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ドMのピンチを助けたら
2(エロ)(終)
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ありえないこと言ってるのに、何だか哀れに思えてつい頷いてしまった。
しかしウキウキとベッドサイドにカバンから謎の道具を出しては並べるミチヒロに、もう少し後悔してる。
赤いロウソクに、縄に、鞭に、電マに、ディルド、ローション、何かよくわかんない太い輪ゴムみたいな輪っか、うねうねしたツボ押しみたいなやつ。
「何でそんなもん持ち歩いてんの……。」
「だって、気持ちがいいんだ。こんなに普通なカバンの中に、いつでもめちゃくちゃにして貰えるように準備してるはしたない自分を考えるだけで、はぁっ。」
聞かなきゃよかった。気持ち悪い。
「ねぇ、これも見て……」
ミチヒロが着ていた黒のニットシャツを脱いだ。裸になるのかと思ってギョッとしたが、下から現れた意外なものに更にギョッとした。
黒い透け透けのブラジャーを着てたからだ。
「はぁっ、男のくせに、女みたいにブラジャーつけて気持ち悪いって、思ってるだろ?」
ミチヒロがブラの上から自分の胸を触って、乳首をくるくると捏ねる。何だろ。ちょっとエロい。いや待て俺。
「別に男がブラつけたって気持ち悪くはねぇだろ。周りに迷惑掛けなくて自分の健康に悪くないなら、こんな格好しちゃダメとかは別に無くて、好きな服着りゃいいと思う。」
俺は思ったことを言った。こいつの気持ち悪さは、何か世間のこうでなきゃみたいなのから離れてるからじゃなくて、うん。ただ気持ち悪い。
「んっ何てジェンダーフリーな価値観なんだ!確かに変態行為も多様化する価値観を受け入れながら変容していくのが真にサステイナブルな在り方だね……はっ、勉強になるよ、んぁっ」
乳首を弄るか小難しいことを言うかどっちかにして欲しい。
「あっ、因みに僕は今、はぁ、君に触られてるのを想像して自分のおっぱいを苛めてるよ……んんっ興奮した君が、獣みたいに嫌がる僕の…」
「あ、それは普通に気持ち悪いから止めろ。」
「あぁっ!!もっと言って……下品な妄想をやめない僕をお仕置きしてぇ!」
ミチヒロは相変わらず両手でブラジャー越しに乳首を揉み回しながらベッドに横たわった。
赤い顔で目を潤ませてこちらを見て来る。
だから、気持ち悪りぃって。何かふつふつと感情が湧いて来のを感じる。
「おい、誰がベッドに寝ていいっつったよ。」
俺はシーツの上で体をくねらせる変態に言い放った。
俺の声を聞いたミチヒロが跳ね起きる。
もうこいつを放って出て行くくらいできる状況だが、一度引き受けちまったし、今更出てくのもこいつにビビって逃げたみたいで癪だ。だから残ってる。
それ以上のことはない。はず。
要はこいつが根を上げるまで苛めりゃいいんだろ。趣味じゃねぇけど。
「お前みたいな変態なんか床で十分だろうが。そこ、正座。」
俺はベッドの足側の縁に腰掛け、目の前の床を顎でしゃくった。
ミチヒロがカサカサと動いて指示した場所に正座する。視界に入った股間が明らかに膨らんでいた。たったあれだけのことでギンギンにして、気持ち悪い。
「おら、今自分のちんこがどうなってるか言ってみろ。言い方が気持ち悪かったら踏むからな。」
自分の足を伸ばして、少し膝を開いて正座しているミチヒロの中心、膨らんでいるところにあてがう。触れるか触れないかの位置で止めた。
ミチヒロが股間に迫る俺の足を見つめながらゴクリと固唾を飲み込むのが聞こえる。
「あ、僕のおちんぽ、アキトに乳首しこしこされるの想像しながらチクニーしたら、びんびんに勃起しましたぁ!」
完全に期待に発情した顔でこちらを見てミチヒロは言った。その表情に、腹あたりに熱が溜まる感じがする。
「んー。何か慣れたせいかそこまでキモくもなかったから許すわ。」
俺は最初から決めてた結論を伝えた。ゆっくり股間から足を離す。
「あっやだっ!」
予想通りミチヒロが離れる俺の足に縋り付いて来た。
「何だよ。踏まれなくてよかっただろ。」
その言葉にフルフルと頭を振るミチヒロ。
「お願い。アキト、踏んで……僕のおちんぽ、踏んでください。」
そう言って俺の足に勃起した腰をヘコヘコ降って擦り付けて来る。
「うわ、気持ち悪い。仕方ねぇな。裸足と靴のままならどっちがいい?」
「あっ、裸足で……あ゛あぁ!!」
俺はミチヒロが言い終わらないうちにその両肩を押さえつけて浮いた腰をまた座らせると、縋り付かれた足を突き出して靴のまま股間を踏んだ。
「あ゛あ゛あ゛っ!ん゛あぁっ、!い゛だっああぁ!」
ぎゅっと踏みしめたまま、上下に擦るように動かす。
俺は普段から、硬めでも滑り難く作ってある、深い溝がついたゴム底のデッキシューズを履いてる。
喧嘩の時床が血濡れでも動きやすいのと、蹴った時にダメージが入りやすいからだ。
もちろん、急所狙いにも適してるからたまにやる。
勃起してるちんこに懇願されてやるのは初めてだけど。
俺の靴は布に滑ることなく、生地越しにミチヒロのちんこをぎゅうぎゅうゴリゴリ擦った。
「ん゛んっ、あっ、あ゛あぁっ、はっ、はぁっ痛いぃ」
自分でもちょっと引くくらいの急所攻撃なのに、全然萎える気配がないどころか更にでかくなってる気がする。
心なしか叫び声も何か違くなってるし。
痛がってると思えない声の甘さに、改めてこいつがド変態であることを実感する。
足を動かすたびに嬌声がして押さえた肩からピクピクと痙攣が伝わってくると、本当に俺に踏まれて感じてんだなって分かる。気持ち悪い。
「はぁっ、もっと勃ててんじゃねえ変態が。」
俺は足を股間から離して言い放った。何かこっちまで息があがっている。
「あっ、ごめんなさい。アキトにおちんぽふみふみされて勃起しちゃう変態でごめんなさいぃ」
「変態なら服はいらねぇよな。下も脱げよ。」
ミチヒロの瞳がはっきりと期待で揺れた。
性急にベルトのバックルを外し前をくつろげて脱ぐ。
ブラと同じ素材のパンツを履いていて、中心がテントを張っている。生地が薄くて、ちんこの色が透けてる。
何だこれ。ズルムケでデカいし黒い。こんなところまで完璧で天は二物を与えずって嘘だと思った。二物を与えて、三物くらいもっと大事なものをさっぴいてるけど。
俺は履いてたデッキシューズを片方脱いでくるぶしソックスだけになった。その足をレース生地に包まれたちんこに伸ばす。
少し擦るように触ってみると、それだけでそこが熱くて硬いのがわかった。すでに先走りで濡れてて靴下に沁みそうだったから、靴下も脱いで素足でまた擦る。
「あっはぁ、すごい、アキトの足コキ最高っ」
大きく反り返ってこちらを向いている裏筋の部分を押してちんこをミチヒロの腹に押し付けながら擦る。血管がビキビキに浮いてるのが足の裏からも分かった。
足の裏で押しながら擦って、たまに浮いた血管やカリの部分を親指と人差し指で細かく刺激する。
硬い肉の感触を感じながら擦っていると、何故か自分がされているような気分になって、気持ちいいだろうなってとこを狙っていた。
こすこすっ、くに、くり、にちゃっ
「あぁっんんぁ、はっ、はぁ、いい、アキトぉ」
染み出す先走りがすごくて、パンツから溢れた液体が案の定足につく。
「おい、お前がダラダラ汚ねぇ汁零すから足に付いただろうが。どうすんだよ。」
付くって分かってて触ったのに、俺は濡れた足をミチヒロの顔の前に掲げて問い詰めた。
その目が歓喜に沸いている。どうかしてる。俺がこんな感じで話しかけると大抵のやつはビビるかキレるかなのに、こいつは喜ぶんだな。
「あっ、ごめんなさい、僕の汚いカウパーいっぱいアキトの綺麗な足に付けて…はぁっ、お掃除する!」
ミチヒロはそう言って俺の足を口に含んだ。
ぺろっ、ちゅっ、ぴちゃぴちゃ、ちゅぷ、れろ
「わっ、んっ、やめ、ふふっ、んぁ、はっ」
ミチヒロがぺろぺろ足の裏を舐めるのが最初はくすぐったかったけど、親指と人差し指の股をザリザリ舐められた時は違う感じがした。股間に響いて熱がくすぶる感じ。
ミチヒロも俺の反応が変わったのに気付いて足の指ばかりを責め出した。
ちゅぷちゅぷ、れるっ、ぬるぬる、ちゅばっ
「くっ、んぁ、はっ、ぁ……、はっ」
やばいこれ、ちょっと勃った。こんな変態に舐められて。
「はぁっ、アキト……」
ミチヒロが立ち上がってこちらにのし掛かってくる。
手を俺のズボンに伸ばしてベルトを外そうとバックルを触ってきた。え、ちょっと待て。
ばしっ
「あぁっ」
俺の股間を覗きこんでるやつの頭を思いっきり叩く。
いや、叩かれる時の声かよ。エロすぎだろ。
「誰が脱がしていいっつったよこの駄犬が。」
危ない。勃ってるのがバレるとこだった。
被さってるミチヒロの体からするりと抜け出すと、
さっきこいつが並べていた道具に近寄る。
「これ何?」
俺はゴムの輪っかを指して聞いた。
「それはコックリングで、嵌めると射精し辛くなる。」
「じゃあこれは?」
次に謎のツボ押しを指差す。
「エネマグラって言って、お尻の中に入れるよ。」
うん。どっちもロクでもない道具だってのはわかった。
「んーじゃあこれとこれとこれな。」
電マと輪っかとツボ押しを取って、最後に縄を持つ。
「勝手なことしたペナルティだからな。」
部屋のベッドが天蓋付きのダブルだったから、上に伸びる柱の片方に縄で両手首を縛ったミチヒロを括り付けて拘束し、万歳の状態で寝かせる。
安っぽい天蓋だから本気で暴れたら壊れるだろうが、嬉しそうに縛られてるから絶対大丈夫。
器具を取り付けるためにレースの下着を脱がした時も、熱い吐息を吐き出すのがわかった。
自分だったら男に縛られてパンツ脱がされるなんて絶対嫌だけど。
直で見ると凶悪なそれは触ってから時間が経って少し収まってるけどまだ勃起して天を向いてる。
下半身丸出しのミチヒロは、こちらが作業しやすいように足をM字に開脚して待ちわびてる感じだ。
「これ通すんだろ。」
俺はちんこをキュッと持って一気に輪ゴムを根元まで通した。膨らんだちんこに通すのは難しくて、結構乱暴に押し込む。
ぎゅむぎゅむ、ぐぐぐ
「あ゛あ゛あ゛っ、ん゛お゛、ひぃっ」
うん。絶対痛いよな。でも、余計に膨らませてもっと痛くなるのはお前が悪いからな。
輪が通った。ミチヒロは荒く息をしている。顔が溶けてるから辛いわけじゃないらしい。
続けてツボ押しを入れる事にしたが、この太さで尻の穴に入るんだろうか。ローション使うか。
「あっ、ローション要らないから、そのまま無理矢理挿れて……。反ってる方がお腹側だよ。」
タイミングの良いどうかしてるリクエストと冷静な指示を受けて、じゃあ良いかと器具の棒部分を穴にあてがう。穴の縁もちんこと同じで黒ずんでてこんなとこに入れて良いのかと思うが、誘うようにヒクヒクと穴が棒の先端をしゃぶった。
そのはしたない穴の様子を見て迷いが無くなり、一気に押し込む。
ずずず、ずぶっ
「ああっ、来てる、ん、僕の前立腺に、はぁっ」
太い棒をズブズブと飲み込んで、最後はこちらが押す必要がないくらいに勝手に器具を吸い込んだ穴は、一通り棒部分を収めるとまた喜んでるみたいにヒクヒクとした。
輪ゴムのハマったちんこがさらにそり返る。
「はぁっ、ど変態が。まぬけな姿だな。」
ミチヒロは両手を柱に括られて、足を開いたまま動けなくなっている。足の間の立派なちんこの根元には輪ゴムが嵌められ、その後ろの穴からは器具の取っ手がはみ出ていた。こんなに綺麗な男なのに、なんとも惨めな姿だ。
「ん、アキトが、まぬけな僕の姿見て興奮してくれて嬉しぃ、もっとして……」
目元が赤い瞳で見つめられてゾクゾクする。結局勃ってるのはバレてた。当たり前か。もう前が窮屈なくらいだ。
俺はズボンの前を寛げて下着と一緒に脱いだ。履いたままだった片方の靴下も。
上だけ着てるのも格好悪いから着ていたパーカーとロンTも脱いで全裸になる。
ミチヒロがじっとりと欲しそうに俺の体を見てきた。
