5 / 6
5,(エロ)
しおりを挟む今のは中々性奴隷ポイント高かったんじゃ無いだろうか。
そう思い軽く咳き込みながらも若干どや?という心持ちでスバル君を見上げる。
そうしたらスバル君はいつもの何考えてるのかよく分からない表情で僕の腕を引っ張ってベッドに引き上げた。
仰向けに寝かされて馬乗りに乗っかられる。
僕に乗っかったスバル君はシャツを脱ぐと、そのシャツで雑に僕の汚れた顔を拭った。
「何?あんた慣れてんの?」
憮然とした感じで聞いてくる。
いや、エアプだよ。
そして割りかし必死だよ。
でもそれを言うのはどうなんだろう。
けど嘘つくのもどうなんだろう。
「あー、まあ。気にせず続けていいよ。」
僕は曖昧にぼかした。何せざまぁ回避が掛かってるので下手に返してその気を無くされても困る。
慣れてる方が楽と思うか、中古は嫌と思うか分かんないし。
「相手誰?仲間の誰か?」
ちょっと不機嫌な感じが滲み出てきた。
どうやら中古は嫌派だったようです。
「えっと、お店の女の子とか。自分がするのは初めてだよ。」
嘘では無い。画面の向こうのお店の女の子だけど。
「へぇ。」
スバル君は棘を残した返事の後、僕のシャツのボタンを外し始めた。
まだ続ける気があると分かり、自分で袖から腕を抜いたり背中を浮かせたりして脱がせて貰う。
下も、乗っかられてるから自分からは脱げなかったけどスバル君が脱がせやすいようにズボンを下ろす時に腰を浮かせた。
すっかりマッパになった僕を、じっとスバル君が見つめてくる。
ちょっと居心地が悪い。
スバル君の手が僕の脇腹をすぅっと撫でた。
「んっ……」
弱いところなので思わず体が強張る。
「本当にいいの?今なら止めてやるけど。」
「だ、大丈夫。」
「何でそこまですんの?俺がいなくて大変なのが嫌なら自分だけクエスト行かなきゃ済む話じゃん。」
「だって僕は良くても他の人が危ない目に遭うし……」
前世では思い通りの人生じゃなくて燻ってた僕だけど、この世界に生まれ変わって今度こそって思って生きてきた。
結局今も僕は大した存在にはなれてないけど、でも頑張ってたから僕を認めてくれる仲間が出来たんだ。
「スバル君はさ、こんなに強くていい人なんだから、こうなる前にもっと勇者たちと別の関わり方が出来たんじゃないの?」
僕は追放モノのなろう主人公になんて身もふたもないことを言ってるんだろう。
なろうはこれでいいんだ。
分かりやすくイージーでストレスフリー。
だってそういう娯楽だもの。
でもどうして、スバル君がそれに巻き込まれなきゃいけないんだろう。
「生意気なんだよ。奴隷のくせに。」
「あ、ご、ごめ……あぁっ」
スバル君の手が僕の胸に触れて、少し出っぱった乳首を摘んだ。
それだけでジンっとする切ない感覚がそこから生まれる。
きゅっ、くりくりっくにっくにっ
「んぁっ……はぁ、ああぁっ、あ、あぁンッ」
何だこれ。気持ちいい。
乳首って触られるとこんなに気持ちいいの?それともこんな所までスバル君の主人公補正が効いてるのか。
やっぱりここノ○ターンだろ。
片方の乳首を執拗に弄られてどんどん体が熱くなってくる。
「乳首触られて感じてるの?店の女に開発させた?」
ぎゅっ
「いっ……んんっ」
痛いくらいの強さで抓られても、痛いだけじゃ無い感覚がする。
「ほら、どうなんだよ。」
ぢゅぅっ
空いた方の粒に、スバル君が強く吸い付く。
「ひゃあぁっ!ちがっ、すばるくっが、触るから……」
柔らかい粘膜で撫でられて、吸われて、絶妙な強さで甘噛みされる。
指でいじられるのとまた違った刺激で、どんどん気持ち良くなってきた。
ちゅぱっ、ぢゅぢゅっ、くりくりくり
「あっ、ああぁ……んひぃっ……ひぁっ、あっ!」
両方の乳首を嬲りながら、残った手が僕の性器に触れてきた。
もう痛いくらい勃ってるのは分かってたけど、ぐちゅ、っと音がして相当先走りも垂れ流していたと気付く。
くちゅっ、ぐちっぐちっぐちっ
握り込まれて大きく扱かれると、直接的な快感が頭を突き抜けた。
乳首への刺激も続いていて、どんどん体に気持ちよさが溜まっていく。
「ああっ、あんっ……ふぁ、っああぁ、あっ……あンッ」
くにくにくに、ぐしゅ、ぐしゅ、
「はぁ……奴隷なんだから、イく時は『イかせてください』って言えよ。」
スバル君が少し口を離して言った後、すぐにまた僕の乳首をしゃぶり立てる。
「あっ、だめぇ、イっちゃ……もっ、ちんこぉ……とめ、てぇ……」
「ダメ。何て言うの?」
ぐちりとスバル君の指が震える僕の亀頭の先、鈴口にめり込んだ。
「ひぅっ……ぁ、イ、イかせて、くらさっ……」
「いいぜ。俺にちんぽ扱かれてイけよ。」
ぐちぐちぐちぐちぃ!
「ああ゛あ゛っ!イっぐぅぅ……っ!あ゛あ゛っ、あああ゛っ!!」
ぴゅるるっびゅくっ
腰が震えて、開放感で頭が真っ白になる。
イってる最中も噴き出てるものを搾り取るように竿を扱かれて快感に意識が遠のきそうになる。
「……今からブチ犯すから、性奴隷らしく四つん這いになって穴出して。」
まだ余韻でぼんやりしてる所に耳元で囁くように言われて、ブルッと背中が震えたけど体を起こして犬みたいに手足を突っ張った。
30
お気に入りに追加
310
あなたにおすすめの小説
中華マフィア若頭の寵愛が重すぎて頭を抱えています
橋本しら子
BL
あの時、あの場所に近づかなければ、変わらない日常の中にいることができたのかもしれない。居酒屋でアルバイトをしながら学費を稼ぐ苦学生の桃瀬朱兎(ももせあやと)は、バイト終わりに自宅近くの裏路地で怪我をしていた一人の男を助けた。その男こそ、朱龍会日本支部を取り仕切っている中華マフィアの若頭【鼬瓏(ゆうろん)】その人。彼に関わったことから事件に巻き込まれてしまい、気づけば闇オークションで人身売買に掛けられていた。偶然居合わせた鼬瓏に買われたことにより普通の日常から一変、非日常へ身を置くことになってしまったが……
想像していたような酷い扱いなどなく、ただ鼬瓏に甘やかされながら何時も通りの生活を送っていた。
※付きのお話は18指定になります。ご注意ください。
更新は不定期です。

