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脳筋騎士に喰われたら(エロ)
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ムキマッチョ脳筋騎士攻め、スポ根修行、受フェラ、駅弁、騎乗位、連続雌アクメ、ギャグ寄り
一言で言えば、絶好調だ。
今までよくこれを無しに生きてきたものだと思う。
たっぷり精を貰った翌朝は、スッキリと体のだるさもなく目覚め、快便快腸、食欲もあり、むくみも取れ、肌荒れやニキビも治り、宝くじが当たり、仕事も順調で、素敵な恋人ができそうなくらいすこぶる調子が良い。
その調子がかれこれ3日は続いているので、コスパとしても中々だと思う。
俺はフンフンと鼻歌を歌いながら朝食の黒パンをパクついた。
最近やたらハイな俺に対するアンジュとピーターの訝しげな視線を感じる。
「アンジュ、この間のことはまだ俺の方で対応中だけど、何も心配しなくていいからな。」
もふもふとパンを噛みながらアンジュに進捗を報告する。
「どうしてかしら。逆に心配になるのよ。何するつもりなの?」
「とりあえず円卓の騎士に一人一人会ってアンジュは悪くないって言ってくるつもりだ。」
「無駄だと思うわ……。」
アンジュがため息を吐く理由がよくわからない。
アンジュがしっかり聖女の仕事をしてきたのはみんな見てるはずだし、きっと話せば分かってくれるはずだ。
ということで、今日は円卓の騎士の一人、サルバド男爵にアポ入れしている。
男爵なら俺とも円卓幹部の中では地位が近いし、ラルフが警戒していたモリゾ男爵とも同じ爵位だし有益な話が聞けるかもしれない。
レオやラルフを訪ねる時と違い年配貴族へのちゃんとした訪問なので、俺も今日はシャツの上にベストとジュストコールを重ねてステッキを持った。
どれも父さんのお下がりだから型は古いが、領地の針子や細工師が丁寧に仕立ててくれた家宝だ。
「よし。」
鏡の前で一回りして身嗜みを確認する。
ピーターにちゃんと臭いチェックもしてもらって、ワンランク高い馬車を手配して男爵の屋敷に向かった。
円卓の騎士として席があるニ家の男爵は、国内の男爵全体をまとめる役割をしている。
男爵は東西南北の国境沿いにある辺境四伯と違って数が多いだけまとまれば勢力も財産力も王家が無視できない階級 だ。
だから、円卓でも最上位の公爵家と同じ席数が設けられ、男爵階級のツートップであるモリゾ家とサルバド家の当主が円卓の騎士を担っている。
そんな有力貴族であるサルバド男爵の屋敷は、案外派手さよりも機能性重視の品が良い造りをしていた。
田舎の小金を持った子爵や男爵のケバケバしい趣味に慣れた自分には新鮮で好印象だ。
確かに、サルバド男爵も体躯の良い質実剛健を絵に描いたお手本のような騎士である。
どちらかといえば戦術家の家系であるモリゾ男爵と対照的に、代々前線のぶつかり合いで武勲を上げて地位を築いてきた。
他国との戦争では同じく最前線に立つ辺境伯の軍勢には頼もしい存在で、そこも俺としては親しみと好感を持っている。
「やあ!ボナロッティ辺境伯殿!よくおいでになった。」
来賓室に通されて待っていると、ほどなくサルバド男爵がやってきた。
「そんな恐れ多い。ミゲルとお呼び捨てくださいサルバド男爵様」
「はっはっはっ、それなら俺のこともドミニクでいいぞミゲル君!」
背筋を伸ばした馬と同じくらいの背丈に、熊みたいに筋肉質の巨躯がどかりと斜め向かいのソファに座る。
丈夫に見えた椅子の足がミシリと軋んだ。
歳は俺より15歳くらいは上だろうか。美形という感じではないが、野性味のある凛々しい顔をしている。
俺が生まれる前からこの国ではあまり大きな戦争は起きておらず文官貴族が増える中、いつでも戦に駆けつけるぞとばかりの鍛え上げられた体はやっぱり印象がいい。
しっかりした生地のベスト越しでも盛り上がりが分かるその筋肉を触ってみたい。
って……。いやいや、何考えてんだ俺。
「あの、先だっての私の妹、アンジュの追放についてなのですが……。」
俺は湧き上がった奇妙な欲望を打ち消すように本題に入った。
「そうだと思った。君は怒っているだろう。アンジュ嬢には気の毒に思うが、俺も必要な判断をした。言い訳をするつもりはない。」
男爵は潔く俺に言った。
うん。やっぱり俺、この人好きだな。
「いえ、私もこの件があって色々学びました。特に聖女は王の正妃になる立場ですし、不本意ですが市井の支持を考えると、淫魔の血を持つことで妹の印象が悪くなるのであれば、それは国政に影響するところになります。」
とかく王都の人間は格式や体裁、見栄えを重んじる。
それが秩序ある王政府の組織や洗練された華やかな文化を作ってるんだろうけど、あまり気にせず奔放に生きてきた田舎領地の人間には窮屈すぎるのも確かだ。
予想外に冷静な俺の言葉に、男爵が興味深そうに目を見張ったのが分かった。
その様子に、続けても話を聞いてくれると判断して話を進める。
「けど、妹は聖女として精霊の加護を受けてから真面目に職務にあたっていました。ましてや教会や王を騙して聖女を騙ることなどあり得ません。」
俺は思いが伝わるように男爵をじっと見つめた。
相手の意思が強い瞳に同じように見つめ返される。
「ミゲル君。それはよく分かっている。正直に言おう。俺もアンジュ殿が聖女を辞するのは妥当だと思うが、罷免と追放は行き過ぎだと感じる面がある。」
男爵はギシリと椅子を軋ませて腰をあげると、俺が座る長ソファに移動してきた。
何故か膝がふれあいそうな距離に詰めてくる。
「あの、サルバド男爵?」
なんで移動したんですか?近いんですけど……。
「ドミニクだ。それで、君はどうしたいんだ?アンジュ殿の追放を取り消したい?それともアンジュ殿が聖女を偽った事実はないと証明したい?」
膝に置いた俺の手を、武骨で皮膚が厚くなった豆だらけの手がぎゅっと握りしめる。
その体温の高さとゴツゴツした感触に心臓がざわつくのを感じた。
「あ、私は、アンジュの名誉を守りたいです。」
硬いガサガサの掌が、手首までなぞり上がる。広く開いた袖口から入り込んで、皮膚が薄い腕の内側、脈のあたりををそろそろ撫でた。
「ひぅっ、サルバ…ドミニク様…?」
「それを俺から他の円卓の騎士たちに説得するようにおねだりに来たのか?さっきさらずっとそんな誘う目で見つめて来て、悪い子だ。」
大きな手で顎を掴まれて男爵と向き合わされる。
強制的に合わさった男爵の瞳の奥に明らかな劣情があって、やっと俺は事態を飲み込んだ。
やばい。淫魔の力が発動してる!?