「俺が言うまで動くなよ。んっ」
そう念を押してから俺はミチヒロの顔を後ろ向きにまたぐと、ちんこを奴の口に差し出した。
荒い息が先端に当たるだけで反応してしまう。
「はっ、アキト、お願い。舐めたい。」
だから息が当たるって。
「い、いぜ。しゃぶれよ。あぁっ、くっ」
俺が許したとたんミチヒロが勢いよくちんこにがっついた。
じゅるっ、ちゅぱ、ずずっずぞぉ、じゅぽじゅぽ
「んっ、はぁっあ、んん、はっんくっ」
下品な音をたてながら食べるんじゃないかって勢いでしゃぶってくる。やばい。こいつ上手い。今までにされたフェラの中で一番気持ちが良いかも。
先端を喉の奥でぎゅうぎゅう締められると背中が震える。
気持ちがいいからこのまま放っておきたいけど、目の先にある奴のちんこがさらに膨らんでいるのでこれじゃあペナルティにならない。
俺は手にした電マをやつの股間に当てた。
「俺のちんこ噛むなよ。やったらやめるからな。」
そう釘を刺して、電マのスイッチを入れてさらに奴の棒に押し当てた
「あ゛はあぁぁぁ!ひうぅん!あ゛あ゛っ、あ、あふっ」
ゴリゴリと振動を満遍なく押し当てると、腰がガクガク震えた。カチカチとメモリを弄ってさらに振動を強くし容赦なく押し込む。
先端から溢れたカウパーが、電マに押されてちんこが動くたびにとびちった。
先走りのまぶされた程よく鍛えられた腹筋がベコベコと上下する。
そんな風に追い詰められてもやめて欲しくないのか、俺のちんこを噛まないように必死で口を開けている。だから体に力を込めて刺激をやり過ごす事も出来ずにただただ与えられるものを受け止めるしかないようだ。
俺は愛撫がおざなりになっている事を責めるように自分から腰を振ってちんこでミチヒロの口の中を蹂躙した。
奥まで押し込むとふぐって間抜けな声を漏らしながらそれ以上来るのを拒むように先端を喉が締め付ける。さっきのわざと締め付けるのとはまた違った反応が愉しい。そしてそんな風にグシャグシャにされてもなお歯を立てないようにしているミチヒロのいじらしさに何故か満たされた。
こんなに俺の衝動をぶつけても喜んで受け止める人間がいるなんて。
「あ゛あっ、おひり、ひうひうしれっじぇんりつしぇ、あっ、きてぅ、おりおりってぇ、あ、やらっいっきゃ、いひゃうぅっ!」
おれのちんこをしゃぶりながらわけわかんないこと喚いたあと、一際やつの腰が跳ね上がってビクビク痙攣した。先端からもどぷどぷ汁が垂れている。射精したようには見えないがイッたみたいだ。
口に入れたちんこがきゅうきゅう締め付けられる。
気持ちいいけどこっちがイク程じゃない。
結局俺には決定打がないままやつは脱力してしまった。
じゅぽっと口からちんこを引き抜いて、電マのスイッチを切る。
体を離して様子を見ると惚けた顔でしな垂れている。放つ色気が半端なくてつい口から湧き出た唾液をコクリと飲み込んだ。気持ち悪い。
「はぁっ、凄かった。最高だよアキト…」
そりゃお前はそうだろうよ。うっとり話しかけてくる奴を無視して手首の縄を外す。
「俺、ミチヒロのこと変だけどいい奴だと思うし、俺みたいな奴のことも受け止めてくれてすごいと思う。」
俺はまだくったり寝転がる奴を覗き込んで言った。いきなりの俺の発言に、すこしキョトンとしてこちらを見つめ返してくる。
「でもミチヒロさ、自分がされたいばっかじゃん。自分が求めるように周りが扱ってくれないって言うけど、あんたはちゃんと誰かが求めるように人を扱ったことあるわけ?そーゆとこ、気持ち悪い。」
ミチヒロは絶頂後の賢者タイムもあってか、すっかり真顔だ。
俺は散々こいつの誘いに乗っておいて何言ってんだろう。
別にこいつが俺をエログッズの一つみたいに思ったってこいつの勝手だ。
「悪い。言いすぎた。俺はちゃんとあんたとセックスしてみたいって思ったんだけど、多分あんたはそうじゃないから、それで八つ当たりした。」
何だこれほんと。変態に巻き込まれただけのはずが、何で失恋したみたいな気分になってんだろ。
ミチヒロは何も言わない。そりゃ引くよな。
「風呂で抜いてくるから、あんた先帰って。俺のジーンズに財布入ってるから、部屋代適当にぃっ!」
言い終わらないうちにミチヒロにベッドに押し倒された。
びっくりして見上げると綺麗な顔が近づいてくる。
それは拒む事も出来るくらいの勢いだったけど、俺は目を閉じでキスを受け入れた。
お互いの唇を確かめるような軽いキスはすぐに終わったけど、もっとしたいと思ってしまった。
「ごめんなさい。先に僕だけイッちゃったから拗ねちゃったんだね。機嫌なおして。」
ミチヒロが抱きつきながら言う。概ね図星を突かれてすこし恥ずかしい。頭をあやすみたいに撫でるな。
「僕だってアキトと一緒に気持ちよくなりたいって思ってるよ。この後もっと気持ちよくなってもらうつもりだったんだけど、さっきイッたのが気持ち良すぎて、あんなに気持ちいいの初めてだったから動けなくなってたんだ。誤解だよ。」
「いいや、あんたは絶対人をモノと思ってる節がある。」
だって空き地で伸びてる2人を放置して俺を連れ出したじゃないか。俺はちゃんと回復するかタバコを吸いながら様子見するつもりだった。仕方ないからホテルに引きずられている間に通報しといたけど。
「それは否定しないけどアキトには絶対思わないよ。ね、続きしよ?ご奉仕させて。」
顔やうなじ、胸元にキスを降らせてくるから高ぶったままの体が簡単に反応する。
「はぁ、ん、じゃあちゃんとやれよ。また先イったら二度と会わない。」
あ、これ自分からまた会いたいって言ってる?まあいいか。本音だし。
ミチヒロはコクコク頷くと、俺の足の方に下がった。
さっき舐めていない方の足を持ち上げてパクリと咥え、足の指をジュルジュル舐め出す。
「ん、はぁっ、あっ」
その動きに先程までされていたフェラを思い出す。
「はぁっ、ねぇ、お尻の抜いてもいい?こっちが気持ちよくなっちゃうとちゃんと出来ない……。」
