手のひら返しのざまぁ
手のひら返しのざまぁ
あなたにおすすめの小説
あこかりぷす。
雨庭 言葉
現代文学
駅近くのアパートに住む僕は、隣の部屋に住んでいる彼女と、今日も話している。
話すにつれ次第に現れる彼女の秘密。
彼女を知るに連れて考える僕。
彼女はいったい何者なのか、僕はいったい何者なのか。
醜い性も、暴力も、愛も、全部全部、自分なんだ。
彼と彼女が織りなす圧倒的本格清純派ラブストーリー。
貴方はこの作品を見て、
今日も、醜く生きている。
春秋花壇
春秋花壇
現代文学
小さな頃、家族で短歌を作ってよく遊んだ。とても、楽しいひと時だった。
春秋花壇
春の風に吹かれて舞う花々
色とりどりの花が咲き誇る庭園
陽光が優しく差し込み
心を温かく包む
秋の日差しに照らされて
花々はしおれることなく咲き続ける
紅葉が風に舞い
季節の移ろいを告げる
春の息吹と秋の彩りが
花壇に織りなす詩のよう
時を超えて美しく輝き
永遠の庭園を彩る
かえんの子
その子四十路
絵本
「こやつは災いを招く、呪いの子。世のなかの業を背負って生まれたのだ」
炎とともに生まれた、災いの子、えん。顔には大繩でぶたれたような黒いあざがある。
村人たちに疎外されたえんは、村のはずれのあばら家にひとりで暮らしていた。
孤独なえんを慕うのは、幼い次郎だけだった。
えんは次郎をかわいがるが、雨ごいの生贄に次郎が選ばれて……
宿命を背負ったえんは、道を切り開けるのか?