「ひっ、違います!説得は俺、あ、私自身でするつもりで、貴方にはモリゾ男爵の事が聞きたくて……。」
掴まれていない方の手で顎にかかった手を振りほどこうとするが、力の差がありすぎた。
ギリリと顎を掴む手に力が込められると、骨が折れるんじゃないかという恐怖で抵抗する気も失せる。
駄目だ、こんな強い男に逆らっても直ぐに屈服させられて、支配されてしまう。
そう思うと不思議と息が上がる自分がいた。
「モリゾのこと?どうしてだ?あいつも淫らに誘惑したいのか。やはり淫魔は見境がないのかな。自分の妹を陥れた相手にも盛るなんて。」
身動きではだけた上着の隙間から手が入ってきてベストの上から体を撫でられる。
それを遮って止めようとしたら両手をひとまとめに片手で掴まれて頭上で固定された。
「ん、じゃあやっぱり、妹のことはモリゾ男爵が?」
俺は半ば抵抗を諦め、せめてもと話を聞き出すことにする。
「そうだな。あそこのベルという娘は少し前にモリゾが引き取った養女だ。大方教会を味方につけて聖女に仕立て上げたんだろう。どう司教を懐柔したかは知らんが。戦下手の軟弱な奴が考えそうなことだな。」
俺が邪魔しなくなったのをいいことに、男爵は片手でベストのボタンをプツプツと外した。見た目に反して案外器用なようだ。
「じゃあ、貴方はベル嬢が偽物だと?ん、はぁっ」
ベストが開かれ、シャツをボトムから引き抜かれて乱れた裾から手を差し込まれる。
直に腹部を撫でられて声が漏れた。
「いや、俺にはどっちが本物かなんぞわからんよ。興味もない。俺は国は神様のご機嫌取りじゃなくて領民の勤勉と貴族の勇猛で成り立ってると思っている。それで王と妃が人気者ならよりやりやすいってまでだ。」
男爵は、散々俺の衣服を緩めると邪魔だとばかりに纏めて剥ぎ取ってしまった。
趣味よく設えられた部屋に、はしたなく全裸になった俺の姿はすごく浮いていると思う。
その事実が恥ずかしくて顔が熱くなる。
「そうしてると君も部屋の置物みたいだな。綺麗だ。」
「あっ、見ないでくださっ」
「無理だろ。こんなにいやらしい姿を見るななんて。」
するっ、きゅむ、しこしこしこ
「あっ、そこぉ、急にしたらっ、んんつ」
いきなりまだ萎えている中心を握り込まれて扱かれる。
俺のモノは彼の大きな手にすっぽり入るくらいの有様で、男爵が力を入れれば簡単に握りつぶされてしまうだろう。
でも、器用な彼の指先が案外繊細に俺の性器を刺激するのであっという間に勃ち上がってしまった。
「はっ、気持ちいいか?」
俺はこくこく頷いた。
直接的な刺激に、体はもう精を貰うムードになってしまっている。
「そうか。じゃあ、俺も気持ちよくしてくれるな。」
両手の拘束が解かれて、中心から男爵の手が離れていくのを少し残念に思った。
目の前の男の様子を伺っていると、ウエストベルトを素早く外して前を寛げて自分の性器を取り出す。
晒された陰部を見て少したじろいだ。
まだ半勃ちに過ぎないそれは、それでも標準を遥かに超えたサイズである事がわかる。
赤黒くて、傘の部分がグンと張り出してて、グロテスクに血管が浮き上がった竿の部分は子供の手首くらいの太さだ。
こんな凶器が完全な状態で中に入ってきたら…、と思うとゾクッとして口内の唾液が増えた。
「どうした?見てるだけじゃ駄目だろう?」
そう言われてはっとし、恐る恐るそこに手を伸ばす。
ずっしりした竿を握って弱く揉んだ。
でも、そこからどうしたらいいかわからない。
「なんだ。君も淫魔の血が入ってるんだと思ったが、ひょっとして違うのか?それとも今まで人を傅かせてばかりのお姫様だったのかな。」
少し呆れた声で図星を指されて何も言えない。
今まで自分から進んで致したことはなかったとはいえ、レオやラルフに委ね切りだったのは確かだ。
でもきっと、この人はそれじゃ許してくれない。
俺がちゃんとしないと、このぶっといのをぶち込んでくれないんだ。
「あの、俺、頑張るので、お願いします。これ、欲しい……。」
ろくに動かしかたも知らないまま、きゅっと軽く握って竿にすがる。
なんてはしたないお願いをしてるんだろう。
でも、本能がもう精を求めて仕方がない。
まさかこんなにぷっつり燃料切れを起こすものだったなんて。
「ならまず、奉仕しやすい体勢になりなさい。」
男爵が足でソファの前の綺麗な細工のされたテーブルを蹴り飛ばすと、ドスリと鈍い音を立てて重厚な机がカーペットの上を転がり、腰掛けた男爵の前にスペースができた。そこに降りろと言うのだろうか。
俺だって末席とは言え円卓の騎士だ。
いくらこの男の方が立場が強いからって、俺に向かってそんな命令をする事は内戦になってもおかしくないくらい無礼である。
けど、俺はさらに息を荒くしてそれに従った。
男爵の前の床に跪いて指示を待つ飼い犬のように下から見上げる。
「いい子だ。そこなら両手が使えるだろう。」
両手を伸ばして目の前にある性器を握る。
二つ手を添えてやっと全体が包み込める大きさだ。
「まずは、ちゃんと後ろに挿し込めるように硬くするんだ。全体を擦って、扱きなさい。」
言われたとおり、両手を上下に動かす。
荒々しく生え揃った焦げ茶色の下生えが手にわさわさと当たった。
しばらくクシクシと扱くとだんだんと手の中で体積が増して、手を添えなくても直立するようになった。