しゃぶるのを中断してミチヒロが頼んでくる。そういえば、エネなんとかってのが入ったままなのか。
「それ入れてるとどうなるの?」
「んっ、アキトにえっちな事してると、お尻がヒクヒクして、エネマグラが前立腺グリグリして、気持ちよくなっちゃうんだ」
「じゃあそれ付けてもイかずにちゃんと出来たら合格だな。頑張れ。」
容赦なくはねつけた俺に、期待と絶望が混じった顔を見せる。
仕方なくミチヒロは指への愛撫を再開した。
舐めながらぐっと俺の膝を曲げて自分の体を俺に寄せてくる。
自然と開脚する形になった俺のちんこに触れた。
くにくに、しゅこしゅこっ、くちくち、
「くっ、はぁ、んはぁ、」
中途半端に高まったそこはすこしほっとかれて焦らされたみたいになっていたのか余計に感じる。
足の指のムズムズする刺激と、ちんこへの直接的な刺激を同時に与えられて体がヒクヒク反応する。
途中ミチヒロは愛撫を中断して手をベッドサイドに伸ばすと、ローションを掴んだ。
また俺の足を飴か何かみたいに舐め始め、舐めながら左手にローションを出して混ぜている。
人肌に温まったローションを、俺の股間に垂らした。
手コキが再開されると、ローションのせいでもっとヤラシイ音がする。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぬるぬる、じゅぷっ
「あっ!?」
ミチヒロは片手で竿や亀頭をしごきながらもう一つの手で玉や周りを揉んでいたが、玉を揉む手がさらに奥に進んだかと思うと俺の尻の穴に触った。
そのまま周りを揉んだりシワを伸ばすように押してくる。
「なに、何でそこ触るの。」
思わずミチヒロがまだしつこく舐めている足を下ろして手の動きを邪魔する。
「解さないと、僕の汚いおちんぽがアキトの中に入らないから……。」
俺の妨害を無視してミチヒロはまだもぞもぞ穴を弄ってくる。やめろ。指を入れるな。
「男同士って尻の穴にちんこ入れるのは知ってるけど……。え、俺が入れられるの?」
「だめ?お尻って凄く気持ちがいいから、はあ、アキトにも気持ちよくなってほしい。」
これはこいつなりの気遣いだろうか。集中したいからって尻のオモチャを抜きたがる位だから気持ちが良いのはそうなんだろう。そしたら自分に入れて貰いたがりそうだけど、譲ってくれているのかもしれない。
「ちゃんと気持ちよくしろよ。」
俺はミチヒロの心意気を信じて任せることにした。触りやすいように股をガバッと開く。
「はあ、君って本当に……」
本当に何だ?と思ったけど最後まで言わずにミチヒロは愛撫を再開した。
ちんこを擦りながら穴の周りをマッサージしてくる。
気持ち良さのなかに常に慣れない刺激が混ざるのが落ち着かない。
つぷっ
「んっ」
指が穴に入ってきた。浅いところをくるくる指を回しながら広げてくる。
「痛くない?」
「ああ。大丈夫。」
ミチヒロはローションを足すとさらに指を進めた。
穴が広がる圧迫感があるが、それ以上にミチヒロの指が俺の中を犯していることの方が気になる。
ぬぷぬぷと指が何往復かした後、さらに太くなって入ってきた。二本になったみたいだ。
少しきつそうに奥まで入り込んだ後、探るように中をばらばらと動く。粘膜を擦られるたびに、頭が痺れる感じがして少し気持ちが良い。
「んっはぁ、あ、中、動いて…」
「動かしちゃだめ?」
「いや、いい、いいから続けろ。」
俺の言葉にはぁっと息を吐き出して動きが少し激しくなる。いつの間にかさらに指が増えて穴が広がってるのがわかる。たくさんの指が好き勝手に中で粘膜を弄るから、擦られるたびに反応して腹がヒクヒク震える。
くにっ、ちゅぷ、ずっ、ぬぷ、ぬるぬる、こり
「はっ、はぁ…、んんっ、あぁ、っ!!あ゛ぁ」
腹側のある部分を擦られた時、比べものにならない気持ち良さを感じた。
「はっ、今のところ…んん゛っ」
もっと、と言おうとした時、指がズルッと抜かれて気持ちが良いところを出て行く指が掠めた。
「ごめん。はぁっ、ちょっともう僕が限界……。」
苦しそうなミチヒロの声がして、尻の穴に熱いものが当たる。
ずぷずぷずぷっ、ずず、ぐぐ、ぐ、ずぷ、
「あ゛ぁっ、まっ、でかっ、ん゛んっ」
指と比べ物にならない太さの肉塊が入ってくる。
粘膜がずるずる擦られて辛いくらいだ。
「はぁっ、アキトの中気持ちいいっ、熱くてウネウネしてて、はぅ、あぁ、そんな締めたら、僕のお尻も、はっ、やばいっ、んっ」
ミチヒロがガクガク痙攣したのが穴から伝わってきた。
入れただけでイったみたいだ。
先イくなって言ったのに。
「あっ、イっちゃった……。ど、しよ。もうアキトと会えない。」
ミチヒロが俺の上でぐすぐす言い出した。それでも器具のおかげか中に入ったミチヒロのちんこはまだガチガチなままなのがわかる。
「イった?どこが、まだこんなにガチガチにしといて。」
「んんっはっ、アキト、それだめ…」
俺は腹に力を入れて尻の穴を締めた。中にいるミチヒロをより強く感じて自分も追い詰められる。
「んぁっ、俺がわかんねーのは、ん、ノーカンな」
「はぁ、アキトっ」
ミチヒロが腰を動かして抜き差しを始める。
突く時にさっき一番感じたところをカリが掠めた。
頭に直接快感が叩き込まれるような衝撃。
「あ゛あっ!ん、そこっ」
「はぁっ、やっぱりここがアキトの前立腺なんだね、はぁっ」
「ぜ、前立、せん?あっ、んん、ん゛あ゛ぁ」
話しながら突き刺したものでそこばかりガツガツ狙ってくる。
更に俺のちんこを握って擦り上げてきた。
「そう、僕たちがたまらなく気持ち良くなるところっん、僕の前立腺も、はぁっ、アキトのを突くたびエネマグラが苛めてきて、あっあっ」
「あ、あ゛ぁ、んっ、はぁ、あ、いっ、ぃくっ」
前立腺と前の刺激で一気に登りつめ、鈴口からどぷどぷと射精した。頭が真っ白になって気持ち良さで頭が埋め尽くされる。俺がイってもまだミチヒロが中を突いてきて、快感から降りてこれなくて根を上げそうになったところで向こうも果てたのか動きが止まった。
結局その後もミチヒロのペースで鞭やらディルドやらを使わされ、散々掘られた後で俺たちは連絡先を交換して解散した。
(おわり)
しかしウキウキとベッドサイドにカバンから謎の道具を出しては並べるミチヒロに、もう少し後悔してる。
赤いロウソクに、縄に、鞭に、電マに、ディルド、ローション、何かよくわかんない太い輪ゴムみたいな輪っか、うねうねしたツボ押しみたいなやつ。
「何でそんなもん持ち歩いてんの……。」
「だって、気持ちがいいんだ。こんなに普通なカバンの中に、いつでもめちゃくちゃにして貰えるように準備してるはしたない自分を考えるだけで、はぁっ。」
聞かなきゃよかった。気持ち悪い。
「ねぇ、これも見て……」
ミチヒロが着ていた黒のニットシャツを脱いだ。裸になるのかと思ってギョッとしたが、下から現れた意外なものに更にギョッとした。
黒い透け透けのブラジャーを着てたからだ。
「はぁっ、男のくせに、女みたいにブラジャーつけて気持ち悪いって、思ってるだろ?」
ミチヒロがブラの上から自分の胸を触って、乳首をくるくると捏ねる。何だろ。ちょっとエロい。いや待て俺。
「別に男がブラつけたって気持ち悪くはねぇだろ。周りに迷惑掛けなくて自分の健康に悪くないなら、こんな格好しちゃダメとかは別に無くて、好きな服着りゃいいと思う。」
俺は思ったことを言った。こいつの気持ち悪さは、何か世間のこうでなきゃみたいなのから離れてるからじゃなくて、うん。ただ気持ち悪い。
「んっ何てジェンダーフリーな価値観なんだ!確かに変態行為も多様化する価値観を受け入れながら変容していくのが真にサステイナブルな在り方だね……はっ、勉強になるよ、んぁっ」
乳首を弄るか小難しいことを言うかどっちかにして欲しい。
「あっ、因みに僕は今、はぁ、君に触られてるのを想像して自分のおっぱいを苛めてるよ……んんっ興奮した君が、獣みたいに嫌がる僕の…」
「あ、それは普通に気持ち悪いから止めろ。」
「あぁっ!!もっと言って……下品な妄想をやめない僕をお仕置きしてぇ!」
ミチヒロは相変わらず両手でブラジャー越しに乳首を揉み回しながらベッドに横たわった。
赤い顔で目を潤ませてこちらを見て来る。
だから、気持ち悪りぃって。何かふつふつと感情が湧いて来のを感じる。
「おい、誰がベッドに寝ていいっつったよ。」
俺はシーツの上で体をくねらせる変態に言い放った。
俺の声を聞いたミチヒロが跳ね起きる。
もうこいつを放って出て行くくらいできる状況だが、一度引き受けちまったし、今更出てくのもこいつにビビって逃げたみたいで癪だ。だから残ってる。
それ以上のことはない。はず。
要はこいつが根を上げるまで苛めりゃいいんだろ。趣味じゃねぇけど。
「お前みたいな変態なんか床で十分だろうが。そこ、正座。」
俺はベッドの足側の縁に腰掛け、目の前の床を顎でしゃくった。
ミチヒロがカサカサと動いて指示した場所に正座する。視界に入った股間が明らかに膨らんでいた。たったあれだけのことでギンギンにして、気持ち悪い。
「おら、今自分のちんこがどうなってるか言ってみろ。言い方が気持ち悪かったら踏むからな。」
自分の足を伸ばして、少し膝を開いて正座しているミチヒロの中心、膨らんでいるところにあてがう。触れるか触れないかの位置で止めた。
ミチヒロが股間に迫る俺の足を見つめながらゴクリと固唾を飲み込むのが聞こえる。
「あ、僕のおちんぽ、アキトに乳首しこしこされるの想像しながらチクニーしたら、びんびんに勃起しましたぁ!」
完全に期待に発情した顔でこちらを見てミチヒロは言った。その表情に、腹あたりに熱が溜まる感じがする。
「んー。何か慣れたせいかそこまでキモくもなかったから許すわ。」
俺は最初から決めてた結論を伝えた。ゆっくり股間から足を離す。
「あっやだっ!」
予想通りミチヒロが離れる俺の足に縋り付いて来た。
「何だよ。踏まれなくてよかっただろ。」
その言葉にフルフルと頭を振るミチヒロ。
「お願い。アキト、踏んで……僕のおちんぽ、踏んでください。」
そう言って俺の足に勃起した腰をヘコヘコ降って擦り付けて来る。
「うわ、気持ち悪い。仕方ねぇな。裸足と靴のままならどっちがいい?」
「あっ、裸足で……あ゛あぁ!!」
俺はミチヒロが言い終わらないうちにその両肩を押さえつけて浮いた腰をまた座らせると、縋り付かれた足を突き出して靴のまま股間を踏んだ。
「あ゛あ゛あ゛っ!ん゛あぁっ、!い゛だっああぁ!」
ぎゅっと踏みしめたまま、上下に擦るように動かす。
俺は普段から、硬めでも滑り難く作ってある、深い溝がついたゴム底のデッキシューズを履いてる。
喧嘩の時床が血濡れでも動きやすいのと、蹴った時にダメージが入りやすいからだ。
もちろん、急所狙いにも適してるからたまにやる。
勃起してるちんこに懇願されてやるのは初めてだけど。
俺の靴は布に滑ることなく、生地越しにミチヒロのちんこをぎゅうぎゅうゴリゴリ擦った。
「ん゛んっ、あっ、あ゛あぁっ、はっ、はぁっ痛いぃ」
自分でもちょっと引くくらいの急所攻撃なのに、全然萎える気配がないどころか更にでかくなってる気がする。
心なしか叫び声も何か違くなってるし。
痛がってると思えない声の甘さに、改めてこいつがド変態であることを実感する。
足を動かすたびに嬌声がして押さえた肩からピクピクと痙攣が伝わってくると、本当に俺に踏まれて感じてんだなって分かる。気持ち悪い。
「はぁっ、もっと勃ててんじゃねえ変態が。」
俺は足を股間から離して言い放った。何かこっちまで息があがっている。
「あっ、ごめんなさい。アキトにおちんぽふみふみされて勃起しちゃう変態でごめんなさいぃ」
「変態なら服はいらねぇよな。下も脱げよ。」
ミチヒロの瞳がはっきりと期待で揺れた。
性急にベルトのバックルを外し前をくつろげて脱ぐ。
ブラと同じ素材のパンツを履いていて、中心がテントを張っている。生地が薄くて、ちんこの色が透けてる。
何だこれ。ズルムケでデカいし黒い。こんなところまで完璧で天は二物を与えずって嘘だと思った。二物を与えて、三物くらいもっと大事なものをさっぴいてるけど。
俺は履いてたデッキシューズを片方脱いでくるぶしソックスだけになった。その足をレース生地に包まれたちんこに伸ばす。
少し擦るように触ってみると、それだけでそこが熱くて硬いのがわかった。すでに先走りで濡れてて靴下に沁みそうだったから、靴下も脱いで素足でまた擦る。
「あっはぁ、すごい、アキトの足コキ最高っ」
大きく反り返ってこちらを向いている裏筋の部分を押してちんこをミチヒロの腹に押し付けながら擦る。血管がビキビキに浮いてるのが足の裏からも分かった。
足の裏で押しながら擦って、たまに浮いた血管やカリの部分を親指と人差し指で細かく刺激する。
硬い肉の感触を感じながら擦っていると、何故か自分がされているような気分になって、気持ちいいだろうなってとこを狙っていた。
こすこすっ、くに、くり、にちゃっ
「あぁっんんぁ、はっ、はぁ、いい、アキトぉ」
染み出す先走りがすごくて、パンツから溢れた液体が案の定足につく。
「おい、お前がダラダラ汚ねぇ汁零すから足に付いただろうが。どうすんだよ。」
付くって分かってて触ったのに、俺は濡れた足をミチヒロの顔の前に掲げて問い詰めた。
その目が歓喜に沸いている。どうかしてる。俺がこんな感じで話しかけると大抵のやつはビビるかキレるかなのに、こいつは喜ぶんだな。
「あっ、ごめんなさい、僕の汚いカウパーいっぱいアキトの綺麗な足に付けて…はぁっ、お掃除する!」
ミチヒロはそう言って俺の足を口に含んだ。
ぺろっ、ちゅっ、ぴちゃぴちゃ、ちゅぷ、れろ
「わっ、んっ、やめ、ふふっ、んぁ、はっ」
ミチヒロがぺろぺろ足の裏を舐めるのが最初はくすぐったかったけど、親指と人差し指の股をザリザリ舐められた時は違う感じがした。股間に響いて熱がくすぶる感じ。
ミチヒロも俺の反応が変わったのに気付いて足の指ばかりを責め出した。
ちゅぷちゅぷ、れるっ、ぬるぬる、ちゅばっ
「くっ、んぁ、はっ、ぁ……、はっ」
やばいこれ、ちょっと勃った。こんな変態に舐められて。
「はぁっ、アキト……」
ミチヒロが立ち上がってこちらにのし掛かってくる。
手を俺のズボンに伸ばしてベルトを外そうとバックルを触ってきた。え、ちょっと待て。
ばしっ
「あぁっ」
俺の股間を覗きこんでるやつの頭を思いっきり叩く。
いや、叩かれる時の声かよ。エロすぎだろ。
「誰が脱がしていいっつったよこの駄犬が。」
危ない。勃ってるのがバレるとこだった。
被さってるミチヒロの体からするりと抜け出すと、
さっきこいつが並べていた道具に近寄る。
「これ何?」
俺はゴムの輪っかを指して聞いた。
「それはコックリングで、嵌めると射精し辛くなる。」
「じゃあこれは?」
次に謎のツボ押しを指差す。
「エネマグラって言って、お尻の中に入れるよ。」
うん。どっちもロクでもない道具だってのはわかった。
「んーじゃあこれとこれとこれな。」
電マと輪っかとツボ押しを取って、最後に縄を持つ。
「勝手なことしたペナルティだからな。」
部屋のベッドが天蓋付きのダブルだったから、上に伸びる柱の片方に縄で両手首を縛ったミチヒロを括り付けて拘束し、万歳の状態で寝かせる。
安っぽい天蓋だから本気で暴れたら壊れるだろうが、嬉しそうに縛られてるから絶対大丈夫。
器具を取り付けるためにレースの下着を脱がした時も、熱い吐息を吐き出すのがわかった。
自分だったら男に縛られてパンツ脱がされるなんて絶対嫌だけど。
直で見ると凶悪なそれは触ってから時間が経って少し収まってるけどまだ勃起して天を向いてる。
下半身丸出しのミチヒロは、こちらが作業しやすいように足をM字に開脚して待ちわびてる感じだ。
「これ通すんだろ。」
俺はちんこをキュッと持って一気に輪ゴムを根元まで通した。膨らんだちんこに通すのは難しくて、結構乱暴に押し込む。
ぎゅむぎゅむ、ぐぐぐ
「あ゛あ゛あ゛っ、ん゛お゛、ひぃっ」
うん。絶対痛いよな。でも、余計に膨らませてもっと痛くなるのはお前が悪いからな。
輪が通った。ミチヒロは荒く息をしている。顔が溶けてるから辛いわけじゃないらしい。
続けてツボ押しを入れる事にしたが、この太さで尻の穴に入るんだろうか。ローション使うか。
「あっ、ローション要らないから、そのまま無理矢理挿れて……。反ってる方がお腹側だよ。」
タイミングの良いどうかしてるリクエストと冷静な指示を受けて、じゃあ良いかと器具の棒部分を穴にあてがう。穴の縁もちんこと同じで黒ずんでてこんなとこに入れて良いのかと思うが、誘うようにヒクヒクと穴が棒の先端をしゃぶった。
そのはしたない穴の様子を見て迷いが無くなり、一気に押し込む。
ずずず、ずぶっ
「ああっ、来てる、ん、僕の前立腺に、はぁっ」
太い棒をズブズブと飲み込んで、最後はこちらが押す必要がないくらいに勝手に器具を吸い込んだ穴は、一通り棒部分を収めるとまた喜んでるみたいにヒクヒクとした。
輪ゴムのハマったちんこがさらにそり返る。
「はぁっ、ど変態が。まぬけな姿だな。」
ミチヒロは両手を柱に括られて、足を開いたまま動けなくなっている。足の間の立派なちんこの根元には輪ゴムが嵌められ、その後ろの穴からは器具の取っ手がはみ出ていた。こんなに綺麗な男なのに、なんとも惨めな姿だ。
「ん、アキトが、まぬけな僕の姿見て興奮してくれて嬉しぃ、もっとして……」
目元が赤い瞳で見つめられてゾクゾクする。結局勃ってるのはバレてた。当たり前か。もう前が窮屈なくらいだ。
俺はズボンの前を寛げて下着と一緒に脱いだ。履いたままだった片方の靴下も。
上だけ着てるのも格好悪いから着ていたパーカーとロンTも脱いで全裸になる。
ミチヒロがじっとりと欲しそうに俺の体を見てきた。
「俺が言うまで動くなよ。んっ」
そう念を押してから俺はミチヒロの顔を後ろ向きにまたぐと、ちんこを奴の口に差し出した。
荒い息が先端に当たるだけで反応してしまう。
「はっ、アキト、お願い。舐めたい。」
