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1,(エロ)(終)
しおりを挟む年の離れた従兄弟がいる。
名前はジュン。
俺が働き始めた頃、突然相次いで両親が死んだ。
慌てて故郷に戻ってからは2人が遺した農園を守るのに必死で、でもどこかずっと心がぽっかりしていて、だから、突然降って湧いたその従兄弟の養育をうっかり引き受けてしまった。
親父の行方不明になった妹が知らないうちに産んだ子供。
ある日、1人で暮らしていた広すぎる民家をやっぱり1人で訪ねてきた少年は俺から見たらそんな位置付けの子供だった。
相変わらず母親は行方知れずで、びっくりして戸籍を取ってみれば確かにジュンは俺の従兄弟で、父親の欄は空欄で、警察に相談しても歯切れの悪い話ばかり。
結局俺が育てる事になったけど、経緯はしち面倒くさすぎて思い出したくもない。
ただジュンと一緒にいる事にした最大の理由はやっぱり寂しかったからだった。
とにかくジュンは8歳から14歳まで6年俺と一緒にいて、また去っていった。
父親が見つかったからだ。
そいつは外国の人だった。アジア人だったからジュンの外見では全く気づかなかった。でもジュンは俺と全く似てなくてとにかく綺麗な子だったからDNA検査の結果を見てショックを受ける反面ハーフと知ってどこか納得した。
その時のこともあまり思い出したくない。
未だに思い出すと悲しいからとかじゃなくて……とにかくそうじゃない。
ジュンは相当嫌がったけど、俺がほぼ無理やり父親に引き渡した。
どうも父親は海外で成功した実業家らしく、これから高等教育が必要なジュンにとってはやっと食っていけるだけの稼ぎしかない農夫の俺と比べてどっちがいいかなんて迷うまでもなかったからだ。
こうなっては俺の寂しさにジュンを巻き込んではいけないと思った。
ジュンとはそれきり。
普段連絡に使っていたメッセージアプリのアカウントもジュンが親元に戻ってすぐ消えてしまった。
たまに未練がましく父親の代理人と名乗った現地の法律事務所にジュンに向けた手紙を送るけど、この6年返事が来たことはない。
届いていないのか、恨まれてるから返事がこないのか。前者であって欲しいなんて情けないけど思ってる。
今日も朝起きて畑で作業する。売り物の野菜を作付けした畑の手入れを一通り終えた後に、趣味の畑に向かった。
農地の隅にある狭くて歪な土地では仕事に関係なく好きなものを植えて育てることにしてる。
ジュンがいた頃は家で食べる野菜や飾る花を育てていたんだけど、1人になってからはもっぱら瓢箪を育てていた。
仕事と割り切ればどうにか大丈夫なんだけど、趣味になるとどの野菜や花を見てもジュンを思い出してしまう。だからジュンと育てた事がなかった瓢箪をある日なんとなく植えて、以来毎年瓢箪を育ててる。
瓢箪は日本の冬を越せず一年で枯れる。
だから、あまり愛着を持たなくて済む。
そんな所に安心している俺は、思ったよりジュンとの別れがトラウマになってるのかもしれない。
最近は普通に育てるのも飽きてきて、実を大きく育てる事に腐心してる。
今では地元でも結構評判で、去年なんかは品評会に出すまでになった。
そんな瓢箪に今年もたっぷり水をあげる。
もう夏の入り口に来ていて、ここからの手入れで更に大きくなる事が期待できるだろう。
今年はできれば重量50kgを達成したい。
鼻歌交じりでホースで水をあげてると、珍しくヘリが上空を舞う音がする。
緊急搬送かな?なんて思って見上げると、こちらの方角に向かって来ていた。
まさか、誰かご近所さんが倒れたんだろうか。
一抹の不安を感じ、水をやりつつヘリの行方を見守った。
な、何か本当にこっち来るぞ?……まさか隣家の原田さんちに何かあったのか!?
俺の心配をよそにだんだんバリバリとあたりに響く飛行音。
そしてヘリはうちの畑の真上あたりにきた後、ゆっくり降下してきた。
は?え?何?
うち?
見る間に高度が下がり、プロペラが作る気流に煽られ畑の作物たちが揺れる。
風圧を感じ、思わず身構えて舞い上がる埃が目に入らないよう瞼を細めた。
そのまま畑脇の空き地に着陸するヘリ。
一体何事なんだ。
注意して様子を見守っていると、扉が開いて中から誰かが飛び出してきた。
距離が近くなると、走ってくるのはこんな片田舎には似つかわしくないやたらハンサムで洗練された出で立ちの青年だと分かる。
けど、あの顔は知ってる。
いや、そんなはずはない。
でも、
「……ジュン?」
綺麗な顔がくしゃっと破顔する。
「ひろむ兄ちゃん、ただいま!」
そう言って青年は昔よくしてきたように正面から飛びついてきた。
思わず取り落としたホースが、1番大きな実をつけている瓢箪の株の根元に水をぶちまけた。
———
「本当にジュンなんだな。」
居間の座布団に長い足を丁寧に折り曲げて座る男に何度目かの確認をする。
「そうだよひろむ兄ちゃん。」
ジュンは何回聞いても昔と同じ笑顔でニコニコしながら答えた。
「そうか。大きくなったな……。」
突然の事で噛みしめる間もなかったけど、あのジュンがこんなに立派な大人になったことを改めて実感する。
あ、涙出て来た。
思わず目頭を押さえた。
けど、それとこれとは話が別だ。
「あのヘリは何なんだ?」
「俺のヘリだよ。あれが1番空港からここに来るのに早かったから。」
そう。お前のヘリね。お前の……
「って、な訳あるか!」
「え?俺のヘリだよ。通学用に買ったんだ。」
「通学にヘリ?」
「俺、明後日から東京の大学に通うんだよ。留学したんだ。それで、またここに住んでもいい?」
ジュンが伺うようにこちらを見てくる。
「そりゃもちろん……通学にヘリ?」
「ありがとう!通うのはそれが1番ここから早いんだ。」
「俺の話聞いてる?」
「ひろむ兄ちゃんの話は全部聞いてるし録音も撮ってるよ。」
ジュンが上着のポケットからペン型の黒い何かを出して俺に見せた。
違うそうじゃない。
……まあいい。ヘリの話は置いておこう。
多分これ以上話しても噛み合わない気がする。
録音の話も何でそんなことしてるのか皆目理解できないが面倒だから聞かなかったことにしとこう。
「通うのが東京の大学なら東京に住んだ方がいいんじゃないか?」
「え?いいの?実はいくつか物件の候補はあるんだ。」
「良いも何もお前の好きにしたらいいだろ。金は出してやれないけど。」
「うん!お金のことは心配ないよ。じゃあ、今から一緒に内見に来て?」
は?と思っている間に手を取られ、外で待機していたヘリに乗せられる。
そのままヘリは東京方面に向かった。
ジュンの今の身なりといい、どうもジュンの父方のご実家は思っていたより相当金持ちのようだ。
そういえば、アジアの新興国では貧富の差が激しくて日本人じゃイメージできないくらいの金持ちがいるってテレビで見たな。
そういう人をクレイジーリッチとか言うって。
ヘリの中は赤い皮地のシートが大変ラグジュアリー。
寝心地も良い。
何故か今シートに寝かされて上からジュンにのしかかられてるのでよく分かる。
ちょっと驚いたけど、ジュンが耳を俺の胸に当てて心臓の音を聞きだしたので好きにさせてやった。
俺の所に来たばかりの頃ジュンは古い民家が怖かったらしく、よく添い寝してやった。それで人の心音を聞いて寝るのが癖になったのか、中々一人で寝られるようになるのが遅かったっけ。
いい大人がって窘めなきゃいけないんだろうけど、どうせコックピットとこっちのシートは仕切られてて俺しか見てないから胸元にあるジュンの頭を撫でてやった。
「うぅ……我慢我慢……」
ヘリに酔ったのか、移動中ずっとジュンは俺の胸に顔を埋めたまま唸っていた。
到着したのは山手エリアの一等地にあるタワマンの屋上ヘリポート。
既に何人かマンションのスタッフが待機していた。
出迎えた目はどんなに隠しても好奇が滲んでいる。
だろうな。分かる。
来客を恭しく出迎えるマンションの支配人とコンシェルジュ。
コンシェルジュは妙齢の綺麗な女性で、ジュンを見て頬を薄く染めた。
だろうな。分かる。
何だか気後れしてしまい、ヘリの近くで立ち止まって足元を見る。
そういや俺、畑仕事の最中だったからゴム長にダボダボジーンズと色褪せたパーカーなんだけど……
首には手ぬぐい掛かってるしさ。
だってこんな立派なとこだって思わなかったし。
ジュンに頼まれるまま来ちゃったけど、どうせ俺は関係ないしヘリの中で待ってようかな。
「ひろむ兄ちゃん、行こ?」
俺の考えをよそにジュンがわざわざこっちに近づいてきて俺の手を掴む。
「あ、いや、俺はいいからジュンだけ見てこいよ。な?」
「ダメだよ。一緒に見るって言ったでしょ?」
言ったっけ?