先端からプクプクと先走りも溢れてくる。
滑りやすいようにそれを掌に絡めて更に速度を上げて扱く。
「いいぞ。もっと亀頭を重点的に。」
大きな掌で頭を撫でられる。指が耳をかすめてピクリとした。
それに目ざとく気づかれて耳の穴にすぷすぷ指を入れられたり耳たぶを揉まれたりして弄られる。
こすこすっ、すりすり、すぷすぷ
「ふぁっ、んっ、ひゃめ、手ぇ、できなっ」
耳の刺激が強すぎて、少しコツを掴めてきた手の動きが疎かになる。
「騎士たるものこれくらいの妨害を我慢できなくてどうする。」
叱咤されて、どうにか耳を犯されながら手の動きを再開する。
言われたとおり、両手で亀頭を挟み込んでくりくりと擦り上げた。
きゅっ、くにくに、こりこりこりっ
「ひゃあ、はっ、乳首、なんでぇ……」
耳の刺激にやっと耐えたと思ったら、今度は曝け出している乳首を手で愛撫された。
感じる先っぽばかりを摘まれて、捏ねられて、引っ掻かれる。
手の動きを再開しようと思っても、動かそうとする度に刺激を強くされて体が強ばり、爪を立ててしまわないようにとっさに手を離す。
ちゃんと力めないせいで逃げ場のない快感が蓄積していく。
「まったく堪え性がないな。爪を立てられそうで危ないから、こっちで続けなさい。」
耳を触っていた手が後頭部に回り込み、俺の頭を目の前の性器に押し付ける。
口でしろと言われているのだとわかって固唾を飲んだ。
かつてラルフの精液が口に入った時の味を思い出し、口内に唾液が溢れる。
躊躇いがちに先端に唇をつけるとムワッと雄の匂いがして、それを引き金にチロリと張り出した亀頭を舐めた。
先走りの生じょっぱい味に体が更に熱くなってペロペロと全体を舐めまわす。
口から唾液が溢れて顎を伝った。
ペロペロ、ちろちろ、はむっ、ちゅっ、ぺろっ
「はっ……ぴちゃっ、んんっ、はっ、……」
愛撫が途切れないように乳首を弄られて舌が動かせないときは側面をはむはむと唇で挟んで刺激する。
「大分上手になったな。ほら、これがどういう風に君の中に入るか、予行練習だ。」
褒められて嬉しいと思ったのもつかの間、男爵は亀頭に吸い付いた俺の頭を更に自分の股間に押し付けた。
とっさに歯を立てないように口を大きく開く。
ずぷぷぷっ
「ふぁんんんっう゛」
十分に凶暴なサイズに育った性器が、喉奥まで押し込まれた。
苦しくて奥に入り込んだ先端をきゅうきゅう締めてしまう。
舌で押し出そうとしても頭を押さえられていてかなわず、裏筋をベロベロ撫で上げることにしかならなかった。
辛いはずなのに今までで一番精の匂いを感じて頭がくらくらする。
「ほら、うっとりした顔をしていないで、口全体で奉仕するんだ。」
言われるがまま、頭を前後に振って口の中で怒張を擦り上げる。
じゅぷっ、ずずっ、ぢゅぱっ、ぐぷ
上手く出来るとじわっと先端から先走りが出くるので、その味を求めて夢中で吸い付いた。
口に入りきらない付け根と玉のところは手でこしこしと刺激する。
「はっ、んっもう出そうだ。どうする?口には出して欲しくないか?」
そんなわけない。あんなおいしいもの、口に欲しいに決まってる。
俺はいやいやと首をブンブン横に振って更に奥まで絶頂が近い男根を咥え込んだ。
「そうか。淫乱な領主様だな。じゃあ、全部きちんと飲めよ。くっ」
男爵はずんっと一際奥まで突き入れた後ドクドクと吐精した。
出しながら少し口から性器を抜いてわざと俺の舌にぼたぼたと精液が降り注ぐように流し込む。
はぁっ、やっぱり、これすごぉっ
口の中いっぱいに幸せな味が広がるのを、俺は口から溢れ出る前に喉を鳴らして飲み込んだ。
まともに飲精してみて分かったことは、口からも多少は精を取り込めるが後ろほどではなさそうということだ。
現に少し飢餓感は薄れたが、収まるほどじゃない。
「随分と気に入ったみないだな。」
男爵は床に座り込んだ俺の両脇腹をひょいと抱え上げて膝の上に座らせた。
俺はこの国の平均的な体格をしていて小柄じゃない。
野山を駆け回って育ち、辺境警備の長として鍛錬もしてるので、そこそこ身も締まっている。
それでもサルバド男爵に抱えられると子供になった気分だ。
「全部飲んだか?」
答える代わりにあーんと口を開けて空になった中を見せる。
それを塞ぐように男爵の唇が被さってきて、開ききった口の中を肉厚で大きな舌が暴れまわった。
ぐちゅっ、じゅぷっ、ぬっぬっ
「ん、はぁ、あっ」
精が染み込んで敏感になった口腔をザリザリ擦られるのが気持ちいい。
「うっわ。不味い。君はよくこんなものをあれだけ美味そうに飲んだな。」
俺が取り込みきれなかった残滓が口に入ったのか、男爵はすぐに口を離して言った。
「ここも何もしてないのに人のを舐めただけでもっと元気になってる。」
ぐぢゅっ、こしゅっこしゅっ
「はっ、んん、はぁっ」
しばらく触られてなかったのに更にぐんと反り返った俺の性器を、ゴツゴツした手がまたも弄ぶ。
でも、欲しいのはそれじゃないんだ。
「ふぅっ、んはぁ、あ、ドミニク、様ぁ、あっちがっ」
「何が違うんだ?期待だけでこんなにグジュグジュにして。君もここを擦られて果てたいんだろう?」
しゅっしゅっ
「あっちがっ、んっだめぇ」
ブルブルとかぶりを振る。
前を弄る男爵の手を取って、自分の後ろ、期待にヒクつく穴に誘導した。
「こっち、こっちがいい、早く、欲しぃっ」
とにかくもう、どれだけ前でイってもこっちに貰わないことには治らない。
それを必死に訴えるために涙でぼやける視界で男爵を見つめた。
「っ……全く、淫らな若者だ。」
男爵ががっしりと両の尻たぶを掴んで広げた。
一瞬え?と思ったが、直ぐにミシリと穴に強い圧迫感を感じてその衝撃に戸惑いが吹き飛ぶ。
ず、ずずっ、ぐぐぐ、ぐぶっ
「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁ!」
すでに再度勃起していた規格外の怒張が、まだ窄まった穴にズブズブと侵入していく。
掴まれた尻が容赦なく楔の待ち構えているところに押し込まれ串刺しにされている。
肛門の縁が限界まで広がって、更に伸びる。
裂けるんじゃないかという想像が一瞬ちらついて、入り込んできた肉塊にぞりぞり粘膜を擦られる刺激に直ぐにかき消された。
「はっ、かはぁっ」
みちみちと分け入ってくる太いものに骨盤からこじ開けられてるようで苦しい。でも、余すことなく中の粘膜を擦り上げる感覚がたまらない。
「はぁん、んっ、あぁっ」
苦しいのに気持ちがいい。
ぐっぐっぐっごりゅうううっ
「はんっ、んあぁん、ひやぁっ、ん゛ん゛ーっ!……んはぁっ」
まだ入りきらないものをねじ込むように上から押されながら突き上げられる。
その時に、一際感じるお腹側のところをザリザリ擦られて呆気なく絶頂した。体がびくびく震えて、中がぎゅうっと収縮して更に感じるところに肉棒を押しつけていく。
それにまた追い詰められる。
「はっ、そんなに締め付けるな。我儘を懲らしめるためだったのに、これじゃ喜ばせるだけだったな。」
俺の淫魔の血がこれはいいものだと判断したようで、ほぐしてもいない中と穴の縁ががここぞとばかりにしなやかに収縮してぐぷぐぷと男爵の性器を飲み込んでいく。
あと少しとゆさゆさと揺らされたら、ずるんと最後の引っ掛かりが抜けて俺の尻に相手の隠毛がざわりと当たった。
「はっ、すごぉ、いっぱい……ん、あっ」
ものすごい質量がみちみちと中を押し上げて、少し身動ぐだけでイイところを擦り上げる。
「ほら、自分ばっかり楽しんでないでちゃんと動くんだ。」
ずろろ、ずぷんっ
「ん゛ひぁ゛っ」
腰をずるりと抜ける直前まで持ち上げられたかと思うと、一気に押し下げられてまた埋め込まれる。
こんなの、自分で動くなんて無理だ。
「どうした?ほら、相手にばかり任せてないで動きなさい。」
そう言われても、そんな余裕ない。
グズる子供みたいに太い首に縋り付いてかぶりを振った。
「ふむ、もう少し動きやすいところでするか。」
え?と思う間も無く、男爵が俺の腰を抱えて立ち上がった。
ぐぶっ
「あ゛あ゛っ」
宙づりにされて自分の体重が余計に結合部分にかかり、更に深く中に突き刺さる。
立ち上がったサルバド男爵は、信じられないことに扉に向かって歩き出した。
「えっ、んはぁっ、まっ、て、あ゛っ」
ぐぷっぐぷっ
歩く度にズンズンと腰が沈んで怒張が奥を突き上げる。
少しでも衝撃を和らげたくて体を浮かすために首筋に縋り付き太い腰に足を巻きつけた。
え、嘘だろ。このまま出たら、廊下を歩いてる人がいたら見られちゃう。
俺の心配をよそにあっという間に扉にたどり着いて、重厚な扉があっさり開く。
あと一歩でも出たら廊下だ。あっ、やだ、見られるっ
ぐぷっ
ぞくぞくぞくぅっ
「やぁ、見、ないでぇ、はあ゛ぁっん゛ん゛っ」
中をきゅうきゅう収縮させて俺はまたイった。
「何だ。誰かに見られると思って感じたのか。残念だったな。ここは来客用エリアだから人は滅多に通らない。」
ぐぷっぐぷっぐぷっぐぷっ
「あ゛っ、まっ、まだ、イって、あ゛っ、ん゛、あ゛っ」
近くのベッドルームにたどり着くまで結局誰にも会わなかったが、男爵が歩くたび奥深くまで突き入れられてその度に俺は軽くイき続けた。
ドサっ
「ん゛ーーーっ!」
ようやくベッドまで辿り着き、男爵が俺を貫いたまま仰向けでベッドに乗り上げる。
その衝撃でまた声も出ないままイった。
「凄いな。一歩ごとににイきまくりだったのに、全然前から出てないじゃないか。随分と雌淫魔が板に付いてるな。ん?」
言われた通り、今日俺は一度も射精出来ていない。
ずっと中だけでイっている。
「出さないと体に悪いぞ。ちゃんと前でも絶頂しなさい。」
そう言われて俺はイきすぎてフラつく思考の中操られるように自分の竿に手を伸ばした。
しかし、それはすぐに阻まれる。
「こら、また一人だけ気持ち良くなろうとして。ちゃんと俺も気持ち良くなるように動きながら、自分で中の出るところに当てて出すんだ。」
言うことが難題すぎないか。
「ひっ、そんな、むりぃ、」
「無理じゃない。ほら、中を締めながらこの辺に当たるように抜き差ししてみろ。」
男爵がお手本を見せるように俺の腰を掴んでペニスの裏側の感じるところに先端が当たるように抜き差しする。
ぐりっ、ずぷ、ぐりゅっ
「ひあ゛、ん゛、ん゛」
くそっ、こうなったら、やってやらぁ。
俺は覚悟を決めて自分の下にあるバキバキに割れた腹筋に手をつき、言われた所に当たるように腰を振った。
じゅぷっ、ぐんっ、ぎゅむっ、ぢゅぷっ
「お゛っ、ん゛ぁっ、あ゛っ」
びくびくびくびくっ!
