お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
詩集「支離滅裂」
相良武有
現代文学
青春、それはどんなに奔放自由であっても、底辺には一抹の憂愁が沈殿している。強烈な自我に基づく自己存在感への渇望が沸々と在る。ここに集められた詩の数々は精神的奇形期の支離滅裂な心の吐露である。
六華 snow crystal 7
なごみ
現代文学
雪の街、札幌を舞台にした医療系純愛小説、part 7。
春から西区の病院に配属された潤一。そこで出会った17歳の女子高生、茉理に翻弄される。その一方で、献身的な美穂との同居生活に満足しながらも、結婚に踏み切れないもどかしさを感じていた。
春秋花壇
春秋花壇
現代文学
小さな頃、家族で短歌を作ってよく遊んだ。とても、楽しいひと時だった。
春秋花壇
春の風に吹かれて舞う花々
色とりどりの花が咲き誇る庭園
陽光が優しく差し込み
心を温かく包む
秋の日差しに照らされて
花々はしおれることなく咲き続ける
紅葉が風に舞い
季節の移ろいを告げる
春の息吹と秋の彩りが
花壇に織りなす詩のよう
時を超えて美しく輝き
永遠の庭園を彩る
ほっこりできるで賞
春秋花壇
現代文学
第7回ほっこり・じんわり大賞 参加作品
ほっこり
陽だまりのような 温もり
小さな幸せ 積み重ねて
心 満ち足りる
猫の毛玉 ころころ転がる
無邪気な笑顔 ほっこりする
木漏れ日揺れる 葉っぱ一枚
静かな時間 心癒される
温かいお茶 香り広がる
ほっと一息 疲れも溶ける
大切な人 側にいる
感謝の気持ち 溢れてくる
小さな奇跡 日々の中
ほっこりとした 心満たされる
都々逸(どどいつ)
紫 李鳥
現代文学
都々逸を現代風にアレンジしてみました。
※都々逸(どどいつ)とは、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された、口語による定型詩。七・七・七・五の音数律に従う。
【よく知られている都々逸】
■あとがつくほど つねってみたが 色が黒くて わかりゃせぬ
■入れておくれよ 痒くてならぬ 私一人が蚊帳の外
■恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす
■ついておいでよ この提灯に けして (消して)苦労 (暗う)はさせぬから
■雪をかむって 寝ている竹を 来ては雀が 揺り起こす
タイトル『夜』 昨日のバイク事故ご報告2024年10月16日(水曜日)犯人逮捕
すずりはさくらの本棚
現代文学
タイトル『夜』 作者「すずりはさくらの本棚」 ジャンル「随筆」
基本的に「随筆」は本当に起きたことしか書けません。嘘が苦手というか…。なんなんだろうね。
本日決定事項「2024年10月17日(木曜日)」入院(強制入院)か前の住所に戻るでした。
もう一点が「監視の目を増やして見届ける」。入院がだめな場合。三点目「施設に入居する」。
四点目「今の現状でがんばる!しかし、今よりも監視の目を増加する。」
まるで「監視、監視、監視……。」犯罪者ですか?とコパイロットに相談したくらいです。
私なにかしましたか?監視なので、娑婆に出てきたばかりの監視が必要な人ですか?
と相談したくらいです。それくらい昨日の事故を理解できていません。
生命の危機に瀕しているのに、本人が理解できていないから。警察への届けを出してくださった方々。
ありがとうございました。おかげさまで、住所不定がなくなりそうです。
ナイトタイムという言葉がある。
一見なんの意味もない言葉だが、深い意味がありそうだ。
職圧された人間社会にて、たたずむ君と私がいる。
色違いな場違いな色合いだが、社会に馴染んでいる。
ころあいを見計らって、社会という帳に身を委ねる。
パステルカラーの複雑な感性は充実しながら膨張する。
深夜になれば、君と私は早朝、昼間、深夜という具合に色褪せて行く。
夜は深々と降り積もるごとく…。夜という名前に満たされて行く。
もう一杯、ブラックコーヒーでも飲もうか……。
スルドの声(嚶鳴) terceira homenagem
桜のはなびら
現代文学
大学生となった誉。
慣れないひとり暮らしは想像以上に大変で。
想像もできなかったこともあったりして。
周囲に助けられながら、どうにか新生活が軌道に乗り始めて。
誉は受験以降休んでいたスルドを再開したいと思った。
スルド。
それはサンバで使用する打楽器のひとつ。
嘗て。
何も。その手には何も無いと思い知った時。
何もかもを諦め。
無為な日々を送っていた誉は、ある日偶然サンバパレードを目にした。
唯一でも随一でなくても。
主役なんかでなくても。
多数の中の一人に過ぎなかったとしても。
それでも、パレードの演者ひとりひとりが欠かせない存在に見えた。
気づけば誉は、サンバ隊の一員としてスルドという大太鼓を演奏していた。
スルドを再開しようと決めた誉は、近隣でスルドを演奏できる場を探していた。そこで、ひとりのスルド奏者の存在を知る。
配信動画の中でスルドを演奏していた彼女は、打楽器隊の中にあっては多数のパーツの中のひとつであるスルド奏者でありながら、脇役や添え物などとは思えない輝きを放っていた。
過去、身を置いていた世界にて、将来を嘱望されるトップランナーでありながら、終ぞ栄光を掴むことのなかった誉。
自分には必要ないと思っていた。
それは。届かないという現実をもう見たくないがための言い訳だったのかもしれない。
誉という名を持ちながら、縁のなかった栄光や栄誉。
もう一度。
今度はこの世界でもう一度。
誉はもう一度、栄光を追求する道に足を踏み入れる決意をする。
果てなく終わりのないスルドの道は、誉に何をもたらすのだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる