【R18/短編】僕はただの公爵令息様の取り巻きAなので!

ナイトウ

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7,(エロ)

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僕を脱がせた後で、ジョシュア様は自分も服を脱いだ。
柔らかい雰囲気の顔立ちとは対照的に体は引き締まっていて思ったよりゴツゴツしてる。
その綺麗な体を見て、ジョシュア様の完璧さを改めて思い知った。
下まで見ると、ジョシュアさまのそれもイメージと違ってすごくバキバキしていてちょっと怖い。

僕たちこれからやっぱりエッチするのだろうか。
男同士って、お尻を使うって事は町の酒場でお手伝いした時にお客さんの雑談で聞いたことがある。
僕のをジョシュアさまのお尻に入れるなんて滅相もない話だから、僕がアレを入れてもらうんだろうけど……。

脱ぎ終わったジョシュア様が近づいてくる。思わず少し身構えてしまった。

そんな僕を、ジョシュア様がぎゆっと抱きしめる。なめらかな肌の感触と温度が心地よかった。

僕も抱きつき返していいのかななんて迷っていると、ジョシュア様が離れていった。少し残念に思ってしまう。

「ちょっといきなり進めすぎちゃったかな。ごめんね。今日はもう止めておこうか。」

そう言ってジョシュア様は僕の頭を撫でた。その撫で方がすごく優しくて胸がキュウっとなる。

馬車で膝に乗せられた時もこうだった。
最初は断っても強引に乗せられたけど、僕が泣いたらもう一切されなくなった。
僕はジョシュア様のそういう優しいところが好きだ。
でも、だからこそ今終わりにしたらもう僕に触れてくれなくなるんじゃないか。

それは嫌だ。

「だ、大丈夫です。続けてください。ジョシュア様。」

「でも、怖いんだよね?無理しなくていいよ、ディー。」

「平気です。大丈夫ですから。」

「うーん……」

まだ渋るジョシュア様をどうにか説得できないか考える。

「あの、僕、お兄ちゃんとエッチしたいです。……お兄ちゃんの、お、おちんちん、僕に……い、挿れてください。」

恥ずかしさを押し殺し、自分の膝裏を抱えてジョシュア様に自分の股間を見せた。とんでもなくはしたない事をしていると思うと火が出そうなくらい顔が熱くなってくる。

僕がそうした直後、またジョシュア様に抱きしめられた。
さっきと違って飛びつくというか、がっつくというか、ちょっと乱暴な感じ。

「はぁ、はぁ、可愛いよディー、可愛すぎる。おちんちん欲しいの?いやらしいディーを見てビキビキになったお兄ちゃんのおちんちん、ディーの可愛いアナルにハメハメして欲しいの?」

言いながら僕の性器やおなかに自分のをゴリゴリ擦り付けてくる。

どうやらその気になってくれたようだ。
発言はおかしいけど、ちょっとジョシュア様の扱い方がわかったかも。
しかも、こんな風に言っちゃいけないかもしれないけど、あれだな。なんか……チョロい?

「は、はい、ハメハメ、してください……んっ」

ジョシュア様が勢いよくキスしてきた。
ぐちゅぐちゅ音がするくらい舌を僕の口の中で暴れさせてくる。同時に、今まで触ってもらえなかった僕の性器を握り込んできた。
さっき吐き出したもので濡れたそこを、じゅぷじゅぷ扱いてくる。
イったばかりで敏感になってるので、擦られるとすぐに気持ちよくて勃起してきた。

幹を絶妙な力加減で擦り上げたり、さきっぽの亀頭や鈴口を重点的に捏ねたり、奥の玉の方をやわやわ揉んだりされてすぐにまた絶頂感が襲ってくる。

「んはぁ……ジョシュア様っ、あぁっ、そんな、されたらぁ……っああ゛あ゛ンッ」

びゅくびゅくっ、ぴゅっ

性急に責め立てられて、あっけなく2回目の吐精をしてしまった。
ジョシュア様が腹に散ったそれを指で掬い取り、その手でお尻の奥の方に触れてくる。

「あっ……」

自分の精液をお尻の穴に塗り付けられている事に恥ずかしさを覚えた。
けど、抵抗したらまた止められてしまうから弄りやすいように股を出来るだけ開く。
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