アルファな俺が最推しを救う話〜どうして俺が受けなんだ?!〜
車不
BL
5歳の誕生日に階段から落ちて頭を打った主人公は、自身がオメガバースの世界を舞台にしたBLゲームに転生したことに気づく。「よりにもよってレオンハルトに転生なんて…悪役じゃねぇか!!待てよ、もしかしたらゲームで死んだ最推しの異母兄を助けられるかもしれない…」これは第二の性により人々の人生や生活が左右される世界に疑問を持った主人公が、最推しの死を阻止するために奮闘する物語である。


ヤバい薬、飲んじゃいました。
はちのす
BL
変な薬を飲んだら、皆が俺に惚れてしまった?!迫る無数の手を回避しながら元に戻るまで奮闘する話********イケメン(複数)×平凡※性描写は予告なく入ります。
作者の頭がおかしい短編です。IQを2にしてお読み下さい。
※色々すっ飛ばしてイチャイチャさせたかったが為の産物です。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…
月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた…
転生したと気づいてそう思った。
今世は周りの人も優しく友達もできた。
それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。
前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。
前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。
しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。
俺はこの幸せをなくならせたくない。
そう思っていた…

執着男に勤務先を特定された上に、なんなら後輩として入社して来られちゃった
パイ生地製作委員会
BL
【登場人物】
陰原 月夜(カゲハラ ツキヤ):受け
社会人として気丈に頑張っているが、恋愛面に関しては後ろ暗い過去を持つ。晴陽とは過去に高校で出会い、恋に落ちて付き合っていた。しかし、晴陽からの度重なる縛り付けが苦しくなり、大学入学を機に逃げ、遠距離を理由に自然消滅で晴陽と別れた。
太陽 晴陽(タイヨウ ハルヒ):攻め
明るく元気な性格で、周囲からの人気が高い。しかしその実、月夜との関係を大切にするあまり、執着してしまう面もある。大学卒業後、月夜と同じ会社に入社した。
【あらすじ】
晴陽と月夜は、高校時代に出会い、互いに深い愛情を育んだ。しかし、海が大学進学のため遠くに引っ越すことになり、二人の間には別れが訪れた。遠距離恋愛は困難を伴い、やがて二人は別れることを決断した。
それから数年後、月夜は大学を卒業し、有名企業に就職した。ある日、偶然の再会があった。晴陽が新入社員として月夜の勤務先を訪れ、再び二人の心は交わる。時間が経ち、お互いが成長し変わったことを認識しながらも、彼らの愛は再燃する。しかし、遠距離恋愛の過去の痛みが未だに彼らの心に影を落としていた。
更新報告用のX(Twitter)をフォローすると作品更新に早く気づけて便利です
X(旧Twitter): https://twitter.com/piedough_bl
制作秘話ブログ: https://piedough.fanbox.cc/
メッセージもらえると泣いて喜びます:https://marshmallow-qa.com/8wk9xo87onpix02?t=dlOeZc&utm_medium=url_text&utm_source=promotion
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる