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玄鳥至（つばめきたる）

玄鳥至（つばめきたる）
七十二候の第十三候である「玄鳥至（つばめきたる）」は、清明の初候にあたります。

暦の上では4月4日から4月8日頃までを指し、冬の間を東南アジアなどで過ごしていたツバメが日本へ渡ってくる頃となります。

ツバメは古くから春を告げる鳥として親しまれており、「玄鳥至」の到来は本格的な春の訪れを知らせてくれます。

ツバメは軒下に巣を作り、子育てをすることで知られています。巣作りには泥のほか、草や枯れ葉なども使用し、丈夫な巣を作ります。

ツバメは渡り鳥であり、秋になると再び南へ渡っていきます。「玄鳥去（つばめさる）」と呼ばれる七十二候が、ツバメの南への旅立ちを告げます。

ツバメは人里に近く生息するため、身近な存在として古くから人々に親しまれてきました。

俳句や和歌などにも数多く詠まれ、春の季語としても定着しています。

**「玄鳥至」**は、春を感じられる美しい季節の移ろいを表す言葉として、これからも長く人々に親しまれていくことでしょう。

参考情報

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13200894/
https://www.mina-perhonen.jp/en/journal/72-seasons/tsubamesaru/
https://www.543life.com/seasons24/
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