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車内で麒臣君が仕掛けてくるいたずらに耐えていると、程なく自分の屋敷の前に車が到着する。
腰が抜けて動けない僕をまた抱えて麒臣君が玄関に向かった。
「……どちら様?あら、麒臣様……坊っちゃま!?」
ガラリと引き戸を開けると、奥から女中頭のタエさんが出てきた。
麒臣君と抱き抱えられた僕を見て慌てた声を出す。
「大丈夫。外で発情して動けなくなっただけだから。私の部屋に丸薬と薬湯持ってきてもらっていい?あと今日はみんな早く帰っていいよ。」
「あ、は、はい。」
タエさんが返事をして台所へ向かう。
麒臣君は僕を連れて自分の寝室に向かった。
麒臣君の部屋は床は畳だけど本人の希望で家具は彼が使い慣れた洋風のものばかり入れてある。
中には大きなベッドが置いてあって、その上に僕をそっと寝かせた。
マットやシーツから麒臣君の匂いがして、一層体が熱くなる。
やっと2人きりになれたことに期待が膨らんだ。
「麒臣君……」
「うん。良く頑張ったねぇ。今薬くるから、楽になるよ。」
言葉と裏腹に、上から覗きこんだ麒臣君の手が頬から首筋までを撫で上げる。
「ふぁぁっ……ん、やだぁ……」
やっと少し動かせるようになった手を麒臣君に伸ばした。
「ん?何が嫌なの?」
麒臣君が少し楽しそうに言った。
この態度。やっぱり、車でのことも今も全部態とだ。
「麒臣君がいいっ」
「それはどういう意味かなぁ?」
プツッと胸元のボタンを外して服の中に手が滑り込む。
指先が期待で丸まった乳首に触れて
少し押し潰した。
恥ずかしいことも容赦しないと言い出しそうな瞳がこちらを見てきて、どんな事でも従順に言ってしまいたくなってくる。
「はぁあっ……麒臣君と……発情エッチ、したい。」
「それでぇ?」
指先が乳首の周りをクルクルと撫でる。
肝心のところに触ってくれなくて、もじもじ足が動いた。
「僕に種付け射精して……孕ませてぇ……」
必死に麒臣君を見上げる。
麒臣君も、いつもの穏やかな瞳と違う、僕を貪ってくれる目をしていた。
どっちも大好きでたまらない。
「……。」
麒臣君は動かない。
あと少しのはずなのに……
「坊っちゃま、麒臣様、よろしいですか?入りますよ?」
襖の外から遠慮がちなタエさんの声がした。
麒臣君がその声に視線を入り口に送る。
薬を飲まされてしまったらまた孕ませてもらえないかもしれない。
「だっだめっ!!その薬いらないよっ!」
「坊っちゃま、でも発情しちゃってるのでしょう?ちゃんとお外でお薬飲まないから……」
「いーから!僕は今から麒臣君と種付けエッチして孕ませてもらうんだ!!」
「麟太君。タエさんにそれを言われるのは流石の私もちょっと恥ずかしいかなぁ。」
麒臣君がやんわり遮ってくるけど、僕は負けなかった。
「嫌だね!麒臣君がシてくれるまで全人類に聞かせてやらぁ!!」
興奮と発情で頭がクラクラしてくる。
今なら何でも言ってしまえる気がした。
「それでもシてくれないなら、ほ、ほ、……本妻さんを呪うからっ!!」
頭がぼうっとして、自分が何を言ったのかよく分からない。
とんでも無いことを言った気がする。
麒臣君は、何だろう、ちょっとあまり見ないポカンとした顔をしている。
僕の浅ましさに呆れてるのかもしれない。
嫌われたかな……
「ぷはっ、あっはっはっは!!」
しばらくの沈黙の後、楽しそうな笑い声が麒臣君から溢れでる。
「タエさん、全人類に言って回られたら敵わないので、すみませんが。」
「お察しいたします。」
スッスッと丁寧な足運びでタエさんが去っていく音がした。
腰が抜けて動けない僕をまた抱えて麒臣君が玄関に向かった。
「……どちら様?あら、麒臣様……坊っちゃま!?」
ガラリと引き戸を開けると、奥から女中頭のタエさんが出てきた。
麒臣君と抱き抱えられた僕を見て慌てた声を出す。
「大丈夫。外で発情して動けなくなっただけだから。私の部屋に丸薬と薬湯持ってきてもらっていい?あと今日はみんな早く帰っていいよ。」
「あ、は、はい。」
タエさんが返事をして台所へ向かう。
麒臣君は僕を連れて自分の寝室に向かった。
麒臣君の部屋は床は畳だけど本人の希望で家具は彼が使い慣れた洋風のものばかり入れてある。
中には大きなベッドが置いてあって、その上に僕をそっと寝かせた。
マットやシーツから麒臣君の匂いがして、一層体が熱くなる。
やっと2人きりになれたことに期待が膨らんだ。
「麒臣君……」
「うん。良く頑張ったねぇ。今薬くるから、楽になるよ。」
言葉と裏腹に、上から覗きこんだ麒臣君の手が頬から首筋までを撫で上げる。
「ふぁぁっ……ん、やだぁ……」
やっと少し動かせるようになった手を麒臣君に伸ばした。
「ん?何が嫌なの?」
麒臣君が少し楽しそうに言った。
この態度。やっぱり、車でのことも今も全部態とだ。
「麒臣君がいいっ」
「それはどういう意味かなぁ?」
プツッと胸元のボタンを外して服の中に手が滑り込む。
指先が期待で丸まった乳首に触れて
少し押し潰した。
恥ずかしいことも容赦しないと言い出しそうな瞳がこちらを見てきて、どんな事でも従順に言ってしまいたくなってくる。
「はぁあっ……麒臣君と……発情エッチ、したい。」
「それでぇ?」
指先が乳首の周りをクルクルと撫でる。
肝心のところに触ってくれなくて、もじもじ足が動いた。
「僕に種付け射精して……孕ませてぇ……」
必死に麒臣君を見上げる。
麒臣君も、いつもの穏やかな瞳と違う、僕を貪ってくれる目をしていた。
どっちも大好きでたまらない。
「……。」
麒臣君は動かない。
あと少しのはずなのに……
「坊っちゃま、麒臣様、よろしいですか?入りますよ?」
襖の外から遠慮がちなタエさんの声がした。
麒臣君がその声に視線を入り口に送る。
薬を飲まされてしまったらまた孕ませてもらえないかもしれない。
「だっだめっ!!その薬いらないよっ!」
「坊っちゃま、でも発情しちゃってるのでしょう?ちゃんとお外でお薬飲まないから……」
「いーから!僕は今から麒臣君と種付けエッチして孕ませてもらうんだ!!」
「麟太君。タエさんにそれを言われるのは流石の私もちょっと恥ずかしいかなぁ。」
麒臣君がやんわり遮ってくるけど、僕は負けなかった。
「嫌だね!麒臣君がシてくれるまで全人類に聞かせてやらぁ!!」
興奮と発情で頭がクラクラしてくる。
今なら何でも言ってしまえる気がした。
「それでもシてくれないなら、ほ、ほ、……本妻さんを呪うからっ!!」
頭がぼうっとして、自分が何を言ったのかよく分からない。
とんでも無いことを言った気がする。
麒臣君は、何だろう、ちょっとあまり見ないポカンとした顔をしている。
僕の浅ましさに呆れてるのかもしれない。
嫌われたかな……
「ぷはっ、あっはっはっは!!」
しばらくの沈黙の後、楽しそうな笑い声が麒臣君から溢れでる。
「タエさん、全人類に言って回られたら敵わないので、すみませんが。」
「お察しいたします。」
スッスッと丁寧な足運びでタエさんが去っていく音がした。
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↓めちゃくちゃ世話になっている。
B L ♂ U N I O N
B L ♂ U N I O N
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