否定する前にジュンが俺の手を引っ張って歩き出した。
こんな場違いなところいたくないんだけど、ジュンも久々の日本で心細いのかも。
恥ずかしいのはこの際我慢しよう。
幸いマンションのスタッフたちはちらっと俺の様子を一瞥しただけで嫌な顔もしなかった。
流石はプロだ。
屋上から直ぐに階下のフロアにエレベーターで移動する。
「こちらが最上階のプレミアスィートレジデンス、グランド1LDKタイプでございます。」
コンシェルジュが上品に紹介した。
部屋はとにかくお洒落なインテリアが広々とした空間に配置されている。
「で、でっか……」
「はい。リビングダイニングで80平米ございます。お隣の寝室はウォークインクロゼットも含めて40平米です。」
「はは……掃除が大変だなジュン。」
「このお部屋は毎日のベッドメイキングと週3回のハウスキーピングサービスが付いてございます。」
至れり尽くせりってやつだな……
世界が違う。
「ひろむ兄ちゃんどう思う?」
「い、いいんじゃないか楽で。」
「じゃあここにしよっかなぁ。」
あっさり言うジュン。
でも、どう考えても学生が住むには過ぎた高級レジデンスだ。
「因みに……ここのお家賃は……?」
こっそりコンシェルジュに尋ねる。
「オプションにもよりますが、基本プランは月200万円になります。」
俺の申告所得くらいあるんだが!?
もももちろん青色申告でたっぷり節税してるから実際の手取りはもっと多いけどね!?
「兄ちゃん!!」
あんぐりしてコンシェルジュを見つめると間に割り込むようにジュンが入り込んでくる。
「ほら?キッチンはどう?使いやすそう?」
腕を引っ張られ近未来映画のセットみたいなシステムキッチンを見せつけられた。
「な、何か見たことないスイッチがいっぱいあるな。これ、電気で調理するやつか?」
ツルツルした多分コンロな場所を撫でる。これでどうしたら火が通るんだ?
「そっか。兄ちゃんちガスコンロだもんね。君、ここ、ガスに変えて。」
「かしこまりました。」
「それと、リビングの一部も区切って和室にしたいから業者に図面出させて。」
「かしこまりました。」
「和室?今のままで十分だろ。」
「でもほら、前よく畳で一緒にお昼寝したでしよ。またしようよ。」
「それはうちに畳の部屋しかないからだろ。わざわざ工事なんて……」
「いいじゃんどうせ大したお金かからないんだし。」
その言葉にカチンときた。
「……コンシェルジュさん、ちょっと二人にしてもらえますか?」
背後で控えている女性に告げる。
「え?あ、いえ、恐れ入りますがご見学の方から離れることはいたしかねます。」
「分かりました。そうしたら少し見苦しいですがご容赦ください。」
「はぁ。」
俺はリビングの隅に移動するとそこに正座した。
「ジュン、お前もそこ座れ。」
俺が言うと、ジュンはかつての記憶を思い出したのかしまったと言う顔でおずおずと言われた通り俺の正面に座する。
「いいかジュン。なんでも自分の望む通りにしたいって気持ちはわかる。だけどな、それって際限のない事でもあるんだ。一個思い通りにすれば、次の思い通りでない事が見つかる。そう思わないか?」
「はい。」
「この部屋は今のままで十分素敵だろ。キッチンはお前なら直ぐに使いこなせるようになるよ。こんなお洒落な洋室に和室をくっつけたら変だ。それに工事するってなれば人様の手間も増える。そういう所までちゃんと想像出来てるか?」
「ごめんなさい。出来てなかった。」
「うん。それに、大した金じゃないって言ってたけど、お前の金じゃないだろう。お前のお父さんが一生懸命働いて稼いだお金だ。もし俺がお前の父親だったら、そんな風に言われたら悲しい気持ちになる。」
「違うよ。あいつの金じゃなくて、俺が自分で稼いだんだ。」
「あのなぁジュン、つくならもう少しマシな嘘を……」
「本当だよ!家から出たいって言ったら、あっちの祖母の遺産で俺が相続する5,000万を10倍にしたらいいって言われたんだ。それでビジネスを始めて、」
「出来たのか?」
「10億にした。それで8億家にあげて、残りは貰った。だからここの費用は俺が全部自分で出せるんだよ。元手は人の金だろって言われればそうなんだけど。」
「……ええと、確認だけど、それって日本円の話だよな?ルピアとかドンじゃなくて。」
「いや、US dollars だよ。」
「ゆ、ゆーえす……」
やたらと発音が良くて自信ないけど、米ドルってことだよな。2億ドルって、今1ドル何円だっけ……いや、やめよう。深くは考えまい。
少なくともジュンが俺の遥かに上をいく存在になってることは分かった。
「そっ、か。悪かったな、分かった風なこと言って。それだけ稼いでたら、何でも出来ちゃうな。はは……。」
何となく、ジーンズの生地が傷んだ膝頭を手で隠すように覆った。
ジュンが履いている細身の質が良さそうなボトムスには少しの毛羽立ちだってない。
「ひろむ兄ちゃん、そんな風に言わないで。俺はただ、一緒に住んでもらう兄ちゃんが住みやすい部屋にしたいだけだよ。」
「……一緒に住む?」
「だって、好きにしたらいいって。」
「それはお前の住む場所の事だよ。俺は畑があるから今の家からは離れるつもりはない。」
「じゃあ俺も兄ちゃんとそっちに住む。」
「それは通学が大変だろうが。」
「全然大変じゃない。俺、ひろむ兄ちゃんと一緒じゃなきゃ嫌だ。今までだって連絡も取らせてもらえなくて、何度も日本に戻ってこようと思った。でも俺が未成年だと家が連れ戻そうとした時兄ちゃんに迷惑がかかるかもしれなかったからずっと我慢してたんだ。」
「けどせっかくこんないいとこに住めるんだから……。」
「兄ちゃんが住んでくれないなら全然良いとこなんかじゃないよ。俺、カビ臭い畳でひろむ兄ちゃんと一緒に昼寝した時が1番幸せだった。マヨネーズ5mmしか付けさせてもらえない採れたてのキュウリが1番美味しかった。」
綺麗な形の眉を下げでジュンが言う。
俺、そんな酷い生活させてたっけ……!?
後ろから鼻をすする小さい音がして、見ればコンシェルジュのお姉さんが同情の顔をジュンに向けている。
いや、あの頃は慣れない畑仕事で収入も不安定だったから確かにかなりケチケチしてたけど、決して虐待していたわけじゃ……
「ま、まあ今ならマヨも好きなだけ付けて良いし、畳も張り替え……は出来なくても、こまめにカビ取りと天日干しはするから。」
「うん。一緒にやろ。これからまたよろしくね。」
「おう。」
なんか流れで結局うちから通うことになったけど、後ろのお姉さんが笑顔で頷いてるからまいっか。
ってかあんたは立場上入居を勧めなくちゃダメなんじゃ?
帰り際に屋上で支配人とお姉さんに謝ったら、お姉さんにこそっと話しかけられた。
「お幸せに」だって。
綺麗だけどちょっと変な人だったのかも。
で、家に着いたら何かジュンの荷物が届いてた。
ダンボールが数個と、やたらでかい梱包が三つ。
とりあえずジュンが出て行った時のまま未練がましく残していた彼の部屋に入れてもらう。
でかい箱は重さもそれなりみたいで二人掛かりで運んでた。
開梱してみたら、小さい箱は衣類とかちょっとした日用品。必要最低限って感じ。
大きい箱は、俺が入ってた。
正確には、俺を模した精巧な等身大の蝋人形が3体。
多分水遣りしてるとこと、寝てるとこと、風呂入ってるとこ。
やたらとリアルでそっくりなところが不気味しかない。
「それ捨てなさい。そのまま捨てないで、絶対俺ってわからないようにして捨てなさい。」
「え、無理。宝物だもん。」
「じゃあせめて俺の目に入らないとこに置いてくれ。」
「そしたら隣の空き地に展示室建てていい?」
「あの空き地は俺の所有じゃないから勝手に使えないぞ。」
「俺が買ったから、俺の土地になってるよ。」
「……立花さんはどこかの会社に売ったって言ってたが?」
「俺の会社だよ。家の裏の農地もね。」
最近やたらと周りの土地が売れてると思ったら……
「兄ちゃんの土地に他人が接してるのが嫌なんだもん。」
「お前、まさか原田さんにも……?」
出戻って右も左も分からなかった俺に1番よくしてくれた隣家の老夫婦だ。第2の両親だと思ってる。
「持ちかけたけど売ってくれなかった。俺から直接頼んでみようかな。」
「絶対やめろ。やったら1週間メシ抜きだからな。」
「でもあの2人、いつも兄ちゃんに色目使って……」
「な訳あるか。原田さん夫婦は御年70歳過ぎてるだろうが。」
なんでこんな子になっちゃったんだ?
確かに昔からちょっと甘えん坊なとこはあったけど。
美術でどんな課題が出ても全部俺の顔描いて出したり、家に遊びに来たジュンの友達に俺が一言話しかけたら追い返しちゃったり、家庭訪問で担任の先生と話すだけで拗ねてハンストしたりしてたけど。
それに金持ちブーストがかかるとこうなるのか?
「……とりあえず、ちょっと遅いけど昼飯にするか?」
「うん!」
古びた畳の部屋であり合わせのうどんのざる盛りを食べたけど、ジュンは一袋198円の乾麺を茹でただけの食事を本当に美味しそうに食べていた。
それこそ突然ヘリでやってきたクレイジーリッチとは思えないくらいに。
食後、午後の畑仕事をしようとしたらジュンが付いてきた。
いいって言ったのにテキパキと仕事を手伝ってくれて、早めに作業を終えて趣味の畑に向かう。
「なんでこれを育ててるの?食べられそうもないのに。」
俺が瓢箪に水をやり始めるとジュンがすこし憮然として言った。
「んー何となく?それに結構面白いんだよ。手を掛けるだけ大きくなるし。」
流石にジュンとの思い出がないからとは言い辛い。
「ずるい。俺はずっと兄ちゃんに会えなかったのに、ここの植物はいっぱい面倒見てもらって。」
「あのなぁ……」
本気の声色に思わず呆れる。
「ね、これ俺にくれない?畑の野菜も、全部俺が相場の倍の値段で買うから。」
「出来ないって。地元の農協に納める約束してるし。」
「農協とは話ついてる。農協経由で買うよ。」
しれっと言うジュン。
その言葉は嘘に見えない。
「はぁ?何勝手に……それに買ってどうするんだよ。そんな高く仕入れて売る方法があるのか?」
「まさか。何で兄ちゃんが育てた野菜を他人にくれてやらなきゃいけないの。」
「けど、お前1人で食べられる量じゃないだろ。」
「展示室の横に冷凍倉庫も作る。そこでずっと取っておくから。」
「俺は食べてもらうために育ててんだが?」
「もちろん食べるよ。俺だけね。」
直後、思わずホースの水をジュンにぶっかけていた。
「いい加減にしろ!金があったら何してもいいのかよ!」
乱暴に水を止め、ジュンを置いて先に家に戻る。
頭を冷やすために台所で水を飲んでたら、玄関からよく知ってる声で呼ばれた。
「原田さん……」
向かってみると隣家の夫妻が仲良く並んでいる。
「おうひろちゃん。さっき畑いくとこ見かけたべが、お友達来てるんか?」
2人ともニコニコ嬉しそうだ。
「あ、えっと、ジュンです。今日突然帰ってきて。後で挨拶させます。」
「ジュンちゃん?そりゃよかったわねぇ!だっからひろちゃん凄い嬉しそうなんだねぇあんた。ジュンちゃんいなくなってからずぅっと一人だから、心配しとったけど。」
「そ、そんなに俺嬉しそうですか?」
「んだんだぁ。あっかるいもん。したっけほれ、これ2人で食べて?」
袋の中には大量の漬物と干し野菜。
「ありがとうございます。助かります。」
「本当おかえりねぇ。」
「んだんだぁ。」
そういえば、俺ジュンにおかえりすらまだ言ってない。
「……すみません、ちょっとすぐ畑に戻らなきゃいけなくて。」
2人と別れて慌ててまた畑に行く。
そこにはずぶ濡れのまま立ち尽くしてるジュンがいた。
「ジュン、ごめん。俺が大人気なかった。」
「ひろむ兄ちゃんごめんなさい。お願いだからもう追い出さないで。」
しくしく泣きだすジュンを見て胸が痛くなる。
俺はジュンと別れたことをずっと引きずってたけど、ジュンも同じだったんだ。
俺のせいで冷えてしまった体を思わず抱きしめた。
「追い出すもんか。おかえり、ジュン。」
そのままぐすぐすしているジュンを連れ帰って風呂の準備をする。
気温はだいぶあったかいとはいえ、農作業用に汲み上げてる冷たい井戸水をぶっかけてしまったので放っておいたら風邪を引くかもしれない。
「兄ちゃん一緒に入ろう?」
湯が張れたことをジュンに告げたらそうねだられて、せっかくだしと一緒に入ることにした。
ジュンの体は日焼けやシミもなく、相変わらず凄く綺麗だった。
ほっそりしてるけど別れた頃より筋肉がしっかりついて男らしくなってる。
セレブってこんな感じなんだな。
農作業でがっしりして日焼け跡まみれの俺と全然違う。
「ほら、背中流してやるよ。」
そう言うとジュンは大人しく背中を向けた。
久々に使った二個目の風呂椅子に腰掛けてる大きくなった背中。
白いうなじが何だか色っぽく見えてドキリとする。
な、何考えてんだ俺、相手はジュンだぞ!
「兄ちゃんちょっと痛い……」
「あ、悪い。」
硬めのボディタオルなのに思わず力を込めて擦ってしまった。
うっすら背中の皮膚が赤くなってる。
「もういいよ。次は俺が兄ちゃん洗ってあげる。」
くるりとこちらを向いたジュンのあるところが目に留まりぎょっとした。
勃っ、勃ってるんだけど……。
見てはいけない気がして急いで背中を向けた。
えっと、生理現象でなっちゃったんだよなきっと。
本人全然気にしてないってことはスルーすべきなんだろう。
そりゃあそうか。指摘しても気まずすぎるし。
にしても、あっちまで立派になって。あの甘えたのジュンがねぇ……。
余計なことを考えてると、背中に泡の感触がした。
けど、タオルじゃなくて手に泡をつけて洗い出したようだ。
「タオル使えって。」
「でも、手の方が肌が痛まないって。」
「そんな繊細な身体してないしゴシゴシ洗って大丈夫だって。そうじゃないと俺何か洗った気がしなくて……」
「ダメ。」
背中を撫で回すように這う手。
何だかくすぐったいような腰がゾクゾクするような変な感じ。
こ、これちょっとまずいかも。
「っひゃ……おいっ」
背中を洗っていた手がするっと前に回ってきて腹を撫でた。
「前は自分で洗うからっんぅ……っ」
人の制止を全く聞かず、手が体を上がってきて乳首に触れる。
そのまま泡の滑りを借りてクリクリとそこを弄り回す。
指先が先端を擦ると体の中からずくずくする気持ち良さが湧いてきた。
「こっこらっふざけるんじゃ……っ!」
片手が下に降りてきておれのちんこに触れる。やばい。だって、もう……
「兄ちゃんのちょっと勃ってる……」
思ったより耳元で吹き込むように言われて顔がかっと熱くなる。
「おおおお前だってっ……!」
「あ、やっぱり気付いてたんだ。それで逃げないってことは、もうシていいってことだよね。」
なわけあるか!
そうかっ逃げればいいんだ。
慌てて立ち上がろうとした体にジュンのしなやかな腕が巻きついた。
そのまま後ろに引き戻され、洗い場の床に座り込んだジュンに後ろから抱き込まれる体勢で座らされる。
腰のあたりにガチガチになったアレが当たるのがわかった。
「はなせって……!」
「お願い。行かないで。」
どうにか腕を外そうとするけど、しつこくすがりついてくる。
「いや、流石に無理だって……な?」
「やだ。ひろむ兄ちゃんが好き。エッチしたい。」
「おま、どういう告白の仕方だよ……」
「だって我慢できない。どうしたら受け入れてくれる?格好よく告白し直したらいい?畑手伝ったら?欲しいものだってなんだって買ってあげるよ。」
必死すぎだろ……
「ね、良いって言って?じゃないと無理矢理しなきゃいけなくなっちゃう。」
「あのなぁそこは諦めろ。犯罪だぞ。」
「だって、兄ちゃんが断るんだったら仕方ないじゃん。二度と俺から離れないように、一生閉じ込めて俺だけ見てくれるようにしないと。」
絡みついてくる腕に更に力が篭る。
とんでもないこと言い出したんだが。
そんな事この日本で出来るわけない。
出来るわけない、けど、俺はしがない零細農家でこいつは億万長者だ。
何より俺は未だかつてジュンの甘えん坊を拒めた事がない。
「わかった。わかったから、無茶なことはするな。」
「うん。ひろむ兄ちゃんが俺を拒まないなら酷いことはしないよ。優しくする。」
後ろからジュンが俺の首のあたりに何度も吸い付いてくる。
耳の裏あたりまで移動してきて、二の腕がぞわっとした。
「っ……ふぅっ……」
「前から耳弱いよね。こうやって噛んだ時の反応、思い出して何度も兄ちゃんでヌいた。」
パクっと耳輪を口に含まれ、耳介をチロチロ舐められる。
「ああっ、ひぁっ……あぁ、っ……やめっ……んんっ」
確かに、ジュンはよく隙をついては俺の耳を齧ってたからお気に入りの悪ふざけなんだと思ってた。まさか悪戯じゃなくてオカズ集めだったとは……。
「ひ、ひ、人をオカズに、ふゃぁ……するん、じゃ……にゃいぃっ、……はぁ、あぁっ」
「無理。ひろむ兄ちゃんエッチ過ぎるもん。1秒だって他の人に見せたくないくらい。」
普通!俺!普通!お前!変!!
そう叫ぼうとした所で、まだ泡の残る手がスルリと前に回ってきて乳輪をなぞった。
「あっ……」
「こっちも弱かったんだね。あいつが迎えに来なかったら、もっと早くここでもいっぱい気持ちよくなってもらって今頃俺がいないとダメな体にしてたのに。」
それ、実行のタイミングによっては俺が性犯罪者になるんだが……
そんな俺のツッコミをよそに今度は執拗に人の乳首を弄り出すジュン。
やばい。耳もそうだけど、乳首も気持ちいい。
相手はジュンなのに、どんどん気持ちよくなってしまう。
泡の滑りを借りて指先で弾かれたり、先端ばかり擦られたり、反対に胸全体をじんわり撫でられたり、いちいちゾクゾクした快感が体を襲う。
もう限界だ。
「っはぁ……ジュン、も……やめっ」
「やだ。逃がさないよ。」
違う、違くて、
「ちが……頼むから、下、触って……」
一瞬手が止まった後、性急にそこにジュンの手が降りてきて握り込まれた。
それだけで期待に背筋が跳ねる。
その後直ぐに手のひら全体で中心を扱き上げられ、望んでいた快感に仰け反った。
「あ、ああっ……はぁ、んひぁ……あぁっ」
「気持ちい?ひろむ兄ちゃん、……はぁっ、俺にちんこ扱かれて、感じる?」
どんどん動きが速く追い立てるものになっていく。
直接的な快感を叩き込まれて、ガクガク頷いた。
「兄ちゃん、ひ、ひろむ、ちゃんと言って。俺にエッチなことされてどう?」
「あっ、あっ、ひ、ひもちぃ、気持ちいからぁ……あぁっ、も、イく……イっっっあ゛あ゛あぁっ!!」
絶頂して仰け反る体に、ジュンがぢゅぅぅっと痛いくらい吸い付いてくる。
けど、イった快感で気にしてる余裕はない。
「はぁ……ひろむ、ほら、こっち掴まってお尻向けて。」
余韻でぼうっとしてるところに言われ、大人しく風呂のヘリに掴まって尻を突き出す。
ジュンに向けた尻の奥、穴のあるところに泡と俺の精液で濡れた手が触れた。
「まっ……そんなとこ、何する気だ?」
「広げるんだよ。俺のちんこでここ、いっぱいにしてあげるね。」
いうやいなやジュンの指がくるくると穴の窄まりをほぐすように撫で、しばらくしてぐぐっと穴に指を押し込まれる感触がする。
「ひぇっ……あっあのなあっ……つっ……」
無理やり入り込んでくる圧迫感と、縁が引っ張られる僅かな痛みが走る。
「キツ……こうされるの初めて?」
「あたり……まえだろ!抜け、痛い!」
むしろ普通一生されないもんだろ。
抜けって言ってんだから無視して入れてくるな。
「よかった。初めてじゃなかったら相手殺してたかも……過去の女は100歩譲って許したげるけど。」
「俺のことなんだからお前が許す許さないとかないだろ……んぁっ」
一本根元まで埋まり切った所で、中を広げるようにぐにぐに動き出す。
「でも、これからは男でも女でも絶対駄目だよ。今日だって、あのマンションにいた女チラチラ気にして……全然分かってない。」
ずぷっずぷっずぷっ
「っは、あっ……あぅ、んっ……」
指を穴になじませるように連続して抜き差しされる。最初入ってきた時より動きが滑らかになってるのが恐ろしい。
ずっと引き抜かれた後、ぐにっとまた入り込んだものはより太くなっていた。
「あっ……太くなっ……」
「二本にしたよ。分かる?これでもっといっぱい中弄ってあげるね。」
無くなっていた圧迫感がまた戻ってきたけど、それも最初と同じように受け入れさせられて何回か抜き差しされると薄らいできた。
二本の指を時折広げながら俺の中を散々擦り上げていく。
3本目が増やされるのは更に早かった。
ぐりりっ
「わあっ!?な、そこやめっ……」
3本の指の腹で内壁を探られていた時、腹側のある場所を指先が掠めたら他と違う感覚がした。
「ここ?ここ好きなの?」
ぐりっ、くちゅっ……くぬくぬ
やめろって言ったのにそこばっかり狙い始める。
「やっ、好きじゃ……ないっやめて、変だから、そこぉ……」
抗っても無理やりに上り詰めさせられる感覚が怖い。
「でもほら、全然他と違うよ。中も気持ちいいって言ってるみたいにうねうねしてる。ちんこもまたガチガチに勃起してるね。」
「やだ、やだぁ……」
「嘘つき。……あ、そうだ。」
じゅぷん
「ひぅ……」
ずっぷり入っていった指が抜けていく。
カラリと風呂扉が開く音がして、ジュンが浴室から出ていった。
解放されてはぁ、と息を吐く。
風呂から出てしまおうかとも思ったけど、そうしたらまた盛大にジュンが拗ね散らかすに決まってる。
しばらくするとジュンが戻ってきた。
手には俺が去年初めて加工に挑戦した瓢箪とっくりが握られている。
何か入れようと思って台所に置いたままにしてたやつだ。
「ほらこれ、いっぱいひろむのイイ所気持ちよくしてくれそうだよ。」
勘弁してくれ……
やめろと散々言ったけどジュンが聞くはずもなく、また尻を突き出させられてそこに蓋を外された瓢箪の容器があてがわれる。
ぬぷぅ……
「んんんっ、は、はいって……」
指より先端が丸いものが、穴の縁をみちみに広げて入り込んできた。
ぬちっと直径の大きさに合わせて肉が伸びていくのを感じる。
1番太いとこを超える時は流石に苦しかった。
けど、そこを過ぎると穴が窄まるのに合わせてすぽんと上半分が入り込んでいく。
「っはぁ……っ……」
「すご、ちゃんと入った。」
最悪だ。俺の人生なにがどう間違って尻に瓢箪入れられてんだろ。
もっと最悪なのは、ジュンの言う通り瓢箪の張り出したとこがさっき見つけられた中の所にべったり当たっていて、油断すると変な声が出そうになることだ。
「ほら、当たってない?」
ぐにぐに、ぐにっ
「ああああっ!あっ、おほっ……やめへぇ……あたっ、あたってるかりゃぁ……」
ジュンが下半分を持って中のコブを腹に押しつけるように動かしたら、ただ挿れてるだけとは比べようもない快感がそこから噴き上がってきた。
「えへへ、よかったぁ。瓢箪なんかにこんなに感じちゃって気に入らないけど、後で俺のちんこでこれ以上に気持ちよくしたげるね。」
ぐんっぐんっぐりりぃっ
「あああああっ、ああああっ、ひぐっ…あっ、やらっ……い、いっちゃう、いっ……」
限界寸前で動きが止んだ。イきそうなところを取り上げられて体に欲求がうずまく。
ぶぽっと中を苛んでいたものが抜かれ、直ぐにもっと熱いものが穴にあてがわれた。
「っはあ、ひろむ……愛してる。一生俺のものだよ……」
熱に浮かされたような口調でジュンがこぼした後、ぐぶりと熱くて固い塊が散々広げられた穴にねじ込まれた。
「あ、あちゅいぃ……」
「うん、俺のちんこの熱さだよ。覚えてね。ひろむの中もこの形にして、これしか入らないようにして、俺じゃなきゃイけなくするからね。」
変なAVの見過ぎだ。そんな風になるわけない。……はず。
ばちゅ、ばちゅ、ばちゅん
「あ゛っ、ああっ……ひぁ、あ゛っ……」
だけど、中に覚えこませるように何度も打ち付けられて奥を抉られると本当に中がジュンの形になるような気がしてくる。
さっき絶頂寸前まで高められていた体はあっという間に上り詰めて、頭が真っ白になる快感の中で触っていない前からとろとろと射精した。
「トコロテンしちゃったね。可愛い。」
ずっぷり嵌めて奥を押し上げたまま、ジュンが背後から俺の顔をすくい上げてキスをしてきた。
上は柔らかい粘膜でヌルヌルに溶かされて、下は剛直で快楽に押し上げられて、もうどうしていいかわからない。
「っはあ……俺もイく、これから俺が出すザーメンは全部ひろむにあげる。」
いらん、と言おうとしたけどまた激しく突き上げられて言葉にならなかった。
ずぱんとひときわ深く犯されて、中に熱いものがぶちまけられる。
その後浸かった湯船の中でハメられ、上がった後部屋でもハメられ、夕飯も食べずに深夜過ぎまで犯し尽くされた後失神するように意識を失って目覚めたら朝になってた。
だるい体を起こそうとしてみると、体にがっちりまだ寝こけてるジュンの腕が絡みついていて出来ない。
「ジュン、起きろ。」
体を揺すって起こせば、ううっと唸って身動いだ。
絡みついた腕は意地でも離さないとばかりに緩まる気配がない。
「俺畑行かなきゃ。離してくれ。」
「んー、やだ。やっぱりひろむ兄ちゃんは監禁して俺しか見れないようにする。」
猫だったらゴロゴロ喉がなってそうな調子でジュンが体を擦り付けてくる。
お互い裸で寝たからジュンの朝立ちしたものが当たるのがわかった。
昨日散々出したのに、若さって恐ろしい。
ラチがあかないので、体をひねって少し上にあるおでこに思いっきり頭突きしてやった。
体罰は良くないかもだけど、それ以上のことを昨日散々こっちはされてるから今は許されるはず。
俺だって痛いし。
ジュンが額を抑えたことで拘束が解けた隙を見計らって、素早く布団から抜け出す。
とにかく腹が減った。
ジュンだって同じだろう。
服を着て台所に行く間ジュンが影法師のように後からくっついてくるけど、そんな事は昔からなので無視した。
田舎の朝はいつもと大して変わらないはずなのに縁側は少し眩しい気がする。
何だか凄く手に負えない爆弾を抱えた気がしないでもないけど、深く考えないことにした。
貧乏暇なしだ。
それに考えるより手を動かす方が性に合ってる。
台所で買い置きしてある食材をチェックしたら卵と牛乳とチーズがあったので、パンをトースターにセットしてジュンが好きなチーズオムレツの調理にとりかかった。
(おわり)
———
ここまでお付き合いありがとうございました!
短編中心に投稿してますので他の作品も良ければ作品一覧からお楽しみください。
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