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絶倫天然鬼畜勇者攻め、変態頑丈アホの子村人受け
※リクエストの絶倫勇者×アホの子村人です。
傾向: 甘々、前立腺責め、結腸責め、連続絶頂、イきっぱなし、振り出しに戻る
—————————————
高原の爽やかな風が朝露に濡れた下草を揺らしている。
それを蹴散らすように石ころが転がる坂道を今日も駆け上がった。
山肌にへばりつくように作られた俺の村の、さらに小高い丘の上、そこに建てられた小さな家が毎日の目的地だ。
「勇者様!おはようございますっ!」
家の前で木刀を素振りしている勇者様に元気よく声を掛けた。
構えた手が止まって凛々しい顔がこちらを向く。
勇者様はいつも訓練している時上半身が裸だ。
今日ももうそこそこ鍛錬したのだろう。
たくましくムクムク発達した筋肉にうっすらかいた汗がキラキラしていて、あと少しで朝露が霜になる季節なのでほこほこ湯気が上がっている。
少し濃い色の滑らかな肌が、勇者様が動くたびにムキムキと踊っていた。
あー触りたい。
というか、舐めたい。汗ごと舐め回したい。
「ケイナス、口元。」
「し、しゅみません、」
勇者様に指摘されて今日も手の甲でぐいぐい垂れたよだれを拭った。
「全く、そんな唾が溢れるほど力一杯走ってこなくていいと何度も言ってるのに。」
勇者様が太くて男らしい眉をハの字にして苦笑する。
「だ、だって俺は勇者様の召使いですからっ」
別に小さい頃から山岳を跳ね回って遊んできたからこれくらいどうって事ない。
でもこの生活を続けるために勇者様の勘違いを正すつもりはなかった。
俺は純粋に勇者様を慕う下働きの青年さ。
汗を拭う勇者様の姿をじっとり見つめる。
拭き終わったタオルをすかさず受け取った。
新鮮な体液に顔を埋めたい衝動を堪える。
それは後のお楽しみだ。
「あのっ、今日はちょっと遅くなってしまってすみません。朝の仕事が長引いて。すぐご飯作りますね!」
配達を生業としてる俺は毎朝村で取れた山羊乳を近隣の街まで届けている。
今日は同僚が急に体調不良で休んだ分まで配達することになったから時間がかかった。
「ああ、大丈夫だ。自分で作った。」
なんだって!?俺が遅かったばかりに!
「すみませんっ!俺の仕事なのに……」
「構わない。元々1人で暮らすつもりだ。給金も払ってないんだから。」
俺が勝手に召使いを名乗って勇者様の身の回りの世話をしてるんだから、そんなの当たり前だ。
それより、俺が作った食事を勇者様が食べる事は俺にとって実質勇者様とセックスしてるのと同じ事なので、その機会を一回でも失った事がショックだった。
「俺、今の仕事辞めます……」
俺を勇者様から遠ざけるような仕事なんて要らないのだ。
「……そんなに私の用意した食事を食べるのは嫌か?」
勇者様に聞かれる。
は?と顔を上げた。
「ケイナスの分も用意してある。いつも私の食べ残しをこっそり食べているだろう。その……そんなことしなくていいから、これからは一緒に食事しよう。君が遅い時は私が作るから。」
いや俺は勇者様の食べ残しの方が……
と思わず言いかけて、運動後の血色のいい顔で告げる勇者様の言葉におとなしく頷いた。
※リクエストの絶倫勇者×アホの子村人です。
傾向: 甘々、前立腺責め、結腸責め、連続絶頂、イきっぱなし、振り出しに戻る
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高原の爽やかな風が朝露に濡れた下草を揺らしている。
それを蹴散らすように石ころが転がる坂道を今日も駆け上がった。
山肌にへばりつくように作られた俺の村の、さらに小高い丘の上、そこに建てられた小さな家が毎日の目的地だ。
「勇者様!おはようございますっ!」
家の前で木刀を素振りしている勇者様に元気よく声を掛けた。
構えた手が止まって凛々しい顔がこちらを向く。
勇者様はいつも訓練している時上半身が裸だ。
今日ももうそこそこ鍛錬したのだろう。
たくましくムクムク発達した筋肉にうっすらかいた汗がキラキラしていて、あと少しで朝露が霜になる季節なのでほこほこ湯気が上がっている。
少し濃い色の滑らかな肌が、勇者様が動くたびにムキムキと踊っていた。
あー触りたい。
というか、舐めたい。汗ごと舐め回したい。
「ケイナス、口元。」
「し、しゅみません、」
勇者様に指摘されて今日も手の甲でぐいぐい垂れたよだれを拭った。
「全く、そんな唾が溢れるほど力一杯走ってこなくていいと何度も言ってるのに。」
勇者様が太くて男らしい眉をハの字にして苦笑する。
「だ、だって俺は勇者様の召使いですからっ」
別に小さい頃から山岳を跳ね回って遊んできたからこれくらいどうって事ない。
でもこの生活を続けるために勇者様の勘違いを正すつもりはなかった。
俺は純粋に勇者様を慕う下働きの青年さ。
汗を拭う勇者様の姿をじっとり見つめる。
拭き終わったタオルをすかさず受け取った。
新鮮な体液に顔を埋めたい衝動を堪える。
それは後のお楽しみだ。
「あのっ、今日はちょっと遅くなってしまってすみません。朝の仕事が長引いて。すぐご飯作りますね!」
配達を生業としてる俺は毎朝村で取れた山羊乳を近隣の街まで届けている。
今日は同僚が急に体調不良で休んだ分まで配達することになったから時間がかかった。
「ああ、大丈夫だ。自分で作った。」
なんだって!?俺が遅かったばかりに!
「すみませんっ!俺の仕事なのに……」
「構わない。元々1人で暮らすつもりだ。給金も払ってないんだから。」
俺が勝手に召使いを名乗って勇者様の身の回りの世話をしてるんだから、そんなの当たり前だ。
それより、俺が作った食事を勇者様が食べる事は俺にとって実質勇者様とセックスしてるのと同じ事なので、その機会を一回でも失った事がショックだった。
「俺、今の仕事辞めます……」
俺を勇者様から遠ざけるような仕事なんて要らないのだ。
「……そんなに私の用意した食事を食べるのは嫌か?」
勇者様に聞かれる。
は?と顔を上げた。
「ケイナスの分も用意してある。いつも私の食べ残しをこっそり食べているだろう。その……そんなことしなくていいから、これからは一緒に食事しよう。君が遅い時は私が作るから。」
いや俺は勇者様の食べ残しの方が……
と思わず言いかけて、運動後の血色のいい顔で告げる勇者様の言葉におとなしく頷いた。
28
↓めちゃくちゃ世話になっている。
B L ♂ U N I O N
B L ♂ U N I O N
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