だから息が当たるって。
「い、いぜ。しゃぶれよ。あぁっ、くっ」
俺が許したとたんミチヒロが勢いよくちんこにがっついた。
じゅるっ、ちゅぱ、ずずっずぞぉ、じゅぽじゅぽ
「んっ、はぁっあ、んん、はっんくっ」
下品な音をたてながら食べるんじゃないかって勢いでしゃぶってくる。やばい。こいつ上手い。今までにされたフェラの中で一番気持ちが良いかも。
先端を喉の奥でぎゅうぎゅう締められると背中が震える。
気持ちがいいからこのまま放っておきたいけど、目の先にある奴のちんこがさらに膨らんでいるのでこれじゃあペナルティにならない。
俺は手にした電マをやつの股間に当てた。
「俺のちんこ噛むなよ。やったらやめるからな。」
そう釘を刺して、電マのスイッチを入れてさらに奴の棒に押し当てた
「あ゛はあぁぁぁ!ひうぅん!あ゛あ゛っ、あ、あふっ」
ゴリゴリと振動を満遍なく押し当てると、腰がガクガク震えた。カチカチとメモリを弄ってさらに振動を強くし容赦なく押し込む。
先端から溢れたカウパーが、電マに押されてちんこが動くたびにとびちった。
先走りのまぶされた程よく鍛えられた腹筋がベコベコと上下する。
そんな風に追い詰められてもやめて欲しくないのか、俺のちんこを噛まないように必死で口を開けている。だから体に力を込めて刺激をやり過ごす事も出来ずにただただ与えられるものを受け止めるしかないようだ。
俺は愛撫がおざなりになっている事を責めるように自分から腰を振ってちんこでミチヒロの口の中を蹂躙した。
奥まで押し込むとふぐって間抜けな声を漏らしながらそれ以上来るのを拒むように先端を喉が締め付ける。さっきのわざと締め付けるのとはまた違った反応が愉しい。そしてそんな風にグシャグシャにされてもなお歯を立てないようにしているミチヒロのいじらしさに何故か満たされた。
こんなに俺の衝動をぶつけても喜んで受け止める人間がいるなんて。
「あ゛あっ、おひり、ひうひうしれっじぇんりつしぇ、あっ、きてぅ、おりおりってぇ、あ、やらっいっきゃ、いひゃうぅっ!」
おれのちんこをしゃぶりながらわけわかんないこと喚いたあと、一際やつの腰が跳ね上がってビクビク痙攣した。先端からもどぷどぷ汁が垂れている。射精したようには見えないがイッたみたいだ。
口に入れたちんこがきゅうきゅう締め付けられる。
気持ちいいけどこっちがイク程じゃない。
結局俺には決定打がないままやつは脱力してしまった。
じゅぽっと口からちんこを引き抜いて、電マのスイッチを切る。
体を離して様子を見ると惚けた顔でしな垂れている。放つ色気が半端なくてつい口から湧き出た唾液をコクリと飲み込んだ。気持ち悪い。
「はぁっ、凄かった。最高だよアキト…」
そりゃお前はそうだろうよ。うっとり話しかけてくる奴を無視して手首の縄を外す。
「俺、ミチヒロのこと変だけどいい奴だと思うし、俺みたいな奴のことも受け止めてくれてすごいと思う。」
俺はまだくったり寝転がる奴を覗き込んで言った。いきなりの俺の発言に、すこしキョトンとしてこちらを見つめ返してくる。
「でもミチヒロさ、自分がされたいばっかじゃん。自分が求めるように周りが扱ってくれないって言うけど、あんたはちゃんと誰かが求めるように人を扱ったことあるわけ?そーゆとこ、気持ち悪い。」
ミチヒロは絶頂後の賢者タイムもあってか、すっかり真顔だ。
俺は散々こいつの誘いに乗っておいて何言ってんだろう。
別にこいつが俺をエログッズの一つみたいに思ったってこいつの勝手だ。
「悪い。言いすぎた。俺はちゃんとあんたとセックスしてみたいって思ったんだけど、多分あんたはそうじゃないから、それで八つ当たりした。」
何だこれほんと。変態に巻き込まれただけのはずが、何で失恋したみたいな気分になってんだろ。
ミチヒロは何も言わない。そりゃ引くよな。
「風呂で抜いてくるから、あんた先帰って。俺のジーンズに財布入ってるから、部屋代適当にぃっ!」
言い終わらないうちにミチヒロにベッドに押し倒された。
びっくりして見上げると綺麗な顔が近づいてくる。
それは拒む事も出来るくらいの勢いだったけど、俺は目を閉じでキスを受け入れた。
お互いの唇を確かめるような軽いキスはすぐに終わったけど、もっとしたいと思ってしまった。
「ごめんなさい。先に僕だけイッちゃったから拗ねちゃったんだね。機嫌なおして。」
ミチヒロが抱きつきながら言う。概ね図星を突かれてすこし恥ずかしい。頭をあやすみたいに撫でるな。
「僕だってアキトと一緒に気持ちよくなりたいって思ってるよ。この後もっと気持ちよくなってもらうつもりだったんだけど、さっきイッたのが気持ち良すぎて、あんなに気持ちいいの初めてだったから動けなくなってたんだ。誤解だよ。」
「いいや、あんたは絶対人をモノと思ってる節がある。」
だって空き地で伸びてる2人を放置して俺を連れ出したじゃないか。俺はちゃんと回復するかタバコを吸いながら様子見するつもりだった。仕方ないからホテルに引きずられている間に通報しといたけど。
「それは否定しないけどアキトには絶対思わないよ。ね、続きしよ?ご奉仕させて。」
顔やうなじ、胸元にキスを降らせてくるから高ぶったままの体が簡単に反応する。
「はぁ、ん、じゃあちゃんとやれよ。また先イったら二度と会わない。」
あ、これ自分からまた会いたいって言ってる?まあいいか。本音だし。
ミチヒロはコクコク頷くと、俺の足の方に下がった。
さっき舐めていない方の足を持ち上げてパクリと咥え、足の指をジュルジュル舐め出す。
「ん、はぁっ、あっ」
その動きに先程までされていたフェラを思い出す。
「はぁっ、ねぇ、お尻の抜いてもいい?こっちが気持ちよくなっちゃうとちゃんと出来ない……。」
しゃぶるのを中断してミチヒロが頼んでくる。そういえば、エネなんとかってのが入ったままなのか。
「それ入れてるとどうなるの?」
「んっ、アキトにえっちな事してると、お尻がヒクヒクして、エネマグラが前立腺グリグリして、気持ちよくなっちゃうんだ」
