いとなみ

婚約破棄されたけど、許すことにしました

2024年1月17日、東京・板橋区。

28歳の女性・佐藤美月は、婚約者から婚約破棄を言い渡された。

「そんなー」

自分を全面否定されたようですごくつらかった。

私には価値がない。

女として失格だと印籠を渡されたようだった。

ショック、怒り、悲しみ、絶望感、不安、孤独感が雪崩のように押し寄せてくる。

あまりのつらさに耐えきれず、1週間の休暇を取ってハワイに向かった。

泳いで泳いで泳いで、一日中泳いで大波高波を乗り越えて、生きていられることに感謝をし、

脳内から幸せホルモンと呼ばれるセロトニン、

集中力・意欲アップや幸福物質とも呼ばれるドーパミン、

絆ホルモンと呼ばれるオキシトシン、

免疫アップなど脳内麻薬とも言われるエンドロフィンを分泌させるのだ。

悲しみを感謝に変えていく。

すべてを失ったわけじゃない。

目が見えるでしょう。

耳が聞こえるでしょう。

匂いがかげるでしょう。

頬を伝う風、トロピカルなマイタイに舌鼓を打ち、

噛みしめるほどに甘くジューシーなパイナップルに酔いしれた。

もちもち触感のマサラダ。

フルーツいっぱいアサイボウル。

B級グルメも堪能して

「今日からわたしはっ!!」

って胸を張る。


美月は、大学時代の同級生・山田健太と4年間交際し、去年の秋に婚約していた。

2人は、お互いのことをよく理解し、結婚後は幸せに暮らすことができると信じていた。

しかし、健太は最近になって、美月と結婚することに不安を感じるようになったという。

「美月は、仕事に熱心で、私のことをあまり気にしてくれない」

「結婚したら、美月は仕事ばかりで、私と過ごす時間はほとんどなくなるかもしれない」

健太は、そんな不安を美月に打ち明けた。

美月は、健太の不安を聞いて、ショックを受けた。

美月は、健太のことを大切に想っていたので、結婚後は、仕事と家庭の両立をうまく図って、健太と幸せに暮らしていきたいと思っていた。

しかし、健太の不安を解消することはできなかった。

結局、健太は、美月との婚約を破棄することを決意した。

美月は、婚約破棄を受け入れた。

美月は、健太の不安を理解することができた。

また、健太が、自分との結婚を真剣に考えた結果、婚約破棄という決断を下したことも理解できた。

美月は、健太にこう言った。

「健太、婚約破棄を決めてくれて、ありがとう。

健太の不安を聞いて、私も考えさせられた。

結婚は、お互いが幸せになるためにするものだから、無理に結婚しても、意味がないよね。

健太、これからも幸せにね。」

健太は、美月の優しさに涙を流した。

健太は、美月のことをこれからも大切に想い続けると誓った。

美月と健太は、別れを惜しみながら、お互いに別々の道を歩み始めた。

美月は、婚約破棄を経験したことで、自分自身について考えるようになった。

美月は、仕事と家庭の両立をうまく図るために、これからは、仕事とプライベートのバランスを大切にしていきたいと思うようになった。

また、美月は、自分の人生を自分で切り開いていきたいと思うようになった。

美月は、婚約破棄という経験を糧にして、新たな人生を歩み始める。

（エピローグ）

美月は、婚約破棄から1年後、新しい恋人を見つけて、結婚した。

美月は、新しい夫との間に子供を授かり、幸せな家庭を築いている。

美月は、今でも健太のことを時々思い出す。

しかし、美月は、健太のことを許し、新たな人生を歩むことができた。

落ち込んだり、失恋して死を考えたり、ざまあしようとしたり

そっちの方が時間はかかるけど、やっぱり人間らしいのかな?

だって、わたしはシンギュラリティーでAIに育てられたんですもの。

大きな養護施設では、食べ物の余り物を次の日に食べたりしない。

使いまわしもしない。

喧嘩をする両親の姿も知らず、喧嘩の後に仲直りをする男女も知らない。

結婚は依存ではなく、自律した男女が寄り添って生きると教わった。

施設を出て、10年もたつのにいまだに電気炊飯器のうち蓋の掃除を忘れてしまったり、

スイッチを入れたつもりでいつまで待ってもご飯が炊けなかったりどじばかり。

やらなきゃいけないこと、やりたいことが山ほどある。

ずっと共働きするのなら、大量購入した野菜のストックの仕方くらい慣れてないとね。

梅は梅。どんなにあでやかに咲いて見せても桜にはなれないの。


変えられないものと変えられるものをわけて

変えられないものは素早く切り捨てるか時間はかかっても受け入れていくの。

変えられるものは、私の心。私の行動。

変えられないものは、あなたの心。あなたの行動。


マチズモは、男性としての優位性や身体的・精神的な性的魅力、男性の特徴を誇示することを意味します。また、女性には従順さが求められ、家庭生活においては男性に決定権があり、女性は妻として母親として、男性の決定に従ってその役割を果たすという考え方です。