 두려워할 일이 없을 것입니다. 눈먼 사람, 귀먹은 사람, 저는 사람이 회복될 것입니다. 사람들은 각자 자기 집을 짓고 농사를 지어 풍성한 소출을 거두는 기쁨을 맛볼 것입니다. 그들의 수명은 나무보다 길 것입니다. 그렇습니다. 성경에는 앞으로 그러한 낙원이 올 것임을 알려 주는 증거들이 들어 있습니다. 하지만 일부 사람은 우리가 그런 예언들을 너무 억지스럽게 해석한다고 주장할지 모릅니다. 당신은 땅이 실제로 낙원이 될 것이라고 믿는 어떤 타당한 근거를 가지고 있습니까? 역사상 가장 위대한 인물인 예수께서 그 근거를 알려 주셨습니다.—누가 23:43. 「파18.12」 5면 13-15항

「もう、どこから手をつけていいのかわからないよー」

手に負えないほど、生えている雑そう。

しかも、この梅雨の間にまめに引き抜いているのに

あっという間に伸びてどんなにがんばって引き抜こうとしても

びくともしない。

「もう、いいや」

はさみでちょん切ることにした。

明日にでも、鎌を買ってこよう。

公園に植えたお花がまったく見えないくらい、雑草ははびこっていた。

どうせならと、名前を調べてみることにする。

「何が起きたかじゃない。どう捕らえ、どう対処したかなんだ」

自分に強く言い聞かせる。

オオアレチノギク、西洋タンポポ、ハマスゲ、カヤツリグサ、

スズメノカタビラ、エノコログサ、ドクダミ、セイタカアワダチソウ、

ホトケノザ、ハコベ、ヒメジョオン、オヒシバ、ブタクサ、

アザミ、蓬、ナズナ、

もっともっといっぱいありそう。

そして、これらの雑草の根の深いくて広いこと。

生きるのに必死。

まさに真剣勝負。

光を求めて、上へ上へと這い上がろうとする。

フライングスタートもあったものじせゃない。

さくらこだって、鬼じゃない。

春の七草だって、この中には含まれるのだから、

できるだけ今日共栄したいのだが……。

そんな悠長なことは言ってられないようだ。

わずか、一日で、バラの葉は全部食い荒らされてしまった。

まさに大戦争。

さくらこが勝つか、雑草、昆虫が勝つか。

決死の戦いなのだ。

しかも、ボス戦なんて程遠く、雑魚に右往左往している。

「あーあ、せっかくきれいだったのにな」

さくらこは、新型感染症でおうちにいる人が増えて、

少しでも安らぎを感じてもらおうと、

公園に自分の小遣いでお花を買って植えた。

ラベンダー、マリーゴールド、くちなし、カーネーション、

宿根朝顔、あじさい、インパチェンス、ガザニア。

いろんな色のお花が咲き乱れて、本当にきれいだったのに、

梅雨になってちょっと目を離した隙に

対処できないような状態になっていた。

「びえーん」

その生命力たるや園芸品種の比ではなかった。

明日からは、鎌とはさみでちょん切ることにする。

除草剤をまくと、植えてあるお花にまで影響しそうなので、

無理そう。

重曹はどうなのかな。

何も植えられなくなるのも困る。

よく調べてから、対処したい。

それにして、こんな小さな場所でひーひーいっているさくらこは、

ターシャ・デューダーを夢見るなんてムリむり無理。

木の葉を大きく揺らして、風がそよぐ。

自然と仲良しで着たらいいのにな。

地球を楽しめたらいいのにな。

今のうちにしっかり、学んでおきたい。

投げない、逃げない、諦めない。

夢は大きく、目標は的確に小さく。

自己肯定感を高めよう。

今が一番幸せ。

だよね。o♡o。+
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