「じゃあそれ付けてもイかずにちゃんと出来たら合格だな。頑張れ。」
容赦なくはねつけた俺に、期待と絶望が混じった顔を見せる。
仕方なくミチヒロは指への愛撫を再開した。
舐めながらぐっと俺の膝を曲げて自分の体を俺に寄せてくる。
自然と開脚する形になった俺のちんこに触れた。
くにくに、しゅこしゅこっ、くちくち、
「くっ、はぁ、んはぁ、」
中途半端に高まったそこはすこしほっとかれて焦らされたみたいになっていたのか余計に感じる。
足の指のムズムズする刺激と、ちんこへの直接的な刺激を同時に与えられて体がヒクヒク反応する。
途中ミチヒロは愛撫を中断して手をベッドサイドに伸ばすと、ローションを掴んだ。
また俺の足を飴か何かみたいに舐め始め、舐めながら左手にローションを出して混ぜている。
人肌に温まったローションを、俺の股間に垂らした。
手コキが再開されると、ローションのせいでもっとヤラシイ音がする。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぬるぬる、じゅぷっ
「あっ!?」
ミチヒロは片手で竿や亀頭をしごきながらもう一つの手で玉や周りを揉んでいたが、玉を揉む手がさらに奥に進んだかと思うと俺の尻の穴に触った。
そのまま周りを揉んだりシワを伸ばすように押してくる。
「なに、何でそこ触るの。」
思わずミチヒロがまだしつこく舐めている足を下ろして手の動きを邪魔する。
「解さないと、僕の汚いおちんぽがアキトの中に入らないから……。」
俺の妨害を無視してミチヒロはまだもぞもぞ穴を弄ってくる。やめろ。指を入れるな。
「男同士って尻の穴にちんこ入れるのは知ってるけど……。え、俺が入れられるの?」
「だめ?お尻って凄く気持ちがいいから、はあ、アキトにも気持ちよくなってほしい。」
これはこいつなりの気遣いだろうか。集中したいからって尻のオモチャを抜きたがる位だから気持ちが良いのはそうなんだろう。そしたら自分に入れて貰いたがりそうだけど、譲ってくれているのかもしれない。
「ちゃんと気持ちよくしろよ。」
俺はミチヒロの心意気を信じて任せることにした。触りやすいように股をガバッと開く。
「はあ、君って本当に……」
本当に何だ?と思ったけど最後まで言わずにミチヒロは愛撫を再開した。
ちんこを擦りながら穴の周りをマッサージしてくる。
気持ち良さのなかに常に慣れない刺激が混ざるのが落ち着かない。
つぷっ
「んっ」
指が穴に入ってきた。浅いところをくるくる指を回しながら広げてくる。
「痛くない?」
「ああ。大丈夫。」
ミチヒロはローションを足すとさらに指を進めた。
穴が広がる圧迫感があるが、それ以上にミチヒロの指が俺の中を犯していることの方が気になる。
ぬぷぬぷと指が何往復かした後、さらに太くなって入ってきた。二本になったみたいだ。
少しきつそうに奥まで入り込んだ後、探るように中をばらばらと動く。粘膜を擦られるたびに、頭が痺れる感じがして少し気持ちが良い。
「んっはぁ、あ、中、動いて…」
「動かしちゃだめ?」
「いや、いい、いいから続けろ。」
俺の言葉にはぁっと息を吐き出して動きが少し激しくなる。いつの間にかさらに指が増えて穴が広がってるのがわかる。たくさんの指が好き勝手に中で粘膜を弄るから、擦られるたびに反応して腹がヒクヒク震える。
くにっ、ちゅぷ、ずっ、ぬぷ、ぬるぬる、こり
「はっ、はぁ…、んんっ、あぁ、っ!!あ゛ぁ」
腹側のある部分を擦られた時、比べものにならない気持ち良さを感じた。
「はっ、今のところ…んん゛っ」
もっと、と言おうとした時、指がズルッと抜かれて気持ちが良いところを出て行く指が掠めた。
「ごめん。はぁっ、ちょっともう僕が限界……。」
苦しそうなミチヒロの声がして、尻の穴に熱いものが当たる。
ずぷずぷずぷっ、ずず、ぐぐ、ぐ、ずぷ、
「あ゛ぁっ、まっ、でかっ、ん゛んっ」
指と比べ物にならない太さの肉塊が入ってくる。
粘膜がずるずる擦られて辛いくらいだ。
「はぁっ、アキトの中気持ちいいっ、熱くてウネウネしてて、はぅ、あぁ、そんな締めたら、僕のお尻も、はっ、やばいっ、んっ」
ミチヒロがガクガク痙攣したのが穴から伝わってきた。
入れただけでイったみたいだ。
先イくなって言ったのに。
「あっ、イっちゃった……。ど、しよ。もうアキトと会えない。」
ミチヒロが俺の上でぐすぐす言い出した。それでも器具のおかげか中に入ったミチヒロのちんこはまだガチガチなままなのがわかる。
「イった?どこが、まだこんなにガチガチにしといて。」
「んんっはっ、アキト、それだめ…」
俺は腹に力を入れて尻の穴を締めた。中にいるミチヒロをより強く感じて自分も追い詰められる。
「んぁっ、俺がわかんねーのは、ん、ノーカンな」
「はぁ、アキトっ」
ミチヒロが腰を動かして抜き差しを始める。
突く時にさっき一番感じたところをカリが掠めた。
頭に直接快感が叩き込まれるような衝撃。
「あ゛あっ!ん、そこっ」
「はぁっ、やっぱりここがアキトの前立腺なんだね、はぁっ」
「ぜ、前立、せん?あっ、んん、ん゛あ゛ぁ」
話しながら突き刺したものでそこばかりガツガツ狙ってくる。
更に俺のちんこを握って擦り上げてきた。
「そう、僕たちがたまらなく気持ち良くなるところっん、僕の前立腺も、はぁっ、アキトのを突くたびエネマグラが苛めてきて、あっあっ」
「あ、あ゛ぁ、んっ、はぁ、あ、いっ、ぃくっ」
前立腺と前の刺激で一気に登りつめ、鈴口からどぷどぷと射精した。頭が真っ白になって気持ち良さで頭が埋め尽くされる。俺がイってもまだミチヒロが中を突いてきて、快感から降りてこれなくて根を上げそうになったところで向こうも果てたのか動きが止まった。
結局その後もミチヒロのペースで鞭やらディルドやらを使わされ、散々掘られた後で俺たちは連絡先を交換して解散した。
(おわり)
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