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39, 死の呪い(エロ)
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傾向: 乳首責め、手コキ、兜合わせ、潮吹き
———-
「……はぁ、我慢できるかな。」
拒絶されたのを悲しく思いながらも、隣で話し始めようとした時、オージに抱き寄せられた。
そのまま体を持ち上げられて、ソファに横向きで座り直したオージの足の間に配置される。
そうそう、これこれ。と思いながらオージに寄りかかった。
体が小さくなったせいか、より包まれている感じがして安心する。
体の力を抜いてくったり体を預けた。
オージの肩に頭を乗せると、顔が視界に入った。
「オージ、ありがとう。やっぱ俺これ好き。」
笑いかけると、近いからオージが息を小さく飲んだのが分かった。
「ごめん、カナト。」
オージの手が俺の顎に触れてきて、そのままキスをされた。
それはオージが好きだと気付いてからの初めてのキスで、何だかとても甘い感じがして胸が苦しくなる。
唇が離れそうになったので、自分でオージの頬に手を置いて引き止めながらキスを続けた。
しばらく押しつけ合うだけのキスをした後、そっと顔を話す。
「ごめん、愛してる。ごめんなさい。」
オージが苦しそうに言った。
ああそうなんだ、嬉しいな、と、その意味を深く考える前に本能的にそう思った。
「俺も、オージのこと愛してる。」
誰かに愛してるだなんて言う日が来ると思わなかったけど、自然と言葉が出ていた。
それを聞いたオージの顔は言葉にするのは難しいものだった。
悲しんでいるのか、喜んでいるのか分からない顔。
「いっ……!」
突然胸に焼け付くような痛みが走って思わず声がでた。オージと俺の胸元から黒ずんだ光のような不思議なものが立ち上る。
オージも、痛そうに顔をゆがめた。
痛みはすぐに治まり、何ともなくなった。
シャツの前をあけて見てみようとしたところで、オージの方が背後から素早く俺のシャツのボタンに手をかける。慌てたように上からボタンをはずしていくと、胸の真ん中にコウモリが翼を広げたような複雑な文様の黒い痣が出来ているのが露わになった。
「これ、って……呪いが効いたってこと……?」
オージは答えなかったけど、その沈黙が答えだった。
俺と、オージが死んでしまう西の魔女の呪い。
「ごめん、俺がオージを好きになったから……。」
事態を理解する中で、じわじわ罪悪感が生まれてきた。
「カナト、それは違う。カナトは何も悪くない。こんな状況で最低かもしれないけど、僕、カナトが僕を好きになってくれて本当に嬉しいんだ。」
オージが泣きそうな顔で笑うのを見て、胸が苦しいくらいに締め付けられた。
「俺も、オージと両思いですごく嬉しい。」
背後にいるオージを見上げて笑えば、オージがまたキスをしてくれた。
今度は唇を合わせるだけじゃなくて、舌が歯の隙間から入り込んでくる。
上顎や舌を、オージの熱い舌が撫で上げるとゾクゾクした。
「っ……んんッ、あっ……はぁ」
普段のオージがする優しい扱いとはちょっと違う、激しく動いて口の中を暴れるキスに息がどんどん乱れていく。
息を整えたくても、オージが俺の顎を固定して上から被さるように口を重ねてくるから逃げることも出来ない。
オージの唾液がキスと一緒に流れ込んでくるのでこぼれないようにどうにか飲み込むけど、追いつかなくて口の端から流れていく感触がした。
口に集中していたら、俺の顎をつかんでいない方のオージの手が俺のおなかを撫でてきた。
さっき開いたシャツの隙間から手を差し込んで、肌を直にするすると撫でる。
くすぐったいような、痺れるような感じなのにそれが気持ちよくてもっとして欲しいと思った。
手がだんだんと上にあがっていって、呪いの痣を辿る。
オージがキスをやめててそこを辛そうに覗き込むのを、顔を無理やりこちらに向けて邪魔した。
「今は忘れよう?俺も忘れるから。」
そうしてキスを続けるように唇を合わせると、オージの手が痣から乳首に移動した。
自分ですらあまり触ることのない粒を、くにくにと指の先で捏ねられる。
そうするとこんなに気持ちいいのかというくらい、ジンジンとした感覚だ体を駈けた。
「あっ……はんっ、ふぁ……そこっ、やばっ」
自分の体だってことが信じられないくらいにオージがくれる刺激が気持ちいい。
いつのまにか乳首を弄る手が二つになって、背後から伸びてきた指先が同時に動く。
二つの手がくりくりカシカシと固くしこった乳首を刺激するのに、体が反応して背中を反った。
腰が揺れると後ろにいるオージの硬いものがごりっと押し当たるのがわかる。俺のも、ズボンの中で反応していてもう窮屈だった。
「こっち、触るよ……?」
オージが片手を俺の反応した股間に伸ばす。
前をくつろげて、シャツの裾を引き抜いた。
下着もずらすと俺のちんこが露出する。
完全に元気に上を向いて先走りが滲んでいた。
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「……はぁ、我慢できるかな。」
拒絶されたのを悲しく思いながらも、隣で話し始めようとした時、オージに抱き寄せられた。
そのまま体を持ち上げられて、ソファに横向きで座り直したオージの足の間に配置される。
そうそう、これこれ。と思いながらオージに寄りかかった。
体が小さくなったせいか、より包まれている感じがして安心する。
体の力を抜いてくったり体を預けた。
オージの肩に頭を乗せると、顔が視界に入った。
「オージ、ありがとう。やっぱ俺これ好き。」
笑いかけると、近いからオージが息を小さく飲んだのが分かった。
「ごめん、カナト。」
オージの手が俺の顎に触れてきて、そのままキスをされた。
それはオージが好きだと気付いてからの初めてのキスで、何だかとても甘い感じがして胸が苦しくなる。
唇が離れそうになったので、自分でオージの頬に手を置いて引き止めながらキスを続けた。
しばらく押しつけ合うだけのキスをした後、そっと顔を話す。
「ごめん、愛してる。ごめんなさい。」
オージが苦しそうに言った。
ああそうなんだ、嬉しいな、と、その意味を深く考える前に本能的にそう思った。
「俺も、オージのこと愛してる。」
誰かに愛してるだなんて言う日が来ると思わなかったけど、自然と言葉が出ていた。
それを聞いたオージの顔は言葉にするのは難しいものだった。
悲しんでいるのか、喜んでいるのか分からない顔。
「いっ……!」
突然胸に焼け付くような痛みが走って思わず声がでた。オージと俺の胸元から黒ずんだ光のような不思議なものが立ち上る。
オージも、痛そうに顔をゆがめた。
痛みはすぐに治まり、何ともなくなった。
シャツの前をあけて見てみようとしたところで、オージの方が背後から素早く俺のシャツのボタンに手をかける。慌てたように上からボタンをはずしていくと、胸の真ん中にコウモリが翼を広げたような複雑な文様の黒い痣が出来ているのが露わになった。
「これ、って……呪いが効いたってこと……?」
オージは答えなかったけど、その沈黙が答えだった。
俺と、オージが死んでしまう西の魔女の呪い。
「ごめん、俺がオージを好きになったから……。」
事態を理解する中で、じわじわ罪悪感が生まれてきた。
「カナト、それは違う。カナトは何も悪くない。こんな状況で最低かもしれないけど、僕、カナトが僕を好きになってくれて本当に嬉しいんだ。」
オージが泣きそうな顔で笑うのを見て、胸が苦しいくらいに締め付けられた。
「俺も、オージと両思いですごく嬉しい。」
背後にいるオージを見上げて笑えば、オージがまたキスをしてくれた。
今度は唇を合わせるだけじゃなくて、舌が歯の隙間から入り込んでくる。
上顎や舌を、オージの熱い舌が撫で上げるとゾクゾクした。
「っ……んんッ、あっ……はぁ」
普段のオージがする優しい扱いとはちょっと違う、激しく動いて口の中を暴れるキスに息がどんどん乱れていく。
息を整えたくても、オージが俺の顎を固定して上から被さるように口を重ねてくるから逃げることも出来ない。
オージの唾液がキスと一緒に流れ込んでくるのでこぼれないようにどうにか飲み込むけど、追いつかなくて口の端から流れていく感触がした。
口に集中していたら、俺の顎をつかんでいない方のオージの手が俺のおなかを撫でてきた。
さっき開いたシャツの隙間から手を差し込んで、肌を直にするすると撫でる。
くすぐったいような、痺れるような感じなのにそれが気持ちよくてもっとして欲しいと思った。
手がだんだんと上にあがっていって、呪いの痣を辿る。
オージがキスをやめててそこを辛そうに覗き込むのを、顔を無理やりこちらに向けて邪魔した。
「今は忘れよう?俺も忘れるから。」
そうしてキスを続けるように唇を合わせると、オージの手が痣から乳首に移動した。
自分ですらあまり触ることのない粒を、くにくにと指の先で捏ねられる。
そうするとこんなに気持ちいいのかというくらい、ジンジンとした感覚だ体を駈けた。
「あっ……はんっ、ふぁ……そこっ、やばっ」
自分の体だってことが信じられないくらいにオージがくれる刺激が気持ちいい。
いつのまにか乳首を弄る手が二つになって、背後から伸びてきた指先が同時に動く。
二つの手がくりくりカシカシと固くしこった乳首を刺激するのに、体が反応して背中を反った。
腰が揺れると後ろにいるオージの硬いものがごりっと押し当たるのがわかる。俺のも、ズボンの中で反応していてもう窮屈だった。
「こっち、触るよ……?」
オージが片手を俺の反応した股間に伸ばす。
前をくつろげて、シャツの裾を引き抜いた。
下着もずらすと俺のちんこが露出する。
完全に元気に上を向いて先走りが滲んでいた。
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