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胸を張る俺。
その場がシンと静まり返った。
その静寂に頭が冷静になる。
俺とんでもない事暴露したかもしんない。
「そ、そうか……性欲……。」
勇者様の顔が鍛錬の後みたいに紅潮していく。怒らせたかもしんない。
「あのっ!違うんです。その……体目当てとかじゃなくて、そりゃ勇者様の体はもう本当にエッチで、じゃなくて、えっと……エッチですけど、そんな悲しい理由でこの村に来たのに国のいざという時の為に鍛錬してるんだろうなとか、俺がやるって言ってる仕事一緒にしてくれたり、太い眉毛がハの字になると優しい顔になる所とか、そういう勇者様の事が俺は凄く好きで……その……全部好きです!性的に!」
怒りを治めようと言葉を続けるけど、勇者様の顔はますます赤くなっていく。
ダメだこれ。怒られるぞ。
「すまない。私はずっと魔王を倒すことだけ考えて生きて来たから、こういう時に何と答えたらいいかわからないんだ。」
勇者様が口元を押さえながら自信なさげに言った。
何これ可愛い。舐めたい。
なんてばかばか。困らせてるんだぞ。俺のせいで。
「いいんです。俺が勝手に想ってるだけで。あの、たまにやってる事気持ち悪いなって自分でも思うし……」
「いや、気持ち悪くはない。それに凄く嬉しい。多分、私も同じだ。」
「へ?」
「私もケイナスの事は凄く、え、エッチだと思う。君が毎日走って家に来てくれると心が温かくなる。ご飯を食べる姿はいつまでも見ていられる。私がどんな人間でも真っ直ぐ見つめてくる瞳が、全部好きだ。……性的に。」
言うことわかんないからって俺のめちゃくちゃな告白を真似て告白して来た勇者様に、顔にぶわっと血液が昇るのがわかった。
きっと今の俺の顔は勇者様以上に真っ赤だろう。
「あのっ、本当に大丈夫ですか?俺の好きは、鍛錬して汗かいてる勇者様の体舐めたいって意味の好きですよ!?」
世界を救った英雄である勇者様が、片田舎の村人である俺を好きだと言うのが信じられなくてまたしなくていい暴露をしてしまう。
「私も、掃除の時ケイナスが床に這ってこちらに向けた尻に噛みつきたいと思う意味の好きだ。」
そ、それは確かに同じ好きだな……うん。
噛みつきたいのか……いいけど。
真っ直ぐ俺を見つめてくる勇者様の顔がゆっくり大きくなる。
思わず目を瞑った直後に唇に柔らかいものが押し当てられて抱き寄せられる。
座っていたクッションから体が浮いて勇者様に体を預ける形になった。
太く発達した首に腕を回してより深いキスを繰り返す。
勇者様の裸を見た時みたいによだれが次々溢れてくるのを、入ってきた熱い舌が次々舐め取っていった。
抱きかかえられたままキスを続けていると体が浮いて運ばれ、隣の部屋にある勇者様のベッドに丁寧に寝かされる。
上から被さってきた勇者様が、ゴツゴツした大きな手で俺の頬を撫でた。
「いいか?正直、君に大分負担を掛けてしまうと思う。」
目を覗き込むようにして聞かれて胸が締め付けられる。さっきから心臓がバクバク暴れまくってるのに、今縮こまったら反動で止まるんじゃないか。
「大丈夫。もし俺が止めてって言っても、止めなくていい、です。」
俺の返事を聞いた勇者様がふっと目を細めて笑う。
あ、今心臓止まったわ。
その場がシンと静まり返った。
その静寂に頭が冷静になる。
俺とんでもない事暴露したかもしんない。
「そ、そうか……性欲……。」
勇者様の顔が鍛錬の後みたいに紅潮していく。怒らせたかもしんない。
「あのっ!違うんです。その……体目当てとかじゃなくて、そりゃ勇者様の体はもう本当にエッチで、じゃなくて、えっと……エッチですけど、そんな悲しい理由でこの村に来たのに国のいざという時の為に鍛錬してるんだろうなとか、俺がやるって言ってる仕事一緒にしてくれたり、太い眉毛がハの字になると優しい顔になる所とか、そういう勇者様の事が俺は凄く好きで……その……全部好きです!性的に!」
怒りを治めようと言葉を続けるけど、勇者様の顔はますます赤くなっていく。
ダメだこれ。怒られるぞ。
「すまない。私はずっと魔王を倒すことだけ考えて生きて来たから、こういう時に何と答えたらいいかわからないんだ。」
勇者様が口元を押さえながら自信なさげに言った。
何これ可愛い。舐めたい。
なんてばかばか。困らせてるんだぞ。俺のせいで。
「いいんです。俺が勝手に想ってるだけで。あの、たまにやってる事気持ち悪いなって自分でも思うし……」
「いや、気持ち悪くはない。それに凄く嬉しい。多分、私も同じだ。」
「へ?」
「私もケイナスの事は凄く、え、エッチだと思う。君が毎日走って家に来てくれると心が温かくなる。ご飯を食べる姿はいつまでも見ていられる。私がどんな人間でも真っ直ぐ見つめてくる瞳が、全部好きだ。……性的に。」
言うことわかんないからって俺のめちゃくちゃな告白を真似て告白して来た勇者様に、顔にぶわっと血液が昇るのがわかった。
きっと今の俺の顔は勇者様以上に真っ赤だろう。
「あのっ、本当に大丈夫ですか?俺の好きは、鍛錬して汗かいてる勇者様の体舐めたいって意味の好きですよ!?」
世界を救った英雄である勇者様が、片田舎の村人である俺を好きだと言うのが信じられなくてまたしなくていい暴露をしてしまう。
「私も、掃除の時ケイナスが床に這ってこちらに向けた尻に噛みつきたいと思う意味の好きだ。」
そ、それは確かに同じ好きだな……うん。
噛みつきたいのか……いいけど。
真っ直ぐ俺を見つめてくる勇者様の顔がゆっくり大きくなる。
思わず目を瞑った直後に唇に柔らかいものが押し当てられて抱き寄せられる。
座っていたクッションから体が浮いて勇者様に体を預ける形になった。
太く発達した首に腕を回してより深いキスを繰り返す。
勇者様の裸を見た時みたいによだれが次々溢れてくるのを、入ってきた熱い舌が次々舐め取っていった。
抱きかかえられたままキスを続けていると体が浮いて運ばれ、隣の部屋にある勇者様のベッドに丁寧に寝かされる。
上から被さってきた勇者様が、ゴツゴツした大きな手で俺の頬を撫でた。
「いいか?正直、君に大分負担を掛けてしまうと思う。」
目を覗き込むようにして聞かれて胸が締め付けられる。さっきから心臓がバクバク暴れまくってるのに、今縮こまったら反動で止まるんじゃないか。
「大丈夫。もし俺が止めてって言っても、止めなくていい、です。」
俺の返事を聞いた勇者様がふっと目を細めて笑う。
あ、今心臓止まったわ。
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↓めちゃくちゃ世話になっている。
B L ♂ U N I O N
B L ♂ U N I O N
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