堪えきれず絶頂するが、やっぱり前からは出てないし相手もイってない。
まだだ。もっと中を締めて搾り取るように動かないと。
ぐじゅっ、ずずっ、ぎゅぎゅっ、じゅぶっ
「くっはあ、いいぞ……」
初めて男爵の口から喘ぎ声が漏れた。
でも、俺はイイ所への刺激に耐えることでいっぱいで、構わず一心不乱に動き続ける。
くぐっ、ぎゅうっ、ずぶっ
「んっ出るっ」
俺が思い切り腰を落とした直後、更に深くまで咥えこむように男爵が俺の尻を掴んで突き上げた。
「はあ゛あ゛あ゛あ゛!」
ぶしゅっ、びゅるるっどくっどくどくどくっ、ぴゅ、びゅぴゅっ、びちゃびちゃっ
サルバド男爵と俺は、ほぼ同時に射精した。
彼の精は余すところなく俺の中にぶちまけられ、俺のエネルギーとしてぐんぐん吸収されていく。
あへぁ、これこれぇ、はわあぁぁぁ、気持ちいぃ……。
俺の吐き出した精液は、もちろん男爵の腹の上に散らばっている。
筋骨隆々の体が俺の精子塗れになっていて少しマヌケくさい。
こんな強い男でも俺に搾り取られてザーメンぶちまけて満足そうにしてる。
「ふふっ」
俺は男爵にバレないように小さく笑って初めて淫魔としての勝利を噛み締めたのだった。
(つづく)
一言で言えば、絶好調だ。
今までよくこれを無しに生きてきたものだと思う。
たっぷり精を貰った翌朝は、スッキリと体のだるさもなく目覚め、快便快腸、食欲もあり、むくみも取れ、肌荒れやニキビも治り、宝くじが当たり、仕事も順調で、素敵な恋人ができそうなくらいすこぶる調子が良い。
その調子がかれこれ3日は続いているので、コスパとしても中々だと思う。
俺はフンフンと鼻歌を歌いながら朝食の黒パンをパクついた。
最近やたらハイな俺に対するアンジュとピーターの訝しげな視線を感じる。
「アンジュ、この間のことはまだ俺の方で対応中だけど、何も心配しなくていいからな。」
もふもふとパンを噛みながらアンジュに進捗を報告する。
「どうしてかしら。逆に心配になるのよ。何するつもりなの?」
「とりあえず円卓の騎士に一人一人会ってアンジュは悪くないって言ってくるつもりだ。」
「無駄だと思うわ……。」
アンジュがため息を吐く理由がよくわからない。
アンジュがしっかり聖女の仕事をしてきたのはみんな見てるはずだし、きっと話せば分かってくれるはずだ。
ということで、今日は円卓の騎士の一人、サルバド男爵にアポ入れしている。
男爵なら俺とも円卓幹部の中では地位が近いし、ラルフが警戒していたモリゾ男爵とも同じ爵位だし有益な話が聞けるかもしれない。
レオやラルフを訪ねる時と違い年配貴族へのちゃんとした訪問なので、俺も今日はシャツの上にベストとジュストコールを重ねてステッキを持った。
どれも父さんのお下がりだから型は古いが、領地の針子や細工師が丁寧に仕立ててくれた家宝だ。
「よし。」
鏡の前で一回りして身嗜みを確認する。
ピーターにちゃんと臭いチェックもしてもらって、ワンランク高い馬車を手配して男爵の屋敷に向かった。
円卓の騎士として席があるニ家の男爵は、国内の男爵全体をまとめる役割をしている。
男爵は東西南北の国境沿いにある辺境四伯と違って数が多いだけまとまれば勢力も財産力も王家が無視できない階級 だ。
だから、円卓でも最上位の公爵家と同じ席数が設けられ、男爵階級のツートップであるモリゾ家とサルバド家の当主が円卓の騎士を担っている。
そんな有力貴族であるサルバド男爵の屋敷は、案外派手さよりも機能性重視の品が良い造りをしていた。
田舎の小金を持った子爵や男爵のケバケバしい趣味に慣れた自分には新鮮で好印象だ。
確かに、サルバド男爵も体躯の良い質実剛健を絵に描いたお手本のような騎士である。
どちらかといえば戦術家の家系であるモリゾ男爵と対照的に、代々前線のぶつかり合いで武勲を上げて地位を築いてきた。
他国との戦争では同じく最前線に立つ辺境伯の軍勢には頼もしい存在で、そこも俺としては親しみと好感を持っている。
「やあ!ボナロッティ辺境伯殿!よくおいでになった。」
来賓室に通されて待っていると、ほどなくサルバド男爵がやってきた。
「そんな恐れ多い。ミゲルとお呼び捨てくださいサルバド男爵様」
「はっはっはっ、それなら俺のこともドミニクでいいぞミゲル君!」
背筋を伸ばした馬と同じくらいの背丈に、熊みたいに筋肉質の巨躯がどかりと斜め向かいのソファに座る。
丈夫に見えた椅子の足がミシリと軋んだ。
歳は俺より15歳くらいは上だろうか。美形という感じではないが、野性味のある凛々しい顔をしている。
俺が生まれる前からこの国ではあまり大きな戦争は起きておらず文官貴族が増える中、いつでも戦に駆けつけるぞとばかりの鍛え上げられた体はやっぱり印象がいい。
しっかりした生地のベスト越しでも盛り上がりが分かるその筋肉を触ってみたい。
って……。いやいや、何考えてんだ俺。
「あの、先だっての私の妹、アンジュの追放についてなのですが……。」
俺は湧き上がった奇妙な欲望を打ち消すように本題に入った。
「そうだと思った。君は怒っているだろう。アンジュ嬢には気の毒に思うが、俺も必要な判断をした。言い訳をするつもりはない。」
男爵は潔く俺に言った。
うん。やっぱり俺、この人好きだな。
「いえ、私もこの件があって色々学びました。特に聖女は王の正妃になる立場ですし、不本意ですが市井の支持を考えると、淫魔の血を持つことで妹の印象が悪くなるのであれば、それは国政に影響するところになります。」
とかく王都の人間は格式や体裁、見栄えを重んじる。
それが秩序ある王政府の組織や洗練された華やかな文化を作ってるんだろうけど、あまり気にせず奔放に生きてきた田舎領地の人間には窮屈すぎるのも確かだ。
予想外に冷静な俺の言葉に、男爵が興味深そうに目を見張ったのが分かった。
その様子に、続けても話を聞いてくれると判断して話を進める。
「けど、妹は聖女として精霊の加護を受けてから真面目に職務にあたっていました。ましてや教会や王を騙して聖女を騙ることなどあり得ません。」
俺は思いが伝わるように男爵をじっと見つめた。
相手の意思が強い瞳に同じように見つめ返される。
「ミゲル君。それはよく分かっている。正直に言おう。俺もアンジュ殿が聖女を辞するのは妥当だと思うが、罷免と追放は行き過ぎだと感じる面がある。」
男爵はギシリと椅子を軋ませて腰をあげると、俺が座る長ソファに移動してきた。
何故か膝がふれあいそうな距離に詰めてくる。
「あの、サルバド男爵?」
なんで移動したんですか?近いんですけど……。
「ドミニクだ。それで、君はどうしたいんだ?アンジュ殿の追放を取り消したい?それともアンジュ殿が聖女を偽った事実はないと証明したい?」
膝に置いた俺の手を、武骨で皮膚が厚くなった豆だらけの手がぎゅっと握りしめる。
その体温の高さとゴツゴツした感触に心臓がざわつくのを感じた。
「あ、私は、アンジュの名誉を守りたいです。」
硬いガサガサの掌が、手首までなぞり上がる。広く開いた袖口から入り込んで、皮膚が薄い腕の内側、脈のあたりををそろそろ撫でた。
「ひぅっ、サルバ…ドミニク様…?」
「それを俺から他の円卓の騎士たちに説得するようにおねだりに来たのか?さっきさらずっとそんな誘う目で見つめて来て、悪い子だ。」
大きな手で顎を掴まれて男爵と向き合わされる。
強制的に合わさった男爵の瞳の奥に明らかな劣情があって、やっと俺は事態を飲み込んだ。
やばい。淫魔の力が発動してる!?
「ひっ、違います!説得は俺、あ、私自身でするつもりで、貴方にはモリゾ男爵の事が聞きたくて……。」
掴まれていない方の手で顎にかかった手を振りほどこうとするが、力の差がありすぎた。
ギリリと顎を掴む手に力が込められると、骨が折れるんじゃないかという恐怖で抵抗する気も失せる。
駄目だ、こんな強い男に逆らっても直ぐに屈服させられて、支配されてしまう。
そう思うと不思議と息が上がる自分がいた。
「モリゾのこと?どうしてだ?あいつも淫らに誘惑したいのか。やはり淫魔は見境がないのかな。自分の妹を陥れた相手にも盛るなんて。」
身動きではだけた上着の隙間から手が入ってきてベストの上から体を撫でられる。
それを遮って止めようとしたら両手をひとまとめに片手で掴まれて頭上で固定された。
「ん、じゃあやっぱり、妹のことはモリゾ男爵が?」
俺は半ば抵抗を諦め、せめてもと話を聞き出すことにする。
「そうだな。あそこのベルという娘は少し前にモリゾが引き取った養女だ。大方教会を味方につけて聖女に仕立て上げたんだろう。どう司教を懐柔したかは知らんが。戦下手の軟弱な奴が考えそうなことだな。」
俺が邪魔しなくなったのをいいことに、男爵は片手でベストのボタンをプツプツと外した。見た目に反して案外器用なようだ。
「じゃあ、貴方はベル嬢が偽物だと?ん、はぁっ」
ベストが開かれ、シャツをボトムから引き抜かれて乱れた裾から手を差し込まれる。
直に腹部を撫でられて声が漏れた。
「いや、俺にはどっちが本物かなんぞわからんよ。興味もない。俺は国は神様のご機嫌取りじゃなくて領民の勤勉と貴族の勇猛で成り立ってると思っている。それで王と妃が人気者ならよりやりやすいってまでだ。」
男爵は、散々俺の衣服を緩めると邪魔だとばかりに纏めて剥ぎ取ってしまった。
趣味よく設えられた部屋に、はしたなく全裸になった俺の姿はすごく浮いていると思う。
その事実が恥ずかしくて顔が熱くなる。
「そうしてると君も部屋の置物みたいだな。綺麗だ。」
「あっ、見ないでくださっ」
「無理だろ。こんなにいやらしい姿を見るななんて。」
するっ、きゅむ、しこしこしこ
「あっ、そこぉ、急にしたらっ、んんつ」
いきなりまだ萎えている中心を握り込まれて扱かれる。
俺のモノは彼の大きな手にすっぽり入るくらいの有様で、男爵が力を入れれば簡単に握りつぶされてしまうだろう。
でも、器用な彼の指先が案外繊細に俺の性器を刺激するのであっという間に勃ち上がってしまった。
「はっ、気持ちいいか?」
俺はこくこく頷いた。
直接的な刺激に、体はもう精を貰うムードになってしまっている。
「そうか。じゃあ、俺も気持ちよくしてくれるな。」
両手の拘束が解かれて、中心から男爵の手が離れていくのを少し残念に思った。
目の前の男の様子を伺っていると、ウエストベルトを素早く外して前を寛げて自分の性器を取り出す。
晒された陰部を見て少したじろいだ。
まだ半勃ちに過ぎないそれは、それでも標準を遥かに超えたサイズである事がわかる。
赤黒くて、傘の部分がグンと張り出してて、グロテスクに血管が浮き上がった竿の部分は子供の手首くらいの太さだ。
こんな凶器が完全な状態で中に入ってきたら…、と思うとゾクッとして口内の唾液が増えた。
「どうした?見てるだけじゃ駄目だろう?」
そう言われてはっとし、恐る恐るそこに手を伸ばす。
ずっしりした竿を握って弱く揉んだ。
でも、そこからどうしたらいいかわからない。
「なんだ。君も淫魔の血が入ってるんだと思ったが、ひょっとして違うのか?それとも今まで人を傅かせてばかりのお姫様だったのかな。」
少し呆れた声で図星を指されて何も言えない。
今まで自分から進んで致したことはなかったとはいえ、レオやラルフに委ね切りだったのは確かだ。
でもきっと、この人はそれじゃ許してくれない。
俺がちゃんとしないと、このぶっといのをぶち込んでくれないんだ。
「あの、俺、頑張るので、お願いします。これ、欲しい……。」
ろくに動かしかたも知らないまま、きゅっと軽く握って竿にすがる。
なんてはしたないお願いをしてるんだろう。
でも、本能がもう精を求めて仕方がない。
まさかこんなにぷっつり燃料切れを起こすものだったなんて。
「ならまず、奉仕しやすい体勢になりなさい。」
男爵が足でソファの前の綺麗な細工のされたテーブルを蹴り飛ばすと、ドスリと鈍い音を立てて重厚な机がカーペットの上を転がり、腰掛けた男爵の前にスペースができた。そこに降りろと言うのだろうか。
俺だって末席とは言え円卓の騎士だ。
いくらこの男の方が立場が強いからって、俺に向かってそんな命令をする事は内戦になってもおかしくないくらい無礼である。
けど、俺はさらに息を荒くしてそれに従った。
男爵の前の床に跪いて指示を待つ飼い犬のように下から見上げる。
「いい子だ。そこなら両手が使えるだろう。」
両手を伸ばして目の前にある性器を握る。
二つ手を添えてやっと全体が包み込める大きさだ。
「まずは、ちゃんと後ろに挿し込めるように硬くするんだ。全体を擦って、扱きなさい。」
言われたとおり、両手を上下に動かす。
荒々しく生え揃った焦げ茶色の下生えが手にわさわさと当たった。
しばらくクシクシと扱くとだんだんと手の中で体積が増して、手を添えなくても直立するようになった。
先端からプクプクと先走りも溢れてくる。
滑りやすいようにそれを掌に絡めて更に速度を上げて扱く。
「いいぞ。もっと亀頭を重点的に。」
大きな掌で頭を撫でられる。指が耳をかすめてピクリとした。
それに目ざとく気づかれて耳の穴にすぷすぷ指を入れられたり耳たぶを揉まれたりして弄られる。
こすこすっ、すりすり、すぷすぷ
「ふぁっ、んっ、ひゃめ、手ぇ、できなっ」
耳の刺激が強すぎて、少しコツを掴めてきた手の動きが疎かになる。
「騎士たるものこれくらいの妨害を我慢できなくてどうする。」
叱咤されて、どうにか耳を犯されながら手の動きを再開する。
言われたとおり、両手で亀頭を挟み込んでくりくりと擦り上げた。
きゅっ、くにくに、こりこりこりっ
「ひゃあ、はっ、乳首、なんでぇ……」
耳の刺激にやっと耐えたと思ったら、今度は曝け出している乳首を手で愛撫された。
感じる先っぽばかりを摘まれて、捏ねられて、引っ掻かれる。
手の動きを再開しようと思っても、動かそうとする度に刺激を強くされて体が強ばり、爪を立ててしまわないようにとっさに手を離す。
ちゃんと力めないせいで逃げ場のない快感が蓄積していく。
「まったく堪え性がないな。爪を立てられそうで危ないから、こっちで続けなさい。」
耳を触っていた手が後頭部に回り込み、俺の頭を目の前の性器に押し付ける。
口でしろと言われているのだとわかって固唾を飲んだ。
かつてラルフの精液が口に入った時の味を思い出し、口内に唾液が溢れる。
躊躇いがちに先端に唇をつけるとムワッと雄の匂いがして、それを引き金にチロリと張り出した亀頭を舐めた。
先走りの生じょっぱい味に体が更に熱くなってペロペロと全体を舐めまわす。
口から唾液が溢れて顎を伝った。
ペロペロ、ちろちろ、はむっ、ちゅっ、ぺろっ
「はっ……ぴちゃっ、んんっ、はっ、……」
愛撫が途切れないように乳首を弄られて舌が動かせないときは側面をはむはむと唇で挟んで刺激する。
「大分上手になったな。ほら、これがどういう風に君の中に入るか、予行練習だ。」
褒められて嬉しいと思ったのもつかの間、男爵は亀頭に吸い付いた俺の頭を更に自分の股間に押し付けた。
とっさに歯を立てないように口を大きく開く。
ずぷぷぷっ
「ふぁんんんっう゛」
十分に凶暴なサイズに育った性器が、喉奥まで押し込まれた。
苦しくて奥に入り込んだ先端をきゅうきゅう締めてしまう。
舌で押し出そうとしても頭を押さえられていてかなわず、裏筋をベロベロ撫で上げることにしかならなかった。
辛いはずなのに今までで一番精の匂いを感じて頭がくらくらする。
「ほら、うっとりした顔をしていないで、口全体で奉仕するんだ。」
言われるがまま、頭を前後に振って口の中で怒張を擦り上げる。
じゅぷっ、ずずっ、ぢゅぱっ、ぐぷ
上手く出来るとじわっと先端から先走りが出くるので、その味を求めて夢中で吸い付いた。
口に入りきらない付け根と玉のところは手でこしこしと刺激する。
「はっ、んっもう出そうだ。どうする?口には出して欲しくないか?」
そんなわけない。あんなおいしいもの、口に欲しいに決まってる。
俺はいやいやと首をブンブン横に振って更に奥まで絶頂が近い男根を咥え込んだ。
「そうか。淫乱な領主様だな。じゃあ、全部きちんと飲めよ。くっ」
男爵はずんっと一際奥まで突き入れた後ドクドクと吐精した。
出しながら少し口から性器を抜いてわざと俺の舌にぼたぼたと精液が降り注ぐように流し込む。
はぁっ、やっぱり、これすごぉっ
口の中いっぱいに幸せな味が広がるのを、俺は口から溢れ出る前に喉を鳴らして飲み込んだ。
まともに飲精してみて分かったことは、口からも多少は精を取り込めるが後ろほどではなさそうということだ。
現に少し飢餓感は薄れたが、収まるほどじゃない。
「随分と気に入ったみないだな。」
男爵は床に座り込んだ俺の両脇腹をひょいと抱え上げて膝の上に座らせた。
俺はこの国の平均的な体格をしていて小柄じゃない。
野山を駆け回って育ち、辺境警備の長として鍛錬もしてるので、そこそこ身も締まっている。
それでもサルバド男爵に抱えられると子供になった気分だ。
「全部飲んだか?」
答える代わりにあーんと口を開けて空になった中を見せる。
それを塞ぐように男爵の唇が被さってきて、開ききった口の中を肉厚で大きな舌が暴れまわった。
ぐちゅっ、じゅぷっ、ぬっぬっ
「ん、はぁ、あっ」
精が染み込んで敏感になった口腔をザリザリ擦られるのが気持ちいい。
「うっわ。不味い。君はよくこんなものをあれだけ美味そうに飲んだな。」
俺が取り込みきれなかった残滓が口に入ったのか、男爵はすぐに口を離して言った。
「ここも何もしてないのに人のを舐めただけでもっと元気になってる。」
ぐぢゅっ、こしゅっこしゅっ
「はっ、んん、はぁっ」
しばらく触られてなかったのに更にぐんと反り返った俺の性器を、ゴツゴツした手がまたも弄ぶ。
でも、欲しいのはそれじゃないんだ。
「ふぅっ、んはぁ、あ、ドミニク、様ぁ、あっちがっ」
「何が違うんだ?期待だけでこんなにグジュグジュにして。君もここを擦られて果てたいんだろう?」
しゅっしゅっ
「あっちがっ、んっだめぇ」
ブルブルとかぶりを振る。
前を弄る男爵の手を取って、自分の後ろ、期待にヒクつく穴に誘導した。
「こっち、こっちがいい、早く、欲しぃっ」
とにかくもう、どれだけ前でイってもこっちに貰わないことには治らない。
それを必死に訴えるために涙でぼやける視界で男爵を見つめた。
「っ……全く、淫らな若者だ。」
男爵ががっしりと両の尻たぶを掴んで広げた。
一瞬え?と思ったが、直ぐにミシリと穴に強い圧迫感を感じてその衝撃に戸惑いが吹き飛ぶ。
ず、ずずっ、ぐぐぐ、ぐぶっ
「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁ!」
すでに再度勃起していた規格外の怒張が、まだ窄まった穴にズブズブと侵入していく。
掴まれた尻が容赦なく楔の待ち構えているところに押し込まれ串刺しにされている。
肛門の縁が限界まで広がって、更に伸びる。
裂けるんじゃないかという想像が一瞬ちらついて、入り込んできた肉塊にぞりぞり粘膜を擦られる刺激に直ぐにかき消された。
「はっ、かはぁっ」
みちみちと分け入ってくる太いものに骨盤からこじ開けられてるようで苦しい。でも、余すことなく中の粘膜を擦り上げる感覚がたまらない。
「はぁん、んっ、あぁっ」
苦しいのに気持ちがいい。
ぐっぐっぐっごりゅうううっ
「はんっ、んあぁん、ひやぁっ、ん゛ん゛ーっ!……んはぁっ」
まだ入りきらないものをねじ込むように上から押されながら突き上げられる。
その時に、一際感じるお腹側のところをザリザリ擦られて呆気なく絶頂した。体がびくびく震えて、中がぎゅうっと収縮して更に感じるところに肉棒を押しつけていく。
それにまた追い詰められる。
「はっ、そんなに締め付けるな。我儘を懲らしめるためだったのに、これじゃ喜ばせるだけだったな。」
俺の淫魔の血がこれはいいものだと判断したようで、ほぐしてもいない中と穴の縁ががここぞとばかりにしなやかに収縮してぐぷぐぷと男爵の性器を飲み込んでいく。
あと少しとゆさゆさと揺らされたら、ずるんと最後の引っ掛かりが抜けて俺の尻に相手の隠毛がざわりと当たった。
「はっ、すごぉ、いっぱい……ん、あっ」
ものすごい質量がみちみちと中を押し上げて、少し身動ぐだけでイイところを擦り上げる。
「ほら、自分ばっかり楽しんでないでちゃんと動くんだ。」
ずろろ、ずぷんっ
「ん゛ひぁ゛っ」
腰をずるりと抜ける直前まで持ち上げられたかと思うと、一気に押し下げられてまた埋め込まれる。
こんなの、自分で動くなんて無理だ。
「どうした?ほら、相手にばかり任せてないで動きなさい。」
そう言われても、そんな余裕ない。
グズる子供みたいに太い首に縋り付いてかぶりを振った。
「ふむ、もう少し動きやすいところでするか。」
え?と思う間も無く、男爵が俺の腰を抱えて立ち上がった。
ぐぶっ
「あ゛あ゛っ」
宙づりにされて自分の体重が余計に結合部分にかかり、更に深く中に突き刺さる。
立ち上がったサルバド男爵は、信じられないことに扉に向かって歩き出した。
「えっ、んはぁっ、まっ、て、あ゛っ」
ぐぷっぐぷっ
歩く度にズンズンと腰が沈んで怒張が奥を突き上げる。
少しでも衝撃を和らげたくて体を浮かすために首筋に縋り付き太い腰に足を巻きつけた。
え、嘘だろ。このまま出たら、廊下を歩いてる人がいたら見られちゃう。
俺の心配をよそにあっという間に扉にたどり着いて、重厚な扉があっさり開く。
あと一歩でも出たら廊下だ。あっ、やだ、見られるっ
ぐぷっ
ぞくぞくぞくぅっ
「やぁ、見、ないでぇ、はあ゛ぁっん゛ん゛っ」
中をきゅうきゅう収縮させて俺はまたイった。
「何だ。誰かに見られると思って感じたのか。残念だったな。ここは来客用エリアだから人は滅多に通らない。」
ぐぷっぐぷっぐぷっぐぷっ
「あ゛っ、まっ、まだ、イって、あ゛っ、ん゛、あ゛っ」
近くのベッドルームにたどり着くまで結局誰にも会わなかったが、男爵が歩くたび奥深くまで突き入れられてその度に俺は軽くイき続けた。
ドサっ
「ん゛ーーーっ!」
ようやくベッドまで辿り着き、男爵が俺を貫いたまま仰向けでベッドに乗り上げる。
その衝撃でまた声も出ないままイった。
「凄いな。一歩ごとににイきまくりだったのに、全然前から出てないじゃないか。随分と雌淫魔が板に付いてるな。ん?」
言われた通り、今日俺は一度も射精出来ていない。
ずっと中だけでイっている。
「出さないと体に悪いぞ。ちゃんと前でも絶頂しなさい。」
そう言われて俺はイきすぎてフラつく思考の中操られるように自分の竿に手を伸ばした。
しかし、それはすぐに阻まれる。
「こら、また一人だけ気持ち良くなろうとして。ちゃんと俺も気持ち良くなるように動きながら、自分で中の出るところに当てて出すんだ。」
言うことが難題すぎないか。
「ひっ、そんな、むりぃ、」
「無理じゃない。ほら、中を締めながらこの辺に当たるように抜き差ししてみろ。」
男爵がお手本を見せるように俺の腰を掴んでペニスの裏側の感じるところに先端が当たるように抜き差しする。
ぐりっ、ずぷ、ぐりゅっ
「ひあ゛、ん゛、ん゛」
くそっ、こうなったら、やってやらぁ。
俺は覚悟を決めて自分の下にあるバキバキに割れた腹筋に手をつき、言われた所に当たるように腰を振った。
じゅぷっ、ぐんっ、ぎゅむっ、ぢゅぷっ
「お゛っ、ん゛ぁっ、あ゛っ」
びくびくびくびくっ!
堪えきれず絶頂するが、やっぱり前からは出てないし相手もイってない。
まだだ。もっと中を締めて搾り取るように動かないと。
ぐじゅっ、ずずっ、ぎゅぎゅっ、じゅぶっ
「くっはあ、いいぞ……」
初めて男爵の口から喘ぎ声が漏れた。
でも、俺はイイ所への刺激に耐えることでいっぱいで、構わず一心不乱に動き続ける。
くぐっ、ぎゅうっ、ずぶっ
「んっ出るっ」
俺が思い切り腰を落とした直後、更に深くまで咥えこむように男爵が俺の尻を掴んで突き上げた。
「はあ゛あ゛あ゛あ゛!」
ぶしゅっ、びゅるるっどくっどくどくどくっ、ぴゅ、びゅぴゅっ、びちゃびちゃっ
サルバド男爵と俺は、ほぼ同時に射精した。
彼の精は余すところなく俺の中にぶちまけられ、俺のエネルギーとしてぐんぐん吸収されていく。
あへぁ、これこれぇ、はわあぁぁぁ、気持ちいぃ……。
俺の吐き出した精液は、もちろん男爵の腹の上に散らばっている。
筋骨隆々の体が俺の精子塗れになっていて少しマヌケくさい。
こんな強い男でも俺に搾り取られてザーメンぶちまけて満足そうにしてる。
「ふふっ」
俺は男爵にバレないように小さく笑って初めて淫魔としての勝利を噛み締めたのだった。
(つづく)
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