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こす、こす、こす、くりくり、くりっ
「ふっ……あぁ……はひっ……あっ……」
結局レイモンドの私の胸に対する並々ならない執着に根負けして、私は奴に乳首をいじらせてやることにした。
悔しいから気持ちいいとは絶対言わないと決めてる。
我慢していればそのうち飽きるだろう。
そうたかをくくったのは大分前の話で、それからレイモンドは延々と後ろから抱きついたまま私の乳首をいじり倒している。
ちゅうっ、と何度目かわからない強く吸い上げるキスをうなじにされて、同時にきゅむっと二つの突起を絞られる。
「ひゃあっ……」
もう我慢できない快感がまた胸にピリッと走って仰け反るとキスされたところをベロっと舐められて肌が泡立つ。
鋭い快感の波が去ると今度は指の腹でクルクルと先端を擦られてもどかしい性感を感じさせられ続けた。
摘まれるのとはまたちがったたまらなさがある。
なりふり構わず喘ぎ散らしたくなる衝動をぐっと堪えた。
「はあっ、……あっ、も、やめ……」
涙で視界がぼやけ、開いた口から垂れたよだれが枕に染み込む。
弄られすぎた突起は真っ赤に充血して乳輪も境目が分かるくらいプックリ腫れてしまった。
全然触ってない性器はビンビンに勃起していて、快感を逃そうと足をばたつかせるたびに先走りで濡れた下着がぺたりと砲身に貼り付くのを感じた。
「どう、まだ気持ちよくない?」
耳元の声に無心で首を縦に降る。
もうバレバレだろうし素直に認めてしまえばいいのかもしれないが、この私が奴に乳首を好きなように弄ばれて気持ちいいなんて喚いていいわけない。
感じて下さいお願いしますと言われるならともかくだ。
「そう、じゃあもう少し頑張ろうね。」
くりくり、くりくり、くりくり
「んはぁ……あっ。やらぁ、くりくり、するなぁ……」
「ごめんね。気持ちよくなるまで我慢して。」
くりっ、こすこすっ
「ひゃぁっ、はぁっ、きしゃま、もっ、わかってりゅ……んんっだろぉ……」
もう十分気持ちいい。気持ち良すぎて辛い。
自分の体が作りかえられてしまったみたいだ。
「んー、エドが言ってくれないと、分かんないな」
ふざけるな、と言おうとしてズクンと今までにないものがせり上がってくる感覚に息を飲んだ。
今まで溜め込まされた快感が決壊に向かう感覚。
絶対に乳首でなっちゃいけない感覚だ。
くにゅくにゅ、こしゅこしゅ
「あ……なに?……あっ……?」
奴は相変わらず同じリズムで先端を擦り続ける。
こすこすこす、こすこすこす
感覚がどんどん迫ってきた。だめだ。これは来ちゃダメなやつだ。
もうなりふり構ってられない。
「まって!もうしゃわるなっ!きもちひぃ、乳首こすこすされて気持ちいいからっ、らめっ、とめろぉ……ダメなやつくるっ……ん゛あ゛っ…あ゛あ゛ンっ……!!」
あと一歩間に合わず、ゆっくりと全身を飲み込む絶頂感に襲われた。
全く触れていない性器からビュクっと射精する感覚以上に、胸からじんわりと身体中に広がっていく深い快感の方が強くて訳が分からなくなる。
体を丸めてピクピク痙攣している間もずっとレイモンドが優しく乳首全体をさすってきて余韻が中々引いていかない。
「はーっ、はーっ」
イってる間止まっていた呼吸をようやく再開して空気を取り込む。
「はあっ、エドかわいい。乳首気持ちいいって言いながら乳首でイっちゃったね。」
丸まった背中に被さるように背後から抱きしめてきたレイモンドが吐き出すように言う。
屈辱で体が震えた。
余韻で痙攣してるわけじゃ決してない。
「ふっ……あぁ……はひっ……あっ……」
結局レイモンドの私の胸に対する並々ならない執着に根負けして、私は奴に乳首をいじらせてやることにした。
悔しいから気持ちいいとは絶対言わないと決めてる。
我慢していればそのうち飽きるだろう。
そうたかをくくったのは大分前の話で、それからレイモンドは延々と後ろから抱きついたまま私の乳首をいじり倒している。
ちゅうっ、と何度目かわからない強く吸い上げるキスをうなじにされて、同時にきゅむっと二つの突起を絞られる。
「ひゃあっ……」
もう我慢できない快感がまた胸にピリッと走って仰け反るとキスされたところをベロっと舐められて肌が泡立つ。
鋭い快感の波が去ると今度は指の腹でクルクルと先端を擦られてもどかしい性感を感じさせられ続けた。
摘まれるのとはまたちがったたまらなさがある。
なりふり構わず喘ぎ散らしたくなる衝動をぐっと堪えた。
「はあっ、……あっ、も、やめ……」
涙で視界がぼやけ、開いた口から垂れたよだれが枕に染み込む。
弄られすぎた突起は真っ赤に充血して乳輪も境目が分かるくらいプックリ腫れてしまった。
全然触ってない性器はビンビンに勃起していて、快感を逃そうと足をばたつかせるたびに先走りで濡れた下着がぺたりと砲身に貼り付くのを感じた。
「どう、まだ気持ちよくない?」
耳元の声に無心で首を縦に降る。
もうバレバレだろうし素直に認めてしまえばいいのかもしれないが、この私が奴に乳首を好きなように弄ばれて気持ちいいなんて喚いていいわけない。
感じて下さいお願いしますと言われるならともかくだ。
「そう、じゃあもう少し頑張ろうね。」
くりくり、くりくり、くりくり
「んはぁ……あっ。やらぁ、くりくり、するなぁ……」
「ごめんね。気持ちよくなるまで我慢して。」
くりっ、こすこすっ
「ひゃぁっ、はぁっ、きしゃま、もっ、わかってりゅ……んんっだろぉ……」
もう十分気持ちいい。気持ち良すぎて辛い。
自分の体が作りかえられてしまったみたいだ。
「んー、エドが言ってくれないと、分かんないな」
ふざけるな、と言おうとしてズクンと今までにないものがせり上がってくる感覚に息を飲んだ。
今まで溜め込まされた快感が決壊に向かう感覚。
絶対に乳首でなっちゃいけない感覚だ。
くにゅくにゅ、こしゅこしゅ
「あ……なに?……あっ……?」
奴は相変わらず同じリズムで先端を擦り続ける。
こすこすこす、こすこすこす
感覚がどんどん迫ってきた。だめだ。これは来ちゃダメなやつだ。
もうなりふり構ってられない。
「まって!もうしゃわるなっ!きもちひぃ、乳首こすこすされて気持ちいいからっ、らめっ、とめろぉ……ダメなやつくるっ……ん゛あ゛っ…あ゛あ゛ンっ……!!」
あと一歩間に合わず、ゆっくりと全身を飲み込む絶頂感に襲われた。
全く触れていない性器からビュクっと射精する感覚以上に、胸からじんわりと身体中に広がっていく深い快感の方が強くて訳が分からなくなる。
体を丸めてピクピク痙攣している間もずっとレイモンドが優しく乳首全体をさすってきて余韻が中々引いていかない。
「はーっ、はーっ」
イってる間止まっていた呼吸をようやく再開して空気を取り込む。
「はあっ、エドかわいい。乳首気持ちいいって言いながら乳首でイっちゃったね。」
丸まった背中に被さるように背後から抱きしめてきたレイモンドが吐き出すように言う。
屈辱で体が震えた。
余韻で痙攣してるわけじゃ決してない。
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