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失われた風景 収入を得るには
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鶏を何羽も飼ってた割には卵料理を知らない。
それほど、貧乏だったってことなんだろう。
働き者のおふくろを加えて、家族全員で百姓してたのに
卵も食べられない程、困窮していたという事なのだろう。
とりあえず、腹が減ったので、親父が作ってくれた
卵味噌を作ってみる。
卵やきにマネネーズを入れるとふわふわになるって
YouTubeの動画で言っていた。
ネギを刻んで香りが立つまで炒めて、
卵にだし、マヨネーズ、味噌をまぜまぜして炒める。
簡単な料理だ。
親父は、
「男子厨房に入るべからず」
という人だったから、
多分これを作ってくれた時は、おふくろが居なかったときなのだろう。
ここで大失敗。
味噌もマヨネーズもだまになってる><
今度作るときには、水で少し解いてからにしよう。
できあがりは、卵の柔らかな香りとネギの香ばしさと
味噌の臭いがう~ん、鼻を擽るぜ。
だまはそれほど気にならない程度だった。
ご飯にのっけて食べたのだが、やっぱりうまい。
俺はこれから、なんとか生活できるように励まないと。
ゆきちゃんちがどのくらいの土地があって、
どんな百姓の仕方をしていたのかは知らないが、
家族4人を食べさせることができず、
出稼ぎに出かけ、それっきり帰って来なくなったという事実は
しっかり受け止めないといけないと思っている。
クランベリーとかどうなんだろう。
俺の住んでいる所は寒い。
大雪で二階から出入りした事もある。
寒さに強い植物じゃないとね。
ということは、柚子はやっぱり無理なのかもしれない。
山口県は山陰の日本海側と山陽の瀬戸内海側に分かれる。
山陽は温暖で植物の育成も楽なんだろうけどね。
柚子の生育は、マイナス9℃では成木が枯死し、
マイナス7℃では3年生以下の幼木が枯死する。
むつみ地区の最低温度を俺は知らない。
農業試験場とかに行けば資料があるのかな。
おやじは、『恩給の木』といって、
胡桃を何本か植えていた。
サラリーマンが退職金をもらえる頃に胡桃に実がなり
お金になると聞いていた。
ところが、大ばか者の俺は、それをどこに植えたのか知らない><
柚子園をやりたがっていたのに、どうして1本しかないのかも知らない。
梨はいらないというほど獲れていた。
親戚は、林檎園を営んでいる。
ネットで萩市農業で検索すると
市内の農用地の7割が水田で、コシヒカリやヒノヒカリなどのほか、酒造業、畜産業との連携による酒造好適米や飼料用米の生産をしています。 また、葉物野菜から夏みかんやりんご、桃や梨などの果実の栽培、肉用牛や酪農といった牧場も点在しており畜産も盛んです
ハウス栽培は暖房費が大変そう。
雪下や越冬野菜を研究してみよう。
収入が得られずに餓死した人とかいるのかな。
この地区では、柿も沢山取れるけど干し柿などで
採算が合うのかな。
気候や手数なども踏まえて勉強しないとね。
こんなにも百姓で食べていくのが困難だと思わなかった。
そりゃあそうだよな。
生きていけるんなら、都会の生活不適合者は戻ってくる。
生きていけないから粗大ごみ。と呼ばれようととかいにしがみつくしかないのだ
一人前になるには50年はかかるんだ。功を焦るな。悲観するな。もっと根を深く張るんだ。根を深く張れ。
升田幸三(日本の将棋棋士、実力制第四代名人 / 1918~1991)
それほど、貧乏だったってことなんだろう。
働き者のおふくろを加えて、家族全員で百姓してたのに
卵も食べられない程、困窮していたという事なのだろう。
とりあえず、腹が減ったので、親父が作ってくれた
卵味噌を作ってみる。
卵やきにマネネーズを入れるとふわふわになるって
YouTubeの動画で言っていた。
ネギを刻んで香りが立つまで炒めて、
卵にだし、マヨネーズ、味噌をまぜまぜして炒める。
簡単な料理だ。
親父は、
「男子厨房に入るべからず」
という人だったから、
多分これを作ってくれた時は、おふくろが居なかったときなのだろう。
ここで大失敗。
味噌もマヨネーズもだまになってる><
今度作るときには、水で少し解いてからにしよう。
できあがりは、卵の柔らかな香りとネギの香ばしさと
味噌の臭いがう~ん、鼻を擽るぜ。
だまはそれほど気にならない程度だった。
ご飯にのっけて食べたのだが、やっぱりうまい。
俺はこれから、なんとか生活できるように励まないと。
ゆきちゃんちがどのくらいの土地があって、
どんな百姓の仕方をしていたのかは知らないが、
家族4人を食べさせることができず、
出稼ぎに出かけ、それっきり帰って来なくなったという事実は
しっかり受け止めないといけないと思っている。
クランベリーとかどうなんだろう。
俺の住んでいる所は寒い。
大雪で二階から出入りした事もある。
寒さに強い植物じゃないとね。
ということは、柚子はやっぱり無理なのかもしれない。
山口県は山陰の日本海側と山陽の瀬戸内海側に分かれる。
山陽は温暖で植物の育成も楽なんだろうけどね。
柚子の生育は、マイナス9℃では成木が枯死し、
マイナス7℃では3年生以下の幼木が枯死する。
むつみ地区の最低温度を俺は知らない。
農業試験場とかに行けば資料があるのかな。
おやじは、『恩給の木』といって、
胡桃を何本か植えていた。
サラリーマンが退職金をもらえる頃に胡桃に実がなり
お金になると聞いていた。
ところが、大ばか者の俺は、それをどこに植えたのか知らない><
柚子園をやりたがっていたのに、どうして1本しかないのかも知らない。
梨はいらないというほど獲れていた。
親戚は、林檎園を営んでいる。
ネットで萩市農業で検索すると
市内の農用地の7割が水田で、コシヒカリやヒノヒカリなどのほか、酒造業、畜産業との連携による酒造好適米や飼料用米の生産をしています。 また、葉物野菜から夏みかんやりんご、桃や梨などの果実の栽培、肉用牛や酪農といった牧場も点在しており畜産も盛んです
ハウス栽培は暖房費が大変そう。
雪下や越冬野菜を研究してみよう。
収入が得られずに餓死した人とかいるのかな。
この地区では、柿も沢山取れるけど干し柿などで
採算が合うのかな。
気候や手数なども踏まえて勉強しないとね。
こんなにも百姓で食べていくのが困難だと思わなかった。
そりゃあそうだよな。
生きていけるんなら、都会の生活不適合者は戻ってくる。
生きていけないから粗大ごみ。と呼ばれようととかいにしがみつくしかないのだ
一人前になるには50年はかかるんだ。功を焦るな。悲観するな。もっと根を深く張るんだ。根を深く張れ。
升田幸三(日本の将棋棋士、実力制第四代名人 / 1918~1991)
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