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このままされたら、本当に何もかも訳が分からなくなってしまいそうだ。
「きおみくっ……ちがっ……」
どうにか手を伸ばすと、僕のちんこを触っていた手が離れて僕の手を握ってくれる。
「どうしたの?」
「おねがっ……ずっとされたら、だめになっちゃ……もう、挿れてぇ……」
僕はちゃんと麒臣君を感じたい。
麒臣君を感じながら種付けされたい。
「……っうん。……あ、いやいや、ちょっと待って」
麒臣君の体が不意に離れる。
足元に置いた鞄から何かを取り出した。
それは四角い缶の箱で、中には何かを丸めて紙帯で留めた小さいものが入っている。
麒臣君がその一つをつまんで紙帯を破く。
丸いものの中心を自分の性器に当てて下に伸ばすように引き下ろすと、丸いものは薄い膜の細長い袋だったみたいで麒臣君のちんこをすっぽり包んだ。
「それ……なに?」
嫌な予感がして、早く欲しいという気持ちを抑えて聞いてみる。
「これはコンドォムっていって、避妊具だよ。」
避妊具……
「やだ。種付けしてほしい。」
「……うーん。まあそれはまた今度ねぇ。」
麒臣君が誤魔化すようにキスをしてくる。
嫌だったのに発情しているせいでキスだけでも頭がぼうっとなった。
それだけじゃなくて、乳首にもまた愛撫が降ってくる。
ちゅっ……ちゅぷっ……くちゅん
くにゅっ、きゅむ……
「っはぁ……あっ……」
あっという間にまた煽られて麒臣君の事でいっぱいになる。
「起き上がれる?」
聞かれて背中から抱き起こされたので、自分でも体を起こした。
腰を抱えられて、あぐらをかいた麒臣君にまたがる姿勢にされる。
「腰落として自分から挿れて」
言葉が耳に染み込んで、自分から膝を曲げて腰を落とした。
尻たぶを掴まれて誘導され、ぐんとそそり立った麒臣君のちんこがみちみち穴をこじ開けて入っていく。
「んんっ……くはぁ……あぁっ」
「上手。ほら、自分でメスになっちゃうとこ当ててみて。」
「あっ……わかんなっ……」
「こうだよ。」
ごりっ
「んあぁあ゛っ……っあ゛あ゛あ゛!!」
麒臣君の手が僕の腰を掴んで揺らす。
そうすると、丁度亀頭が通るとこだった前立腺にぐりっとカリが当たってそこから強い快感が生まれる。
足の力が抜けて膝が崩れ、麒臣君の上に座り込むと一気に残りをぬちりと飲み込むことになった。
「んはっ……凄い。気持ちいいよ、麟太……」
髪を梳くように頭を撫でられて、それすらずくずくした気持ち良さが生まれる。
「へぁ……きおみくっ、うれしぃ……」
撫でている手にグリグリ頭を押し付けた。
「頑張って気持ちいいところ当ててみて。中で触ってってコリコリになってるとこ。」
「うんっ……ふっ……あ゛あ゛ぁっ!?」
麒臣君の肩に掴まりながら、腰を動かそうとしたけど出来なかった。
硬い先っぽや幹が、僕の中のメスになるシコリに擦れる。
するとビリビリした感覚が襲って中がきゅうっと締まった。
すぐに絶頂感が襲って来る。
自分が麒臣君のちんこを挿れただけでイっちゃうことをやっと思い出した。
「んあ゛あ゛あ゛あ゛っーー!」
「くっ……そろそろ大丈夫かと思ったけど、まだ駄目かぁ。イってる時中がぎゅうぎゅうおちんちん抱きしめちゃうとこ本当可愛い。」
余韻で呆然としてる僕の首に、麒臣君がちゅうちゅうキスをして来る。
まだ中が痙攣しているせいで、ずっと気持ちいい所に麒臣君が当たった。
「あっ……はぁっ……あぁ……」
「あれ?ちょっと耐えられるようになった?」
ぐりゅっ
「ひゃあ゛っ!いまだめぇ……ん゛ん゛ん゛っーーー」
急に麒臣君に下から突き上げられて、ギリギリで耐えていた体がまた果てる。
「だめかぁ。私は結構耐えられるようになったんだけどなぁ。」
「んはぁ……ごめ、なさっ……あ゛っ……」
また中の収縮で自分から性感帯をゾリゾリ嬲ってしまい絶頂が襲う。
声も出せないくらいになって震える背中を麒臣君の手がねっとり撫でた。
それも気持ちが良くて、また中が締まる。
「大丈夫だよ。少しづつ良くなってるから。」
「っあ……きおみくん……ありがと……んあぁっ……」
目尻に浮いた涙を舐めとりながら麒臣君が慰めてくれた。
ちゃんと自分で動けるようになって、麒臣君に喜んでもらわないと。
それで本妻になって種付けえっちしてもらうんだ。
「じゃあ、まずは私がイくまで頑張ろうね。」
「ふぁい……」
返事をしたはいいもののその後の麒臣くんは全く治らなくて、夜明け近くまでずっとイき続けることになった。
(前編おわり)
「きおみくっ……ちがっ……」
どうにか手を伸ばすと、僕のちんこを触っていた手が離れて僕の手を握ってくれる。
「どうしたの?」
「おねがっ……ずっとされたら、だめになっちゃ……もう、挿れてぇ……」
僕はちゃんと麒臣君を感じたい。
麒臣君を感じながら種付けされたい。
「……っうん。……あ、いやいや、ちょっと待って」
麒臣君の体が不意に離れる。
足元に置いた鞄から何かを取り出した。
それは四角い缶の箱で、中には何かを丸めて紙帯で留めた小さいものが入っている。
麒臣君がその一つをつまんで紙帯を破く。
丸いものの中心を自分の性器に当てて下に伸ばすように引き下ろすと、丸いものは薄い膜の細長い袋だったみたいで麒臣君のちんこをすっぽり包んだ。
「それ……なに?」
嫌な予感がして、早く欲しいという気持ちを抑えて聞いてみる。
「これはコンドォムっていって、避妊具だよ。」
避妊具……
「やだ。種付けしてほしい。」
「……うーん。まあそれはまた今度ねぇ。」
麒臣君が誤魔化すようにキスをしてくる。
嫌だったのに発情しているせいでキスだけでも頭がぼうっとなった。
それだけじゃなくて、乳首にもまた愛撫が降ってくる。
ちゅっ……ちゅぷっ……くちゅん
くにゅっ、きゅむ……
「っはぁ……あっ……」
あっという間にまた煽られて麒臣君の事でいっぱいになる。
「起き上がれる?」
聞かれて背中から抱き起こされたので、自分でも体を起こした。
腰を抱えられて、あぐらをかいた麒臣君にまたがる姿勢にされる。
「腰落として自分から挿れて」
言葉が耳に染み込んで、自分から膝を曲げて腰を落とした。
尻たぶを掴まれて誘導され、ぐんとそそり立った麒臣君のちんこがみちみち穴をこじ開けて入っていく。
「んんっ……くはぁ……あぁっ」
「上手。ほら、自分でメスになっちゃうとこ当ててみて。」
「あっ……わかんなっ……」
「こうだよ。」
ごりっ
「んあぁあ゛っ……っあ゛あ゛あ゛!!」
麒臣君の手が僕の腰を掴んで揺らす。
そうすると、丁度亀頭が通るとこだった前立腺にぐりっとカリが当たってそこから強い快感が生まれる。
足の力が抜けて膝が崩れ、麒臣君の上に座り込むと一気に残りをぬちりと飲み込むことになった。
「んはっ……凄い。気持ちいいよ、麟太……」
髪を梳くように頭を撫でられて、それすらずくずくした気持ち良さが生まれる。
「へぁ……きおみくっ、うれしぃ……」
撫でている手にグリグリ頭を押し付けた。
「頑張って気持ちいいところ当ててみて。中で触ってってコリコリになってるとこ。」
「うんっ……ふっ……あ゛あ゛ぁっ!?」
麒臣君の肩に掴まりながら、腰を動かそうとしたけど出来なかった。
硬い先っぽや幹が、僕の中のメスになるシコリに擦れる。
するとビリビリした感覚が襲って中がきゅうっと締まった。
すぐに絶頂感が襲って来る。
自分が麒臣君のちんこを挿れただけでイっちゃうことをやっと思い出した。
「んあ゛あ゛あ゛あ゛っーー!」
「くっ……そろそろ大丈夫かと思ったけど、まだ駄目かぁ。イってる時中がぎゅうぎゅうおちんちん抱きしめちゃうとこ本当可愛い。」
余韻で呆然としてる僕の首に、麒臣君がちゅうちゅうキスをして来る。
まだ中が痙攣しているせいで、ずっと気持ちいい所に麒臣君が当たった。
「あっ……はぁっ……あぁ……」
「あれ?ちょっと耐えられるようになった?」
ぐりゅっ
「ひゃあ゛っ!いまだめぇ……ん゛ん゛ん゛っーーー」
急に麒臣君に下から突き上げられて、ギリギリで耐えていた体がまた果てる。
「だめかぁ。私は結構耐えられるようになったんだけどなぁ。」
「んはぁ……ごめ、なさっ……あ゛っ……」
また中の収縮で自分から性感帯をゾリゾリ嬲ってしまい絶頂が襲う。
声も出せないくらいになって震える背中を麒臣君の手がねっとり撫でた。
それも気持ちが良くて、また中が締まる。
「大丈夫だよ。少しづつ良くなってるから。」
「っあ……きおみくん……ありがと……んあぁっ……」
目尻に浮いた涙を舐めとりながら麒臣君が慰めてくれた。
ちゃんと自分で動けるようになって、麒臣君に喜んでもらわないと。
それで本妻になって種付けえっちしてもらうんだ。
「じゃあ、まずは私がイくまで頑張ろうね。」
「ふぁい……」
返事をしたはいいもののその後の麒臣くんは全く治らなくて、夜明け近くまでずっとイき続けることになった。
(前編おわり)
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↓めちゃくちゃ世話になっている。
B L ♂ U N I O N
B L ♂ U N I O N
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